小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」〜マンダラが圧巻でした!

2024-07-29 09:35:59 | Weblog
昨日は一昨日に引き続き、猛暑の中のお散歩。上野のトーハクで開催中の「神護寺―空海と真言密教のはじまり」展を見に行きました。
京都といえば人気の観光地ですが、神護寺はなかなか行ける場所ではありません。
この機を逃しては、と暑い中に出向きました。
神護寺は和気清麻呂が建立した高雄山寺を祖に、唐から帰った空海が活動の拠点にした寺だそうです。
空海が活動の拠点にしただけあって、真言密教に関わるものが数多くあり、中でも縦横4mあろうという国宝「高雄曼荼羅」は圧巻!
密教は仏教でありながらブッダを祖に置かない教えです。
宇宙の中心に大日如来を置き、そのまわりに様々な仏を配置したのが曼荼羅。
ブッダは、その様々仏の一部なんですね。
密教は言葉だけで伝えられれないものを、マンダラや護摩行などを通じて体感する教えだそうです。私にマンダラの本当の意味はわかりませんが、じっと眺めていると不思議な感覚におそわれてくることは確かです。
いわば宇宙の設計図とでも言いましょうか。

話題の展覧会ですが猛暑のためか、いつもの芋を洗うような平成館ではなく、寒いくらいの冷房も快適でした。
渋い展覧会ですが、オススメです!


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猛暑の中、三菱みなとみらい技術館に行き、中華街まで散歩をしました♬

2024-07-28 11:16:54 | Weblog
昨日は猛暑の中、久しぶりの横浜散歩に行ってきました。
みなとみらいにある「三菱みなとみらい技術館」の優待券があったことに加え、久しぶりの横浜散歩したかったからです。
三菱重工といえば、一部の市民団体が不買運動を呼びかけて話題になりましたね。
三菱重工で扱っている製品にはロケットとか、航空機、発電所などなので、不買運動がどう影響できるのかわかりませんが、それだけに興味深い展示でした。
ともかくも人間が人間たる営みをできるのはエネルギーのおかげ。
それをどう確保するのか、環境問題や戦争なども鑑みた上で、この会社がそれをどう考えているのか知らしめる展示で面白かったです。



展示を見終わったあとは、中華街まで暑い中をてくてく散歩。
横浜は東京より若干涼しいですね。
道路も広いし、海の開放感が素晴らしい!
大好きな街です。

敵地ハマスタを通過し(ふろむ元ベイスターズファン)、中華街玄武門へ。
四五六菜館に立ち寄り、一服。
点心と上海焼きそば、そしてビールで一休み。美味しい!

崎陽軒のシウマイと肉まんをお土産に買って帰路につきました。




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「空想旅行案内人 ジャン・ミシェル・フォロン展」行ってきました!〜微量の毒が魅力的な素晴らしい展覧会でした。

2024-07-26 10:43:27 | Weblog

すみません、2週間ぶりのブログ更新になります。
今年になって多忙のため(?)ブログの更新回数が減っていますが、ご了承いただければ幸いです。
さて、「空想旅行案内人 ジャン・ミシェル・フォロン展」に行ってきました。
素晴らしい展覧会でした。いや、東京ステーションギャラリー、良い企画をしますよね。
フォロンは美大生時代…いや、私が美術の道を志す前から好きな画家でしたが、一堂に介して見るのは初めてでした。
ただ、好きな画家と言っても積極的に見るわけではなく、美術雑誌などで見かけるたびに「いいな」と思うものの、それ以上は踏み込まなかった作家だったのです。
フォロンの絵をまとめて見るのは、これがはじめてで、最初に思っていた印象とだいぶ違うなという感じでした。

印象的だったのが、その二面性でした。
フォロンといえば、優しく美しい色彩に加え、繊細で迷いのない線ですが、一方で意外にダークサイドがある作品も多いことでしょうか。
特に環境問題、人種問題など、プロテストの意味を持つ絵にはそれが深かった感じです。
ピアニストのアンドラーシュ・シフさんが、毎朝「心をきれいにするために、バッハの平均律を弾く」とおっしゃっていました。元から、シフさんの心はきれいなんだと思いますが、それでも色々汚れたものが日常にあって、クリーンアップするのでしょうね。
絵を見る限り、フォロンの絵は元の心がきれいでないと描けません(違っていることもありますが)。
ところが環境問題や人種問題などは、決してきれいなことではない。
目を背けてはいけないことかもしれませんが、目を向けると厳しい現実がある。
フォロンの色彩や線が美しいだけに、そんなダークサイドが際立ったようにも見えました。
芸術は美しさだけでなく、時に毒も必要ですが、その微量の毒こそがフォロンの魅力なのかもしれません。
満足の展覧会、9月23日までやってます。
混む前にぜひご覧くださいませ。
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WHAT MUSEIUMで開催中の『感覚する構造〜法隆寺から宇宙まで』に行ってきました〜建築に興味ある人もない人も、ぜひ見て欲しい素晴らしい展覧会です!

