小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

タオルミーナは海つきの箱根?〜青い海と空ながら、グランブルーのイメージは片鱗もありませんでした!

2019-06-29 19:16:01 | Weblog

何度も行ってるイタリアではありますが、今回の旅行は色々な意味で人生観が変わる体験だったでしょうか。
人生の見方が変わるのはインドだけじゃないようですね〜(笑)。

雨の続く日本列島ですが、ヨーロッパは45度という猛暑。
イタリアはまだ欧州諸国の中ではマシな方なようですが、それでも行っていた時期は毎日燦々と照りつける太陽が眩しい時期でした。

さて、タオルミーナといえば映画「グランブルー」で有名ですが、あれはフランス映画です。どういうイタリアではあまり人気がないらしく、町のどこを見てもグランブルーのグの字も見当たりません。

それというのも、 そもそもタオルミーナは城塞都市で、中心部から見える海の景色は絶景ですが、海つきの箱根や日光みたいな町なのです。

いったんバスで海岸を抜けたあと、いろは坂みたいな坂を登って町の中心部に到着します。歩いて上り下りできる距離ではないのです。

映画の舞台になった有名なレストランは、海岸近くにあって、もはやタオルミーナの中心とは別の町なんですね。

そのため気の利いたホテルなどは海の気分が味わえるようプールつきになっていて、映画グランブルーの世界とは別物というわけです。

とはいえ、起伏の多い坂の地形は魅力溢れるもの。

ちょっと、サンマリノ共和国を思わせる町の中心地。

けれど、イタリアのどこの都市にも似ていない街並みは観光化されているとはいえ、筆舌に尽くしがたい魅力です。

ヨーロッパ近隣やイタリア人は長逗留するようですね。
いつか、そうしてみたい………!

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やっぱりナンパは健在!〜さすがは南部イタリア男でした

2019-06-27 17:35:12 | Weblog

今回のイタリア旅行はローマ以南の旅でした。

ローマから入って、飛行機でシチリア入り。
パレルモ、タオルミーナ、カターニャを経由して飛行機でナポリ、そしローマに戻るというけっこうな強行軍でした。

2年前に行った時はミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマというスタンダードな旅だったので、今更ながら南北イタリアの違いに、びっくらこいた(今時言わんか)次第です。

ナンパしなくなったイタリアの若者

▲こちらは、その時に書いた記事でしたが、パレルモやナポリの街角では何てことはない……そこらで、若者たちがナンパをしておりました。

いや、さすがは南イタリアの男たちは健在だったということで、何だか安心致しましたわ(笑)。

ナンパといっても、別に観光客に声をかけたりするわけではありませんが、12〜13歳くらいの男の子が、大人っぽい同級生くらいと思しき女子にコナかけてる(これも今時言わない)様子は、特にナポリの下町では、そこかしこに見ることが出来ました。

北部イタリアでも、うちわでナンパはしているのでしょうけど、やっぱり外国人が抱くイタリアのイメージって、ナポリ以南なんだよね。

ナポリの治安はだいぶ良くなって、夜の下町でも物取りに襲われそうな場面は一度もありませんでしたが、マナーの悪いモトリーノ(スクーター)は健在でした。

やっぱり南イタリアは面白い♡

写真は地下鉄カブール駅からすぐのピッツエリア La Campagnolaのナポリピッツアで、やはりピザはナポリに限るという名店でした♪

▼スパッカナポリのような観光の中心地では一掃された洗濯物も、ちょっと裏路地に昼と、これまた健在でした。

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ローマのリストランテ「サンティ」に再訪し、サンティおじいちゃんにお会いしてきました!

2019-06-26 12:43:24 | Weblog

一昨日の深夜、イタリアから戻りました。
1日2万歩から2万8000歩近く歩きましたが、太って帰ってきました。そんなわけで、ブログは食事の話からです(笑)。

今回はイタリア最終日の夜ごはんにローマ・テルミニ駅近くのリストランテ、サンティを選びました。ここは最初の著書「おちゃめなイタリア人!」で取り上げたことのあるお店で、およそ23年ぶりの訪問でした。

23年の間にイタリアは何度となく訪問しましたが、本で取り上げたお店は、ナポリのアントニオ・ベルガンティーノのように名店でありながら、後継者不足などで閉めてしまったところも多くなりました。その点、サンティはトリップアドバイサーなどにも取り上げらていて、一度再訪したいと思っていたお店です。

▼拙著「おちゃめなイタリア人!」はこちら、本文もお読み頂けると嬉しいです。

本で似顔絵を描いたオーナーのサンティさんは、23年前のイラストを見てもわかるように、この時すでにけっこうなお年でした。
訪問する前は、失礼ながらご存命かどうかと思っていましたが、ご高齢ながらご健勝。23年の間に店は大きくなり、今や娘や孫娘によって駅前の人気店となっていました。

全員娘、孫も女子という完全な女系家族で、サンティおじいちゃんの扱いは、ややぞんざいでしたが(笑)、相変わらずおしゃれでダンディなサンティさんの健在に嬉しく思いました。

ところが、そこはさすがイタリア男。
23年前に訪ねて、はるばる再訪したのは私なのに、いざ写真を撮ろうとしたら、 私には目もくれず妻と一緒にツーショット(写真はfacebookのみアップ)。

▼23年前はシャツが鹿の子でしたが、今はネクタイを鹿の子模様にキメていました。

奥様のアントニエッタさんは相変わらず、口やかましくお元気。娘も孫娘もしっかり者で、まさに女が支えている名店といった感じですが、 ともかくも飽きない家庭の味といったサンティの料理は健在でした。

サンティおじいちゃん、いつまでもご壮健で!

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イタリアに行っタリア!〜絵の足しにしたいです!

2019-06-12 16:27:03 | Weblog

▲こちらの絵ですが、10年くらい前に一度描き上げたと思った段階です。

▼2012年に一度手を加え、母子コラボ展パート1に出品したものの……。

▼けっきょく、また描き直しをしています。

どうなるか、自分でもようわからん(笑)。

さて、これからイタリアに行ってきます。しばらくブログはおやすみです。
秋の展覧会に向けての足しになるといいなあ。

▼こちらローマの噴水です。けっこう趣味わるいよね♪

 

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業務連絡〜今秋10月初旬の展覧会は個展ではなく、再々度の母子展になりました!

2019-06-11 10:54:53 | Weblog

業務連絡になります。

先月、実家で昼ご飯を食べていた時のこと。
いきなり母から「アンタ、今度やる展覧会……私も一緒にやらせてちょうだい」と言われました。

いや、そりゃダメとは言えませんが、またいきなりどうして?

昭和8年生まれ、戦時中に疎開を経験し今年86歳になる母ですが、今でも毎日新聞展や同文会に出品し、何10人ものお弟子さんに書を教えてる現役の書家であります。
5月には銀座で生花とのコラボ展に出品したり、この7月も上野の同文展に出品を予定していますが、 点数が限られているため、存分に書いた自分の作品を発表したいとのことです。

いや、それは断る理由がありません。そういうわけで、今年10月初旬は個展ではなく、3度目の母子コラボ展に致します。

まあ、母が元気でいるうちは、こういうのも良いかな。前回より母の作品数は少なくなると思いますが、合わせてお楽しみ頂ければ幸いです。

なに、親孝行でけっこうですって?
いや、 これってたぶん息子孝行なのでしょう(笑)

▼こちらは母子コラボで描いた作品。今年も致します!

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怪しい怪しい六本木のインド料理店ダウンタウン・ビーズは驚きのコスパでした♪

2019-06-10 10:34:15 | Weblog

イタリア行きを前に、現地のイタリア人の共通の友達と会食をすることにしました。

日曜ということで赤坂のお店は休みが多いし、イタリアンというのも何だし……というので、年中無休が定番のインド料理でお会いすることにしました。

お店のチョイスは、インド料理の名門・麹町アジャンタ〜に行くか、いつも行くスーパーの帰り道、怪しげな看板の店の店にしようか迷った挙句、相手の方が怪しい店OKということで、思い切って冒険することに♪

私がいつも参考にしているカレー細胞さんの記事によれば、なかなかの評価ということもあって新規開拓することに致しました。

しかしながら、いざ入ると、このお店……なかなか只者ではない。
インド料理には比較的慣れてる私たちですが、ホントに大丈夫かと思う出で立ちです。

▼「シークケバブ」が2つ並んでおります。片方はどう見てもポテトフライ(笑)。

メニューが変なのは見ての通りだし、お店は掘っ立て小屋みたいだし、トイレは店の外の道路に面したところにあります。もちろん外から見えるわけじゃありませんが、道行く人の会話が丸聞こえなんですね(苦笑)。

サモサは3つで300円? それとも1個300円? 何じゃ、この値段??

ということで出てきたサモサを頂くと、なかなかのおお点前。
これは期待できるかも。

この店は、最近とみに人気が上がっている南インド料理ではなく、ナンやタンドリーチキンを出す、いわゆる北インド系の料理ですが、そういえばサモサを頂くのは久しぶりだなあ。
付け合わせのソースはタマリンドソースというのは今っぽいところ。

▼続いて出てきたのは、タンドリーチキン、シークケバブ、チキンティッカなどのセットですが、一口食べてびっくり。

このタンドリーチキン、以前赤坂にあったインド料理の名店タージにそっくりの味ではありませんか。私が知るところ、なかなかタージを超えるタンドリーチキンに当たることはマレなのですが、ここのは、それに勝るとも劣りません。

シークカバブも絶品! エビは材料のためか、やや落ちますが、あとから出てきたプラウンカレーでは、それを挽回するお味でした(写真撮り忘れました)。

▼チキンビリヤニもきちんと作った、本物のビリヤニですね。

▼続いて出てきた人気のバターチキンですが、こちらは神田神保町にある名店、マンダラのバターチキンを彷彿させるお味です。

インスタ映えはしないビジュアルですが、お味はまさに高級インド料理店の味。
普通の店なら1200〜1500円代のバターチキンですが、950円と1000円を切るお値段。

ドリンクもワインボトルが1800円と格安。
もっとも、すぐ上の元町ユニオンで500円から600円代で売ってる格安ワインですから、まあ飲食店原価3倍を定番と考えると適正価格かもしれませんね(笑)。

▼もちもちのパロタを付け合わせに美味しく頂きます。

▼シメはデザートにもなるチーズナン。容赦なしのカロリーましましです♪

これだけ飲み食いして1人3500円ほど。
これは再訪ありありですね。この夏7月以降にどなたか、ご一緒しませんか?

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業務連絡です〜来週中旬よりイタリアへ行ってきます。

2019-06-09 15:16:55 | Weblog

来週、中旬よりイタリアに行ってきます。戻りは今月下旬になります。

家電、携帯とも電話には出られません。またPCメールは外から読めないので返信できませんのでご了承いただければ幸いです。
ツイッターやFacebook、LINE経由などでは連絡可能です。

今回は南を中心にまわる予定で、9月と10月の展覧会にも反映させたいと思っていますので、どうぞお楽しみに!

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岩屋防衛相「会うときも別れるときも気持ち良く」〜レーダー照射の件が何も解決されてないのに何を言っている?

2019-06-08 06:19:11 | Weblog

岩屋防衛相「会うときも別れるときも気持ち良く」

ポリティカルな話題はなるべくしないようにしていましたが、サクッとつぶやきます。

レーダー照射の件がまったく解決されてないのに、何をこの人は言ってるのでしょう? 防衛相にとって言えば、自衛隊はいわば子供ではないでしょうか。

「会うときも別れるときも気持ちよくというのが私のモットーなので、まったく問題はなかった」

あなたの個人的なモットーなど、誰もそんなことは聞いていない。それでも国を司る大臣か。
自分の子供の生命が危険にさらされ、その問題が解決していない相手に、ニコニコとバカ丸出しで握手とは恥を知れ、です。

ツイッターでつぶやくレベルの記事ですが、この人の下で、国のために命をかけて仕事をする自衛隊の方々が不憫でなりません。

岩屋大臣にはなるべく早くお辞めいただきたいと、しんそこ思います。

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ルート・ブリュック展に行きました〜素晴らしいの一言です!

