小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

都立高 4割余が地毛証明求める〜思考停止に罰することに腐心する人々、マスク警察も自粛警察もこれに同じです。

2021-02-28 10:21:00 | Weblog

都立高 4割余が地毛証明求める

もうマンガかと思うくらいの世界ですが、これってホントみたいですね。

私も都立高校出身でしたが、私服自由の高校だったので、もう理解不能です。
40年前に比べても、人権とか差別とか声高に言う時代なのに、言ってることとやってることが違うじゃないかと思うのですが、これは典型的な思考停止ですね。

思い出されるのは、藤沢周平が新井白石の生涯を描いた小説「市塵(しじん)」の中の一節です。

細かい言い回しは忘れてしまいましたが、“生類憐れみの令”を施行した徳川綱吉公について、「法を守らぬものを罰することに腐心し、それに重きを置いた人物」と評しています。
最近の研究では、綱吉公はそこまでしなかったそうですが、藤沢周平が評したことと、地毛証明を求める学校側、そして現在のマスク警察や自粛警察はまさに罰することに腐心した人たちと言えるでしょう。

ルールを守らぬものを罰したがる人たちに共通して言えることに「思考停止」があります。いわば勘違いをした正義のありようですね。

ルールそのものが正しいかどうかに疑問を抱かず、決めたことを「悪」と決めて一方的に断罪する人々と言いましょうか。
極端な例ですが、ナチスが起こしたユダヤ人大量虐殺は、こうした“勤勉な愚か者”が、右から左へと罪のない人間を裁いていったのですね。あ、すみません。愚か者は差別用語か(笑)?

また、「恐怖は生命維持の本能だから、コロナを恐れる人は当然のありよう」と言う人がいるようですが、それは問題のすり替えに思えます。

もちろん恐怖が生命維持の本能であることは間違いありません。
しかしながらコロナを不用意に恐れている人たちの中には、思考停止に科学的な根拠なしに「怖い」と思っている人が多いように思えます。

コロナが恐ろしく感じるのであれば、これから起こり得る経済の混乱だって恐ろしいはず。それを天秤にかけて考えるのが人としての思考力ですから、「恐怖は生命維持の本能」として正当化するのは、まさにすり替えにすぎません。
正しく恐れることをしない限りは、恐怖は混乱を巻き起こす元凶に過ぎません。

首都圏の首長たちも、そんな意味では本当に思考停止な恐怖に陥っているようですね。まあ、私も1票投じたクチですけど(苦笑)。

 

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カミュの「ペスト」、マンゾーニの「いいなずけ」など、文学に見るパンデミックと、現在のコロナ禍の違いを考えてみました。

2021-02-27 11:31:27 | Weblog

あと1週間ちょいで、この茶番の緊急事態宣言が解除されるようですね。
でも、解除されたあとも飲食店は9時までの要請とか、わけわからない解除なようです。

医師会の意見に政府が忖度しているのかわかりませんが、医学の話ではなく、政治の話になっていて、それなら経済の話を早くしろよと思うばかりです。

さて、昨年あたりから、カミュの「ペスト」がリバイバルでベストセラーになったそうで、映画でも、ここ1年余りは、パンデミックものが注目されてきているようですね。

「ペスト」は若い頃に読んだきりですが、さまざまなメッセージがありながら、意外にエンターテインメント性に優れた作品で、不条理の文学者カミュのイメージとは、だいぶ違うなと思った記憶があります。

小説と今のコロナ禍は共通点があるものの、ペストに比べて遥かに致死率の低いコロナの状況はだいぶ違う気がします(まあ、記憶もさだかでないのですが)。

小説はアルジェのオラン市という限られた場所が遮断される、舞台劇風の作りだった覚えがありますが、コロナは全世界に広まってしまったところは大きな違いですね。

文学では医者が大いに活躍しますが、コロナ禍では、医者がウソをつくところが違うところかな。もちろん全部の医者じゃありませんけど(笑)。

広まったけど、インドなどは治まってきてるそうで、いったいこれは何だったのか…文学のペストも、突然収束しますが、そうなってほしいものです。

マンゾーニの「いいなずけ」。
こちらも記憶が定かでないのですが、1630年頃ミラノを襲ったペストによるパンデミックが描かれていました。

マンゾーニは19世紀の人でしたから、見て書いたわけではありませんが、記述などを調べて書いたようで、パニックになる市民たちの様子は、現在のコロナ禍と一緒かな。ただ、ペストはヨーロッパの人口の三分の一を平らげてしまったこともあるくらいですから、これまたコロナ禍とは違いますね

