小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

残念ですが、よくがんばりました。

2010-06-30 09:23:01 | Weblog
いや~、残念! 残念!

なんか16年前のドーハを思い出してしまいました。
互角以上に戦っていただけに、悔しいなあ。
ワールドカップがはじまる前は、1点でも入れてくれれば満足と思ってましたが、
ここまで来て負けるのはやはり残念です。

まー、でもメキシコオリンピックで日本が銅メダルを取ってから、
長い低迷が続いた(さすがにメキシコは記憶がないけど)ことを考えると、
今の日本のレベルで上に上がるよりは、長い目で見れば良いのかもしれません。

イタリアやフランスは地元でボロクソ言われているみたいで、
負けた日本代表を「よくやった」というのは、甘いと言われるかもしれないけど、
PKで破れるのは、これは仕方ない。
オシムさんもPKは見ないそうですからね。

負けた代表に”ありがとう”という記事を見るのは、ホントは大嫌いなんですが、
今回に限っては楽しませてもらって、ありがとうですね。

また解説者の言うように、パラグアイと日本はよく似たタイプのチームに思えました。
(だから関係ない外国から見たら、おもしろくない試合だったかもね)。

ともかくもスペインVSパラグアイ。
前回のワールドカップでは、イタリアVSオーストラリアでイタリアを応援してしまいましたが、
今回はパラグアイを応援するかな。

それにしても、日本VSスペイン。
観たかったな~。

写真はよーやく組み立てたパネル。
書棚の上を片づけてスペースを作る作業に一日かかってしまいました。
(というか、まだ片づけ終わっていません)。
これから、部屋を完璧に整理してから、キャンバスを張って絵を描きます。
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「お前はガンコだ」と言う人は、 相手よりもっとガンコです

2010-06-29 08:33:55 | Weblog
先日のチャリティオフ会でアメリカ田舎ノートのmoiさんと同席したときに、
彼女のご実家である水戸の話が出まして、ちょっとびっくりしたことがありました。

つまり、水戸では地元の文化を恥とするような教育をしていたというのです。
「え? 水戸光圀公のお膝元が何で」と思ったのですが、
聞いてみると、水戸藩で盛んに行われていた朱子学がいけなかったらしい。

朱子学というのは、中国は南宋時代の学者・朱熹(しゅき)がはじめた学問で、
当時、モンゴル族や女真族(満州族)など、異民族に囲まれた漢民族が、
儒学を原点に自分たちのアイデンティティを見出そうとしたのがはじまりだそうです。

それが日本に伝わって、鎌倉~江戸と学ばれるうちに、
幕末の倒幕運動に影響をあたえ、
天皇を中心とする国造りに特化するようになったそうです。
ウィキによれば、2.26事件や満州事変に朱子学の影響云々・・・それだ!

なるほど、それが先の大戦に結びつく思想を生み出したということで、
きっと地元水戸では恥とする教育をしてたんですな~。
(そういえば赤坂でも勝海舟のこと、少しも教えてなかったしね~)。

でも、もともと朱熹(朱子)のはじめた学問は、
人間の原点は何かということを追求しながら、
実際の人間生活との妥協点を見出していく、現実的な教えだったようです。
たぶん柔道や剣道、茶道のような、日本の「道」にも
影響を与えた学問だったに違いありません。

それを戦争に結びついたからすべてダメだと、一刀両断にするのは如何なものでしょう。
moiさんはアメリカに住んでいると、日本の良い面、地元の良い面が多く見えてくると、
そうおっしゃっていました。

今の大相撲報道もそうですが、
思考停止状態でものごとを「良し」「ダメ」と断罪するのは、一種のファシズムに思えます。
(おおお、これは我田引水か?)

