小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

「スターウォーズ 最後のジェダイ」見てきました!

2017-12-31 11:01:48 | Weblog

「スターウォーズ 最後のジェダイ」見てきました。

いや、面白かった!
あら探しをすればザツなところはいっぱいあると思いますが、スターウォーズファンやマニアが満足する要素は、もちろんてんこ盛り。初めて見る人にも、もちろん面白く作っていました。

最初のスターウォーズが公開された約40数年前は、まさかここまでのシリーズになるとはジョージ・ルーカスを含めて、誰も思ってなかったんじゃないかな。

まだ高校生だった私たちは、当時「惑星大戦争」という映画が、アメリカで大ヒットしているという情報を聞いて心待ちにしていたものです。

1年以上公開が遅れたことに加え、「惑星大戦争」のタイトルは「スターウォーズ」という原題と同じものになったため、同じタイトルの便乗映画が制作され、加えて深作欣二監督による「宇宙からのメッセージ」なんてものも公開。
空前のSF映画ブームになりました。

 

それにしても最初の映画に主演したマーク・ハミルもキャリー・フィッシャーも、歳を重ねて良い味を出してました。

最初のスターウォーズでは、マーク・ハミルはそこいらの兄ちゃんみたいだったのに、新作では時折、アンソニー・ホプキンスを彷彿させる表情を見せており、年月は人をここまで変えるものかと感心したものです。

最初のスターウォーズでキャリー・フィッシャーは髪型と見かけから「あんパン姫」なんて呼ばれてました。今回の作品で、「髪型変わったのよ」なんてセリフは、それを意識したものでしょうか。 それにしても、リーダー然とした姿は、最初のシリーズに本人が出演していることもあり、堂々とした風格でした。

彼女にとって、本作が遺作となったわけですが、エンドタイトルにその名が冠されれいたのも印象的です。

ハリソン・フォードのハンソロほど存在感のある役者はいなかったものの、若い役者も良いですね。

主人公が女性になるというのも時代を象徴してますが、これも自然な感じ。
デイジー・リドリーが演じているレイと、悪役カイロ・レンの関係も男女でないと、アヤしい雰囲気になってしまいます。

また、不良ハッカー役のベネチオ・デル・トロが秀逸。
バカに似た人が出てるなと思いましたが、 デル・トロのスターウォーズ出演は意外性もあるし、本作では一番の存在感をかもしていました。

制作がディズニーになったということもあり、奇妙な動物や宇宙人がてんこ盛り。

そのため、歳を取らないチューバッカやC3PO、R2D2がかえって新鮮に見えたかな。

まあ、あんまり書くとネタバレになっちゃいますので、こんなところにいたしますか。

本日で今年のブログは店じまい。
みなさま、1年ありがとうございました。おかげさまで良い年になりました。

来年も小暮満寿雄Art Blogをよろしくお願いします!

 
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「ゴッホ展〜巡りゆく日本の夢」行きました!

2017-12-30 11:58:04 | Weblog

来年の1月8日まで開催中の「ゴッホ展〜巡りゆく日本の夢」行ってきました!

空いているという話だったゴッホ展ですが、午前中10時過ぎに着いたところ、けっこうな行列。東京都美術館のメイン会場は入り口が狭いってこともあるのですが、ちょっとした混雑です。
でも、昨今数多く開催されているゴッホ展にしては平常運転の混み具合かな(笑)。

海外国内ともゴッホは相当数見てきたので、時間がなければ見逃しも仕方ないかなと思いましたが、友だちの強いオシがあったのと、先月に映画「ゴッホ〜最後の手紙」を見たこともあって、年末のせわしい時期に出かけたというわけです。

結論から言うと、素晴らしい展覧会でした。
オランダのファン・ゴッホ美術館と共同のプロジェクトということもあり、あらためて、あまり知られていなかったゴッホの側面にスポットを当てたという感じです。

展覧会のタイトルにもあるように、テーマは「ジャポニズムとゴッホ」。
これに尽きますが、こじつけではなく、ゴッホのどの絵とどの絵が、日本の浮世絵と関わってきたのかが、時系列で並べてあります。

その結果見えてきたものに、ゴッホの心情の変化というものがありました。

まず、ゴッホが日本に興味を持ちはじめ、病膏肓になる……いや、ゴッホの日本マイブーム時期とでも申しましょうか。
丁度、1987〜1988年頃(自殺する2〜3年前)、大量に描かれた作品群が、意外な明るさと輝きを放っていたのは驚きでした。

ゴッホといえば、あの炎の自画像やひまわりが真っ先に思い浮かびますが、同じ黄色にしてもそれが不思議な幸福感と生命力を持っているのです。

ゴッホの手紙の中にも日本への憧れを綴っているのは有名ですが、そんな憧憬の気持ちが絵の中に満ちあふれていているのです。

それが、ある絵をきっかけに狂気の世界へと突っ走る感じになっていくのです。

↑ 上のパンフレット9番、有名なゴッホの住んでいた黄色いベッドの部屋をご覧ください。

きっかけはこの絵から……。
いや、この絵まではゴッホの絵にある種の幸福感があったのですが、この部屋にやってくる、ある共同生活者との生活から彼の絵は変わるのです。

言わずと知れた共同生活者の名は、ポール・ゴーギャン。
絵はゴーギャンが来る前、その生活を楽しみにしていた頃のものだそうですが、いざ生活がはじまると当然ながら二人の仲は決裂。
有名な耳切り事件もこのあとです。

この時期をきっかけに、1889年からゴッホの絵はガラリと変わります。

あのウネウネした筆さばきはこの頃から、ますます歪んできて、絵に苦しさがハッキリ出てきます。ああ、あのゴッホの映画が異様に疲労したのも、このウネウネのためだったのかもしれません。


↑ ガシェ医師の肖像 (1890年 Wikipediaより)

日本に憧れたゴッホですが彼の死後、日本人が早くからゴッホに関心を持っていたのは意外でした。明治から大正時代という、その昔ですね!