ペストにかかった主人公が、あっさり治ってしまったのには、読んでいてびっくりしましたが、死んだ人ばかりではなかったのでしょう。

忘れてはならないパンデミックもの、小松左京の「復活の日」ですが、人類はもちろん、ほとんどの脊椎動物が死んでしまう設定でしたから、だいぶ違うかなという感じです。

個人的に一番、感覚的に納得できるのは、パンデミックものではない、トーマス・マンの「魔の山」です。

小説の後半だったか、「時間とは何か。それは一個の謎である」といった、時間の考察について記されています。

「魔の山」の舞台はスイスのベルスホークというサナトリウムですが、毎日、同じ単調な生活を過ごしていく患者は1年が、あっという間に過ぎ去ってしまいます。

「ここでは10年が1年と同じ感覚なんだ」(といったセリフだったかどうか)。

旅の時間は同じ10日でも、実際の生活より長く感じるといった、時間の感じ方について、マン独特の語り口で書かれていたのを記憶しています。

では、今のコロナ禍の1年。
あっという間に過ぎ去りながら、1年前が遠い昔に感じる不思議は、まさにマンの「魔の山」を想起するのです。

なんて、とりとめのないことを思い出してしまいましたが、早くこの騒ぎ、治まってくれないかな。

あ、治まってほしいと思うのは、病気よりもむしろ騒ぐ人のことですね。
コロナがなくなることはないと思いますが、騒ぐ人は、コロナが根絶されても騒ぎ続けると思うので、いい加減にしてくださいと思う今日この頃です。

 

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アチャールくん新刊、ようやく原稿が完成しました!〜本年は展覧会もやろうかと考えています。

2021-02-25 10:24:43 | Weblog

▲こちら、アチャール くん新刊の原稿です。

先週、ようやく「アチャール くん新刊」の原稿が完成しました。

20年前に出版された「インドの教え」 と、13年前に復刊した「インドのアチャールくん」の原稿を大幅に加筆&修正をした、文字通りリメイク版です。

写真で見た原稿の分量は多いのですが、使わない原稿も多く、実際には260ページくらいの本になるでしょうか。

これから長年組んできた編集の方と相談し、最後の詰めに入ります。

出版の時期は春先とも夏頃とも、まだ未定で、世の動きを見ながら発刊日を決める予定です。

合わせて本年は、秋口くらいに展覧会も開催したいと思っています。

こんな時期だからこそ攻めて行きたいもの。

ただ、ここ1年はマンガの原稿にかかりっきりで、肝心の絵画制作をまったくしていませんでした。そろそろ、そちらも始動しないといけませんね。

それでは、みなさま。
お楽しみに!

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カリフラワーより人気のブロッコリー〜されど、本当に旨いのはカリフラワーです!(あくまで個人的意見)

2021-02-24 12:01:17 | Weblog

▲こちら、御徒町のヴェジハーブ・サーガのゴービー65(シックスティ・ファイブ)。

ゴービーとはヒンディー語でカリフラワーのこと。
65はインドで縁起の良い数字だそうで、ベスン粉(ひよこ豆の粉 )で揚げたカリフラワーに、濃厚なスパイスだれをまぶした逸品です。

カリフラワーってずっと使い方がわからずにいたところ、目からウロコのこの料理。

ヴェジハーブ・サーガのゴービー65は絶品中の絶品なので、同じものはできませんが、タレはトマトケチャップとマヨネーズ、イエローマスタードをまぜて、オーロラソースを作れば、そこそこ近いものができます。

うちでは、これがカリフラワーの一番美味しい食べ方だと思っていたのですが、いやいや、まだ旨い食べ方がありました。

▼こちら、奥田シェフプロデュースのお店。東京駅内の「TO今日BAR(東京バル)」のバーニャカウダです。

ニンニクを使わず、ソースにカリフラワーを使った独特のソースが素晴らしい。

▼そして、こちらが奥田シェフの師匠にあたる日高良実シェフのお店、アクアパッツァの先付け。カリフラワーのスープとモッツァレラチーズのカラスミがけです!