それは「お前は人の話を聞かない」と言ってる人の方が、
もっと人の話を聞かなかったり、
「お前はガンコだ」と言ってる人の方が、
もっとガンコだったりすることに似ていると思います。

写真はオフ会でいただいたシェ・ミカワのメニュー、ラインアップ。
これでお酒入れて6000円です!
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ベルギーを食べました

2010-06-28 09:36:07 | Weblog
一昨日はzoomaniaさんの赤坂おやつ三昧ランチブログ主催の
チャリティオフ会を、赤坂シェ・ミカワで行いました。
会費のうち¥1,000をNPO法人赤坂氷川山車保存会に寄付させて頂くという趣旨です。 
(参加下さったかたがた、ありがとうございました!)

先着10名という企画だったことに加え、私が幹事に名を連ねていたせいか
(何もしなかったけど)、
フタを開けてみると参加者は私以外はすべて女性というメンバー。
男ばかりの中、”紅一点”というのは絵になりますが、
華やかな女性たちの中に、中年のダジャレおやじというのは実に不調法なものです。

ちょっと嬉しいのと困った気持ちが交錯していた丁度その時、
幼稚園から中学まで一緒だった友人2名から、
赤坂で飲んでるから今から来ないかと電話がありました。
すると100mと離れていない場所で飲んでいる事が判明。

「な、なんと女性10人に囲まれてハーレム状態らしいぞ」ということで、
あさましくも、すぐに2人でその場へ乱入(ちょっと安堵)。
でも赤坂関連の会だったこともあり、昔の赤坂の話などで
場の雰囲気も盛り上がってくれたので、良かったかな。
二次会はベルギービール・デリリウムカフェ・レゼルブで韓国VSウルグアイ戦を観戦。
参加メンバーのみなさま、をやじ3人のお相手ありがとうございました。

2人は人生先行きの悩みについて話をしていて、
男同士で語り合おうと、私に電話したそうですが、
その点では、どうも完全にアテが良い意味ではずれたようです。


肝心の料理ですが、これはもう言うことなしでした。
(ここってフレンチだとばかり思ってましたが、そういえばベルギー料理なんですね)。
ですが料理の内容については、お店のためにも同じ日でなく、
ずらして後日あらためて書くことにいたしましょう。
とりあえずはzoomaniaさんやいっこさんのブログをご参照あれ。
場の雰囲気が伝わってくると思いますよ。

写真は8年前のワールドカップの時期、
ベルギー戦を前に、ベルギー料理を食ってやるとばかり訪れた岡田監督とシェフのツーショット。
パラグアイ戦を明日にひかえ、縁起が良いのでここにアップしました。

ベルギー料理の写真は、また後日あらためてアップします。
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昨日は出し殻状態でした

2010-06-26 09:23:46 | Weblog
昨日のデンマーク戦大勝は嬉しかったのですが、
午前3:20に起きてから薩摩白波のロックを飲みながら観戦したため、
この日一日はほとんど使い物になりません。

自営業の特権で、かみさん送り出したあとに二度寝すればいいんだけど、
気が高ぶってその気にもなれません。
そこでこの日は画材を買いに行ったり、パネル作りをしたりと肉体労働モードに切り替え。
汗だくで作業をしているうちに、長い日もとっぷり暮れています。

ジムにも行かなかったけど、肉体労働のあとのビールは旨い。
そこでレンタル期限のせまっていたターミネーター4を見たのですが、
これがおそろしくつまらない。
ドンパチが耐えられない年齢になったのか、感性が鈍くなってしまったのか、
ガマンできずに途中でやめてしまいました。

「アバター」も私はダメだったのだけど、
近年とみにこの手の作品がだんだん見られなくなってきたなあ。

その後はかみさんとポルトガルVSブラジル戦をボーッとながめながら、
職場の話やら何やら四方山話。
(これもそんな面白い試合ではなかったなあ。
 この日はデンマーク戦の後遺症で出し殻状態)。

シメはCSでプリズンブレイクのシーズン2を見て、2:00就寝。
(これ見るの3度目なんだけど、やっぱり面白いね)。
なんか小学生の作文みたいですが、昨日はそんな一日でした。

写真は昨年に行った石垣島の写真です。
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まさか3対1なんて!

2010-06-25 10:40:31 | Weblog
いや~、勝った! 勝った! 勝ちました!

