小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

明日からフィリピン行きです

2015-11-09 09:39:26 | Weblog

明日のフィリピン行きを前に、金曜の夜から土日と山梨は天目で、恒例の柔道合宿に行ってきました。

ギリギリの日程でしたが、良い稽古とお酒ですっかりリフレッシュ!
まあ、リフレッシュはいつもしてるんですけど、家にくすぶってるより絵には良い効果になるんじゃないでしょうか。

クライアントさんから「ケガしないでよ」って言われ、けっこう緊張して稽古をしました。ケガは気の抜けた時にするものですから、ムリしないのはもちろんだけど、逆にあまり緊張感がないのはよろしくない。

その辺りはけっこう注意して稽古に望んだおかげで、全員元気に礼をして温泉、ビールと進みました♪

稽古の翌日はいつも簡単なトレッキングなのですが、昨日はあいにくの雨。

まったりと過ごし、温泉に入って早めの帰宅ができたおかげで、大相撲TV桟敷にも間に合いました。

で、われらが稀勢の里は大砂嵐に鑑賞。
先場所、きせに2度も変わって優勝した鶴竜は、またも嘉風に苦杯をなめさせられ、良いとこなしの電車道で押し出されるぶざまな相撲。

2度も変わるような相撲取ってるから、苦手の平幕に3連敗すんだよね。

本日、またもう一度このブログにUPいたしますので、みなさまよろしくお願いします!

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画家のパレット、購入しました!

2015-11-06 09:15:04 | Weblog

昨日は新宿の世界堂で、大きな絵を描くのに足りない画材を購入しました。

そこで思わず購入してしまったのが、上の写真にある新品のパレット!
いかにも画家のパレットという典型の品ですが、実はわたくし・・絵で飯を食うようになってから、このタイプのパレットは使ったことがありません(笑)。

画家が必ずしも、この丸型パレットを使うかというと、そういうわけでもなく、わたしも予備校時代の絵を学びはじめた最初の頃は、これに近い、角形で折りたたみ式のパレット使ってましたが、管理にちょっとした手間がかかる上、わりと使い勝手がわるいのですぐにやめてしまいました。

横浜にいた頃はオニックスの石パレットを使ってましたし、最近は白い大皿をパレット代わりにしていたのですが、こうした丸形で木のパレットは初めてかな。

何でこれが欲しくなったかというと、先日見たユトリロとヴァラットン展に、母子が使ったパレットがあったのを思い出したからです。

もしかして、少しは知られる画家になった時(ならない可能性も高い・・泣)、このパレットが展示されるかもしれない・・なんて、助平根性が頭をもたげたというワケで。

まあ、そうなっても私自身はこのパレットの展示を見ることはできないわけですが(笑)。もっとも前に使っていたオニックスのパレットも、そんなつもりで購入したんですけど、赤坂に引っ越す時に厄払いのつもりで廃棄してしまったのでした。

今、考えるともったいない気もしますけど、このパレット。
大切に使いたいと思います。

これを持って、フィリピン行き。使い初めにどんな仕事ができるのか楽しみです♪

 
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猫本・絵葉書も作らんといけません

2015-11-05 13:07:04 | Weblog

昨日は〆切クリアのあと、恒例の西荻・戎会。
絵描きのクセに写真がヘタだと言われ、いつもの”いわしコロッケ”をグラビアアイドルのように撮りまくりました(その結果や如何に?)