おそらくはカリフラワーをブレンダーで崩して、なめらかにしたものをソースに混ぜるんでしょうね。

これも同じものは難しいですが、素人の私たちでも簡単にできるのが、一度茹でたものをグラタンのホワイトソースに混ぜるレシピ。

▼こちら拙宅の牡蠣のグラタン。余ったカリフラワーを混ぜただけですが、けっこうイケました♪

▼こちらも茹でたカリフラワーにクミンとカレー粉でオリーブオイルで炒めたもの。

カリフラワーとスパイスの相性は抜群!

▼こちらは茹でたカリフラワーのグリル。塩でいただきます。

▼そしてこちらがインド料理の直球、カリフラワーとジャガイモのカレー、アルゴビです。

そんなわけで、わが家ではびっくり屋の1房250円ほどの安いカリフラワー料理に凝っています。ブロッコリーよりクセがなくて使いやすく美味しいと思うのですが、まあこれは好みですね(笑)。

よかったらお試しくださいませ♪

 

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人を残して死ぬのが上〜「命は一番大切なもの」は、はたして本当に正しいことなのか?

2021-02-22 09:45:37 | Weblog

戦後しばらく経った私の世代からでしょうか、学校では「命は一番大切なもの」と教わってきました。

「命はかけがえのないもの」

「子供に命の大切を教えたい」

もちろん、それは間違いではないとは思います。
でも、人生折り返しをとっくに過ぎ、昔ならお釣りが来る年齢になった今、自分の命を含め、命は必ずしも一番大切なものではないように思えてきました。

世の中には命をかけて守ったり、通したりしなければいけないものがあることも確かです。

どの命もいずれは100%尽きてしまうのが、この世の常でありますゆえに。

「人の命は地球より重い」と、どこかの総理が言った言葉は、なんとむなしい世迷言でしょう。

その言葉を鵜呑みにした挙句が、このコロナ禍の中…。
子供や若者の自由を平気奪う一方で、自分たちに矛先が向けられると、「年寄りは死ねというのか」といった、自分本位の高齢者を作り出してしまったのが、戦後からの教育かもしれません。

もちろん、命を粗末にするなどもってのほかです。
自分を入れた人の命はもちろんですが、日々食事としていただく、ほかの生き物の命も同様ですね。

命は何よりも大切なものゆえ、使い方を考えなければいけない。最近、私はそんな風に思っています。

後藤新平翁の言った「人を残して死ぬのが上だ」というのは、そういうことではないでしょうか。

そうは言いつつ、私自身は好きなものを飲み食いしつつ、自分の命を大切にしておりますが(苦笑)。

そんなわけで、写真は「赤坂とだ」の素晴らしいコースです。

 

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花風社創立25周年動画の最終回〜金を残して死ぬのは下だ。事業を残して死ぬのは中だ。人を残して死ぬのが上だ。

2021-02-20 07:33:25 | Weblog

花風社創立25周年動画の最終回、昨日拝見致しました。

クローズドな動画だったので、内容については申し上げられませんが、私は7分という今までで一番短い動画を見ながら、後藤新平翁の言葉を思い出しました。

それは「よく聞け、金を残して死ぬのは下だ。事業を残して死ぬのは中だ。人を残して死ぬのが上だ」という、新平翁が最後に残した言葉です。

後藤新平は安政の幕末、現在の岩手県奥州市に生まれ、明治大正昭和に活躍した政治家であり医師でもあります。
台湾総統として、近代台湾の礎を築き、関東大震災の復興大臣として尽力を尽くした人として知られています。

新平翁、最後の言葉には続きがあって、「中と上もある程度、お金がないと為すことは出来ないが」と言ったとか、言わなかったとか(…どっちやねん?、って実際に言ったのですが)。