2019-06-07 10:25:21 | Weblog

昨日、丸の内の東京ステーションギャラリーで開催中の「ルート・ブリュック展」に行ってまいりました。

SNSで取り上げられている、この作品のブルーに惹かれて見に行ったのですが……

なんと私……恥ずかしながら、 ルート・ブリュックが陶芸家だったということを、展覧会場に入るまで知りませんでした。
美しい青だなとは思いましたが、陶器のテクスチュアは写真ではわかりませんものね。絵画でどうやって立体感のあるこの青を表現できるのか、不思議に思ったのですが、妙に納得した次第です。

ただ会場は3階と2階に分かれており、3階は撮影OKということもあってシャッター音がすごい。なんでも最初は全館撮影OKだったそうですが、シャッター音のクレームが多くて、3階のみの撮影可になったそうです。

私は自分も撮る方&喋る方なので、シャッター音も私語もあまり気になりません。
むしろ、言葉を発せない雰囲気の展覧会場の方が抵抗を感じるのですが、撮影のマナーというものがありますから致し方ないところでしょう。

▼メイン作品は何と言ってもこれ! 「ライオンに化けたロバ」

虎の威を借る狐じゃありませんよ。

中身が優しくて見かけがライオンという意味だそうです。まあ、人間でもそういう人はおりますが、人気の高いモチーフだそうです。

ルート・ブリュックはオーストラリア人の父とフィンランド人の母を両親に持つそうですが、育った環境を見るとまさに北欧の人ですね。

色彩はその人や国の感覚。
線には作家の言語が出るというのが私の持論ですが、 フィンランドの作家は日本人とは違うものがありながら、何か惹かれるものがありますね(ムーミンのトーベ・ヤンソンでもそうですが)。

ともかくもルート・ブリュック展は一見の価値ありです。
ただしシャッター音の気になる方は、それなりの覚悟か、開館直後など比較的空いてそうな時間を選んでご鑑賞くださいませ。

来週16日、日曜までの開催です。

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「GODZILLA キング オブ モンスターズ」見て来ました!〜面白かったです♪

2019-06-06 11:15:37 | Weblog

「GODZILLA キング オブ モンスターズ」見て来ました。

ゴジラやモスラのデザインを見て、これはどうかな?……と不安でしたが、見るとかなりキチンと作っていて面白かったです。

2016年のシンゴジラが、今までとはまったく違ったゴジラ像を作り出していたのと対照的に、今回のハリウッド・ゴジラはあくまでオリジナル作品のコンセプトに忠実でした。

1954年に作られた第一作のゴジラは、終戦後から10年足らずということもあり、完全な災害映画でしたが、今回の新作もまさにそれ!
ゴジラをはじめ、キングギドラやモスラ、ラドンはモンスターというより自然災害や戦争の象徴化として描かれていました。

何より、日本人とするとオリジナルに敬意を払って作られているのは嬉しいところです。

以下ネタバレ注意

ターミネーターのシリーズでもそうなのですが、ヒット作は最初の主人公が悪役でも、二作目以降はだんだん善玉になっていく傾向があります(それを良しとしない人もいますが)。
このあたりも最初のシリーズと一緒で、だんだんゴジラが人間の味方に近くなるのが、オリジナルシリーズへのリスペクトでしょうね。

今回のゴジラもまさにそれで、ゴジラもキングギドラも果てしなく強いのですが、やっぱりタイトル通りに一番強いのはゴジラ(笑)。

シー・シェパードを思わせる自然保護テロリストが人間の悪役というのも、個人的に好意が持てたところかな♪
渡辺謙の芹沢教授も良かったです。日本人を立ててるねえ。

音楽も伊福部昭先生の作品をキチンと使っているのが良く、エンドタイルにゴジラのテーマやモスラのテーマが、そのまま使われていたのが素晴らしい。

まだ「GODZILLA キング オブ モンスターズ」は始まったばかり。
ぜひ劇場に足を運んでご覧くださいませ!

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2019年6月 火曜会・山梨すずらんの柔道合宿に行きました!

2019-06-03 16:33:37 | Weblog

令和元年、最初の柔道合宿に行ってきました。

年々の加齢によって、稽古も食事もお酒も減少傾向にありますが、まあ無事これ名馬。
気だけは若いというと言葉は良いですが、精神年齢に進歩なし(笑)。

いつまで続けられるかわかりませんが、みな元気で中が良いのはけっこうなこと。

今までは、秘密のお部屋に公開していましたが、今回は期間限定で合宿写真を公開いたします。
火曜会に関係ない方も、アクセスしてお越しいただければ幸いです。

▼写真はこちらからご覧くださいませ。

2019年令和元年6月 火曜会・山梨すずらん合宿

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