日本人のゴッホ好きは昨日今日じゃないというわけです。

中でも、日本画の橋本関雪が彼の地を訪れ、ゴッホの治療にあたりあの絵のモデルになったガシェ医師と会う、貴重な八ミリフィルムには興味津々。

ガシェさんは絵よりずっと穏やかな感じの方なのもびっくりです。
見た感じだと、ずいぶん親身になってゴッホの治療に当たっていたのかなとも思いました。

先日行って来たポーラ美術館所蔵の絵も1点あり、さすがに良いものをお持ちで、という感じでした。まだ穏やかで明るい頃のゴッホ作品で、ポーラ美術館の好みも反映されいるなと思いました。

ともあれ 「ゴッホ展〜巡りゆく日本の夢」一見の価値あり。
まだの方はぜひ足をお運びくださいませ。

 
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箱根の同性カップル

2017-12-28 09:42:22 | Weblog

ところで星の王子さまミュージアムから、ポーラ美術館に行くバス停における私たち夫婦の会話です。

「そういえば三日月温泉でビアン(レズ)らしきカップルがいてさあ」
「へええ」
「別に見たとこ変じゃないんだけど、どう見てもカップルでね」
「そりゃ、ぜったいカップルだろ」
「同性だと、一緒にお風呂入れるんだなあって思ったわけ」
「なるほど、夫婦でも公衆浴場で一緒はムリだもんね」

たしかに東北へ行くと混浴もけっこうありますが、普通はプライベートバスでない限りできません。

先日も、知り合いの男性が、彼氏と一緒に堂々と歩いていてびっくり!
……いや、もちろん堂々と歩いて良いのですが、身近にそういうカップルが普通にいる、そんな時代になったのかと思った次第です。

もっとも、江戸時代に日本にやってきた宣教師たちは、大っぴらに衆道の契をかわす人たちが多いのにびっくりしたといいますから、もともと八百万のわが国は大らかで寛容なのですね。

私もフィリピンに行ってから少し考えも変わり、好きになった人が同性で、しかもそれが一緒になれば、それは幸せなことだと思うようになりました。

しかしながら、ニューヨークでは「Ladys and Gentlemen」と呼びかけるのさえ止めたといいますが、最近の傾向のように、過度に”LGBTへの理解”を押しつけるのは如何なものかと思います。

そもそも男女の愛にしたって、あまり公然としすぎては咎められるものであります。ましてや(以下略)。なんて言うと、また非難されそうですが、少なくとも子供にすすめるものでもありません。

もっともLGBTの人たちは、子供のうちから、そういう生きづらさは経験してるのでしょうけれど。人は誰しも他人にわからない辛さや苦労があるものです。

見かけたら「あ、いるな」とか、知り合いにいたら「よかったね」とか「おめでとう」という程度にとどめておくのが、よろしいのではないでしょうか。

 

 
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二度目の「星の王子さまミュージアム」でした!

2017-12-27 09:09:38 | Weblog

昨日からの続きです。

ポーラ美術館に行く前、立ち寄ったのが「星の王子さまミュージアム」です。
5、6年前に母と一緒に行って、今回が二度目でしたが、家内のリクエストということもあって、見え方が少し変わってました。

まず、何度も読んでいたはずの「星の王子さま」の物語や登場人物をすっかり忘れていたこと。帽子の形をした象とうわばみ、砂漠のキツネ、酔っぱらいやうぬぼれ男。
すべては記憶の彼方でした(苦笑)。

ハッキリ覚えていたのは、わがままなバラくらいでしたが……でも、ミュージアムをまわるうちに、フツフツと記憶が甦ってきたぞ!

そして、以前来た時は、なぜか“わがままなバラ“に惹かれたものですが、今回は何やらバラが気の毒に感じました。

この “わがままなバラ“のモデルは、サン=ティグジュペリの妻、コンスエロだそうです。中米エルサルバドル出身、激しいラテンの血をひいた美人でコーヒー農園主の娘だったそうですから、わがままなのは当たり前でしょうか。

でも、ティグジュペリはアフリカやらアメリカやら赴任して、少しも家にいなかったわけなので、コンスエロにも言い分はあったでしょうね。

まあ、夫婦でダブル不倫だったそうなので、どっちもどっちなのかな。

それにしても、サン=ティグジュペリがサハラ砂漠で消息を断ったのは、よく知っていたのですが、それがなんと44歳の時だったのにも驚きました(多分、前に来た時も同じことで驚いたと思うけど)。

ケンカしたって好きで一緒になった相手だから、コンスエロだって悲しかったに違いありません。まあ、奥さんの方がツレがいなくなった時、はるかに強いとはいえねえ。

涙をさそったのは、サン=ティグジュペリを撃墜したドイツ人パイロットというのが、子供の頃に「星の王子さま」を愛読していた人だったということでしょうか。

彼はそのことを知ってから、二度と再び操縦桿を握ることはなかったといいます。

今回「星の王子さまミュージアム」を再訪して、あらためて感じたのが、この物語は最初から出来上がっていたことだということです。

もちろん、サン=ティグジュペリの砂漠の経験や妻との軋轢が元になり、作者の脳内で作り上がっていったに違いありませんが、この本は最初から作られることが決まっていた物語なのではないか、と思いました。

パウロ・コエーリョの「アルケミスト」には、“マクティーブ“という言葉で表現されていて、アラビア語で「それは書かれている」という意味だそうです。
見えない力によって最初から作られることが決まっていた作品が、「星の王子さま」だと思うのです。

短い物語ですが、決して「作ろう!」と思って書ける作品ではありませんものね。

それにしても、パリの街角を再現したような外装も魅力。
箱根に立ち寄ったなら、ぜひ見ておきたいミュージアムでしょう。

↓ こちらはミュージアムのレストランメニュー。

サンリオ・ピューロランドにもあった、キティちゃんランチみたいですけど、ウワバミのオムライス……ちょっと食べてみたいかな♪

 
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箱根ポーラ美術館〜黒田清輝の《野辺》

2017-12-26 16:11:35 | Weblog

箱根2日めは天皇誕生日でした。

エンペラーウェザーの晴天の中、美術館巡り好きな家内と星の王子さまミュージアムとポーラ美術館に行って参りました。昨今の地方美術館の充実ぶりには、目を見張るものがありますが、箱根のミュージアムは、その中でも粒ぞろいですね。

ポーラ美術館は「100点の名画でめぐる100年の旅」という企画展示。

ルノアールやモネ、ピカソはもちろん、岸田劉生や黒田清輝などの名画を一堂に会した大コレクションは圧巻。
これがすべて自前のコレクションだというのですから、大変なものであります。

そういえば上野や六本木で開催された、ダリ展、ルノアール展、ゴッホ展、モネ展などを見ると「ポーラ美術館蔵」という但し書きを必ず目にしますが、バックヤードの所蔵品は大変なものなのでしょうね。

↓ その中で、今回の一枚をあえて選ぶとするとこちら。

黒田清輝《野辺》 1907年(明治40) 、画像はWikipediaより。

いや、明治時代に大胆な構図です。

「草の上に横たわっていて、寒くないのかな」という家内に、
「 いや、脳内CGで合成したんだろう。絵だからね」と答えた私ですが、なんとも意味深な印象を受ける裸婦であります。

黒田清輝といえば、何と言っても「湖畔」が有名(こちらも画像はWikipediaより)。

いや、「野辺」を見て思ったのですが、「湖畔」もなにやら意味深な絵であります。
ある意味、裸婦の「野辺」よりこちらの方が、そそられる絵と言いましょうか。

何と言いますか、上村松園だったらぜったい描かないような、男性の描いた女性像という面持ちですね。

気丈そうなこの女性は黒田清輝の妻となる、結婚前の照子夫人だそうです。
湖畔に座っていた照子夫人を見て、「おお」と言って(ウソです)いきなり下絵も描かずに描いたものだそうで(ホントです)、なにやら続きの物語がありそうな……。