そんな意味でも花風社さんが行っていることは、まさしく「人を残す上」の事業です。

今まで、「一生治らない」「努力させてはいけない」と言われてきた、発達障害とレッテルを貼られた人たちを、どれほど納税者として生まれ変わらせてきたか。

その代表とも言える人が藤家寛子さんですね。

また、まだ自閉っ子ど真ん中だった藤家寛子さんと初めて東麻布で会った時には、ここまで自閉っ子から脱却し、バリバリの社会人になるとは想像もできませんでした。

コロナ禍の現在、ドラッグストア最前線で活躍している姿は、花風社読者の皆様もよく知ることでしょう。
私自身も大切な知り合いが、神田橋先生との関わりによって、同様に世の中に復帰したことも加えておきましょう。

加えて言うと、発達障害が治るためには、そのための情報が必要ですが、愛甲さんや栗本さん、南雲さん、廣木師範など、それぞれの特性に合った著者の発掘というのも、花風社25年に亘ってきた功績でしょうね。

浅見社長の言葉を借りれば、「1万%、無名だったおっさん」の栗本啓司さんを見出したわけですが、その栗本さんの講座によって大勢の人が治っていった…これはまさしく「人を残すのが上」を、そのまま行く功績に違いありません。

さて、手塚治虫先生のブラックジャックに、こんなセリフがありました。
「これだけは きみもキモにめいじておきたまえ。医者は人をなおすんじゃない。人をなおす手伝いをするだけだ」

これはブラックジャックの恩師だった、本間丈太郎先生が言った言葉だったかな。

患者を治すのは、患者本人…そのことを多くの医者が忘れてしまったのではないかな。阪大医学部出身で医者でもあった、手塚先生ならでは名言ですが、コロナ禍の現在、それを忘れてしまった医師も多いのが残念です。

「人を残す」どころか、「人を食いつぶす」医者がいるとすれば、まさに恥を知れというところですが…。

ともあれ花風社創立25周年、まことにおめでとうございます!

新著に関われるのも楽しみです♪
これからも、どんどん治っていく人、納税者となっていく人たちを増やしていくことを希望します。

 

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花風社 創立25周年、第五弾の動画〜こよりさんのご子息が治っていくイラストを、もう一度アップ致します!

2021-02-15 09:07:19 | Weblog

花風社 創立25周年、第五弾の動画を拝見しました。

今回は第四弾と違い、クローズドな動画でしたので、内容の詳細についてここでは触れません。ただ、浅見社長が尊敬している、“こより”さんについて、語られていましたので、動画で見られない話とイラストをここでアップいたしましょう。

こよりさんは、愛知県にお住まいの普通の主婦です。

ただ、ご自身も発達障害を持ち、2人の発達障害を持っていたご子息二人を治し…現在はそのご子息にお小遣いをもらいながら、悠々自適の生活を送っているという凄い方なんです。

以下、以前にアップしたこよりさん次男が治っていく様子を描いたイラストを掲載いたします。

今と多少見方が変わっていますので、文章はやや改定いたしました。

▼先ずはこちら。

こちらは次男さんの一歳半くらいの時の表情です。

これらは、どれも写真から起こしたイラストなのですが、上の写真を見てびっくりしたことがひとつあります。

この顔、この表情……10数年前に中国の北京や上海で見た、いわば一人っ子政策によって生まれた「小皇帝(シャオ・ホァンディ)」と呼ばれた子たちに、このような顔が数多く見られたからです。

小皇帝たちは特に障害があるわけでもない。でも、こより次男さんと違うのは、このイラストの顔は2〜3歳ですが、小皇帝の子供たちはもっと大きく、当時で小学校低学年くらいだったでしょうか。

こよりさんの言葉を借りると「無表情」なのですが、わたしはそうではなく、何か脳に一種の停滞があるような表情ではないかと思っています。
心ここにあらず、とでも言いましょうか。

無表情とは心がないのではなく、自分の心のあるべきところにない場合、そんな顔つきになるような気がします。

▼さて、こより次男さんが小学校1年生くらいになると……。

だいぶ表情が出てきたのが、おわかり頂けると思います。
これはVサインの練習をしてる時のものですが(こよりさんに見せていただいた写真を参照)、Vの字は親指と人差し指になっていて、まだぎこちないのがわかります。