はじまる前はボロクソに言ってたけど、これは嬉しい誤算でした。
フランス、イタリアが敗退する中で、日本のベスト16入りは番狂わせだったことでしょう。

それにしても前回W拝のオーストラリア戦で、後半に立て続けに3点入れられた悪夢があったせいか、
選手やベンチはもちろん、見る方も最後の最後まで気を抜けない感じでした。
(事実、2対0で後半折り返しの場面で観客席が映った時、誰もはしゃいでいなかった)。
後半PKで2対1まで追いつかれた時は、ホントにイヤな記憶がよみがえってきたけど、
岡崎選手の3点目にはさすがにびっくりしました。

まあ、勝負はゲタをはくまでわからないなんて言いますが、こんなこともあるんですね。
(ただ、これで協会の体質がかわらないとなると、昔メキシコで銅メダルを取ってから
 ずっと日本サッカーが低迷を続けた二の舞いになるんじゃないかと、いらん心配をしたりして)。

月曜にFMでサッカーをまったく観ない占星術師が
日本VSデンマーク戦を占ったところ、運気が良いのは岡田監督、遠藤、川口、
デンマークはディフェンスの3人という結果だったと言ってました。
まあ、当たるも八卦。当たらぬも八卦ですが、わりと当たっていたというわけでしょうか。


ところで関係ありませんが、マツダは例の連続殺人事件を受けて、広告を中止にしたとかしないとか。
亡くなった方、負傷をされた方には気の毒ですが、何でなんかあると
簡単にCM中止とか謹慎するのでしょうね。
相撲放送も中止にするという方向だそうだけど、声高に中止を叫ぶのは、
大嶽親方を元貴乃花だと思ってるような、普段お相撲を観ない知らない人ばかりです。
なんかばかみたいだよね。

画像は拙著「おちゃめなイタリア人!」から、カルチョねたのマンガです。
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大相撲バッシングの正義

2010-06-24 09:47:51 | Weblog
昨日書いた大相撲・野球賭博問題の記事、コメントくださった方々、
誠にありがとうございました。
相撲好きの一人として、反社会的な行為をした相撲界を擁護するような記事でしたので、
ご批判を受けるのは当然と思っていましたが、
やはり溺れる犬は石で叩け式の報道に、私同様辟易していた方もいるのだと思います。

だけど、これは名古屋場所を中止にするとか、放送を中止にするとかいう、
非常に一面的な処置で済ませる話ではありません。

朝ドラ「ゲゲゲの女房」に、悪書追放と言って、
貸本マンガを借りさせない、読ませない運動をするひとたちが出てきますが、
今の相撲バッシングを見てると、あれを思いだします。
マンガを読まない人、相撲を知らない見ない人が、
「低俗」「子供に悪影響を及ぼす」「反社会的」と、錦の御旗を立て、
味噌も糞も一緒に烙印を押してしまう。


また日本大相撲協会も「ウミはすべて出す」なんて言ってますが、
そんなきれい事言ってることが、相撲界にとって致命傷になることがわかってるのかな~?
やっぱり15歳から「前に出ることしか考えてこなかった」人たちのやることは・・(以下略)。
(芸能界に相撲界と同じメスを入れたら、テレビ局だって立ち行かなくなるわけなのに)。

また親爺の話になりますが、父はこの世で一番きらいな言葉が「正義」だと言ってました。
私自身は、それは言い過ぎだと思いますが、やはり戦時中に青春時代を過ごした人は、
正義という言葉を信用してないのですね。
たしかに自分が正義だと思ってる人って、何言っても通じないしね。

それにしても、この騒ぎで相撲が見られないなんてジョーダンじゃありません。
正義という錦の御旗のもとに、人の楽しみ奪うのはやめてほしい。
世の中には賭博に手を出さない力士も、
毎場所の開催を心待ちにしてる人間だって多いのにねえ。

いっそ、この機にWBCならぬ「おすもうワールドカップ」でも開催しては如何でしょう。
逆に今の時期でないと、できないかもよ。
さあさあ、明日未明のデンマーク戦に備えて、今日はやること済ませて早く寝よっと。

