花子とアンが佳境ですね~。
いよいよ、世に言う白蓮事件。
白蓮が大阪朝日新聞に絶縁状を送ったというのは史実で、でなければ世に言う白蓮事件なんて言われるほどの騒ぎにはなっていないでしょう。
ドラマでは龍一(実名・龍介)の仲間が、龍一に託された手紙を大阪朝日新聞に送ることになってますが、その真偽は確かめてません。
わかったらUPしますが、どなたかご存知の方がいらしたらご教示のほどを。
白蓮を扱ったほかのドラマは見てませんが、 大抵は石炭王が悪役になっているそうで、今回は演じる吉田鋼太郎さんがバツグンということもあるのでしょうが、ツイッターでも石炭王はなかなかの人気です。
石炭王の言う「花ちゃん」がかわいい♪
「いよう、花ちゃん、久しぶり!」が好き!
わたしも好き!
石炭王、自然に「花ちゃん」
NHKにしては珍しい・・・というか、別にこの放送局全体が反日であるとか、社会主義的であるとかではなく、組織というのは一枚岩ではないということでしょうね。
蟹工船の小林多喜二じゃありませんけど、社会主義の敵は石炭王ですから、ドラマによっては嘉納伝助(実名・伊藤伝衛門)は徹底的に悪く書かれそうなものだけど、「花子とアン」では石炭王にシンパシー感じる人が少なくないですね~。
お金持ちだし、きっぷは良いし~、男らしいしね~。
それにしても社会主義というのは、みんなが貧しい時代には良い考え方ですが、右肩上がりになってきて、働く人間も働かない人間も同じ給料ということになると、だんだん機能しなくなる考え方です。
働く人間も働かない人間も同じ・・・こんな単純な不平等に気づかないというのもイデオロギーの恐ろしさでありますが、それは「資本家の搾取」ということに集約されるのかもしれません。
つまり、多少働こうが働くまいが、美味しいところはすべて資本家に持っていってしまわれる。そのくらいなら、権利を行使しないといけない・・・ということですね。
それにしてもドラマとはいえ、他人の絶縁状を新聞社に送るとはすごいなあ。
けっこう前に、林真理子の「白蓮れんれん」を読み直そうと思ってましたが、蓮さまの男の趣味があまりにひどいので(ツイッター常套句)やめました。
実際の龍介を知らないので何とも言えませんが、典型的なダメ男好き?
しかしながら白蓮は生粋のお嬢さまながら気骨のあった人なようで、その後、極貧生活をしながら一家を支えたそうです。
余談ながら、というか少し話がずれますが、世に言うボランティアや社会貢献で名を残した人は、ナイチンゲール、シュバイツァー、マザー・テレサなど、例外なく良家の出身です。
石炭王のように極貧から叩き上げた人にも、成功後に社会貢献をする人は少なくありませんが、それは成功した組織をバックグラウンドに行うので、ボランティアとは少し意味が変わります。
普通は愛だけで10年持たないものですが、白蓮は最後まで添い遂げ、子孫も未だ生きているのですから、お嬢さま育ちとはいえ只者じゃありません。
それにしても石炭王は10年も蓮さまのごきげんとってきたのに気の毒だよな~。
なんて、とめどないことを思ってしまいました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます