小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

中華街・媽祖祭(まそさい)~飛鳥2

2009-03-26 08:04:30 | Weblog
時間が前後するが、先日20日は親爺の墓参りのあと、
横浜中華街で大学時代の友だちと好々亭で食事。
大学時代の友人といっても、みな子持ちの女性ばかりで、私はどちらかというと聞く一方。
離婚の話やら、亭主の素行の話やら、子どもの話やらと人生いろいろ。
私も何もなかったわけじゃないが、他人の話というのは濃く聞こえるな~。
この日は媽祖祭で、午後から天気が良くなってきたこともあって、中華街は不景気と思えない賑わいだった。
媽祖は中国の海の女神で、
2006年に媽祖廟が中華街の中に建立かれてからは、関帝廟とともに観光スポットとなっている。
おりしもWBC日韓戦の第4戦で、
乾物やお茶などを売っている比較的ヒマな店は、熱心にテレビ観戦をしている。
当然ながら華僑が多く、うちわでは中国語で話をしている店も多かったのだが、
一様に日本を応援しているのが面白いところ。
日本で商売をしているのだから当たり前かもしれないが、悪い気はしないな。

さて、先にも申し上げたように明日から私は出稼ぎです。
クルーズ船「飛鳥2」の中で、何か話をしてくれということで2週間ほど不在になります。
横浜から神戸に立ち寄り、種子島~西表島など南西諸島をまわり、
台湾~沖縄を経て、本土に戻ってくるルートです。
今回はツインの部屋なので、もう一人乗せてよいということで、母を連れていきます。
親爺の介護で5年間どこも行ってない母だったので、親孝行の良い機会なのですが、
いや子どもはいつまでも子どもというか・・・行く前からけっこう振り回されてます。
そのため不在中はブログの更新は少なくなります。
船の中でもパソコンは使えますが、マメに更新はできなさそう。
戻りは4月9日になります。



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WBC・おめでとう、日本2連覇!~魚金3号店

2009-03-25 07:27:25 | Weblog
個人的に今回のWBCは、開幕当初は距離を置いていたのだが、
日本が勝ち上がるにしたがって、テレビをつけたり消したりと落ち着かない日々が続く。
昨日などは最たるもので、白熱した試合だっただけに気になって仕事が手につかない。
9回裏、韓国が同点に追いついた段階で、もう今日は仕事にならんとジムに出かける。
ところがジムの中でも音声のないテレビの前に人だかり。
丁度、打席にはイチローが立っており、ランナーは2塁3塁のあの場面。
私のような個人の自営業ではなく、
スーツを着た会社員風の人たちが固唾を飲んでテレビの前に釘付けだ。
水戸黄門の印籠のようなイチローの一打、2点追加で歓声が起こるも、
城島が打ち取られると、みなテレビの前から解散。
韓国の攻撃は見たくないのか、落ち着かないからマシンを使いながら見るつもりなのかな。
ほどなく日本の2連覇のニュースが流れ、再び歓声。
場所が六本木だから、韓国の人も大勢いるだろうが、そこはそれ。
それにしても、韓国はしぶとい。
大事なところで、よくこの相手に勝てたものだ。
いや、優勝してくれてホントに良かったなあ!

夜は新橋の魚金3号店で食事。
ここの魚は本当に新鮮で旨い。
写真の毛ガニはこれで1200円。4人前ある刺し身盛り合わせは、これで1980円です。
心なしか、銀座から新橋にかけて人出が多く、店もけっこう入っているところが多い。
魚金で隣にいた会社員6人は、WBC2連覇のイキオイで飲みにきたようで、
経済波及効果はなかなかのものみたいだ。
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庄内・アル・ケッチャーノ

2009-03-20 06:44:40 | Weblog
昨日は指さしシリーズでお世話になった堀込さんのご縁で、
アル・ケッチャーノの奥田シェフにお会いする。
奥田シェフは山形は鶴岡市に本店をかまえ、
地元山形の食材を使ったイタリア料理で、今もっとも注目される料理人のひとり。
私も以前、NHKで放送されていた番組で、この人の存在は気になっていたが、
仕事の依頼とはまことに光栄だ。
奥田氏の料理は選び抜いた食材を、3種類組み合わせることによって、
持っている素材の力を最大限に引き出すというもので、
それによってソースというものが不要になるという考え方だ。
なるほど巷のレストラン、特に創作料理と呼ばれるものの多くは、
使わないでもよいソースを使って、素材の良さをかえって失わせているものが多い。
余計なソースを使わない料理は、カロリーを抑えることにもなり、究極の医食同源ともいえる。
4月に一度山形に行き、シェフの料理を堪能する予定。
楽しみだなあ♪