写真は家内の実家近くに咲く、練馬のガクアジサイです。
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相撲界のゆとり教育か

2010-06-23 10:24:58 | Weblog
ワールドカップの裏番組ではありませんが、
連日の大相撲の野球賭博報道に、ひとりの相撲好きとして辟易しているこの頃。
今日は暴言を書きます。
ご批判は甘んじて受けますので、どうぞ書き込みたい方は書き込んでください。

いや、もちろん暴力団がらみの賭博なんてとんでもない。
そんなことに手を染めて、ここまでマスコミ沙汰のなるなんてバカ過ぎるにもほどがある。

だけど、だからといって関取は世の中の見本にならなきゃいかん、
国技は清廉潔白でなきゃいかんと、すべてをあぶり出してしまうのは如何なものか。
また溺れる犬は石で叩けと、力士たちを叩いて叩いて叩き回る報道風潮は、
景気が悪化してきたせいも加わって、何かに取り憑かれているような邪悪ささえ感じます。

賭博をやった力士をつるし上げるのは仕方ないにせよ、
暴力団側の方をもっと取り締まるべきではないでしょうか。
以前、姉歯建築士の偽装問題で大騒ぎになった時、
建築規制が異様に厳しくなり、仕事がまわらなくなったのを思いだします。


昔、女性の大阪府知事が土俵に上がる上がらないで論争になった時、
親爺が言ってましたが、
「相撲界なんて、未だにチョンマゲ結ってる世界なんだ。
 あんまりつまらんこと言うな」てね。

親爺も暴言の多かった人で、
「相撲取りが利口な必要なんかない、インテリ力士なんてダメだ。
 お相撲さんはバカでもいいから、力が強くて
 ”ごっちゃんです”と言ってりゃいいんだ」とか言ってました。

また物言いがあると、
「あの会話を録音して聞いてみな。
 ”いや、出た” ”いや、出ない” ”いや、やっぱり出た” ”いや、やっぱり出ない”
 程度のボキャブラリーしか使ってないぞ」
なんてことを、相撲が大好きだったくせに言ってました。

親爺が生きてたら、稀勢の里なんて大好きだったろうな・・・
親爺の好きな力士の条件に(以下略)


以前、さる大横綱だった大御所親方が、武蔵丸らハワイ勢と日本人力士を比べ、
「ハワイ勢は大したもんだ。連中にはハングル精神がある」
と言って、アナウンサーを沈黙させていたことがあります。
(あ、ハワイなのに何で”ハングル”かって? 単純にハングリー精神の間違いですな)。

もちろん「横綱の品格」みたいな指導や教育がいらないとは言わないけど、
そればかりにこだわって、相撲全体が弱くなってしまっては本末転倒です。
何でお相撲さんにそこまで品行方正さを期待するんだろう。

なんか、今の騒ぎの果てに出てくるのが、「相撲界のゆとり教育」みたいなものに思えます。
そんなに相撲取りを優等生にするのに、何の意味があるんだろう。
まあ、だからって暴力団がらみの賭博が許されるはずもないんだけどね。


写真はこれから制作する作品のパネル作り。
ベニアと木材を密着させるのに大切な画集を使ってしまいました。
画集が一番重たいもので、何ともお恥ずかしい・・。
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ジェイミーのウサギ肉

2010-06-22 08:51:01 | Weblog
フーディーズTV放映中の「ジェイミーの家」、何だかんだと昨日も見てしましました。
昨日はジビエ料理で、うさぎと鹿肉を使った料理です。
先日の記事では、英国留学の経験がある友人から
直接メールで「ジェイミーは雑じゃないわよ~!」とコメントされてしまいましたが、
さすが肉食文化の国。
ジビエのレシピは理にかなっています。

ウサギ肉をワインと香草で1時間20分蒸し焼きにしたあと、
パン粉にまぶしてカツレツにするレシピですが、
市販の鶏肉などでは柔らかくなりすぎて崩れてしまうのに、
その加熱に耐えうる野生のお肉はすごい。