▼それが、もっと上の小学校3年くらいになると。

いや、どう見てもフツーの子ですね。
目の焦点がはっきり定まってきたのが印象的でした。

▼さて、こちらがご長男14歳の時のもの。

なんだか14歳に見えませんが、実際のところこんな感じ。

▼で、こちらが20歳で就職を決めたあとのもの。

しばらくぶりに会った同級生と談笑する姿ですが、イケメンの好青年ですね。

実はご子息だけでなく、こよりさん自身も最初にお会いした時に比べて、顔つきから表情にかけて大きく変わりました。

 最初にお会いした時は、私の顔をよく判別できなかったのですが、会うごとにそれが変わっていったのにも驚いたものでした。
 
こよりさんは新横浜の芳香園の「鶏肉のレモン煮」が大好きなのですが、またいつかご一緒して食べてみたいものですね。

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外苑前の「アクアパッツァ」でアクアパッツァを頂きました〜日高シェフにもお会い出来て嬉しかったです。

2021-02-14 08:44:47 | Weblog

昨日は外苑前の「アクアパッツァ」で、三バカ会と称する、小中時代の同級生たちと4時から飲みを致しました。

奥田シェフの「ゆで論」〜日高シェフのYouTubeにアップされました!

アクアパッツァはイタリアンの草分けとして知られる、日高良実シェフのお店です。
夏頃に一度、妻とランチに訪れたのですが、今回は友人との会食にこちらで食事を頂くことに致しました。

日高シェフは「ゆで論」にも協力&参加していまして、今回初めて、直々にご挨拶できたのが嬉しかったです。

店内は非常事態宣言にも関わらず、ほぼ満席♪
お店の方に聞いたところ、ここ数日で予約が盛り返してきたとのことでした。

そりゃそうです、いつまでも家に籠ってられないよね。
昨晩の地震があった中、もう意味のない非常事態宣言なんて、さっさと解除すべきでしょう。

▼先ずは先付け。カリフラワーのスープとモッツァレラチーズのカラスミがけです。

▼キンメダイのカルパッチョ。

魚の名は忘れてしまいましたが、アサリの濃縮スープにオリーブオイルをかけたカルパッチョはまさに絶品!

▼そして、こちらがアクアパッツァの真骨頂でしょうか。牡蠣のキクイモ添え。

ソースはキクイモのすりおろし、チップもキクイモです。
これはもう絶品! 広島出身の妻に食べさせてあげたい。

▼生パスタ、イカのラグーソース和え。

濃厚なイカのラグーソースに、もっちりした生パスタが絶妙に合います!

▼そして店名にもなっているイシダイのアクアパッツァ。

もう、これは言うことありません。

旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い!
(煉獄杏寿郎風に)♪

▼そして動画でもお馴染み、ティラミスのスライスイチゴ添え。

これはお店に行かないと味わえませんね。

食事後は日高シェフと記念撮影♪

今度は妻と一緒に行かないとね!

日高シェフ、どうもご馳走様でした!

 

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昨日、紀元節〜建国記念の日は、明治神宮に参拝した後に「寅福」でランチを頂きました!

2021-02-12 08:49:50 | Weblog

昨日の紀元節〜建国記念の日は、明治神宮に参拝致しました。
天気が良かったので、家からテクテクと徒歩で明治神宮に向かいました。

▼昨年12月に参拝した橿原神宮。設計者が同じだそうで、よく似ています。

奉納された酒樽を前にパチリ♪

あ、ひおきどんとこの花垣もあるぞ!

台湾ヒノキを使った鳥居をくぐり…

はためく日の丸の前を通り…

本殿に参拝します。

参拝の後は5、6年ぶりだかに、表参道の寅福で久々のランチを頂きます。

このご時世、前と変わらない行列のお客さん。
この日は赤魚の干物とサゴシ(鰆の幼魚)の煮付け御膳を頂きましたが、前以上に美味しい。良いお店です!

神社の参拝は気持ち良いものですが、この日は特に気分良くお参りができました。

▼こちらは関係ありませんが、義母のお友達から頂いたバナナケーキです。ご自分で焼かれたそうですが、売り物にして欲しいくらい美味な仕上がりでした。

どうもご馳走様でした!

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南インド料理の名店ヴェヌスが赤坂にやってきました!〜美味しさ、コスパともに言うことありません!