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青山ボッカブォーナ

2009-03-17 09:11:12 | Weblog
一昨日の日曜は久しぶりにピッツァを食べに行こうと、
シュエシュエに足を運ぶが、何と店名が変わりボッカブォーナになっている。
何でも経営者が変わったそうだが、中身は変わらないとのこと。
写真はカプリチョーザ、マリナーラ、カボチャとパンチェッタのリゾット、カジキマグロのカルパッチョ。
カプリチョーザは「気まぐれピッツァの意味」で、
トマトとモッツアレラチーズのほか、生ハムやオリーブ、アーティチョークなど具だくさん。
マリナーラはトマトだけのピッツァ。
半年前に行った時は、何だか味が落ちていた感じだったが(特にピッツァ)、
店名が変わった今回は、元通り美味しくなっていた。
シュエシュエもボッカブォーナも、日本人には覚えにくい名前だが・・・
そんなことより、久しぶりのピッツァは旨いなあ。
こういう外食はホントに久しぶり。いつも満席だった店内もちらほら空席が目立つ。
それでも、人が入っているんだから大したもの。
でも、イタリア料理ってホント美味しいよな~♥
不況で苦しい中だけど、旨いもの食べられるようがんばろうっと!
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平町公展~クラス会

2009-03-16 10:45:56 | Weblog
一昨日は、大学時代の友人平町公展、オープニングパーティに行く。
会場は上野の森美術館と華々しく、巨大な作品は見ごたえ十分。
本人は29年やって、ようやく上野にたどりついたというが、それは大したもの。
ちょっとくやしいが、私もがんばらねば。
最近の自分は出版に傾いているが、出版も画廊の世界も不況の影響まっただ中というのが困ったもの。
そんな中、平町作品は安定してる。
教員を糧にしてるので、売ることにこだわらなくて良いということもあるが、
時代に関わらず制作態度がブレないのは立派なのだ。

オープニングを早めに切り上げ、今度は赤坂小学校時代のクラス会。
30人そこそこで1クラスが6年間一緒だから、何だかんだと仲が良い。
今回は途中ハワイに行って学年が変わった友人が新メンバーで参加。
30人強のクラスで14人の出席だから、すごいというかバカというか・・・。
会場は1次会も2次会も和民で、これまたバカみたいだが、両方の合計で4000円足らず。
いや、楽しいクラス会でした♪
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精力善用、自他協栄

2009-03-12 10:15:32 | Weblog
一昨日は火曜会の稽古で、終わったあと例によって北品川の居酒屋おもやに行く。
参加メンバーは6名で、40代~50代。
ひとりだけフィリピンはセブ島出身の30代がいるという構成だ。
50代半ばの先輩が2人参加で、飲むと会話が学生時代にもどる。
「コイツ、大学の頃はサボってばっかりいやがったくせに、
 今ごろになってがんばってやがる」なんてね。
そういえば、私もいい年をして下手の横好きで(謙遜ではない・・・)
柔道を続けているが、学生時代は練習をサボってばかりいた。
社会人になってから大学や大学院に通う人がいるけど、
そういう人が学生時代、まじめに勉強していたかというと、
そういうわけでもなく、あとになってやりたくなるのと似ているのか。
オヤジ5人でそんな話になったわけですが、
柔道は精力善用、自他協栄という話に
若いフィリピン人は熱心に耳を傾けておりました。

写真は先月食べた、水道橋周辺にある尾道ラーメン麺一筋です。
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検見川・シタール

2009-03-08 12:56:26 | Weblog
さきほどブランチに、お持ち帰りしてもらった検見川・シタールのバターチキンをいただく。
シタールは千葉県で有名なインド料理の店で、
幕張周辺では知らない者がいない人気なのだ。
実は私も10年以上前に、そんな有名店とは知らず友人の誘いで食べたことがある。
その時は酔っぱらっていたこともあるが、
なぜ何の変哲もない検見川のこの場所に(検見川のみなさん、ゴメンなさい)
こんな美味しい店があるのかとびっくりしたもの。
考えてみれば、千葉は温暖で肥沃な上、海に囲まれているため
旨いものにはこと欠かないのだが、それがカレーとはなかなか結びつかなかったわけだ。
で、このバターチキンとナンも1日経ったとはいえ素晴らしい味。
濃厚なバターチキンに、あまり発酵が進んでない固めのナンは相性バツグン。
遠いけど、今度いちど言ってみようっと♪

地方は意外とインド料理の名店が多く、エア・インディアの飛行機の中では、
山梨で店を開いてるとか、佐賀でカレー店を開いてるという
インド人シェフと何度も会ったことがある。
都内のインド料理店は数ばかり多く、似たような北インド料理の味ばかりが多いのだが、
なかなか本当に旨い店って少ないだよね~。
写真はエビのカレー、バタージンガです。
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天武無闘流柔術~相生道

2009-03-07 09:38:47 | Weblog
昨日は天武無闘流柔術部時代のOBが集まって、
池袋の世界の山ちゃんで一杯やる。
まわりはみな私の先輩だが、同じ釜の飯を食った仲で話がはずむ。
驚いたのは、昨年末に親爺が亡くなった時、
先輩のひとりが、一日違いでお父さんを亡くし、
それが同じ道灌山会館の霊安室で遺体どうしが一緒の部屋で、一夜をともにしたというのだ。
遺体どうしだから、立って話はしなかっただろうが、
「いや、うちのバカ息子がお世話に・・・」
なんてユーレイどうしで話をしていたかもしれない。
今なお多摩美に残ってる相生道部(名前が変わった)の話題や、
亡くなってそろそろ十三回忌になる故・佐々木師範の話題、
娘4人いて孫までできた先輩の話、名古屋で道場を開いてる先輩の話など、
あっと言う間に3時間半。いや~、楽しかったなあ。
で、来年に創部35年周年記念をやるという話になったのだが、
多摩美を卒業して20ウン年、まだ部が大学で健在なのは有難くも嬉しい。
もし関係者でこれを読んだ方がいらっしゃるなら、ぜひご協力を。

写真は場末っぽいが、世界の山ちゃんは安い!
名物の手羽先もわるくないし、豆腐サラダや名古屋風の串ものもなかなか。
そしてタケノコの天ぷらは甘くて旨い!
(コロモはフリッターみたいだったから、単に素材のおかげなんだろうが)
ともかくも居酒屋チェーンとしては、味もそうとうがんばっていると思った。
さんざん飲んで食べてデザートまで注文して一人3000円少々!
この不況下で行列ができていたのもうなずける。
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映画「禅」を見て

2009-03-04 09:35:20 | Weblog
昨日は銀座シネスイッチに映画・を見に行く。
仕事に必要があって、あまり期待もせずに見に行ったのだが、
良い意味で期待を裏切られた。いや実に気持ちのよい映画でした。
永平寺の開山であり、曹洞宗の開祖・道元を主人公にした作品で、
聞くと退屈で説教くさいものになりそうなものだが(そういう部分、なくはないが)、
志の高さが全編つらぬかれている。
道元というと、ひたすら座禅に打ち込む只管打坐(しかんたざ)を説いたことで知られ、
近寄りがたいイメージがあるが、中村勘太郎の道元はやさしい道元さんで、
なかなかフレッシュで好感がもてる(81年生まれ。道元入滅の場面はやや無理がある)。

だが、たしかに道元さんというのは、本当にやさしい人だったかもしれない。
鎌倉時代の武士は人の命を簡単に奪う一方、自分の命も粗末にしたという。
そんな時代にあって、貧しい人や救われない人を真剣に助けようとして、
一生をそれに捧げたわけだから、何とやさしさ、というか慈愛に満ちていたというか・・・
今の時代が時代なだけに、そんな単純な感想を抱いてしまった次第だ。
また最後の場面、子供のセリフが秀逸(映画を観てください)。
いまいち感心しなかったのは、藤原竜也くんの北条時頼。
いくら若い時とはいえ、北条家の執権の中でも傑出した人物として知られる時頼公が、
実に情けないし、実に軽い。
もっとも曹洞宗から見た北条時頼は、あまり良く描かれないことが多いから、あんなもんなのかな~。

