小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

銀座・麒麟

2008-12-30 09:34:47 | Weblog
昨日は義母のお誘いで銀ブラ。
松屋の7階で、義母の同級生だった中嶋虎威展を見たあとに、
銀座・麒麟で中華ランチをご馳走になる。
写真はエビと白菜のあんかけ、白身魚の揚げ物、フカヒレ丼。
ほかにもエビ炒飯や海鮮焼きそばを注文いたしました。
特にフカヒレは絶品。フカヒレ自体に味はないが、しみ込んだスープの旨味はえも言えない。
フカヒレ丼は1800円。
それ自体の値段は決して安くはないが、フカヒレも昔に比べて安くなったもの。
他の料理も品のよい味付けで、コストパフォーマンスから言ってもオススメの名店だろう。

夕方はジーイー企画センターさんの納会。
こちらの納会がおわると、一年もおしまいという感じ。
今年は波乱の一年だったが、来年はどうなるか。
厳しい年になるだろうが、逆にチャンスもありそうだ。
気張っていきたいもの、がんばろうっと。
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忘年稽古~新手の振り込め詐欺

2008-12-29 09:26:35 | Weblog
一昨日は火曜会、柔道&空手の忘年稽古。
下は20代前半、上は64歳。女性も約2名が参加。
あとのほとんどが40~50代の中年というメンバーで、東京海洋大学の柔道場で稽古をする。
私などは典型的な下手の横好きだが、それはそれで気持ちがよい。
12時に集まり、5時過ぎに上がり、例年通り北品川の海水湯で湯に浸かり、
同じく北品川は旧東海道沿いのおもやで忘年会。
この店・おもやは特に何が美味いというわけでなし、さりとてマズいというほどでもなし。
また、メニューに特徴があるわけでもないのだが、ここの2階は類がないほど居心地が良いので
火曜会稽古のあとのご用達になっている。
1階がカウンターで、2階が座敷になっているのだが、その店内はママがほぼ一人で切り盛りしている。
したがって料理が出てくるタイミングが遅いのだが、逆にゆっくり飲めて、
すぐに腹一杯にならないというメリットがある。
(ホントにそれがメリットかって? いや、この店の常連は料理が遅くても文句を言わないのですな)。
二次会は品川プリンスのカラオケ・山手線
2年ぶりの来店だが、ここは上品で居心地の良いカラオケ。

昨日は赤坂の実家で夕食。
で、母から一通の奇妙な手紙を見せられる。
それによると、手紙の差出人曰く、
以前足立区の図書館で、親爺に5万円を貸したところ、
まだ返ってこないから返してくれとのこと。
・・・バカを言うな!
父を知ってる人なら、誰でも思うはずだが、
サイフを落としたかとか何かの理由が、かりにあったとしても、
見ず知らずの人にいきなり5万円も借りるような人ではない。
それに、ここ何年も親爺は一人で外に行くような状態ではなく、
まして縁もゆかりもない足立区の図書館など、行っていたはずがない。
おおかた親爺の死亡記事を読んで、書かれていた住所に手紙を送ってきた
新手の振り込めだろう。
賦に落ちないのはワープロではなく、すぐにアシのつく肉筆で書いてきたことと、
差出人の住所と名前が明記されていたことだ。
ただ、これも事件性があるわけではなく、
ただ、お金を出してくれと手紙を出しただけで、
現時点で何らかの被害が発生したわけではない。
相手もその方がお金を払いやすいからだろう。
ま、いちおう警察には連絡するように言っておいたが、
手を変え品を変え、色々考えるものである。
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ラ・ベルデ

2008-12-26 08:49:32 | Weblog
昨日は青山のラ・ベルデで、PHPさんの担当者と食事。
親爺の葬儀にも来ていただき感謝の言葉を述べる。
親爺との共著の話は、別に出した企画から生まれた
いわば瓢箪からみたいなものだったが、最後に有難い仕事ができたものだ。
ラ・ベルデは、コストパフォーマンスが良くボリューム満点が売りのイタリアンで、
特に写真のカルボナーラは人気の一品。
170gの乾麺を使い、クリームとパンチェッタ(イタリアのベーコン)をふんだんに用いたもの。
それをシチリア産ワイン、その名もコルレオーネ、イル・ロッソで流し込む。
コルレオーネといえばゴッドファーザーで知られるファミリーだが、
コルレオーネ村というのは実在する場所で、どうやらこのワインもそのゆかりの品らしい。
シチリアの赤ワインらしく、燦々と降り注ぐ太陽で育ったような強い味わい。
ちょうどラテン男にも似たクセがあるので、好みは分かれるところだが、
ボリューム満点の、こちらの料理にはよく合う感じ。
久々にゆっくりした食事をいただきました、ご馳走さま。
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続・自閉っ子、こういう風にできてます!