「野辺」は「湖畔」の約10年後に描かれた作品で、当時23歳だったという照子夫人をモデルにしたものか、わかりません(多分、違うモデルでしょう)。

家内に言わせると“野辺“の構図は、「男子の妄想」だそうですが、黒田清輝画伯は薩摩藩黒田家のご出身。正鵠を射るとは申しませんが、当たらずしも遠からずといったところでしょうか。

そういえば、ハリウッド映画も主人公の男性に美女がなぜかゾッコンになり、最後は男と男のコブシのぶつかる合い……これまた男子の妄想か(笑)。

男女を問わず、アートというのは妄想で出来上がっている部分もあるので、良いともわるいともいえませんが、ともかくも「野辺」を見て、はじめて「湖畔」の色っぽさがわかりました。

子供の頃から、切手や美術図鑑でお馴染みの絵ではありましたが、この歳になってそんなことを感じた次第。

そんな意味かどうかは別にして、いや、まさしくポーラ美術館のコレクションは鉄板です!

 
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エクシブ箱根離宮のシノワ・キュイジーヌ翠陽

2017-12-25 11:01:20 | Weblog

↑ こちらはエクシブ箱根離宮のシノワ・キュイジーヌ翠陽で頂いた「ふかひれ姿の芥藍菜の上海風煮込み、生湯葉添え」ですが、なんと、お品書きには書いてないトリフィが添えてありました。びっくり、びっくり、素晴らしい一皿でした!

家内が誕生日祝いということで、箱根の湯に一泊をプレゼントしてくれました。
ありがたや、ありがたや♡

ここの中華は評価が高かったのですが、フカヒレにトリフィという、言葉はわるいけど外道の極みみたいな、ひとつ間違えると下品なだけの成金料理になるものが、なんと素敵なマッチング。
考えてみれば、フカヒレはもともと無味無臭ですから、何と合わせても良いはずですが、口内調味がピッタリの組み合わせでした。

↑ 最初の一皿はこちら、「小田原漁港から届いた魚と彩り前菜組み合わせ」 。

老酒漬けの海老、蟹の豆乳和え、カラスミと白菜の和え物など・・。

 ↑ こちらは「スルメ烏賊のしゃぶしゃぶ火鍋仕立て」。

クレソンが下にあり、先にクレソンから入れてイカは軽くしゃぶしゃぶするだけ。よだれ鶏のソースと醤油で頂きます。

 こちらは「蝦夷鮑(えぞあわび)と肝ソースをからめ娃娃菜(わわさい)、干し貝柱ソース絡め」。

まわりは百合根と、赤いのは枸杞の美でしょうか。


↑ 写真はボケてますが、北京ダック。
うっかり本体を消してしまいましたが、北京で頂くより美味しい♪


↑ 伊勢エビのチリソース。
伊勢エビに四川風の味付けとはびっくりですが、これが合うこと!
添えられた揚げパンがまたベストマッチでした♪


↑ 神奈川県産黒毛和牛ヒレとフォアグラのグリル。黒酢を効かせたフォアグラムースで。

和牛にフォアグラという組み合わせも何とも外道な感じですが、これまたベストマッチ♪ なのに胃にまったくもたれないというのが凄いですね。

↑ 杏仁豆腐・季節のデザートと中華菓子の盛り合わせ。

ほかにも撮影し忘れてしまったものがあるのですが、まあこんな感じのラインナップで言うことなし。食べログなどに書いてある評価以上の素晴らしさに堪能でした。

中華といっても、食材と食材の組み合わせの妙があって、アル・ケッチァーノの奥田シェフの料理2も通じる繊細な味付けは素晴らしいものでした。

最後にシェフが入り口でご挨拶してくれましたが、大きな牛みたいな人でびっくり!
おっと、失礼!
中華は大きな鍋を振るためか、体格の良いシェフが多いのですが、ここの井上シェフとおっしゃいましたっけ。 まるでラガーマンみたいな立派な体つきをされていて、如何にも旨いものを作りそうな雰囲気満載。また食べに来たいです。

それにしても、こんな素晴らしい誕生日は生まれて初めて♡
用意してくれた家内には心から感謝です!

 
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本日誕生日です。

2017-12-22 10:11:12 | Weblog

本日誕生日です。
誕生日が嬉しい歳ではありませんが、 今年は妻が箱根に連れていってくれるという楽しみな誕生日になりそうです♪

ブログに書くようなことでもありませんが、まあそんなことで♡

写真は赤坂一ツ木通りに出来た蕎麦屋さん「みまき」、母に誘われて行きました。ザルと天丼セットで950円ですが、蕎麦のクオリティと天丼の旨さはコスパ充分、お昼時はいつも行列なのは納得です。

↓ こちらはわが家のプラスチック枠製のおろし金が壊れてしまったので、燕三条の手造りおろし金を購入しました。

大根おろしはフワフワの別物、やっぱり道具っていいものに越したことないのですね。

 
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花風社主催〜栗本さんのコンディショニング講座 in 2017.12.19

2017-12-20 13:11:05 | Weblog

昨日は久しぶりに花風社さん主催、栗本さんのコンディショニング講座に出席しました。この日は比較的クローズドな会らしく、前日にあ@花社長から突然のお誘いを受けたという流れでした♪

花風社さんの講座は前回9月はイタリアだったし、その前は所用があったりと、今年はあまり出られてないでいたので、年末最後のお誘いは丁度良いタイミングでした。
場所は東神奈川にある神奈川公民館の和室で、ここもしばらくぶりの訪問でした。

久しぶりに出てみて感心したのは、栗本さんの話術が実に巧みになったいたことでしょうか。いや、話そのものが上手くなったのはもちろんなのですが、それ以上に話す内容が充実してきたと言いましょうか。
周知のように、彼は全国を行脚してコンディショニング講座を行っている売れっ子です。北は北海道、南は沖縄と、気候の特性が違う地域の人々に直に触れ、体を診てきていることで、場数を踏んで経験値が高くなってきたのですね。

でも、栗本さん・・宴会で“場数@ばかず“を「オレも“ばすう“を踏んできたからさ〜」などと真面目な顔で言っておりました。うむむ。最近凝ってるお馬さんにちなんでいるのか、まだまだ日本語は学習が必要かな。
そうそう。あ@花さん、このネタ。話の進行上やっぱり先に頂き失礼します(笑)。

それにしても栗本さんのトーク技術のアップと、終わった後のダメダメぶりのギャップはますます磨きがかかってきた模様です。

講座でも「昔は虎の刺繍が入った学ラン着ててさー」なんてこと言って、主婦のみなさまの失笑を買っておりましたが、虎の学ランならまだかわいいです。
虎の学ランで粋がっていたのは、女性がよく言う“男は五歳児と一緒“を地でいって、まだ可愛げがありますが……講座がひけて、いつもの新横浜・芳香園で打ち上げ&忘年会を開いたところで、栗本節が炸裂です。