番組の中で、市販の鶏は生後8ヶ月くらいで出荷されるのにたいして、
野生のウサギ肉は身の締まり方が違うんだと言ってました。
ハーブやスパイスもたっぷりですが、これは当然、野生の臭みを抜くためですね。

私個人はウサギ肉を食べた記憶は1度だけ。
20代後半にはじめて、おフランスに行った時、とろけるようなウサギ肉の煮込みを
母の知り合いだった、在仏画家にごちそうになったことがあります。
いや、旨いのでびっくりした記憶がありますが、それ以来、食べていないかな。


番組冒頭はいきなり深夜、暗視カメラでウサギ狩りをするシーンからはじまります。
ライフルで撃たれて倒れるウサギにびっくり。
これも文化の違いで、英国の人はクジラやイルカ漁には同じように驚くのでしょう。
(だからこそクジラを食うな、なんて言わんでほしいぞ)。
それにしても、走り回るウサギに1発! すごい腕だぞ。

ジェイミーはベジタリアンも卵や鶏肉を食べる、
なんてイギリス人らしく皮肉ってましたが、
その後に調理した鹿肉のローストもさすが。

なんか、野菜料理よりジビエの方が繊細な調理法をするのが面白い。

この日はスイスVSチリ戦、裏番組で途中から見てしまいました。

写真は奈良に住む年長の友人が送ってくれた自家製タマネギで作ったオニオンスープ。
オリーブオイルで茶色くなるまで炒めたタマネギに
お湯とブイヨンを入れただけのものですが、意外にいけます。
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忠臣蔵とジェームズ・ボンド

2010-06-21 05:59:52 | Weblog
昨日は2週連続で家内の実家に出かけました。
と言っても、家内はヌキで私ひとり。
絵に使うパネルの材木を買いにホームセンタースーパーバリュー(元大川)に出かけたというわけです。

いやいや、先週のブログでは、
「運送費と木材の料金が同じなので断念。
 ハンズで買った方が安く済む」と書いたのですが、
ハンズでは合う木材がなかったことと、
実際に価格を見たら、運送費入れてもホームセンターで買う方が安く済むのがわかったので、
石神井の実家から車を借りて運ぶことにしたわけです。

ホームセンターへは義兄とその娘りおちゃん(仮名・小4くらい)と4人で出かけ、
あらかじめキープしていた木材16本とベニア、木工用ボンドを購入します。
義兄の娘に”木工用ボンド”と”ジェームズ・ボンド”をかけたぎゃぐを、
ポーズ入りでとばしましたが、もう呆れてもくれません。
ちょっと前までは、「校長先生、ぜっこうちょう」くらいで笑ってくれたのにな~。

なんて思っていたら、どうやら007シリーズを知らないらしいのです。
りおちゃんは学校の成績も良く、
義太夫をやっていた義姉と一緒に歌舞伎を見に行くため、
小学校4年のくせに大の古典芸能好き。
「怪談・乳房榎」や「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵・七段目の一力茶屋」
なんて話を、ますおおじちゃんと渡り合ったりします。
(モノによると私などよりずっと詳しかったりする。子供ってすごい!)

それで007を知らなかったりするのは、
日本全国の平均から見ると、だいぶかたよっていますが、先が楽しみでもあります。

写真はビンゴの4連続フォト。
この日は珍しくおとなしくしていたので、撮りやすかったです。
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呪いの心霊感染 わたしはとり憑かれた

2010-06-20 10:09:40 | Weblog
昨日は建築家・西島大次郎氏(65)の講演を聞きに
三田の慶応義塾大学に行きました。

西島翁は黒川紀章の弟子を経て、20年前に独立。
2007年に黒川氏が都知事選、参院選で立候補した時も、
その3ヶ月後にガンで亡くなるまで看取っていた人物です。

火曜会、最長老のメンバーで、高校時代に柔道3段まで取った人なのですが
(体も同じ年代に人に比べてひときわ大きい!)
還暦の年に40数年ぶり(大学時代はラグビー選手)に再開したという、
きわめてアグレッシブな方であります。