2008-12-23 08:32:55 | Weblog
仕事の宣伝です。花風社さんの自閉っ子シリーズ。
今回はベストセラーになった「自閉っ子、こういう風にできてます!」の続編、
「続・自閉っ子、こういう風にできてます!」で、アマゾンでは在庫切れを起こすほど好評をいただいています。(すぐに補充されるみたいです)。
私はいつもの通り、イラストとマンガを担当させていただきました!
自閉っ子のオドロキの脳、とくとご覧くださいませ。
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東京タワー

2008-12-23 08:09:07 | Weblog
今日は東京タワーが竣工されて50周年記念の日なんだとか。
(どうでもいいけど私は昨日が誕生日。東京タワーよりは年下です)。
先日遅まきながらリリー・フランキーの「東京タワー」を読んだのだが、
オカンが入院していた病院というのは、おそらくは慈恵医大病院だろう。
読んでていくつも重なり合う風景があるし、
身内のものは同じ気持ちで東京タワーが目に入る。
中央棟の南側の病室からは、東京タワーがよく見えて、
特に夜にライトアップされるオレンジ色の東京タワーは圧倒的だった。
この景色をあと何回見るだろうと思ったものだが・・・
母はかかりつけが虎ノ門だし、もう見ることはないだろうな。

写真は東京タワーではなく、赤坂とんかつ末吉の牡蠣フライ定食。
昨日、誕生祝いに家内にご馳走になったのだが、これは絶品!
末吉のとんかつは赤坂で一番旨いと私は思うのだが(というより、私の一番好きなトンカツ!)、
超大振りの牡蠣フライも季節限定のオススメメニューです。

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モノ言いたげな目

2008-12-21 10:29:08 | Weblog
昔、遠藤周作が書いていたエッセイに、
自分が死んだあとも、世の中はいままで通り普通に動いていく。
それはどんなに不思議なことだろう、というものがあった。
父が亡くなってから、たまたまその言葉を思い出した。

晩年・・・ここ何年か父は床について動けなかったことがほとんどだったが、
自分が何を考えていたのか語ることは、ほとんどなかった。
物理学者というのは、頭の中で物事を組み合わせて作り出すことができる、
特殊な脳を持っている人種なので、あまり退屈することはなかったろうが、
それをアウトプットする体力は残っていなかったので、
親爺が考えていたことが何だったかは、永久に失われてしまったことになる。
そもそも父は自分の思想を書物に残すということはしなかった人なので、
著書をひもといてみても、それは知りえない。
でも、きっと何かを言いたかったんだな。
死の数日前は、意識はあっても言葉も出ない日があって、
何ともモノ言いたげな目をしていたものだが・・・いったい何を伝えたかったのだろう。
ねえ、お父さん?
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祖父・小暮房太郎さん

2008-12-18 08:38:30 | Weblog
昨日、銀行の凍結が解除された。
ご存知の方も多いと思うが、銀行は口座の名義人が亡くなるとわかると、即座に口座を凍結する。
うちももそれは知っていたので、はじめから少しずつおろしていけば良かったのだが、
親爺の場合、また退院できると思っていたので、それを怠ってしまったというわけだ。
葬儀やら何やらで、物入りの時に口座を使えなくさせるなんて、
いかにも晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる、銀行さんのやりそうなことだが、
悪いヤツが勝手にお金をおろす可能性もあるわけだから、
銀行の立場としては、それもいたしかたなしといったところか。

ただ、いくつかある書類さえそろえれば、即日お金はおろせるようになる。
(それが、いかんせん面倒くさい)。
中でも、「15歳から死亡時までの一連の戸籍謄本」というのが面倒で、
大抵の人は引っ越しのひとつやふたつ、経験しているので
複数の市役所や区役所をまわらないといけないわけだ。
で、先週から今週にかけて、合間を見て書類を取りに行っていた。
親爺は浅草生まれで、江戸川区の平井に住んでいたことがあったので、
赤坂支所以外では台東区役所と江戸川区役所に行けば、すべて書類が揃うはず・・・そう思っていた。
ところが江戸川区役所で謄本を見たところ、栃木県佐野市という、
今まで、うちとは何の関係もなかった場所に親爺の戸籍があるとわかり、びっくり!
郵送で取り寄せられるというので、先週の終わりに市役所に電話して方法を聞き、
お願いした書類がようやく一昨日、実家に届いたのだ。

親爺は佐野で暮らしたことはなかったみたいだが、亡くなった親爺の姉さん(私の叔母)が、
一度佐野に養子に出されたものの、先方の家で長男が生まれたのだ出戻ってきたという、
色々ややこしい事情があったようだ。
さらに戸籍謄本を見て驚いたのは、今まで聞いたことのない親爺の兄弟が2人もいたことと、
42歳で早世した父の父(私の祖父)房太郎さんが、父の母(私の祖母)と結婚する前に
誰かと離縁していたらしく、それも戸籍に明記されている。
いや、親爺と違って房太郎さんは、粋な遊び人だったと聞いていたが、
世の中、知らないことは多いものである。

ところで佐野市役所の電話で話をした担当者はコグレさん。
もともと木暮や小暮は栃木の名前なんだそうです。
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随園別館~フルフル