2024-07-13 10:25:03 | Weblog
先週のことになりますが、天王洲アイルのWHAT MUSEIUMで開催中の『感覚する構造〜法隆寺から宇宙まで』という、建築模型の展覧会を見に行きました。
こちら、法隆寺五重の塔から東大寺大仏殿など、昔の日本の木造建築から、近代の建築模型を一堂に会するという展覧会でした。

コンピュータのない時代に造られた日本の古代建築模型には、もちろん驚かされましたが、意外に面白かったのが近代の建築模型です。

プログラムを読むと、建築家ではなK「構造家」と書かれており、模型も「構造模型」と書かれていますが、重力に対してどう建造物が耐えられるかということなんでしょうね。
建築はアートとしての一面を持つ一方、建造物としての耐久性が求められます。
日本のような地震大国であれば、それはなおさらで五重の塔の模型はスカイツリーの建造の参考にもなったというのですから驚きです。

▲こちらは福島のさざえ堂。
▼宇宙ステーションに向けた、折りたたみ構造も興味津々。

私の知識では詳らかに説明できませんが、多くの人に見て欲しい展覧会です。
先週の土曜、展覧会を見終わったあと凄まじい雷雨に見舞われましたが、かえって面白かったです。
説明ができるようになったら、また記事を書きたいですが無理だろうな…(笑)。
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銀座ヤマガタ・サンダンデロの、『アチャールくんカレー・ハーブ&スパイス フルコースの会』は好評のうちに無事閉会いたしました。

2024-07-08 09:29:27 | Weblog

先週の金曜日7月5日は、銀座ヤマガタ・サンダンデロで『アチャールくんカレー・ハーブ&スパイス フルコースの会』が開催されました。
今年の元旦に起きた能登地震の炊き出しで、奥田シェフにインスピレーションが降りてきて生まれたカレーに「アチャールくんカレー」という、私の作品キャラクターの名前をいただいたものです。
通販チャンネルでは、発売と同時に売り切れになる人気のカレーですが、この会は『ハーブ&スパイス フルコースの会』。
シェフまかせのメニューでしたから、当日まで私もどんな料理が出るのかわからなかったのですが、そこはさすが奥田政行シェフでした。


事前のトークの準備をおこたっていたためか、シェフにはさんざんいじられましたが、なんとか無事に会は美味しく楽しく終了。
お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!
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絵画教室で子どもが子どもを教える場面に出会い、ちょっと感激いたしました。

2024-07-04 10:03:45 | Weblog

ある日に絵を教えている時のこと。
苺ちゃんとミカンちゃんが、ちょっとしたことでもめていましたので注意しました。
注意されたミカンちゃん。
おやおや寝転んでしまいました。
寝転んでいるミカンちゃんを横目に、ほかの子もいるので、私は早々に実習をはじめました。
ミカンちゃんはゴロゴロと寝転んでいましたが、1時間ある実習時間、子どもが何もしないでガマンできるはずがありません。
15分くらいして、ほかの子の作業がすすんだところで、ようやくやる気を起こしてのそのそ出てきましたが、まだスネてる様子です。
ここは私が直接教えるより、ほかの子に頼んだ方がいいなと思い、隣にいた男の子に言いました。
「甘栗くん、ミカンちゃんに途中まで教えてあげて」
ところがマイペースな甘栗くん。自分の作業だけに集中したいのですね。

それを見ていた仲良しのアロエちゃん、言われないのにミカンちゃんに手取り足とり教えるはじめるではありませんか。
先生の言うことだと聞かなかったミカンちゃんですが、アロエちゃんの言うことだと聞くようです。
普段のアロエちゃんは作業も早く、飲み込みも早いのですが、なかなかおしゃまで生意気な子です。
いつもほかの男子をアゴで使い、「あなたは私の二番目の味方よ」とか言って家来にしているアロエちゃんですが、面倒見が良いのにびっくり。いいとこあるよね。
聞けばアロエちゃんの下には2人の弟と妹がいて、いつもその子たちの世話をしてるんだって。
上手に絵を描けるのも大切ですが、もっと良いものを 見らえて、ちょっと感激した次第です。
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赤坂のカーサ・クラシカで、藤井美帆らバイオリン、マリンバ、ピアノのコンサートを堪能しました!

