小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

昭和は遠くなりにけり

2014-04-29 11:14:04 | Weblog
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この絵は昭和初期を思い浮かべながら描いた作品「塔」。
埴谷雄高(はにや・ゆたか)の死霊(しれい)のイメージをビジュアルにしたものですが、父に「なつかしい」と言われて嬉しかったことがあります。



先日、大学生の子と話をしたところ沢田研二も野口五郎も知りませんでした。郷ひろみはなぜか知ってましたけど(笑)。

モノも知ってる優秀な学生ですが、沢田研二も反原発で劣化しちゃったし、知らないのもまあ当然かな。

昔の初期の大きなワープロは、原稿用紙100枚くらいでキャパがいっぱいになったり(数字はウロ覚え)、すぐにフリーズしてデータが消えたりという話をしたら、若い子は珍しそうに聞いてくれますが、それで昔、父から聞いたことを思い出しました。

「オレが子ども頃はテレビもなかった。ラジオはようやく普及してきた」

そうか。

子どもの時分はそれが大昔のことのように思えたけど、今の立場で思うと、親父が生まれた昭和初期はそんなに昔のことじゃなかったんだな。

この年にして、時々そんなことを思います。



平成も早や26年。

平成生まれの幕内力士も珍しくなくなり、若いサラリーマンに「あなた平成生まれですか?」と聞く時代になってきましたが、昭和を知らないお若い人にとって、それは遠い昔に思えるかもしれませんが、それはそんなに昔の話ではいのですね。

私の幼少の頃は、丁度「ウルトラQ」のモノクロから「初代ウルトラマン」のカラーに以降する時代でした。

カラー作品には、テレビ画面の下に「カラー」と書いたテロップが出る時代で、初代ウルトラマンはカラー作品ながらモノクロで見ました。はじめて再放送でウルトラマンのカラーを見た時は、その画面のカラフルさに感激した覚えがあります。

生まれてはじめてカラーテレビを見たのが、東京タワーに遊びに行った時。
展示されてる仏壇のようなカラーテレビを見て、その色の薄さに「これがホントにカラー?」とがっかりしたのを記憶しています。

いや、昭和も歴史の一部になりつつあるんですな。まあ、三十路以下の人にとっては歴史なんですけど(笑)。

親父がよく「オレが子どもの時は、慶応生まれっていう爺さんがいたな」なんて言ってました。「そのうち明治生まれも、大正生まれもいなくなるよ」って言ってましたけど(当たり前ですが)。

時代は巡ります。
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福ケッチァーノで会津磐梯山を描く?

2014-04-28 11:34:13 | Weblog
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〆切があってブログUPが途切れましたが、実は一昨日はヤマガタ・サンダンデロで会食をいたしました。

というのも「庄内藩幕末秘話」の話を奥田シェフに連絡したところ、大変喜んでくれまして、東京滞在の時にお会いするという話になりました。

そしてシェフいわく。

「福島郡山に復興目的で”福ケッチァーノ”を作りましてね。
あそこ壁面ひとつ空いていますよ」

おおお、へ、へきめん!

壁面が空いているというのは、何より嬉しいお言葉ですね。ヤマガタ・サンダンデロに描いた「山形山水図」がお気に召している証拠です。

前日に宇田川氏を誘ったところ、二つ返事で来ることになり、お二人を引き合わせました。



庄内といえば、藤沢周平の時代劇で「海坂藩(うなさかはん)」として登場することで有名ですが、庄内そのものはあまり時代劇に取り上げられません。

庄内藩自体は強兵として知られていたそうですが、それだけに会津白虎隊のような悲劇があまりないため、今までは取り上げられなかったようですが、宇田川氏はあえて、その中で庄内が江戸の薩摩藩邸を焼き討ちにしてからのエピソードを小説にしたそうです。

郷土愛の強い奥田シェフにとっては嬉しいニュースだったようで、地元野菜の話や取れる魚介類の種類の豊富さなどについて熱く語ってくれました。

福ケッチァーノは福島県民のスタッフが中心に、福島の食材で作る奥田シェフの料理なようです。

東京銀座ヤマガタ・サンダンデロでは、山形の風景をパノラマで再現しましたが、福ケッチァーノでは普通の壁面みたいで、復興ということが絡んでいる以上、描く絵も福島の風景でないといけないでしょうね。

5月中、福島に行こうと思ってます。
福島は昨年の大河「八重の桜」で、県が主催する旅プランパンフ、JTBからコンペで出して落とされたリベンジがあります(担当の話では出来レースだった上に、案が丸ごと盗まれていたのこと。未確認ですけど、ホンマかいな)。



色々、取材はする予定ですが、描きたいものはただひとつ。

会津磐梯山を正攻法で描いてみたいと思っています。
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赤坂に八百屋「旬八」オープン!

2014-04-25 08:53:41 | Weblog
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赤坂7丁目、三分坂のふもとに「旬八青果店」という八百屋さんがオープンしました。

生産者から直接仕入れてきている野菜を売っている店で、質の良いお野菜や果物が、比較的安く売られています。

この日は初物のゴーヤーを買おうとしたら、店の人が傷んでる箇所を見つけ、すぐに替えてくれました。良いものを提供しようというやる気が感じられますね。

赤坂は店に入れ替えが激しい土地柄。
せっかく良い店ができたのに、なくなってしまってしまっても困るので、ここに宣伝いたします。

ご近所の方やお店の方、ぜひお使いくださいませ!
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ドビュッシーやディズニーも影響された葛飾北斎!!  名画「富嶽三十六景」ができるまで

2014-04-24 08:41:35 | Weblog
ドビュッシーやディズニーも影響された葛飾北斎!! 名画「富嶽三十六景」ができるまで



本日はトカナ記事からの転載です。

今回は前回の歌麿に引き続き、葛飾北斎です。
一口に浮世絵と言っても、戦国末期にはじまり明治初期まで描かれていたという、300年以上の歴史がありました。

その中で歌麿、北斎、広重といった浮世絵師のスターは、その後期に活躍しました。

90歳まで長生きし、生涯2万点の作品を描いたという北斎。
幕末まで生き、油彩まで描いていたという文字通りの画狂人ですが、今回は北斎が72歳の時に描いたという代表作「富嶽三十六景」を中心に語ります。



↓ トカナ過去の記事はこちらです。

エッ、日本に鎖国はなかった!?
浮世絵で読み解く江戸時代~66年ぶりに公開、歌麿「深川の雪」~

レンブラント作品、作者は本人ではなかった!
17世紀の“ゴーストペインティング”問題とは?

芸術に“品格”は必要ですか?
カラヴァッジョ ~愛と男と激情の人生~

日本アート界にはびこる権力闘争、不正審査!

画家ジョット・ディ・ボントーネが見た”あの星”の謎

死体をモデルにして描かれたキリスト像~ホルバイン恐怖の絵

こんなの私じゃない! 名画をいらないと言ったわがまま娘たち
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小説家、見てきたようなウソを書き。

2014-04-23 08:59:43 | Weblog
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昨日の「花子とアン」、花が葡萄酒で酔っぱらう場面に、作家の北大路公子先生がこんなツイをしました。

一回寝ちゃった酔っぱらいがあのテンションで復活するってないと思うのよ。脚本家は下戸か? 下戸なのか?

さすが先生。あの展開はありえませんね。第一、赤ワインとブドウ畑のにおいは別物じゃないでしょうか。

全くです。なにか違うお薬でもやったかのようなテンションでした。

あれは仲間由紀恵が寝た後も一人で延々飲み続けた後のテンションですよねw ていうか、そんなに葡萄に親しんでいたのに、花は葡萄酒の存在を知らなかったのだろうか。

さすがは作家、シナリオの虚構に敏感ですが、あれはドラマ的には何か騒ぎを起こして展開を作りたいという力技の脚本ということでしょうか。

「おお、あなたは全聾の作曲家の佐村河内さんじゃありませんか」

「そういうあなたは、有名音楽プロデューサーの太巻さん」

これは「説明シナリオ」という通常の会話ではありえない、見ている人に向けての不完全な脚本です。



シナリオを書くのは人間なので、こういうツッコミどころが出来てしまうのは仕方ないことですが、突っ込まれるシナリオよりタチの悪いのが、良く出来たウソで作品が塗固められることでしょう。

実話をもとにした小説やドラマが、事実と若干違う点があるのは当たり前の話です。
まともな知性のある人なら、見ている方も「お話」と知りながら見ているわけですが、世の中にはドラマの悪役が本当に悪い人だと思う方も少なくありません。

韓流ドラマなどでは、変な日本語を喋る日本人が出てきて威張り散らしたり、傍若無人の振る舞いをしているのを見かけると、実に複雑な気持ちになりますが、大なり小なり、こうしたドラマには制作する側の意図がありますし、その善し悪しも見る側が判断するしかありません。

俗に「小説家、見てきたようなウソを書き」と言いますが、実際のところ、私たちの住んでいる世界は自分が見て来たものと、半分虚構(あるいは全部虚構)と半々の認識で成り立っていると言えます。

書物から得た知識や映像から受けた情報、それがすべて現実、事実とは限りません。



反面、「百聞は一見に如かず」などと言いますが、それは奈良の大仏のように、いつ行ってもそこにあるものの場合に限られた話です。

たとえば中国現地に行って、中国人に騙された人と、親切な中国人に歓迎された人では、同じその場所を踏んだ人でも大きな違いがあるわけで、そんなケースに「百聞は一見に如かず」は当てはまりません。

書物や映像の役割というのは、そういう多角的な世の事象を切り取って、誰でもわかるように世界を再現することにほかなりません。

そういう意味で、先日ビジュアルを担当させていただいた宇田川敬介氏の「庄内藩幕末秘話」では、あまり言われてない史実を見事に交えたエピソードが書かれていました(以下ネタバレ注意)。



それは庄内藩において、武士と一緒に百姓が戦ったという場面です。
もちろん小説内の会話は虚構ですが、一緒に戦ったことは史実です。

俗に士農工商と言いますが、宇田川氏によれば江戸時代というのは、私たちが考えているより人々はずっと平等でいた時代でした。

キリスト教がインドのように布教できなかったのも、 「主の前では民、みな平等」というのが、それほど当時の日本人にとって魅力的ではなかったわけですね。

これは白土三平先生の「カムイ伝」などとは真逆な見方ですが、かの名作は極左だった白土先生独特の虚構とも言えましょう(それはそれで価値があります。ちなみ人からウヨクと呼ばれる私は、今でも白土作品のファンでもあります)。

そう言った意味で、小説やドラマというのは、事実に即してるには越したことがありませんが、それ以上に作り手の見方というものが大切になってくるわけですが、宇田川氏のこの見方は、挿絵を描く側としては実に腑に落ちる内容でした。

一方で、実際は白装束がほとんどだった宮中を、カラフルな衣装でまとめている韓流時代劇。これは見方を考えずにいられません。

それについては、また次回!
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タケノコご飯、作りました♪

2014-04-21 10:13:19 | Weblog
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昨日は仕事がらみではないイベントの目白押し。

別にヒマなわけじゃなく、締め切りの仕事もあるのですが、こんな時に限ってお米を研いだり、野菜炒めを作ったりするものなのですが、昨日は買ってきたタケノコを米ぬかで煮立てて下ごしらえをしてしまいました(泣)。

で、本日は朝早く起きて、秋の栗ご飯とともに、季節の一大イベントであるタケノコご飯を作りました。

ホントは土鍋でやりたいのですが、つきっきりでないといけないので炊飯器をつかいます。



下ごしらえしたタケノコにお揚げさん入れて焚き上げます。

今、出回ってるタケノコは九州産だそうですから、もう一回くらいは楽しめそうです♪

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憲法9条にイグノーベル平和賞を!

2014-04-20 10:20:49 | Weblog
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昨日のブログで、「ホントに憲法9条がノーベル平和賞を取ってしまったらどうしよう」と危惧しておりましたところ、ツイッター相撲クラスタ友だちの甚之介さんから、「ならば、憲法9条にイグノーベル平和賞を先に取ってもらえば良いのでは?」というご提案をいただきました。

いや、まさにその通りでシャレにしてしまえば良いのですね。



上はイグノーベル賞のシンボル的に使用されている絵なのですが、憲法9条すなわち非武装が平和をもたらすなんてお気楽な思想を信じ、自衛隊という誰がどう見ても軍事力で武装しているのに「憲法9条を68年間維持してきた」などという現実から目を逸らした内容でノーベル平和賞委員会に申請することに腹を抱えて笑い、台座から転げ落ちたところに「ノミネートされたってよ」と聞かされたら「考える人も」こんな形で固まりますわな。

↑ 上は甚之介さんの本文からの引用ですが、たしかに日本が自衛隊という軍隊の存在で武装しているものの、自衛隊の攻撃は相手に攻撃されない限り、許されないなど不自由な点は多々あります。

相手がミサイルを発射しない限り、攻撃ができないのですから、そりゃ軍隊として機能しない部分は多々ありますよね。

平和的で良いじゃないかという方もいるでしょうけど、実際に海外に派遣された自衛隊は、こうした規制によって危険にさらされているわけで、それを安全なお茶の間からあれこれ批判するのはスジが違うだろうというものです。


甚之介さんがおっしゃるように、憲法9条がそんなに素晴らしいものなら、世界中の国が素晴らしいと言って採用しそうなものですが、同じ憲法がある国が日本以外の何処にあるのか聞いてみたいものであります。
もし、9条がノーベル平和賞(イグではなく)を本当に受賞したなら、同じ憲法が世界に広がっていくかどうか。
憲法9条に限らず、今の日本国憲法は原文が英語で書かれた、アメリカ人の手によって書かれたものに違いありません。
日本が本当に独立国家としていくならば、仮に憲法を変えないにせよ、一度日本人の手によって同じ文言を書き直す必要があるのではないでしょうか(本当に全然変えないとすると、またそれも意味がないのですが)。
戦後70年近く経過したのですから、そろそろその時期に来てるのではないかと思います。
どなたか英語で手続きできる方がいらっしゃいましたら、甚之介さんのリンクに貼ってあるそうですので、よろしくお願いします。
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憲法9条にノーベル平和賞を・・・?

2014-04-19 11:43:33 | Weblog
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「愛国者」安倍首相がタイム誌表紙に、記事は…

NYタイムにしてもタイム誌にしても、アメリカのメディアは意外に左がかったところが多いのですが、安倍総理は必要以上に右傾を言われすぎてるように思えます。
(ま、人によっては「右翼のブログ」と呼ばれているわたくしが、こう書くのも説得力ないかもしれませんが、私は単なる現実主義で言ってるだけで、別に右翼でも何でもないのですが・・)。

そもそも、自分の国を愛するというのは人間として当たり前の感情で、自国の国旗や国家を否定して拒否すること自体、異常な行動としか言いようありません。

戦後、日本がアメリカに占領された時、わが国が二度と米国に牙を剥かないよう、日本人を骨抜きにしようと、社会システムから教育制度を一新したわけですが、米国も決して一枚岩ではなく、その時のメンバーに左翼系の人たちが加わっていたことが、未だに尾を引いてるようです。



そこで最近びっくりしたのが、神奈川県の主婦が「憲法9条にノーベル平和賞を」と申請したところ、ホントに受理されちゃったってこと。

その行動力は賞賛に値しますが、今の日本国憲法の原文がアメリカの若者によって英文で書かれたってこと、この方ご存知なんでしょうかね。
まあ、知っていても、こういう方は「それでも素晴らしい憲法だから変えちゃいけない」というのでしょうが。

今のウクライナを見てもそうですが、ロシアがクリミアを併合したように、中国が台湾を併合し、わが国を占領しようとしても不思議ではありません。
チベッだって歴史的にチャイナの一部だった歴史はないわけで、それに照らし合わせれば、同じことが日本で起っても不思議ありません。

北朝鮮の問題にしても、海外から見れば東アジアは、ウクライナやインド、パキスタンと同様の火薬庫です。

「9条を変えて、戦争をしたがってる」と言いますが、平和を本気で守る気があるなら、戦う準備は常にしておかないといけません(こういうこと言うから、右翼のブログと呼ばれてしまうのですが)。

もっとも海外の国々は、中韓は言うまでもありませんが、欧米諸国にしても改憲は歓迎してませんが、それは中国の軍備が増大するのをわが国が歓迎しないと同じリクツです。

どの国も、自分以外の国の軍事力が増大するの歓迎するバカはおりません。

そういう意味で、わたくしはホントに憲法9条がノーベル平和賞を取ってしまったらどうしようと危惧しております。
平和賞は政治目的で動きますから、 日本の動きを歓迎しないノーベル委員会人たちがいたとしたら、憲法9条受賞なんて可能性も十分あると思っています。
東京オリンピックに向けて、受賞歓迎も演出できますしね。

もっとも平和賞を受賞したオバマ大統領などは、見事にクリミアの弾薬庫に火をつけて世界を混乱させる一助をしておりますから、取ったら取ったでどうなることやら。

こちらの写真はアセナのレベントシェフ。
120kgから90kgまで減量。何を言っても痩せようとしなかったシェフですが、テレビに映った自分の姿を見て一念発起したそうです。
ガマの油じゃないけど、テレビに映った己の姿を見て、たら~りたら~りと汗を流すってヤツでしょうか(笑)。
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「庄内藩幕末秘話」完成しました!

2014-04-18 09:46:00 | Weblog
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ジャーナリストの宇田川敬介氏がはじめて書いた時代小説「庄内藩幕末秘話」(振学出版)が完成しました。わたしは装丁を含めたカバーまわりと挿絵を担当いたしましたが、いや~良い本が出来ましたわ。



宇田川さんの著書「2014年、中国は崩壊する」(扶桑社)や、彼のブログを読んでもわかる通り、その博覧強記ぶりは知る人ぞ知るところ。

著書やブログは情報提供の豊富さゆえ人気を集めてますが、今回の作品はそれとはまったく趣を別にした、大変志の高い作品に仕上がっています。いや、宇田川さん。すみません。別にジャーナリストサイドの志が低いというワケじゃありませんよ(笑)。

「庄内藩幕末秘話」は、戊辰戦争後も新政府と戦っていた庄内藩にスポットを当てた小説です。

庄内藩といえば、藤沢周平の時代小説に「海坂藩(うなさかはん)」として描かれていることで知られますが、実名でしかも幕末を舞台にした小説は今までなかったと思います。



以下、紹介文になります。

新政府軍と最後まで戦ったのは庄内藩だった

明治維新の先駆けとなった戊辰戦争、これは主に新撰組と会津 戦争を中心に書かれるここが多い。もちろん、鉄砲の時代に刀 で対抗する新撰組の悲劇、また会津戦争の壮絶な戦いにおける 尊い犠牲の上に明治維新が成り立っていることは、紛れもない 事実なのである。 しかし、会津が降伏した後も、まだ新政府軍と戦っていた藩が あったことをあまり多くの人は知らない。同時に、戊辰戦争に ついて書かれたもののほとんどが会津戦争の後は函館の五稜郭に あった榎本武揚の戦いで終わるとなっている。実は新政府軍と会 津が降伏した後まで戦っていたのが庄内藩であった。 今まで語られることの少なかった庄内藩。この小説は架空の人物 である主人公、「本間助三郎」「石原主水」「服部小作」三名が 見聞きし、体験し、そしてその考えを書くことによって、当時の 庄内藩の人々の代弁の一部になっている。 庄内藩主酒井家を中心に藩がひとつにまとまり新政府軍と戦った 大義名分とは。敗戦後、敵同士であった庄内藩と薩摩藩の意外な 関係や敗戦後の庄内は。幕末と同じく変化の激しい時代を生きる 現代人が学ぶべき「人の道」が庄内藩にはあった。


宇田川氏ならではの、地政学をまじえたやりとりが随所に見えるところが、この作品の魅力ではありますが、あらすじの文言にあるように、敵同士であった庄内藩と薩摩藩が、その後に良好な関係を築いたことなど、「人の道」を説くという意味で、たいへん志の高い作品になっています。

読後、宇田川氏に「宇田川さん、あなたホントは良い人なんじゃないですか?」と言ったら、「そんなことはありません」とお腹をゆすりながら照れてました。

Amazonではまだ売られてないようですが、近日UPすると思います。
ぜひ、みなさまご一読を!
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そろそろ痛風記念日です

2014-04-15 10:49:25 | Weblog
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春先から初夏にかけて天気の良い日になると、時々、痛風起こした日のことを思い出しますが、発症からそろそろ2年になります。

喉元過ぎれば暑さも忘れると言いますし、わたしも相当懲りない方なんですが、あの痛さはもう一度経験しようという気になりません。

俗に風が吹いただけで痛いなんて言いますが、なんせパンツがはけません。布地に足先の患部が触れるだけでビンビン来るわけでして、ましてズボンをはくなんて拷問のよう。

大して長い脚でもありませんが、ズボンを通過する間に足先が触れるのは地獄の苦しみです。



幸いあれからは発症してはいません。

痛風の薬を飲む、野菜中心の食生活にする、ジム通いを習慣づける、間食を控える。

むむむむ。
ここのUPした写真を見せると、以上のこともまったく説得力ありませんが、ホントです。
言い訳をさせてもらうと、食べるのをガマンすることはできませんし、リバウンドしたら意味ないので、外食に出る時は思い切って飲み食いすることにしています。

ビールはダメ、レバーがダメ、納豆がダメなど、痛風にはそんなことが言われていますが、最近の医学ではあまり関係ないとのことです。

わたしはガマンが何より苦手なので、どこかで発散するようにしています。

説得力ない画像ですが、昨日は田町慶応仲道通りにある「湯浅」という海鮮のお店にご招待されました。釣り好きのご主人夫婦が釣って来た魚をサバいて出してくれる店です。
あ~。馬勝った~、牛負けた・・・なんて、ウフッ♪
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ウクライナを見ても、わが国は移民受け入れをするのか

2014-04-13 10:46:05 | Weblog
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すっかり忘れていましたが、わたくし・・・拙著「シエスタおじさん」の中でクリミア戦争のことを記述したことがありました。

シエスタおじさんはファンタジーなので、実際のクリミア戦争に肉薄したものではありませんが(クリミア戦争だと具体的に書いてない)、いちおう資料として調べたこともあって、今回のクリミア独立宣言では、歴史的な背景を少しは思い出した次第です。

クリミア戦争はロシアに対抗して、19世紀にイギリス+フランス+サルディニア+トルコ連合軍が戦った戦争です。ナイチンゲールが、この戦争に従軍したことで一般には名前だけが知られてているようです。



地図を一目見てもややこしい場所だというのはわかるのですが、ごくごくショートカットして言うと、クリミア戦争の結果はほぼロシアの負け。

その後、リベンジの爪を研いだのか、クリミアはスターリンによってトルコ系住民が追い出され、ロシア系住民が数多く住むようになったそうです。

クリミアは選挙によって独立、ロシアに併合という形になったわけですが、そりゃロシア系住民が多ければ多数決の論理はそちらに傾きますわ。
この辺りが民主主義の限界といえましょう。

例えば、アパートの自治会でも、外国人住民の方が数が多くなれば、そちらの都合が良いようにルールが改正されるでしょう 。これは国という単位で見ても、多数決の論理は同じように働きます。

まして、クリミアの場合、クリミア自治共和国の中だけの選挙であって、母体だったウクライナ全体で選挙は行われたわけでないので、その有効性は甚だ疑問がもたれるというわけです。



わが国が今後、移民を受け入れるとすると50年から100年単位で、クリミアのロシア併合と同じことが考えられるでしょう。

沖縄では、選挙のたびに住民票を変えるプロ市民がいるそうですが、民主主義による多数決には、いつもこのような危険が裏返しにあります。

わが国を併合しようという国はどこだかは、言うまでもないこと。
もっとも、その先に彼の大国がいつまで今の形を保っていられるのかわかりませんが。

ただ、ウクライナの場合、国民が食えなくてどうしようもなくなったというケースですから、少なくとも今のわが国にそれは当てはまりません。

黒澤明の「七人の侍」のセリフ。

「ほんとにオラたちのお侍が雇えるだか?」

「でえじょぶだ。クマだって、腹が減りゃ山下りるだよ」

山から下りるクマにならないよう、しっかり働かなねば。
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「のたり松太郎」を知ってますか?

2014-04-11 17:10:38 | Weblog
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ツイッターを覗いていたら、こんなツイがまわってきました。

暴れん坊力士!!松太郎 第一話 「のたり松太郎」

おお!
私が若い頃に、毎回ビッグコミックが出るのを楽しみにしていた、ちばてつや先生の相撲マンガ「のたり松太郎」ではありませんか!

連載開始は40年以上前でしょうか。20年以上にわたって、中断しながら連載されて、実は未だに完結してない(?)相撲マンガの金字塔です。

というわけで、今更アニメ化なわけですが、見て下品なのにびっくり。

いや、原作をそのままアニメに忠実にしてるのですが、動画にすると”どうが”なあ・・・なんて、ウフッ♪
いや、洒落にならないキツさでした。

ちなみにマンガの方はこちら。



主人公の坂口松太郎は怪力粗暴の大男。

「あしたのジョー」の矢吹丈のような二枚目じゃないこともありますが、マンガだと距離を置いて見られるのですが、アニメにすると、くしゃみして唾液が飛び散ったり、立ち小○便をドボドボ・・・

「こんなヤツが近くにいたら、たまらないなあ」という、傍若無人ぶりばかりが際立ってしまうのですが、それをそこまで見せないちば先生の腕前はさすがです。

松太郎ははじめは短期連載の予定だったそうですが、人気が出てしまったので、こういう人間が活躍できる場所は・・・というので角界に白羽の矢が立ったそうです。

もとよりちば先生は相撲がお好きだったようで、朝青龍引退の時も「僕はああいう暴れん坊、大好きなんだけどなあ」と残念がっておられました。

ご興味のある方、ご一読を。
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消費増税、消費者より個人商店が・・・

2014-04-11 09:40:20 | Weblog
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一昨日、いつものように痛風の薬を取りに医者と薬局に行ったところ、医療費が値下がりしてるのにびっくり。時期が来て、花粉の薬をやめたおかげもありますが、それにしてもだいぶ安くなっていました。

「これでホントに良いんですか?」

そう聞いたところ、医療費のシステムが変わったそうで、その分、医院や薬局の負担が増えたそうです。

「その分、うちの納税額が負担なんですよね」

そう薬局屋さんでは答えてくれました。

そういえば、交通機関はハッキリ値上げした感はあるものの、スーパーで買い物などをしても、さほど高くなったという感じはいたしませんが・・・
そーか。一般消費者よりも、消費増税を納税する会社や商店の負担が増えたのね。

そういえば、3年ほど前にフルフルの古川シェフが、
「消費増税を増税したら、個人商店がバタバタ潰れますよ」 と言ってました。

民主党政権下だったあの頃とは、だいぶ状況が違いますが、実際のところどうなるんでしょうね。

よく、消費増税が増税されると所得の少ない人が直撃されると言いますが、今のように安売りセールがこまめにあると、3%の違いはお買い得商品を買えば十分吸収できます。

それより、納税時期に消費税分を払わなければいけない企業や個人商店は、けっこうなまとまった金額をその時期に3%、余分に払うのですから大変です。

大企業も個人商店も納税額の増え幅は一緒ですが、個人商店などは、フライパンをまわしながら個人で金勘定をしていたりしますから、消費税3%分をプールしておくって、けっこうな負担です。