黒川先生はひときわ西島氏を片腕として頼りにしていたようです。
もちろん建築家として優秀なことは言うまでもありませんが、
師匠が小柄な人だったこともあって、大柄な西島氏をお気に召していたのでしょう。

黒川紀章の事務所で働いていた時は、公会堂やら役所、テーマパークなど、
メジャーな仕事ばかり手がけていたのが、
独立してからは、立ち食い蕎麦店やゲームセンター、パチンコ屋、牛丼店など、
何でも仕事を受けなければならず、
その世界の違いに驚いた話が印象的でした。

牛丼店というのは、並1杯が330円くらいですが、
来る客全員が並ばかり注文していては店が立ち行かなくなるのだそうです。
卵、サラダ、味噌汁など原価の安い副菜を注文されて、はじめて利益が出るのだそうで、
そういった単価計算まで考えて建築をしないといけないんだとか。

講演のあとは近くの居酒屋で懇親会。
さらにそのあとはスクリーンのあるイタリアン風の店でオランダ戦を観戦。
西島氏は見てられないのか、終始スクリーンの真下の画面を見られない席で、
私たちに経過報告をさせていました。
結果は残念だったけど、まあよくやった方だよな。
あれならデンマーク戦は期待できます。

それにしても”松の字”の解説はレベルが低くてうるさいです。
店の若者たちからも「黙れ、松木!」とブーイングが出てました。
思うところはみな同じですね。
ともかくもデンマーク戦、深夜だけど、早く寝て起きるぞ~!

写真は弟の新作ホラー「呪いの心霊感染 私は取り憑かれた」です。
レンタルされたらまた報告します。
みなさま、見てくださいませ!
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私、アスペルガーなんです

2010-06-19 08:31:07 | Weblog
大学時代の友だちと電話で話していたら、突然そう言われました。

「そう。で、何? 診断を受けたわけ?」
「診断なんか受けてないけど、症状を聞いたら全部あてはまるから、間違いなくそうよ」と彼女。

ひとつのものにこだわる傾向があるとか、
興味のスポットが狭いとか、
何でも言葉通りにとるとか、
人とのコミュニケーションが苦手であるとか、
彼女いわく、いわゆるアスペルガーの症状がすべて当てはまるというのです。

同じフリーランスのイラスレーターで同い年。
たしかにコミュニケーションは得意でなく、
仕事はできるけど、クライアントとすぐにケンカする傾向あり。
男性遍歴は華麗で、年の差おじさんあり、外国人あり、ヒモあり。
何度も男性と一緒に暮らしてるけど、けっきょくは合わなくて別れ、
結婚歴はなく、現在もシングルで今後も結婚は考えていないとのこと。
本人いわく、今ひとりでいるのが一番楽なんだそうです。

うーん。
聞けばそれはそれで面白いけど、だからってアスペルガーとは言えないんじゃないかな~。
同棲した男性の話を聞けば、彼女でなくとも別れてしまいたくなる人を選んでつきあってるし、
コミュニケーション能力が原因だとも思えません。

「作家のニキリンコさんは、”ご飯食べに行きましょう”と言われたら、
 ”え~! おかずはどうするんですか”と言っていたそうだけど、あなたはどうなの?」
「そこまでは行かないわね。でも似た傾向はあるのよ」

でも、自分がアスペルガーだとわかり(彼女公認)、
胸のつかえが下りてホッとしてるんだそうです。

「それにアスペは天才も多いんだよ。
 アインシュタインもビル・ゲイツもそうだって言うし」

うーん。
なんか間違えてると思うけど、本人がそれで良いって言うので、
私はそれ以上に深入りしませんでした。
来月会うから、また聞いてみようっと。
最近は自分がアスペだと思い込んで、それでかえって安心する人も多くなっているのかもしれません。

私見を申しあげると、彼女はアスペルガーではないと思いますが、
とりあえず神田橋先生の本をすすめてみました。


写真はNHKの509スタジオ。チェンバロを調律している様子です。
一昨日、泊真美子さんのピアノと岩佐和弘さんのフルートの公開録音を聞いた時のものです。
来月、7月17日オンエア予定。また事前にアップします。
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危うく火事になるところでした