2024-07-01 10:10:32 | Weblog
土曜日の赤坂カーサクラシカでトリオコンサートを楽しみました.

バイオリニストの藤井美帆さん、マリンバ奏者の黒田菜々花さん、ピアニストの村田彩歌さんのトリオですが、ピアノとバイオリンにマリンバが加わるという変わった編成です。

当然、この編成の楽譜などありませんから、黒田さん&村田さんオリジナルの編曲で、ピアソラ、サン=サーンス、映画音楽などのプログラムでした。


若い演奏家だけにスピード感ドライブ感抜群。
また、藤井美帆さんのサン=サーンス『白鳥』も情緒たっぷりで聞かせてくれました。
いや、若いって良いですね。

というか、コンサートを聴きながら自分もまだまだ、何かできるなという気持ちになってきました。
いや、若いモンには負けないぞというようなことでありませんよ(笑)。人生いつでも思った時が大切ということです。いや〜刺激をもらいましたね!

大満足のコンサートでしたが、次回はこのトリオでオール・ピアソラプログラムなどを期待したいです。



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7月5日(金)19:00〜銀座ヤマガタ・サンダンデロにおいて、アチャールくんカレー『ハーブ&スパイス フルコースの会』を開催します。

2024-06-24 09:04:22 | Weblog
いかんみかん。
油断していたら2週間以上、ブログアップが滞ってしまいました。
あまり間が空くと、何を書いて良いのやらわからなくなりますね。
そんなわけで、日が近づいてきたイベント…私が主催者のひとりとなっているヤマガタ・サンダンデロにおける「ハーブ&スパイス フルコースの会」のご案内を申し上げます。
 ヤマガタ・サンダンデロといえば、私のクライアントでもあるアル・ケッチァーノ奥田政行シェフの東京支店です。

能登地震の炊き出しで、奥田シェフにインスピレーションが降りてきて生まれたカレーに「アチャールくんカレー」という、私の作品キャラクターの名前をいただきました。

そんな魔法のカレーをシメに、シェフオリジナルの高級ハーブ&スパイス料理を
8〜10皿ほどお出しする予定です。
インスピレーションに満ちた、奥田シェフが切り拓く香りと食感の世界をご堪能できるかと存じます。

ご興味ある方は以下のアドレス、あるいはSNSにご連絡いただければ幸いです。
kogure@xf6.so-net.ne.jp
kogure-bon@ezweb.ne.jp


日時:2024年7月5日 18:30開場19:00スタート
会費;15,000円(税込・乾杯のドリンクつき)
場所:ヤマガタ・サンダンデロ 中央区銀座1-5-10 2F TEL:03-5250-1756


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広島カープ・大瀬良大地投手、ノーヒットノーラン達成おめでとうございます!

2024-06-08 09:16:08 | Weblog
昨日はヤマガタ・サンダンデロでイベントの会食。
その間に妻から「大瀬良、ノーヒットノーラン達成!」というLINEが入ってきました。やった!
元阪神ファンj、元横浜ファン。
広島出身の妻と結婚してからはカープファンという、私は節操のない人間ですが、今は同居している義母(もちろん生粋の広島人)と一緒に、家にいるときはカープを応援している毎日です。
銀座から帰宅してから、アップロードされてる試合やプロ野球ニュースを見ましたが、ノーヒットノーランなのに奪三振はたったの2つだったようです。
そういえば昨日の野間選手のタイムリーも、67イニングぶりのタイムリー。
よくそんなんで、リーグ1位になるなという感じですが、戦術というのは色々あるものですね。
そんなことで、ちょっと良い1日でした♬
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美術教育、世のためになるかもしれません