キメはいつもお馴染み、“ななお“発言でしょうか。

ななおとはもちろんモデルの菜々緒。
五十路近いおっさんが、20代の芸能人モデルをどうにかできるとは、チミィ……栗本先生! 妄想にしても図々しいにもホドがありますぞ。

菜々緒発言でみんなから集中砲火を浴びた栗本さん、
「わかった、わかった。菜々緒のことははもう言わないです。
それじゃ乃木坂48の……」

をいをい。それじゃ同じだろう。
乃木坂の誰だか、名前なんか忘れちゃったけど、売れっ子の先生がそれじゃいけませんぞよ。

と、そう言ったら、あ@花さんが「わたしたちが、こういう栗本さんのダメぶりを拡散すれば、教祖にならないから丁度良いのよ」とのこと。

ああ、たしかにこういう体を使ったコンディショニング講座で人を治すと、教祖やカリスマになってしまうことがありますから、それはそうかな。
その点、栗本さんが教祖になる心配はありませんものね(笑)。

さて、講座の内容については、わたしのブログでは書けませんが、そのうち花風社クラスタの楽しみが増えるかも、とだけは言っておきましょう。

講座では、花風社さんの新刊「元刑事が見た発達障害」の著者、榎本澄雄さんがいらしてました。元警察ということで、ヒゲを生やしたコワモテさんを想像してましたが、お会いするとシュッとした二枚目だったのにもびっくり。

元麻布警察ということですが、そういえば、あの署……私はしょっちゅう前を通るし、知り合いもいるのですが、けっこうイケメン警官が多いのです。

次回のコンディショニング講座は新年1月7日(日)だそうで、こちらはもう定員超えとのこと。わたしも顔を出したいところですが、ご無理は言えないな。
あ@花さん、前日でけっこうですので、余裕があればお誘いのほどを(もちろん読者優先でご無理のないようお願いいたします)。

久々に素晴らしい講座と宴に堪能の一日でした♡
栗本さん、あ@花さん、ありがとうございました!

 
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アグリトゥリズモってご存じかい?

2017-12-19 09:37:44 | Weblog

マンマミーア・イタリアンーと来たもんだ! 29

全29話バックナンバー

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9月の終わりにイタリアへ行ったのち、以前書いた「医食同源」の公開を再開したのですが、ようやく最後のエピソードまで辿り着きました。

まだ医食同源の原稿、いっぱいありますので、次回は鍋奉行のシリーズなどもアップしていこうかと思っています。
どうぞお付き合いのホドを!

まいど、まいど、イダテンのゲンさんです!

さてさて、こないだの地震にゃあ驚いたなあ。あっしは目黒の駅ビルで、うちのババアと買い物をしていたんだが、目の前のアクセサリー屋に置いてあった商品が次々に倒れてな。ガラス細工なんぞはパリンパリン割れちまって、お店の人には実に気の毒だったよ。

だが日本人ってえのは、多少の地震なら平気なようで、みなそれぞれに平静を保っていたようだが、どうにも道も電車も、思ったように動かねえのには困ったもんだ。

目黒のあとは銀座に出て、ちょっくら寿司でもつまもうと思っていたんだが――電車は動かないわ、タクシーはつかまらないわで予定変更。恵比寿まで歩いてから、馴染みの店でピッツァをいただいたよ。

ともかくも先週の東京は地震だ、台風だって大騒ぎだ。まったく大都市てえのは、ちょっとした自然のいたずらで、電車も道路も思うように動かなっちまうんだから困ったもんさね。

まあみなさんも、こんなことで夏バテしないよう、麻布亭のウナギでも食べておくれよ。特に、今年からのメニュー、「麻布亭略ポン」は、安くて旨くて大好評! 高値の続くウナギ市場で、信じられない安さと高い品質で、今、お客さんの間で大評判さね。

夏はまだ、はじまったばかり。みなさん、どうぞスイサンドンヤ・ドットコムさんの食材で、暑さを乗り切っておくれよ! 

サルディニアはイタリアの沖縄?

さて、ご好評をいただいているマンマミーア・イタリアンも、いよいよ今回で最終回だ。

え。何で29回なんて、中途半端な回数でおしまいにするんだって?

そらお客さん、またイタリア料理の話をすることもあるからだよ。ものごと、あんまりキッチリ完結させちまうと、後が続かねえからな。やり残したくらいで丁度いいのさ。

てなもんで、しんがりはイタリア最後の秘境・サルディニアだ。

前回もお話した通り、石器時代から文明の続くサルディニア島だが、リゾート地として注目されたのは、ほんとうにごくごく最近のこと――1960年代になって、アラブの大富豪アガ・カーンによって開発されたのが、現在のコスタ・ズメラルダ(エメラルド海岸)だったわけだ。

もとより、手つかずの自然に溢れたサルディニアだ。昔は敵が攻めてくるんで住まなかった海のそば(※1)も、今ではこの世の楽園として、世界中の大富豪がバカンスを楽しみにやってくる。

まあサルディニアてえのは、イタリア人が一番好きなイタリアのひとつだが、それは日本で言えば沖縄にあたるかもしれない。

イタリアでありながらイタリアではない。言葉もサルディニア方言という独特なもので、

スペインに近い北西部の都市アルゲーロでは、カタラン語(※2)が話されるという、ちょっくら特殊な地域なのさ。

マンマミーア・イタリアン、最終回はセレブにでもなった気分で、サルディニア料理とやらをお聞かせいたしやしょう。

※1 現在でも、コスタ・ズメラルダ周辺にはイタリア最大級の海軍基地がある。

※2 バルセロナを中心とするスペイン東北部沿岸、カタロニア地方の公用語。カタロニア語、カタルーニャ語とも呼ばれる。ただ、若者はイタリア語を話す人が増えているらしい。

生きたうじ虫入りチーズ「カース・マルツゥ」をご存じかい?