平日の昼ということもあり高齢者が多かったが、けっこうな入り。
私の後に座ってたおばあちゃんの私語がうるさく、
「まあ、おとうさんそっくり」(勘太郎の父は、歌舞伎役者の中村勘三郎)とか
「意外と声が高いのね」など、頭に浮かんだことがそのまま言葉になってる、脳波ダダもれ状態。
よほど注意しようと思ったが、たぶん言ってもムダだと思ったので黙ってた。
(ホントはそれも良くないんだが)。
映画を終わってから顔を見たら、かなりのご高齢で、
映画に満足したのか満面の笑みを浮かべてる。
うーん・・・やっぱり注意しなくて良かったのかな~。
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中国のお施餓鬼・水陸会~赤坂・香港亭

2009-03-03 10:03:30 | Weblog
昨日は家族で赤坂・浄土寺のご住職、阿川住職の講演を聞きに
外苑前の梅窓院に行く。
ご住職は小中時代の1年先輩で、拙著「中学生にもわかる仏教」の校閲をお願いした人。
中国留学をしていたことがあり、この日はその時に経験した水陸会(すいりくえ)という
日本で言う、あちらのお施餓鬼の話を伺う。
あらゆる宗教や宗派の神さま仏さまから、鬼や魑魅魍魎をとりあつめて供養するという、
いかにも中国らしい仏教イベントで、なかなか興味深かった。
あちらは浄土宗や日蓮宗、真言宗といった宗派がないそうで、それも驚きだった。

講演のあとは赤坂の香港亭で食事。
この場所は昔、キャバレー・ゴールデン月世界があった地で、ビルの名も月世界ビル。
当時の月世界入り口からみると裏手になるこの場所は、
うなぎ屋やらうどん屋と、さまざまな店舗がテナントで入ったものの、
どれも半年もたなかった鬼門のような位置だったのだ。
だが、この店はかれこれ10年くらい続いていて、この日もけっこう満員。
以前、入った時より味も良くなっているし、値段もお手ごろなのが嬉しい。
「なかなか美味しかったね」と、そろそろ帰ろうとしたその時、後方の席が騒がしい。
みると、高齢の男性がひっくり返っている。
中国人の店長、感心に介抱しようとして起こそうとするが、
脳梗塞の場合などは下手に動かすと、かえってマズい。
ネクタイを緩めさせ、床にそのまま横にして救急車の到着を待たせることに。
まあその男性・・・意識もはっきりしてるし、口も手足も動くから
命の心配はないと思うが、どうやらその・・・倒れた拍子に脱糞したらしく、
飲食店に相応しくない臭いを漂わせている。
感心に中国人店長はイヤな顔ひとつせず介抱し、救急車の到着を待っていた。
当然といえば、当然だが、こういう時に性分って出るものだ。
気に入ったので、また行こうっと♪
写真は上海の水陸会です。
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電車の中の携帯&エスカレーターの片側を開けるマナー、是か非か?

2009-03-02 10:09:19 | Weblog
意見は色々分かれるだろうが、前から町に出て居心地がよくないと思うことがある。
ひとつは電車の中で携帯をかけてはいけないという自主規制だ。
(ちなみに私は電車の中で、携帯はかけません)。
いちばんの根拠になっているのが、心臓のペースメーカーが誤作動を起こすということだが、
10年以上前ならいざ知らず、最近はペースメーカーをしてる人も
携帯をかけているそうで、その根拠は薄らいでいる。

もうひとつはエスカレーターの片側を開けておくという妙なマナーだ。
右側ががら空きなのに、左側には行列ができているというおかしな現象が出てきてる。
20年ほど前は、こんな習慣なかったが、
欧米には「エスカレーターの片側を空ける」習慣が普及していて、
おそらくは、それをみなが暗黙のうちにマネしたんだろう。

大したことじゃないから、どーでもいいんだけど、
私にはマナーと思われてる、この習慣がどうにも居心地わるい。
急いでいる時に電車の中で携帯を使えないのは不便だし、
片側が空いてるエスカレーターの行列に並ぶのは、どうかと思う。
空いてる片側は、エスカレーターを歩く人のため?
だったら階段使っても、そう変わらないと思うんだが・・・
そう言ったら、知り合いの女性から「通勤時はそうはいかないのよ!」
と一喝されてしまって、反論はできなかった。
でも、駅のエスカレーターはいざ知らず、
デパートのエスカレーターまで片側空ける必要はないと思うけど。
第一、事故の原因になるから危ないよ。
みなさまはどう思いますでしょうか?

写真は知り合いのご招待で観に行ったバスケットの試合。
日立vs東芝の一戦です。
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