2010-06-18 11:13:17 | Weblog
昨日の夕方、駅まで行ってから忘れ物を思いだし家に戻ったところ、
いったん、マンション外壁の屋根瓦にタバコを置いてから、
また出てきて吸ってる奴を発見。
(文章ではわかりにくいのでイラストにしました。
 そちらをご参照ください)。

たぶん郵便受けにチラシを入れるバイトの兄ちゃんなんでしょう。
普段なら、何も言わないことにしてるのですが、
タバコを人の家の屋根に置いたとあらば話は別です。

呼び止め、注意しようとしたら、最初は知らぬ顔。
恥を忍んで、もう一度呼び止めてきつく注意しました。

こんな非常識なことをする人間だから、どんな顔をしてるかと思えば、
意外にこざっぱりした若者で、注意された時の態度も素直でした。
謝ってしまえば、面倒がないと思ったのでしょうか。
こちらも、トラブル好きではないし、出かける用事もあったのですが、
それはその場で済ませてしまいました。

もう少し追求した方が良かったかなあ・・・。
もし火事になったら、この兄ちゃんを罰して済むような話じゃありません。
今後は見つけたら警察に突き出します。
逃げても私に顔を見られたら、逃げられません。
(似顔絵、描かれるだけけどね)。
ともかくもお兄さん! 二度としないでくださいね。

それにしても、マンションに黙って入ってきて
紙くずや缶などのゴミを置いて変える輩が少なくありません。
みなさんの家のまわりは如何でしょうね。
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報道が口コミに変わる時

2010-06-17 14:35:25 | Weblog
今回のワールドカップ。
テレビ局が大人しいと思ってましたが、やはり日本が勝つと騒がしくなりますね。
まあ、これも仕方ないか。
昨日は番狂わせのスイスがスペインを撃沈した一戦もテレビ観戦。
寝不足です。


昨日は知り合いの勉強会で、マスコミ関係の方の話を聞くことができました。
自分たちが世間をあおっているのは、よくわかっているようです。
というより、テクニックとして「それ」を使っていると言ってました。

いちばん効果があるのは、報道そのものよりも、
報道が口コミに変わった2次報道と言われる場合だそうです。
これが千里を走り、あることないこと噂や風評となってひろがっていく。

多くの場合、マスコミも利益追求集団なので、
当然ながら自分たちの利潤になることを言うわけですが、
それが必ずしも世のためになるとは限らないのが困ったことです。

特にテレビは煽るのが仕事なので、言ったあとどうなるかは自分たちでもわからないのでしょう。
「政治は誰がやっても同じ」
これは、おそらく何十年も前からマスコミが流したと思われる風評かもしれません。

鳩山政権の迷走を見れば、ぜったいそんなことはないのに、
なぜかテレビでは「選挙に行きましょう」とはあまり強くは言いません。
大衆は愚かでいてくれた方が、情報を流す方も楽なんでしょうけどね。

ワールドカップから距離を置かず参議院戦がはじまります。
やっぱり選挙はちゃんと行かないとね。

写真は近所でやってる「うんこさん」展の看板。
今月28日までだそうです。
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サッカー報道・雑感

2010-06-16 09:34:16 | Weblog
昨日はカメルーン戦の勝利で勢いがついてしまい、
ポルトガルvsコートジボワール戦も見てしまいました。
そういえば、4年前も8年前もこの時期はそんな生活をしていたな・・・。

私は普段、積極的にサッカーを観るわけでもないのに、
代表選限定のにわかサッカーファン。
10数年前、横浜ベイスターズが優勝した時も、にわか横浜ファンだったし、
20数年前、阪神タイガーズが優勝した時も、にわか阪神ファンという、
お恥ずかしいヤローでございます(実は今では阪神ファン)。