前回もお話したように、本格的なサルディニア料理――特に羊飼いの料理と呼ばれる山岳レシピには、一般の日本人にはキツく感じるものが少なくない。

連中は匂いの強い野禽類や内臓を好んで食べるし、調理法も香りを強調する傾向にあるから、慣れてない人には、余計食べにくい。

極めつけは、生きたうじ虫入りチーズ「カース・マルツゥ」で、これは南フランスからコルシカ島、そしてサルディニアにかけて食べられる、珍味中の珍味だ。

こいつは食べるの相当な勇気がいるシロモノだが、サルディニアでは特別の席に欠かすことのできないもので、パーティーなどで食卓にあがれば、地元の人は喝采するそうだ(うじ虫というと聞こえはわるいが、生きたハチノコ入りチーズみたいなものなのかもしれねえな)。

まあ、現在では保健衛生上の問題で販売はできない。だからこそ個人で作ったものには、プレミアがついて扱われているそうさね。

もっとも、そんな料理がリゾートに集まるセレブたちが喜ぶはずもなし――やはり人気なのは、四方を海に囲まれたサルディニアで採れる海の幸に、こだわりの農園で栽培された野菜や果実を、一流のシェフたちが手を加えたものに違いない。

日本からイタリアンの修行に来た料理人は、最後の数ケ月をサルディニアやシチリアで過ごす人が少なくない。それはこの地の持つ、豊かな食材に加え、本土のイタリア料理にはない不思議な魅力があるからなんだろう。

ローマ人も愛したウニとイセエビ

サルディニアの食材といえば、何と言ってもカラスミ――ボッタルガというのは、前回お話した通りだが、日本人にお馴染みの食材はまだまだある。

オススメなのが、イセエビやウニの類だろう。こいつらはローマ時代から高級食材として、連中が好んで食べていた食材だ。どちらも旨味タップリだから、そら、どこの国でも人気なのは当然の話だが、コスタ・ズメラルダあたりのリゾート地では、さして高級店でなくとも、気軽に出される。

イセエビはナッセという、藁で編んだ籠で漁をするそうだが、こいつはサルディニアだけじゃなく、イタリア全土に出荷されてる島の名産品だ。まあ、ちょっと贅沢するくらいの感覚で食べられていると思えばいいやな。

イセエビはアラゴスタと呼ばれ、ラテン語で子馬を意味する(形が似てるからなのかな)。日本のものよりやや小ぶりだが、けっこう身が詰まっていて味は濃厚だ。

新鮮さが売り物の食材だから、シンプルな食べ方が好まれる。茹でてレモンやオリーブオイル、マヨネーズなどに和えて食べることが多く、主にサラダやパスタなどにされることが多いんだ。

一方、ウニはリッチョ・ディ・マーレと呼ばれ、これはイタリア語では海のハリネズミを意味する。ウニは日本のもののように、コンブを食べて育ったわけじゃないから、旨味成分はやや足りない感じもするが、パスタや肉のソースなどにする分には、まったく問題ない。

ガーリックオイルをサッと混ぜて食べたり、ムースにしてアンティ・パストにするなど食べ方は色々だ。

ガーリックオイルなんていうと、何となくエスカルゴを思い出すが、やはり地形的に南仏やスペインが近いってこともあるんだろうな。

 アグリトゥリズモってご存じかい?

サルディニアで素晴らしいのは海の幸ばかりじゃない。

ここで採れる果物や野菜は本当に旨いんだ。洋梨なんぞは形はよくねえが、甘くて濃厚で、そら旨いもんだぜ。形が良くなくて旨いもんってえのは、あまり人の手が加わってない分、いい知れぬ生命力を感じさせるもんだ。

イタリアではアグリトゥリズモ(※3)と呼ばれる、農村の中でワインや郷土料理を楽しむ、ちょっと小洒落た民宿が、全国で約1万軒以上もある。なんせ国土の半分が農地という国だから、人材と場所には事欠かないって寸法さ。

ホテルに比べると格安で、長期休暇が当たり前のヨーロッパではドイツやフランス、あるいはアメリカあたりから、田園生活とスローフードを楽しみにやって来るわけだが、イタリアの中でも人気なのが、ここサルディニアのアグリトゥリズモなんだ。

コスタ・ズメラルダあたりのリゾート地と違って、便利さはもちろん期待できないが、そこはイタリア――新鮮なチーズや野菜を洗練された味付けで出してくれるとこも少なくない。自家製のオリーブオイルやレモン、アーティチョーク、ワインなどで、それはそれは歓迎してくれる。

その中には仔羊のパナーダなんて伝統料理がよく聞かれるが、こいつは日本人の口にも合うなかなかの逸品だ。仔羊の肉やジャガイモ、インゲン、ドライトマトなどをパイ生地に詰めて、オーブンで焼いたものだ。

仔羊の代わりに鶏や豚、ウナギを入れたり、反対に野菜しか入れないものなど、さまざまなバリエーションがあるそうだが、いずれにしても、こいつにはサルディニア特産のブドウ、カンノナウ種(※4)から作った、力強い野趣あふれる赤ワインが合う。

サルディニアの持つ大地の力を感じさせる逸品だ。

ともかくも最近流行りのアグリトゥリズモだ。サルディニアのリゾートには手が出ないが、時間に余裕があるなんて方にはオススメだ。一度試してみてはいかがかな?

ところで、ここでちょっくら宣伝だ。

サルディニアでもウナギは好まれている食材だが、やはり日本人ならウナギは蒲焼きで食べたいもの。そんな中、スイサンドンヤさんの新製品「麻布亭 略ポン」は、本当に素晴らしく美味しい蒲焼きなんだ。

こいつは、大きいウナギを裂いた後、カットして串打ちして焼いた商品だ。

太いウナギってえのは脂がのって旨いんだが、皮が厚いもんで、白焼きの段階でしっかりと焼かないと皮が固く感じて、どうにも塩梅が良くねえ。(だからガス焼きにした製品ではおいしく焼きあがらねえんだ。ガス焼きの下に炭火を置いただけだったり、タレの漬け焼きのときに炭火を申しわけ程度に使っただけの――炭火をうたう証拠作りをしただけ商品たあ、ワケが違うぜ!)。

だが、麻布亭ブランドは手焼き炭火で焼いているから、皮の固さが残ることはまったくない。この方法では、おそらく日本で唯一の蒲焼製品だろうな~。

脂が乗って、身も厚く、皮までパリっと香ばしく、しかもお買い得!

唯一の欠点は身が厚いんで、上からみるとちょっくら小さく見えることくらいかな。

食べ方は簡単。ラップしたあと、レンジで強めにチンするのが、皮の香ばしさまで楽しめる一番美味しい食べ方だ。熱いドンブリご飯の上に乗せて、うな丼で食べれば、それこそ夏バテなんぞは、どこかに吹き飛んでしまうこと、受合いだぜ!。

おっと、最後は興奮して関係ねえ話になっちまって、どうもまっぴら御免なすってなあ。

さて、ご好評をいただいたマンマミーア・イタリアンも今回まで。

次回からは夏にふさわしく、日本人の大好きな食べ物「カレー」について、聞かせ倒すことにいたしやしょう。

じゃあ、お客さん。次回もお楽しみに!

※3 アグリトゥリズモ(Agriturismo)は農業を意味する、アグリコルトゥーラ(Agricoltura)と、観光を意味するトゥリズモ(Turismo)を結びつけて出来た造語。

もとは1960年代――大規模な冷害によって被害を受けた農園を、支援することからはじまった。

※4 カンノナウはイタリアでの呼び名で、一般にはグルナッシュ種と呼ばれている。

 

マンマミーア・イタリアンーと来たもんだ! 4
全29話バックナンバー

1 マンマミーア・イタリアンと来たもんだ!

2 貧しさから生まれたイタリア料理

3 パスタは体に良いぜ! 