2021-02-11 09:34:32 | Weblog

昨日は御徒町と錦糸町にある、南インド料理の名店ヴェヌスが赤坂にやってきたのを知って、早速足を運んでみました。

見ての通り、怒涛の9品。

左からパコラ(インドの野菜天ぷら)、ココナッツとタピオカのデザート、野菜サラダ、マライ・コフタ(野菜ボールのカレー)、豆のカレー、ラッサム、煮干しのカレー、チキンカレー、ナッツのカレー。

これにチャパティ(下の写真)、ドーサ(トップ写真右)、ナン、プーリーのうち1種のパンを選べます。

これで何と税込1050円というのですから、驚きですが、さらにビックリなのが、そのお味の旨いことと言ったら!

▲カレーリーフ入りのマライ・コフタ。
ケララの風モーニングの沼尻シェフが言うように、スパイス的な感じというより、香りを添える優しいお味にぴったり。

豆のカレーにある黒いスパイスはニゲラでしょうか。
ほんのりした香りはニゲラだけに、もう逃ゲラれません・・・なんて、ウフッ♪

煮干しのカレーとチキンカレー。

いやはや、煮干しの味にやられました♪
煮干しってカレーでもできるんですね。

旨味がたっぷりで、ちょっとスリランカ料理みたいです。

食感とスパイスの風味が複雑なナッツのカレー。

よく日本のカレーでは、38種類のスパイス配合のカレーなどとうたっていますが、いくつものお皿が出てくるミールスでは、お皿ごとに主役の香辛料が違います。

デザートのココナッツのタピオカには甘みに合うカルダモンが入っていたりと、食材ごとにスパイスが異なるので食べ飽きません。

このご時世、けっこうな客さんが入っていて、みなさんわかってらっしゃいますね。
また、ナンを注文している人が一人もいなかったのは、世の動きか、場所柄か。

ともかくもインド人はたくましいですね。緊急事態宣言にまったく臆しておらず、日本人はもう少し彼らの強かさを見習った方が良いのではないでしょうか。

ともかくも赤坂で私の一番好きなスパイス料理店に勝手に認定!

また来ます、ご馳走さまでした!

 

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花風社 創立25周年、第四弾の動画〜神田橋條治先生の「発達障害は治りますか?」が如何に重要な書物だったか。

2021-02-10 08:38:30 | Weblog

昨日、花風社 創立25周年、第四弾の動画を拝見しました。

そうなんですよ、この本は花風社さんにとって、重要なマイルストーンだっただけではありません。私の人生にとっても、大きな役割を果たしてくれた本だったのです。

どんな風に大きな役割だったのか…まだ記事にすることはできませんが、人との出会いと同じくらい、ひとつの本が人生に大きな影響を与えることがあるものです。

気がついた方がいらっしゃるか、わかりませんが、この本に登場する藤家寛子さんは、初めて人の姿で描かれました。

それまでは、かつての呼び名だった「ちゅん平」のように、スズメと人間のハイブリッドで描かれていたのです。

↑ 赤本が出た頃は「そっくり」と言われていた、このスズメのイラストですが、この頃から藤家さんが講演をする時に、「似てない」と言われるようになったのです。

つまり、藤家さんが治っていく過程で、見た目もどんどん変わっていったのですね。
今、思えばスズメの姿で描くなんて、けっこう失礼な話なんですが、当時は似ていたし、ご本人も公認だったので仕方ありません(笑)。

「発達障害は治りますか?」の中で、藤家さんがどうやって体から治していったのか、マンガでも描かれていますので、未読の方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでいただければと思います。

発達障害の世界から離れようと考えていた浅見社長ですが、神田橋先生の「医者なら治さんといかんわな」という言葉に動かされたと言います。

つまりは、治すし、治るんですね。

その後の花風社の快進撃は、誰もが知るところでしょう。

個人差がある発達障害ですが、愛甲さんや栗本さん、南雲さん、廣木師範など、数多くの引き出しを持つ著者たちが、それに応えてくれています。

私自身は絵を描く以外のことは何も出来ませんが、昨年、発達障害と思しきお子さんを持つ友人から相談されて、花風社の本と愛甲さんを紹介しました。

結果、思った以上の成果があったようで、日々、進化しているようで、嬉しい限りでした♪

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「ゆで論」技法の“濃いめの塩水で茹でて、真お湯ですすぐ”〜実践してみたら本当に、ツルッ、プリッ、ポン!