資金繰りに困ってる時の3%って、大きいですからねえ。

商店によっては、消費税分をなかなか上乗せできない店だってあるわけだしねえ。

そんな意味で心配なのが、赤坂のように個人商店が多いところです。

大企業だって消費税増税分の負担は一緒にしても、そういうところは経理だってあるし、税理士だってついている。何とかなるもんです。

世の中には料理は旨いけど、収支はドンブリ勘定なんて店もあるわけで、そんな意味で赤坂までがチェーン店ばかりにならないよう祈るばかりです。

そういえば、石川台に越してからフルフルにもあまり行ってませんね。近く顔でも出してみるかな。
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小保方さん会見~「200回以上出来た」は真実か否か?

2014-04-10 09:32:12 | Weblog
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昨日は丸の内で恒例の勉強会でしたが、参加者のひとりが小保方さん会見の連絡待ちということで中座いたしました。

記者の仕事を真面目にやるとそうなるよな・・・と思いつつ、 それを見て取材する側に立てば、提供する記事はどうしても科学不在になってしまうのだなと感じました。

焦点は「STAP細胞、本当はあるのかないのか?」という点のみに尽きるはずですが、どうやら、そんな単純な話でもないようです。

先に拙ブログで取り上げた時に、専門家と思しき方から書き込みがあって、それが今まで聞いた中で一番腑に落ちる説明だったので、ここにあらためて貼っておくことにします。ご参照いただければ幸いです。

「STAP細胞が本当にできたのか?」は、目で見ればわかるというものではなく、何段階かの実験で証拠となるデータを集めなければ、本人にさえわかりません。そして論文というのはその証拠データを集めたものです。

今問題になっているのは、論文の形式的な話ではなく、肝心の証拠データに改変や別の実験からの流用があったからです。報道が博士論文など他の話に波及してわかりにくくなっていますが、Nature論文問題の核心は当初から「STAP細胞は本当に出来たのか?」ということに変わりはありません。

もしこれがミスであり、本物のデータがあるのであれば、それが提出されて大筋では一件落着となるはずです。

本物のデータが実は取れていなかった、という場合は、実験者の「成功した」という認識自体が誤認であったことになります。

もちろん再実験してデータを取り直すことができれば良いのですが。世界中で追試が行われ、いずれも成功していないのが気がかりなところです。理研内での追試成功という話は、論文の第一段階だけの話で、全ての過程が追試されたわけではないことが会見で明かされました。

第一段階だけでも何か「現象」は起きているのでしょうが、それはSTAPかもしれないし別の何かかもしれない。現段階では「ほとんど何もわからない」という状態だと思います。



小保方さんの会見で「200回以上できた」というのも、このコメントに照らし合わせれば、何か「現象」は起きているのでしょうが、それはSTAPかもしれないし別の何かかもしれないということも考えられます。

それにしても話がややこしくなり過ぎました。理研は50日以内に調査すると言ってますけど、そんなに早く結論が出るのかどうか。

STAP細胞がかりに存在しなかったとしても、ないものの証明は、悪魔の証明と呼ばれるように難しいものです。
あるとするなら早く発見されてほしいものですが、まだこの騒動に終止符が打たれることはないでしょうね。
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佐藤一斎アニメ「おじいちゃんとぼく」

2014-04-09 09:01:58 | Weblog
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しばらくペンディングになっていた、佐藤一斎アニメ「おじいちゃんとぼく」がようやく再開され、先日多幸詩(たこうし)さん作詞作曲による主題歌のレコーディングが行われました。

それに伴い主題歌タイトルバックのラフを作ったのですが、そちらはまだ公開できないので、メインキャラクターをUP。

このキャラは私のオリジナルではなく、岩村の元校長・桐井先生がデザインしたもの。

オリジナルは、そのまま使えるほど完成度の高いものなのですが、さまざまな事情からアニメ用にアレンジしました。

夏までに1本完成予定だそうですが、多分間に合わないと思います(今から言うて、どないすんねん)!
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