2024-06-07 09:39:21 | Weblog
いかん、いかん。
ブログを2週間もサボってしまいました。久しぶりの更新です。
子供を教えるようになってから、その準備やあれこれやらで、更新できずにいました。
「子供に教わることは多い」とか、「背負った子に教えられる」という言葉がありますが確かにそうですね。ブログに書こうと思っても、あまりに思うことが多い上に、子供についてはセンシティブなこともあるので、ブログ更新もままならずにいました。
主な年齢が小学校低学年ということもありますが、技術的なことはほとんど教えてません。
世間の人に話しを聞くと、意外に絵にコンプレックスを持っている人は少なくありません。そんな人たちからは、「私は絵はヘタで」「美術はよくわからないもので」という言葉をよく聞きます。
たぶん図画工作とか美術の授業で点数がよくなかったり、先生にほめられなかったりしたんでしょうね。
その点、学校の授業ではないので気楽に教えられて、その分お子さんも伸び伸びさせられるのは良いことだと思います。
普通の生活をする上で、絵が描ける描けないは、そんなに大したことじゃない…絵描きのくせに私はそう思って生きてきましたが、子供を教えるうちに考えが変わってきました。
先日、絵の具の色を混ぜるのに使い捨てコップを使ったところ、子どもたちは絵を描くより、絵の具を混ぜるほうに夢中になったのです。
いやいや、水に薄めた絵の具を紙に描いても、コップの色と同じにならないだろう!
そう思ったのですが、黄色や赤の絵の具を水で薄めると、オレンジジュースやリンゴジュースみたいな色になって実にきれいです。
絵として形にはならないかもしれませんが、黄色と赤を混ぜるときれいなオレンジになる、とか絵の具の種類を混ぜすぎると色が濁るということを、感覚的に理解してもらうためには、またとない機会です。
「好きなお洋服を選ぶときに、色の混ぜ方を思い出すといいよ」と言ったところ、親御さんから聞いたところ、本当にそうしてるみたいでびっくりしました。
そういえば最近、その子たちの着てるお洋服の色と、絵の色が似てきたようです。
なにがきれいか、そうでないか。
そういった審美眼は、この世のあらゆることに共通しますから、それを理解する上で美術教育はまたとないものかもしれません。
まあ、子どもが勝手に学ぶだけで、私は見てるだけなんですけどね(笑)。

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一週遅れの母の日は、虎ノ門ヒルズのイル・フリージオでオイル寿司をいただきました。

2024-05-23 09:52:25 | Weblog
先日の金曜日は、1週間遅れの母の日として、虎ノ門ヒルズのイル・フリージオでオイル寿司をいただきました。
オイル寿司といってピンとこない方も多いかと思いますが、こちらアル・ケッチァーノ奥田シェフがはじめた、塩とオイルで食べるお寿司です。
寿司に醤油とワサビは定番ですが、実はイカやタコなどは醤油を使わない方が美味しかったりします。
まあ味覚というのは、多分に習慣と好みなのですが、ざっくり言えばカルパッチョと寿司を組み合わせたものでしょうか。


奥田シェフのオイル寿司店として有名なのは、3月下旬にテレビでも紹介された銀座の織音寿司ですが、こちらは現在予約困難店になっています。
先のブログでも紹介したように、予約がとりやすくリーズナブルなのが、こちら虎ノ門ヒルズのイル・フリージオです。
一週間遅れの母の日、義母をこちらにご招待しました。
家ではよく手巻き寿司をいただくのですが、最近はこのオイル寿司の影響で、醤油とわさび以外に塩とオイルでよく食べます。
慣れもあってか、義母は至極満足されたご様子。

おまかせのコースは、マグロの串焼きやパスタも出てきて、身も心も大満足。
どうもご馳走様でした!



 
 
 


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7月5日(金)19:00〜銀座ヤマガタ・サンダンデロにおいて『神様がくれた奇跡のカレー〜アチャールくんカレーとスパイスフルコースの会』を開催します。

2024-05-20 12:02:43 | Weblog
10日ぶりのブログの更新になります。
今年の春になって、アル・ケッチァーノ奥田シェフによるカレーが誕生いたしました。マンガを読んでいただいてわかるように、今年の元旦に起こった能登地震の復興支援によって生まれたカレーです。
奥田シェフは東日本大震災をはじめ、大きな災害があるたびに私財を投じて被災者支援を行ってきました。被災だからこそ、美味しいものを食べてほしいという気持ちからですね。
そのカレー…私も試食させていただきましたが、これがまた素晴らしい!
バナナなどの果実の甘み酸味と、豆の食感がプラスアルファされた優しいお味で、それでいてスパイスの香りたつ今までにないカレーです。