2021-02-09 10:57:40 | Weblog

昨日と一昨日は、奥田シェフのパスタ本「ゆで論」の基本テクニックである、“濃いめの塩水で茹でて、真お湯ですすぐ”ことを実際に試してみました。

前に一度は試してみたのですが、その時は真お湯の量を多くし過ぎて、うまくいかなかったため、「これは素人にはハードルが高いな」と勝手に決めつけていたようです。

ところが一昨日、たまたまトマトソースも茹で水も塩を入れ過ぎてしまったため、急遽お湯を沸かし、茹で上がる少し前にパスタを入れてみたら、あ〜ら不思議!

奥田シェフの言う、「ツルッ、プリッ、ポン!」のフジッリが仕上がったではありませんか。

なんで、そんなことを急にできたかというと、丁度いま、ゆで論のオプション・ポストカードを作ってる最中でして…それは、2つしかコンロがなくても、この技法が簡単にできると言うレシピカードです。

調子に乗って、2日連続でゆで論技法でパスタを茹でてしまいましたが、もう戻れないな〜。

おかげさまで「ゆで論」の売れ行きは好調そのもの。
おうちご飯を作る機会が多くなったため、プロ以外の料理好きがこぞって購入しているようですので、ご興味ある方はぜひ以下のサイトからご購入くださいませ!

ドコデモ アルケッチァーノ

 

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花風社25周年動画 第三弾〜どんどん治れ、がんばれみんな♪ オレもがんばれ(笑)。

2021-02-08 08:28:55 | Weblog

昨日、花風社25周年動画、第三弾を拝見しました。

クローズドな動画ですので、内容はここでは記しませんが、前回同様に自分が知ってたり関わっていた話ばかりだったので、新ためて見入ってしまいました。

昔、クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」という映画がありましたが、そこに出てくる精神病院がひどかったのをよく覚えています。

アンジェリーナ・ジョリー演じる、何も精神に障害のない母親が、かえって心を破壊されていくわけですが、自殺した私の伯母もこんな感じだったのかなと思い返してしまいました。
まあ、私が生まれて3日後に亡くなったのですから、覚えているはずはないのですが。

チェンジリングの精神病院ほどでないにせよ、ギョーカイが人様の子供を飼い殺しにしている事実がある一方、そこから脱却して、社会人の第一線で活躍している人の筆頭に花風社著者の藤家寛子さんがいます。

私も最初に、東麻布のオフィスで藤家さんにお会いした時のことを覚えてますから、今の活躍はまるで別人に思えます。
もう20年近く前になるのかな。

背が高く痩せていて、短い打ち合わせなのに、疲れ切って横になってしまう藤家さんに驚いたものですが、その後の巻き返しには、さらに驚くばかりでした。

私の口から言うのもなんですが、発達障害は治ります。

藤家さんだけでなく、私自身の近しい人も治っていくのを、この10年、私は見てきました。

また、その10年ほど前に花風社の講演に来ていた、絵の上手な女の子が、私の出身大学の後輩になったのも見てきました。こんなに嬉しいことはないですね。

昨日は、ある花風社読者のお子さんが描いた絵を偶然、拝見しました。

ここでは絵をアップしませんが、きれいな緑の背景は、その子の心の安定を表していましたし、ど真ん中に堂々とメインのモチーフを置いてあるさまは、芽生えてきた自信のあらわれに思いました。
きっと、この子もどんどん治って良くなっていくに違いありません。

がんばれ、みんな!
がんばって、少しでも世の中のため、この国のために貢献してほしいものです。

あ…それから、がんばれオレ(笑)♪

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花風社 創立25周年、誠におめでとうございます!〜治っていく読者さんがどんどん増えますように。

2021-02-06 08:15:49 | Weblog

今月23日、畏れ多くも陛下の誕生日と同じ日が…私にとって最も大切なクライアントであり友人である、花風社さんの創立25周年記念に当たります。

これは天皇誕生日を狙ったわけではなく、たまたま偶然ということなのですが、実は私がフリーランスになったのも偶然同じ年、平成8年(西暦1996年)の4月1日でした。

このたび花風社創立25周年を記念した、浅見社長の動画を拝見したのですが、いや実に懐かしかったし、楽しかったなあ!
クローズドな動画ですので、内容はここでは記しませんが、花風社立ち上げから比較的早くに知り合ったということも、わかってはいたものの新めてびっくりしました。