4 ショートパスタは究極の外道? 

5 体にやさしいマンマの味

6 フォアグラの道もローマに通ず

7 ちょっくらヴェネチア物語を一席

8 カルパッチオは1963年生まれ?

9 どこが違う?〜ミートソースとボロネーゼ

10 パルミジャーノはチーズ界のホンマグロでい!

11 生ハムは体に良いぜ!

12 トスカーナ〜進化した貧者の豆スープ

13 野趣溢れるイノシシはいかが?

14 永遠の都・ローマ料理って?

15 アナゴのエサになったローマの奴隷

16 宇宙に飛び立つユダヤ料理?

17 PIZZAはどこから来た?

18 世界を制覇したナポリのトマト

19 王様の舌はマカロニの舌

20 「地中海式ダイエット」はイタリアの医食同源!

21 オリーブは体に良いぜ!

22 イタリア三色国旗は健康の源

23 地中海式ダイエットって?

24 良いワインは良い血を作る!

25 シチリアの郷土料理 クスクスはいかが?

26 ゲーテも愛したシチリアの大地

27 ジェラートは1日にして成らず

28 サルディニアの珍味、ボッタルガことカラスミくん

29 アグリトゥリズモってご存じかい?

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ガンは治る時代になりました

2017-12-18 12:13:25 | Weblog

土曜は西武線桜台にある温泉銭湯、久松湯に浸かり、毎年恒例の忍会……24年前に33歳で夭折した友達を囲む会でした。

光陰矢の如し。

あっという間の24年間でしたけれど、その中で彼女同様ガンに蝕まれていった人は数知れず。しかしながら、その僅か20数年の間に医療は劇的に進化し、昔は治らなかったものが完治するようになりました。

彼女ももう少し、ガンが出来るのが遅かったら死なずに済んだかもしれません。
まあ、そんなことを言っても詮無い話ですが、色々治ってる友人や身内の話に、家族の方は満足されていたようです。

うちの母も7年前に発祥した肝臓ガンが、あの陽子線治療により完治。
2年前、再発の疑いがあったのですが、夢のお告げがあったのか、シロと判定されました。

なんでも最近の医療の中には、ガンを見つけても「何もしない」という選択肢もあるそうで、それで助かっている人もいるようです。

また、なるべく体を切らないという手術方法も良いみたいですね。
私の柔道仲間の先輩も、先日前立腺ガンの手術を受けて、もう稽古を再開してるなんて強者もいます(なんと古希近い!)

人間誰しも死ぬことから逃れることはできませんが、大切な身内や友人が病気から生還することは嬉しいことです。天寿を全うするとはよく言ったもの。

私も大切な身内のために、体は大切にしないといけないかな。そう感じた忍会でありました。

 
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「マンマミーア・イタリアンーと来たもんだ! 」〜28話 サルディニアの珍味、ボッタルガことカラスミくん

2017-12-15 08:58:05 | Weblog

マンマミーア・イタリアンーと来たもんだ! 27

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別のエピソードは医食同源で HOME

9月の終わりに14年ぶりにイタリアへ行って、以前書いていた「医食同源」の公開を再開したのですが、、根気がなくて(笑)10月にの27話目で更新してから、そのままになっていました。。

全29話ある「マンマミーア・イタリアンーと来たもんだ! 」、もう少しで更新の完成です。お付き合いのほどを!

サルディニアの珍味、ボッタルガことカラスミくん

掲載日:2005年7月1日

まいど、まいど、イダテンのゲンさんです!

いやはや、先日ロンドンで起こった同時多発テロには驚いたなあ。びっくりしたと同時に、あっしは怒りが込み上げてきたぜ! あんな連中、野放しにしてちゃいけねえってな。

あっしの娘の友だちはロンドンに暮らしてるもんで、ちょっくら心配したけどな(もちろん無事だったがね)。

ともかくも亡くなられた方には、心よりご冥福を祈る次第で・・・。

ロンドンとは直接の取り引きがあるわけじゃねえが――こちとら商売は、世界中に買い出しに行くもんで、まったくもって人ごとじゃない。

あっしらサカナ屋さんたちが赴くところは、インドネシアやフィリピン、インド、パキスタン、モロッコ、南アフリカなど、場所によっては安全とは言えない国も多い。

だが、テロリストに屈しているようじゃ、一人前のサカナ屋とは言えねえよ。危険なところにわざわざ行くことはないが、万全の安全策をとりながら、世界各国から旨いモンをかき集めている次第さ。

まあ苦労して集めてきた食材のおかげで、先週、有明で行われたシーフードショーも大盛況。世界各国から運んできた海のモンを、お客さんがたは「旨え、旨え」って食べてくださったよ。

ともかくも体調を崩しやすいこの時期だ。みなさん、どうぞスイサンドンヤ・ドットコムさんの食材で乗り切っておくれよ!

イタリア人が一番好きなイタリア

さて、ご好評をいただいていたマンマミーア・イタリアンも、残すところ今回を入れて、あと2回。しんがりはサルディニア島を取り上げてみやしょう。

サルディニアと言われても、日本人にはピンとこない方が多いと思うが、実はこの島――イタリア人の多くが、イタリアで最も素晴らしい土地と賞賛されてやまない別天地なんだ。

世界一ツーリストの多い国・イタリアにおいて、なぜ本国の人々から、そこまで人気を集めているのか? その理由はこの島の持つ美しい自然にある。

現在、島の東北部に当たる、コスタ・スメラルダ(エメラルド海岸)には、夏ともなると、世界中の大富豪がバカンスに集まってくる。あの故ダイアナさんも愛したという、紺碧の海に青い空。白く輝く砂浜。珊瑚がつらなる岩礁。

そして内陸に入れば、アグリツゥリズモに代表される農場の数々。点在する地中海の灌木、深い森・・・それがサルディニアなのさ。

今回はそんな、豊かな自然に溢れるイタリア最後の秘境――サルディニアの食をとことん食べつくしてみやしょう!

サルディニア人は山の民だった?