今回、そのカレーに『アチャールくんカレー』という名をいただく光栄にあずかりました。いや、アチャールくん…持ってますね。
アチャールくんカレーは、3月にオープンした石川県白山イオンモールに『うどん&カレーのお店』としてデビューしました。7月以降にはレトルトカレーとしてもデビュー予定です。
さて、アチャールくんカレー完成を記念し、来たる7月5日(金)19:00より銀座一丁目ヤマガタ・サンダンデロにて『神様がくれた奇跡のカレー〜アチャールくんカレーとスパイスフルコースの会』を開催します。
奥田シェフによるスパイス料理のフルコースは、およそ10皿ほどを予定してお(15,000円税込)、シメにアチャールくんカレーが出させるという仕立てになっています。

どうぞみなさま、お楽しみに!

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映画『オッペンハイマー』見てきました〜とても1度見ただけでは何だかわかりませんが、すごい作品でした。

2024-05-10 10:41:30 | Weblog
昨日、わがマンションは給水ポンプの工事で朝から夕方まで断水、古い建物は何かとメンテナンスが大変です。
夕方に絵画教室の仕事が入っていたので、それまで時間の合う映画ということで、日比谷ミッドタウンのTOHOシネマズで 映画『オッペンハイマー』見てきました。
あのクリストファー・ノーラン監督作品で、オスカー7部門取得という話題作を、そんな時間かせぎに観ていいのかという感じだったのですが、この機会ということもあって劇場に足を運びましたが、さすがに見応え十分!
人間関係が複雑なためか、何度か睡魔がおそってきましたが、意外に3時間があっという間でした。
「原爆の悲惨さが描かれていない」という意見もあったそうですが、それは「時代劇なのに長谷川平蔵が出てこない」と批判するようなもの。むしろ「原爆を描くからには、悲惨さを描かなければいけない」というのは思考停止…いやいや、そんなこと言うたら怒られてしまうかしら(笑)。
映画はあえて米国サイドの視点から描かれているので、そのように思われて仕方ないかもしれません。クリストファー・ノーラン監督ですから、ハリウッド娯楽作品のような善と悪がわかりやすく描かれていません。
むしろノーラン監督の視点は、宇宙で行われている核分裂の力が、人の手に委ねられるとどうなるかという点にあると思いました。

原爆を作り出すのは、オッペンハイマーを中心とした科学者なのに、彼らに使い道の選択権はありません、決定権は政治家と軍人の手に委ねられています。
アメリカは原爆を完成させる前から、「戦争を終わらせるための兵器」を開発していたということ。原爆の標的が最初から日本だったわけでなかったことなど。
科学によって神の領域に近づいたエネルギー。
それを作り出した人、使う人の葛藤が交錯します。
それを演じるのがマット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr、ラミ・マレック、ケイシー・アフレックといった顔ぶれで、見てる時は誰だかわからないところがすごい。
とても一度見ただけで全部を把握できない作品ですが、あとからじわじわくる作品です。まだの方は、よく睡眠をとってご覧くださいませ。
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サントリー美術館で開催中の『名品ときたま迷品』展に行ってきました!

2024-05-07 09:52:28 | Weblog
連休後半こどもの日は、サントリー美術館で開催中の『名品ときたま迷品』展に行ってきました。
最近は文字通りの『迷品』を集めたマニアックな展覧会が多かったサントリー美術館ですが、今回は所蔵品を一堂に介した企画とあって、なかなか良い展示となりました。
▼地球儀かと思いきや、なんと蹴鞠の玉!

古今東西、スポーツのヒーローは人気だったようで、蹴鞠もそうだったようですね。
ポスターにもなっている作品です。
▼泰西王侯騎馬図屛風

一瞬、幕末の作品に見えますが桃山時代のものです。
何度も公開されてる作品ですが、何度見ても見応え十分です。

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連休後半初日は小石川植物園に初めて行きました!

2024-05-05 09:18:51 | Weblog
快晴の連休後半ですが、3日昭和の日は小石川植物園に行きました。
行ったような気になっていましたが、茗荷谷から遊歩道を歩いていく段階で、まったくの初めてだということを実感しました。広大な敷地にくらべ、小さな出入り口が一つだけあって、しかも入場料は500円。お印みたいなものですね。

小石川植物園の沿革は1684年、徳川幕府が小石川薬園を設けたのがはじまりだそうです。『赤ひげ』で有名な小石川養生所は享保7年、1722年に同地に創設ですから、いや歴史は古い。
入ると、そこかしこに巨木が立ち並んでいるのも納得です。

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