といっても、あとひとつ仕事があって、それは猫本絵葉書の発注です。

花風社さんの発達障害系の本には、私のマンガが入るものが多いのですが、先の記事でも描いたように今回は別に一手間かけました。

自分で言うのもなんだけど、かなり手応えのある良い出来だと納得。

肝心のあ@花さんが何と言うか心配でしたが、「とても意味のあるマンガ」と評価してくださり、絵葉書も別に作ることにしました。

ま、仕事としては縮小して貼付けるだけなんだけど、なんか工夫したいなあ。

というわけで、猫本の完成は私がフィリピンに行ってる間に出来そうです。壁画のはずみになれば良いけどなあ♪

ともかくも猫本、素晴らしい1冊になるのは間違いありません。
乞うご期待、みんな買ってね♪

 
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猫本・絵葉書も作らんといけません

2015-11-05 13:07:04 | Weblog

昨日は〆切クリアのあと、恒例の西荻・戎会。
絵描きのクセに写真がヘタだと言われ、いつもの”いわしコロッケ”をグラビアアイドルのように撮りまくりました(その結果や如何に?)

といっても、あとひとつ仕事があって、それは猫本絵葉書の発注です。

花風社さんの発達障害系の本には、私のマンガが入るものが多いのですが、先の記事でも描いたように今回は別に一手間かけました。

自分で言うのもなんだけど、かなり手応えのある良い出来だと納得。

肝心のあ@花さんが何と言うか心配でしたが、「とても意味のあるマンガ」と評価してくださり、絵葉書も別に作ることにしました。

ま、仕事としては縮小して貼付けるだけなんだけど、なんか工夫したいなあ。

というわけで、猫本の完成は私がフィリピンに行ってる間に出来そうです。壁画のはずみになれば良いけどなあ♪

ともかくも猫本、素晴らしい1冊になるのは間違いありません。
乞うご期待、みんな買ってね♪

 
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猫本、絶賛ペン入れちう♪

2015-11-03 09:43:00 | Weblog

本日はフィリピン行きを前に、帰国中のクライアントと打ち合わせ。

なんて言うと、別件で進んでいる花風社・猫本のクライアントさんに殺されそうですが、普段はお酒を飲みながら打ち合わせのところ、本日は昼間お茶でのミーティングです。ほめて(笑)

猫本のカバーイラストは、あ@花さんのブログでも公開されているので、ここでも公開します。

10日の出国を前に慌ただしい感じですが、今回のペン入れ・・・そんな中で手間が3倍以上かかることをはじめちゃいました(苦笑)。ま、ごく一部だけですが(笑)。

その内容は、まだクライアントのあ@花さんにもナイショ。
手間をかければ良いものが出来るとは限りませんが、今回はこの作業、MUSTと考えましたので、はじめてしまいました。

手間の効果は必ずあるはずなので、みなさま、乞うご期待です!

 
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福ケッチァーノの食事会レポート(下)

2015-11-02 07:45:35 | Weblog

WordPressの調子がわるく、昨日は書いた原稿が消えてしまい、ようやく再現したのが「福ケッチァーノ食事会レポート(上)」です(下もUPできなかったので中と下に分けました)

こちらは豚肉のプリンス・オロロフ。

プリンス・オロロフとはロシアの王子の名前だそうですが、フレンチの一皿。
豚肉に米とベシャメルソースを漉したソースを使うという、フレンチらしい一品ですが、最近はあまり聞いたことがない料理です。

実は私にとって、母が若い頃使っていた洋食の料理本に載っていて、20代の時にそのレシピ本を見ながらこの料理を作ったことがありました(残念ながら、家族の評判はイマイチ)。

いつか本物を食べたいと思っていた一皿でしたが、まさかこの料理を福ケッチァーノで味わえるとは!

デザートはアップルパイと富塚さんのめんげ芋を添えたアイスクリーム。

めんげ芋はこの地域特産のサツマイモで、「めんげ」は岩手で言う「めんこい」。
これまたほっこり優しいお味でした。

濱津さん、富塚さん、喜一さんたちは、今月21日に表参道のマルシェに出品するそうです。わたしはフィリピン出張で行けませんが、お時間のある方はぜひ行ってくださいませ。

というわけで、食事会は大成功。

こうした会食は生産者、料理人、そして食べる人の3者がいてはじめて成立します。

誰が一番というのではなく、このうち1者でも欠けると「食」は成立しません。

今回は一番ラクチンな「食べる人」としての参加。
参加していただいた全員に深く感謝する次第でした。

みなさま、ごちそうさま。ありがとうございました!