サルディニア島の歴史はすこぶる古い。数1000年の歴史を持つことはわかっていたが、最近になって、15万年前の人骨と黒曜石が確認されたという。

ただ、この島の魅力が何であるかと言えば、歴史と言うよりは、その風光明媚な自然に尽きるわけだ。この地がリゾート地として注目されたのは、ごく最近の話で、それまでサルディニアは辺境の島とされ、住民たちも至極貧しい暮らしをしていた。

なんせ、昔のサルディニア人は海のそばには住まなかった。なぜって、常に外敵が襲来してくるからさね。

シチリアのように禿げ山ばかりが目立つ島と違って、魔物の出そうな森に囲まれたサルディニア内陸部は、侵略者を寄せつけない天然の要害だったワケだ。

シチリアが幾度となく異民族の支配を受けてきたのに対して、サルディニアを完全に制圧した支配者はいなかったのは、ひとえにこの山がちな地形によるものだ。

そのためか、サルディニア人は何かに警戒しているかのように眼光が鋭く、髪も黒く、背も低く――何やらアラブ系や東洋の血が混じっている感じだ。ともかくも、お調子ものな本土のイタリア人とは、まったく違う人種だね。

島全体の9割を占める内陸部の町に、ヌオーロという代表的な山岳都市がある。

その辺はラ・バルバージア(野蛮人の地)と呼ばれる強者ばかりが暮らすところだったそうだ。周囲は標高2000m級の山岳に囲まれた深い森で、未だに外部の人間の侵入を拒ばんている。森を抜けるとさらにマキスと呼ばれる荒れ地が広がっており、ここは伝統的に島の掟を破ったものが逃げ込んできたそうだから、昔は禁じられた土地だったんだろうな。

サルディニア内陸にはそんな土地があちこちに点在しているんだが、当然ながら、そんな山の民が海のものを食べられたハズはない。サルディニア伝統料理に肉が多いのは、そんなわけなのさ。

余談ながら、島にはヌラーゲと呼ばれる、有史以前に建造された石の砦が7000ほど点在している。これは、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」のモデルになった遺跡とかで、いわば石器時代からある要塞だな。

これらヌラーゲを見ると、まあサルディニア人ってえのはずいぶん昔から、侵略者と戦い続けてきたんだなあと、感心する次第さね。

サルディニア、羊飼いの料理

サルディニア料理は羊飼いの料理と、漁師の料理に分かれている。

山あいの地というのは、どうしてもタンパク質が足りなくなる傾向にあり、日本でも長野あたりじゃ、ハチノコやイナゴ、ザザムシなんて珍味をいただく。

羊飼いの主なタンパク源といえば、何と言っても羊の乳から作ったペコリーノ・チーズだが、祝いの日にはご馳走として肉を食べた。それもさまざま肉を食べる。豚や牛、羊はもちろん、馬やロバ、シカやウサギといった野禽類、そして内臓料理など、貴重な肉はムダなく食べたんだな。

ただ、こういった羊飼いの料理ってえのは、日本人にはちょっくらキツい。

あっしは、サルディニアの州都カリアリで、ス・クンビドゥ(Su Cunbidu)という

サルディニアの伝統料理を出す店に入ったことがある。洒落た店内で、フィガロ・ジャポンとやらにも掲載された地元の名店だそうで・・・そこで、おまかせのコースを頼んだんだが、このゴマ塩アタマのジイさんにゃあ、どうにもキツかったなあ。

どうキツかったかって――本格的な郷土料理が、よそものにとってキツいもんだが、まあ肉のクセとにおい、そして出された量が凄かったってことかな~。

特にセコンド・ピアットに出されたグラン・プレミオ(※1)と呼ばれる、馬の骨つきステーキなんか、あまりに肉の匂いそのままだったのさ。さくら肉も馬刺で食べたり、タルタルステーキで食べる分には、さっぱりしていて美味しいが、どうも焼いたりすると肉のにおいがかえって強調されるのかもしれない。

おまけに血合い部分の骨付き肉となりゃあ、なおさらさね。味つけも塩胡椒のみとシンプルだが、ちょっと日本人にはつらい肉料理だったな~。

ほかにもサルディニアの山岳料理には、乳ばなれする直前の仔豚を野焼きしたポルチェドォ(porceddu)というものがある。ネズやオリーブの木の薪を燃やし、半身に切った豚を大きな串に刺して、火のまわりに立てて食べるのがサルディニア風だ。

ネズの木は松に似た針葉樹で、ジンの香りづけのこの実を使う。針葉樹はヤニ成分が多いので、燻製などには避けられる素材だが、おそらくは肉の香りづけに使われるんだろう。

 ※1 Gran Premioは競馬の大賞典レースという意味。

サルディニアの珍味、カラスミくん

サルディニアでぜひ味わってほしいのは漁師の料理だ。やっぱり日本人は海のモンさね。

中でもサルディニア名物として名高いのが、ボッタルガ(Bottarga)と呼ばれるカラスミだ。

味もレシピも、日本のものとよく似ている。

なに、イタリアにもカラスミがあるのかって?

むふふふ、お客さん。カラスミなんていうと、何となく日本独特の珍味だと思うだろうけど、実はあっちの方が本家本元なんだよ。

カラスミの起源は古代ローマ時代――ギリシャ・トルコなどの地中海沿岸で、ボラの卵巣を塩漬けにして乾燥させたものが、しばしば彼らの食膳に上がっていた。作り方なども、今のものとあまり変わらなかったようだ。

それがシルクロードを通じて、中国に伝えられ――さらに17世紀頃、オランダ人を通じて長崎に伝来したのがカラスミと言われている。未だにカラスミが長崎名物なのは、そういうわけなのさ。

日本じゃ形が唐の墨に似ていることから、カラスミと呼んでいるが、あちらのボッタルガ(※2)は、アラビア語の塩漬け(Burarih)、あるいは魚卵(Battarikh)が語源と言われている。

もともとはボラの卵で作ったもののみをボッタルガと呼んでいたが、今ではマグロでも作られている。ボッタルガ・ディ・トンノ(bottrarga di tonna)と呼ばれ、ボラのものより色が薄いのが特徴だ。

ボッタルガは薄切りにしてレモン汁、オリーブオイルをかけて前菜に出すのが、サルディニアでの一般的なの食べ方だ。また、すりおろしてパスタにかけるのも美味しく、こいつは最近の日本のイタ飯屋さんでも、やってる店が多いようだ。

さーて、時間が来やがった。

それじゃ、お客さん。次回をお楽しみに!

※2 サルディニア方言ではブッタリガ(Buttariga).

マンマミーア・イタリアンーと来たもんだ! 4
全29話バックナンバー

1 マンマミーア・イタリアンと来たもんだ!

2 貧しさから生まれたイタリア料理

3 パスタは体に良いぜ! 

4 ショートパスタは究極の外道? 

5 体にやさしいマンマの味

6 フォアグラの道もローマに通ず

7 ちょっくらヴェネチア物語を一席

8 カルパッチオは1963年生まれ?

9 どこが違う?〜ミートソースとボロネーゼ

10 パルミジャーノはチーズ界のホンマグロでい!

11 生ハムは体に良いぜ!

12 トスカーナ〜進化した貧者の豆スープ

13 野趣溢れるイノシシはいかが?

14 永遠の都・ローマ料理って?

15 アナゴのエサになったローマの奴隷

16 宇宙に飛び立つユダヤ料理?

17 PIZZAはどこから来た?

18 世界を制覇したナポリのトマト

19 王様の舌はマカロニの舌

20 「地中海式ダイエット」はイタリアの医食同源!

21 オリーブは体に良いぜ!

22 イタリア三色国旗は健康の源

23 地中海式ダイエットって?

24 良いワインは良い血を作る!

25 シチリアの郷土料理 クスクスはいかが?