2008-12-15 10:27:37 | Weblog
父の葬儀後、まだ時間も経たないが、多少時間的な余裕ができたので、
一昨日は以前から予約していて幹事をしている、
多摩美時代の忘年会を新宿の随園別館で行う。
今年は人数も多く、15人。そのうちの半数くらいが葬儀に来てくれたので、
親しき仲にも礼儀ありで、お礼まいり。
みな「大丈夫?」と声をかけてくれるが、大丈夫でもあり、大丈夫でもない。
年齢からして、みな親が健在という人は少なく、
死ぬと銀行口座が凍結する話や、その解除の話、相続の話、介護の話、子供の話などが話題になる。
最近離婚した、なんて人も3~4人いるが、
集まりに出てくるくらいだから、色々切り抜けたんだろう。
2次会は誰も途中で帰らず、11:00くらいに解散。
また来年もやるんだろうな。

昨日の午前中は、高校時代の友だちが那須からお線香を上げに来た。
これまた有難い。
夕方は連チャンで、ひさびさにフルフルに行く。
親爺の逝去からまだ1週間なので、あまりふらふら出歩きたくはないのだが、
ここは12月いっぱいで閉まってしまう。行ける時に行かないとね。
会えばマスター、なんだ元気じゃないか。
健康上の理由でもなく、色々とリセットしたいみたいだ。
自由が丘は家賃も高いので、そのあたりも考えて再開したいという話。
写真は昨日いただいたメニューです。
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御礼申し上げます

2008-12-12 08:20:06 | Weblog
昨日と一昨日、父・小暮陽三の通夜と葬儀が東京・千駄木の道灌山会館にて
しめやかに行われました。
父は安らかな顔をして眠っており、幸せな立派な生涯だったと思います。
お忙しい中、葬儀にお越しくださったみなさま、
電報やメールを下さった方々には深く御礼を申し上げます。
近日、個別に御礼を申し上げますが、ここに感謝の言葉を述べたいと存じます。

写真は父のブラジルにいた時のもの。
ちょうど大阪万博の年、1970年だから43歳の時の写真です。
実は退色がひどかったので、母に頼まれデジタル加工をして、
入院中の父に見せたものです。
それがわずか10日ほど前・・・まさかこんな早くお骨になるとは思いませんでした。
医師から「不死身」と呼ばれ、あしたのジョーのように何度も起き上がってきた父ですが、
最期は意外とアッサリ旅立ってしまったもの。
まあ、親爺らしい最期だったと思います。
のどぼとけの骨は完璧な形で残っていましたから、満足して逝ったのかもしれません。
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小暮陽三・通夜と告別式

2008-12-08 15:26:20 | Weblog
父・小暮陽三の通夜と告別式の場所と日程です。

お通夜:12月10日(水)18:00~19:00
告別式:12月11日(木)11:00~12:00

場所:  道灌山会館

東京都千駄木3-52-1
03-3823-1192

画像でも情報をアップいたしました。
よろしくお願いします。
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父・小暮陽三が逝去いたしました

2008-12-08 06:53:07 | Weblog
昨日、12月7日20時40分頃、
新橋の慈恵医大病院にて父・小暮陽三が逝去いたしました。
闘病を12年間続けてきましたが、最期は安らかな顔をしておりました。

父は世に二人といない人物であり、
人生において私が師と仰ぐことのできる数少ない人物でした。
まだもう1冊くらい、一緒に本を出せるかと思っていましたが、
それはかなわぬ夢となりました。
生前、お世話になった方々には深く御礼を申し上げます。
通夜と告別式に関しては未定ですが、今週中に
千駄木の道灌山会館で行う予定です。
みなさま、ありがとうございました。

小暮満寿雄・拝
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フルフル休業・・

2008-12-03 17:15:14 | Weblog
昨日、フルフルのマスターから携帯メールが届き、
実は年内で休業するとのこと。
はっきり言って、私たち夫婦はショックを受けています。
客はけっこう入ってた筈だが、マスターの体調が理由なのか・・・。
ともかくも年内に一度は行って、理由を聞かないとね。
hpには一時休業としてるから、またどこかで再開するんだろうけど、残念!

写真は先日見たレッドクリフPART1
もっと凡庸な大作だろうと思っていたが、さすがはジョン・ウー。
2時間半の長尺を飽きさせません。久々の劇場映画を堪能しました。
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麻布十番・福島屋

2008-12-01 09:22:42 | Weblog
昨日は家内と親爺の見舞いに行く。
すごい回復力で、けっこう会話ができるようになっているのにびっくり。
「いらっしゃい」「そうね」などと受け答えができるのである。
まあ、この人はこのあとがわからないんだけどね。
特別な治療室でテレビがないので退屈みたい。
当然ながらインドで同時多発テロがあったのも知らなかったからね。

帰りは麻布十番・福島屋でおでんをいただく。
本当にここのおでんは身も心も暖まる。
今度は母と弟を連れて4人で行きたいが、安くて旨いので入れるかどうか。
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