浅見社長と最初に出会ったのが、何時だったか、長いこと忘れていたのですが、これを見てようやく思い出しました。

昔、西新橋に「集&YU」という交流会があって、そこの知り合いに浅見社長の講演会を紹介してもらったのでした。場所は横浜のどこかで(完全に思い出せない)、そこで名刺交換したのがはじまりだったのです。

創設当時、花風社さんは翻訳スクールを営んでいて、そこの生徒さんにニキ・リンコさんが来ていたことも思い出しました。可愛い人だったというのが印象です。

また、まだ自閉っ子ど真ん中だった藤家寛子さんと初めて東麻布で会ったこと。
まさか、ここまで自閉っ子から脱却して、バリバリの社会人になるとは、当時は想像もしていませんでした。

花風社の著者である南雲明彦さんが、「花風社の存在がなかったら、発達障害の業界の実態がここまで明らかにされてこなかっただろう」といった意味のことをおっしゃっていましたが、本当にその通りだと思います。

その言葉で、私は自分の身内で若くして亡くなったという、自分の伯母のことを思い出しました。

以前にもブログに書いたようですが、私の母には姉と妹がいるのですが(当然、私のおばに当たります)、若くして亡くなった別の伯母が、もう2人おりました。

1人は病死だったようですが、もう1人の伯母は自殺だったそうです。

私がそれを知ったのは五十路を過ぎた頃、ある出来事がきっかけでした。
(その出来事、今はお話できないのですが、それは花風社さんが大きく関わって解決した話なので、いずれいたします)。

母の話では、伯母が自殺したのは、私が生まれた3日後だったそうです。
当時で言うノイローゼ。今で言うとウツでしょうね。

精神病院に入っていたそうですが、そこで電気ショック療法みたいなことをされていたそうで、母は「あんなことをされて、かえってわるくなったんじゃないか」と言っておりました。

自分が生まれて3日後に、妹が自殺した母の心中はいかなるものだったか…。
長いこと私に話さなかったのも、よくわかります。

今となっては、伯母が亡くなった本当の理由はわかりませんが、発達障害の世界も同様に、治さないどころか、かえって悪くすることが横行しているのは事実です。

一方で、花風社読者の中で、どんどん治っていく人たちが大勢いることも間違いありません。この25周年はあくまで通過点だと思いますが、これからも治っていく読者さんが増えていくことは間違いないでしょう。

次回の花風社さんの新著、私もマンガで参入することになりました。
少しでも良い仕事ができるよう精進しますので、読者のみなさん、お楽しみにお待ちくださいませ!

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アイヤー、泰興楼の「餃子ストーリー」面白いアルよ!〜肉まん、春巻き、餃子のテイクアウトも旨いアル♪

2021-02-05 08:05:22 | Weblog

▲こちら、泰興楼の餃子ストーリーを描いたマンガ。

今どき、「アイヤー」とか「なんとかアル」という中国人、見たことも聞いたこともありませんが、さすが福建省出身の中国人が立ち上げたお店です。

こんなことマンガで描いたら「サベツだ」「偏見だ」とバッシングされそうですが、当事者が言う分には何ら問題はありませんね。

この広島弁丸出しのT社社長も、酔っ払ってるのか、食い意地が張ってるだけなのかわかりませんが、すごいキャラクターです。

そして肝心の料理が旨いのですから、文句のつけようがありません。

▼こちら土井善晴先生が絶賛したダーロー麺。
こんな旨い中華麺ないダーロー・・・なんて、ウフッ♪

▼そして名物、ジャンボ餃子! これは旨いぞ!

妻が東京駅でテイクアウトで買ってきた肉まんと春巻き。
ジャンボ餃子も勿論、こちらは冷凍にして頂けます♪

意味のない緊急事態宣言による自粛は、まだ続きそうですね。

「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」と言いたくなるようなコロナ騒動ですが、せめて美味しいものを取り寄せて食べたいものです。

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