26 ゲーテも愛したシチリアの大地

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家庭料理の赤坂・紫月で「今年良かったこと、わるかったこと」

2017-12-14 15:35:01 | Weblog

昨日は赤坂・紫月(しづき)で勉強会の忘年会でした。紫月はほっこりした家庭料理が魅力。

切り干し大根やらポテトサラダ、おでんや竜田揚げなど、普通の家庭料理ですが、勉強会のメンバーの舌にも合ったようで、終止和やかな雰囲気でした。

その中で、全員から「今年良かったこと、わるかったこと」ということを学校みたいに発表。いや、人生はいろいろありますね。

大病をして死の淵から這い上がってきた方がいたかと思えば、初めて台湾に行って良かったなんて、かわいいコメントの人もいました。

「良かったことは会社を辞めたこと。
わるかったことは会社を辞めたこと」なんて人もいたな。

面白かったのは里親をはじめたという人がいたことでしょうか。これはもちろん良かったことだったかな。

里親と言っても、本当の里親とは違ったショートステイで、何と言ったかな……ネットで見たら「一時保護委託」なんて単語が出てきましたが、違う呼び方だったと思います。

それにしても世の中、複雑な家庭はあるもので、その人は違うのですが、無理心中されそうになった子供の里親委託を受けたなんて人もいたそうです。

それにしても、人は見た目にはわからない苦労をしているもの。

なくなった親父はよく言ってました。
「人に言いたい話は、自分が聞きたくない話。
人が聞きたい話は、自分が言いたくない話」

でも、昨日は良かった話も素直に聞けたし、わるかった話もみなすんなり話していたなあ。

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銀座線で「どけ、ババア!」と叫ぶ、残念なおじさん

2017-12-11 09:40:47 | Weblog

土曜日、上野から谷根千散歩をしようと銀座線に乗っていたところ、70歳前後の女性たちが、座っていた私たちの前にやってきました。

少し前なら、席を譲っていたところですが、昨今はそのくらいの年齢の方はそこかしこにいる上、譲られると、自分がそんな年に見えたということで、がっかりされる方も少なくありません。

その方たちも立ちながら元気におしゃべりをしているので、まあいいや、座ってようとしたところ、銀座駅で「どけ、ババア!」という男性の声が……。
顔を上げると、おじさんというよりはおジイさんと呼んでよい、やはり70歳前後の男性が我が物顔で、その女性たちをかきわけて私たちの前のつり革につかまりました。

うーん。
つり革つかまりたかっただけなのに、「おい、ババア」はないんじゃないの?

言われた女性たちは怒るより、あまりの非常識ぶりに引いてましたが、その男性と奥さまと思しき女性……意外に身なりが良いのです。
女性はイタリアンレザーみたいな、高そうな革をまとっていましたし、男性の方も高級そうな良い持ち物をしておりました。

またその人の奥さまが平然としてるのもびっくり。普通だったら、こういう亭主の素行を妻が注意しそうなものですけどね。

いや〜、こういう比較的高齢で失礼な人が目立ちますが、この日見たこの男性は今まで見たことがないレベルですね。

ここまでの人は珍しいにせよ、平日の日、展覧会に行くと高齢の方が多いため、けっこう遭遇することが多いです。まあ、ぶつかっても謝らないとか、そんな程度のことなんですが、男女とも、このおじさんくらいの年齢の人が圧倒的に多いのも特徴かな。

どうやら人間、年を重ねて人間ができるというものでもないようで、せめて自分がそうならんように気をつけないとね。

↓ こちらは谷中で見かけた強烈な張り紙のお店。
とても入る気はしないのですが、ネタとして撮影しちゃいました。けっこう強気なお値段にもびっくりかな(笑)。

 
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映画「IT イット“それが見えたら終わり”」は「スタンド・バイ・ミー」のホラー版でした!

2017-12-08 10:07:37 | Weblog

先日、「怖い絵」展をご一緒した人のご子息が、「IT イット“それが見えたら終わり”」 を見に行ったという話になり、それなら「怖い」ついでに行ってみようということになりました。

スティーブン・キングの小説はいつも途中で挫折するのですが、映像化された作品はなぜかほとんど見ています。小説はこんなに長くする必要があるのかと思うのですが、映画は適当に端折ってくれるので、楽に見られるのですね。

“IT“も長くてわかりにくい原作はスルー。
公開作は以前PART1とPART2に分けて作られた前作ムービーのリメイクで、どちらも見てるはずなんだけど、悪魔のピエロ・ペニーワイズ以外はまったく記憶になく、初めて見る感じでした。

今回の公開作も、2本作る予定のうちのPART1だそうで、PART2は今回子供だった人たちが27年後、大人になった時の話になるようです。

結論から言うと、かなり面白い!

怖さは「お化け屋敷」のコワさで、びっくりはするけど、見たあと残らないコワさって感じでしょうか。テイストは同じ原作者による、まさに「スタンド・バイ・ミー」と少年ジャンプを足して2で割って、ホラーにしたような内容でした。

特筆すべきは登場する子役がみな素晴らしかったことでしょうか。

「スタンド・バイ・ミー」では、故リバー・フェニックスやキーファー・サザーランドらを輩出していますが、今回の「IT イット“それが見えたら終わり”」でも、将来ブレイクする俳優が大勢出る予感がいたします。

特にベバリーを演じた女の子は素晴らしく、すでにブレイクしているかも。

ともかくも2時間楽しめる、お化け屋敷的ホラーですが、このデリー(DERRY)って田舎町にだけは住みたくないな。
悪童がいじめをする場面も、“いじめ“というより「暴行」「殺人」といった、立派な犯罪行為をしています。アメリカの田舎って、こうなのかな?

スティーブン・キングの作品には、よくこういう田舎町が舞台になりますが、けっこうリアリズムなのかなと感じてしまいました。

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ふたたび、バルテュスが求めたものとは?

2017-12-07 10:21:13 | Weblog

バルテュスの絵画は少女を性的対象としている? 撤去の署名に8千人が同意

昔、私の父はこういう記事があるたび「つまんねーこと言いやがるヤツが多いよな〜」なんて言ってました。

浅草生まれの父は、表に出たときは紳士でしたが、家の中では存外に口がわるく「勉強好きのバカは始末わるい」とか、「下らんことぬかすヤツが多過ぎる」なんて、けっこう毒を吐いていたものですが、このニュースはそんな感じですね。

すでに8000人ではなく、9000人の署名が集まったとか。
父の言葉を借りると、9000人も「バ×カ 」がいるってこと?(苦笑)

バカならまだしも、これって大戦中にナチスがしていたことと変わりないんじゃないかって思いますが、生前さんざんスキャンダルの多かったバルテュスにとって、これはかえって名誉かもしれません。悪名は無名にまさる。

死してなお世間を騒がせるバルテュス翁、立派としか言いようがありません♪

絵描きの鑑として、見習わないといけないかもしれませんねえ(無理)。

 
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