 
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福ケッチァーノ食事会レポート(中)

2015-11-02 07:45:09 | Weblog

WordPressの調子がわるく、昨日は書いた原稿が消えてしまい、ようやく再現したのが「福ケッチァーノ食事会レポート(上)」です。

消えた原稿は「福ケッチァーノ食事会レポート(最終回)」としてタイトルだけ残ってしまい、これがどうしても消えません。アクセスしても記事がありませんので、ご注意くださいませ(苦笑)。

↑ で、昨日からの続き。

喜一さんの農法は完全無農薬で、種から選別し、何年もかけて美味しく、虫にも病気にも強い野菜を育てています。

ところが今のTPPがこのままで行くと、それが出来なくなり、アメリカの種会社から 不本意な種を買わなければいけないとのこと。自然界のしくみを曲げようとする、傲慢な考えには腹立たしい限りですが、これからこのことも考えていきたいと思っています。

↑ こちらは奥田シェフ手づから調理した、濱津さんのトマトとドライイチジクのスパゲッティーニ。

まさに味覚の天才・奥田シェフならではの逸品で、ただのパスタからここまでの味を引き出す技に脱帽。トマトとイチジクのコンビネーションも抜群でした

つづく

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福ケッチァーノ食事会レポート(上)須)

2015-11-01 14:35:56 | Weblog

最初のお皿はカリフローレというスティックカリフラワーが主役。相性の良いカニにベシャメルソース、炭塩でいただきます。

ムダに長く連載が続いてる、福ケッチァーノの納品&食事会レポートですが、なにとぞ、お付き合いのホドを(笑)。

郡山の農家6軒に取材をさせていただき、うち3軒に出席いただいたのは実に有難いお話です。取材したのが昨年の9月ですから、1年以上も間が開いてしまったことになります。

なんせ〆切のあるという仕事じゃないから、急ぎのものを優先していくうちに後手後手にまわってしまったというわけで・・・。

あの時は暑い中の取材だったけど、9月中旬と10月末たった2ヶ月くらいの違いで、えらく季節の移り変わりが進んだものです。さて、会食は農家の解説を聞きながらという、またとない贅沢なもの。

↑ 上のお皿はアジのマリネに野菜を合わせていただくというシンプルなものですが、これがバツグン!(以下、名前を挙げた農家はみな出席者の方々です)
濱津さんのトマト。そして、右下アジの上にのせられたプチ玉ねぎは、富塚さんの”万吉どん”という品種だそうで、どちらもマリネと相まって、素晴らしい味を口の中で広げてくれます。

まさに、野菜と魚、4つの素材のカルテットや~

↑ そして素晴らしいのが、この一皿。
富塚さんのお米「天のつぶ」を使った、カキと春菊のリゾットです。

何が素晴らしいって、主役のお米です。
「天のつぶ」とは初耳ですが、コシヒカリのような粘りのある食感ではなく、文字通りツブツブした食感が楽しいサッパリした味わい。

私は粘りのある米より、ササニシキのようなサッパリしたものが好きで、そういう意味では山形のつや姫などが好きなのですが、天のつぶはそれとも違う味わい。

文字通り、一粒一粒の米の食感が味わえるような感じで、それがカキと春菊とベストマッチです。

生産者の富塚さん「パエリアなどにも良いのではないですか」と申し上げたら、「多分合うでしょう」とのお答えでした

↑ このお皿はタラと佐藤喜一さんのゴマ和え、白子とニンニク添え♡

喜一さんはある意味アーチストのような農家とお呼びして良いでしょう。手間のかかる完全無農薬を実践し、ピンセットで白ごまを選別する徹底ぶりはまさにアート・ファーマー(ひどい和製英語ですが、同じ名前のジャズ・トランペッターが昔いましたな~。

(ワードプレス不調のため、続きは明日以降)。


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