ところでキーパー川島の活躍、たしかに素晴らしいのだけど、
後半30分だか40分くらいに見せたファインセーブ。
確かあれはセーブの前、すでにカメルーン側がファールを取られていたんじゃないかな。
川島のセーブが素晴らしかったのは言うまでもないのですが、
どのメディアでも、それを言わずにただ「川島、ファインセーブ!」と報道しています。
それってビミョーな情報操作に思えますが、それとも私の思い違いかな。
どなたか教えていただけると嬉しいです。

ほかにもオシム前監督が本田選手を評して
「チーム全体の錨(いかり)の役割をはたした」という、
実にこの人らしい見方をしているのに対し
その直後に
「オシムさんも絶賛した本田のゴール」なんて、
どこかの局のアナウンサーが報道してました。

たしか、オシムさんは
「ゴールはそのうちの(本田選手全体の仕事の中での)、ひとつの結果」
と発言していたはずですが、
どーも微妙なすりかえがあるようです。

いや~、折角の日本代表に水を差すようですけど、
なんか人間って、自分の意見に近いことをすり替える習性があるようで、
ちょっくら気になった次第です。

でも、4年前のワールドカップに比べて、前評判が低かったせいか、
はしゃいでばかりでうるさい報道は少なくなりました。
昨日のNHKで小島さんの解説はなかなか正直で良かったな~。
2次リーグに出られる可能性50%だと。
本音は10%とか5%と言いたいところなんでしょうけど(おおお、これも私の情報操作かい)、
そこをぐっとこらえてのコメントに思えました。
素人にもわかりやすくて良かったです。

写真は石神井公園の名店「四季(スージー)」のトマトと青菜炒めです。
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1勝でもできればサプライズ!

2010-06-15 09:07:54 | Weblog
なんて、失礼なタイトルですが・・・
サッカーは何が起こるかわからないなんて言いますが、まさにその通りですね!

はじまる前は「期待しないけど、いざはじまったら応援するんだろうな」
なんて言ってましたが、やはり興奮して見てしまいました!

カメルーンはチーム内の不協和音が報道されてましたが、
素人目にも調子が良いようには見えず、動きも重かったように思えます。
あとはオランダ、デンマークか・・・。
引き分けで金星というところでしょうが、
やはり自国のチームが勝てば嬉しいですよね!


サッカーの発祥地、イギリスでは敵将の首をボールに蹴り合いをしたという
野蛮な遊びが起源だった、などと言われています。
真偽のほどはわかりませんが、
サッカーという競技には「死者を出さない国同士の代理戦争」
という一面があることはたしかです。

最初にイタリアでセリエAの試合を観た時(ナポリVSユベントス)、
選手たちがまるで戦闘機の編隊のように、
幾何学的な陣形を組んで攻防をしているのに驚いた覚えがあります。

まだ私はそのフォーメーションの見方が、よくは理解できないのですが、
サッカーは勉強するほど面白くなっていくことは確かです。

NHKのサッカー解説は、さすがにそのあたりはよく心得ているのか、
空きスペースができると「ああ、危ないですよ」「これはよく防ぎましたね」と、
ボールがまわる前に教えてくれたりする。
(民放に多い大騒ぎするだけの某解説者とは違いますな)。


ワールドカップを見て面白いのは、その国のホントの国民性が出ることでしょうか。
イタリア人は陽気なナンパ男というイメージがあるけど、
実際は手堅い守りのサッカーを得意としますし(今日の試合は先に先制されたけど)、
スペインも理詰めのサッカーをする。
イングランドは皮肉屋な英国紳士というイメージとはほど遠い、
激しく熱い、実に男らしいサッカーをするなどと言ったようにです。

と、鹿島サポーターの大江戸さんにそう言ったら、
「日本サッカーにはそれがないから勝てないのです」と答えてくれました。
その点で言うと、カメルーン戦は日本らしさが出せたので勝てたのでしょう。
本田選手のゴール、すばらしい!
(でもキミ。その金髪、マントヒヒみたいなので、やめましょう)。

写真は愛犬ビンゴの半分だけ写ったまぬけな姿。
バカ犬だけに動いて動いて、思うように撮らせてくれませんです。
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