花風社さんの緊急出版『ポストコロナの発達援助論』が注目を集めてますね。
関わった私自身も出版を楽しみにしているのですが、緊急出版というだけあって、仕事の発注も緊急なようです。
先日、巻末マンガをお願いしますと言われ、「いつまでですか?」と聞いたところ、けっこうとんでもない納期が(笑)。
しかし最初に4ページで出したラフは2ページに縮まり、その後、納期は多少ゆるくしてもらいましたので、緊張感を持ちつつ丁寧に仕上げらました。
世間は尾身クロンで騒がしいですが、オミクロンで陽性になり発症した友人は1日で平熱に戻りました。しかし、聞いてみれば会社や社会的な制約など、かかると兎に角厄介です。症状は風邪以下なのに、社会的な対処がとにかくややこしい!
これは症状の問題じゃなく、完全にシステムの問題だよね。
それはともあれ、新作の巻末マンガ。
自信を持って描き上げましたので、みなさまご笑覧頂けると嬉しいです。
今、予約頂けたお客様には、もれなく巻末マンガをきれいなブルーで再現した、ミニクリアファイルがついてきますので、そちらもお楽しみに!
本日1月22日(土)〜25日(火)まで、大崎O美術館にて、母が代表をつとめる書道展を行います。
フォントにない文字が含まれていますが、「こうゆうかい」と読みます。
いずれも一流の書家が揃って、見事な筆さばきを揮うのが期待できますよ!
オミクロンが猛威をふるう今ですから、くれぐれもご無理なきよう…ですが、尾身クロンは風邪より症状がかるいとのこと。
ご興味お持ちくだされば嬉しいです。
ちなみにこの案内状のデザインは私が致しました♪
尊敬する映画作家クリント・イーストウッド監督、御年91歳の新作「クライ・マッチョ」を見てきました。
本当にこの人の最近の作品、歳を重ねるごとに素晴らしいのですが、今回の作品もその期待を裏切らないものでした。
イーストウッド作品は「ミスティック・リバー」や「ミリオンダラー・ベイビー」のような絶望的なものを多く撮っていた時代から、一歩脱却したものに変わっていった気がします。
作品の年譜を見ると、「チェンジリング」と「グラン・トリノ」が同じ2008年の作品なのですが、この2本を境に傾向が変化したように思えます。
今回の作品はまったく予備知識なしで見に行ったのですが、意外だったのはロードムービーだったことでしょう。
この映画の内容をよく表現したサイトを見つけたので、知りたい方はこちらをお読みくださいませ。
↓ 以下このサイトからの抜粋、ネタバレなしのストーリーです。
年老いたカウボーイのマイク。かつての雇用主に「メキシコで元妻と暮らす10代の息子・ラフォを連れ戻してほしい」と懇願され、過去の恩義を返すべくこの難題を引き受ける。
メキシコに赴き、闘鶏用のニワトリ“マッチョ”だけを抱えてストリートで生きてきたラフォを半ば誘拐のような形で拾う。警察やラフォの母親が放った追手をくぐり抜け、マイクはアメリカに向かう。
つまり、イーストウッド演じるマイクとラフォという10代の少年と90代に差し掛かった2人のロードムービーなのですが、それだけでなくビルドゥングスロマンの要素、そしておとぎ話の要素も持った映画でした。
ビルドゥングスロマンとは若者が成長していく姿を描いた、いわば教養小説ですが、ここでは10代ラフォだけでなく、90代になったマイク自身も成長していく姿が描かれています。
そしてもうひとつ、王様に命ぜられた家臣が宝物を運ぶという、おとぎ話の要素もあるというわけです。最後はめでたし、めでたしというわけで。
まさに見ると最後に幸せになる映画、それが91歳のクリント・イーストウッドが撮った「クライ・マッチョ」ですね。
給湯器まだのわが家では、昨日はジム休館日だったので、銭湯かタライ風呂の選択でした。
永田町で打ち合わせしたあと、いつもの表参道の清水湯に行くか、近場の銭湯制覇で銀座八丁目の金春湯にするか迷った挙句、金春湯に決めました。
ま、迷うことでもありませんが(笑)。
銀座八丁目は新橋に近く、昔は新橋芸者が数多くいた場所ですね。
歩くと和装のママたちの姿が今でも見られます。
人工染料を使った青緑、ターコイズブルーは金春色(こんぱるいろ)、新橋色と呼ばれ、この辺り置屋のあった芸者が好んで使った色だそうです。
そんな名を冠した金春湯ですが、改装したらしく新しく清潔で、風呂ボスみたいな常連もおらず、実に気持ちの良い銭湯でした。
さて、番台に座るマダムに常連と思しきお客がこう言いました。
「コロナ三千人とか言ってるけど、困ったね。銭湯は大丈夫かね」
「今のところ、何も言ってきませんよ。様子見でしょうね」
うーん。昨日も重傷者は東京都1400万人に対して4人。
銭湯を出た後、銀座通りを歩いて行きましたが、年末と比べて人はまばらでした。
友人にコロナで生死を彷徨ったという人もいますので、もちろん甘く見てはいけませんが、それにしても反応が過剰な気がします。
そんなことより、うちは早く給湯器!
今日も銭湯に行こうかな。
▼で、こちらの写真は、給湯器のない現在のわが家のタライ風呂の源泉です。
こちらの写真をSNSにアップしたところ、北海道の友達から「6月になるそうですよ」という書き込みがあって愕然としました。
情報の出所は北海道ガスだそうですから、ガセの書き込みではなさそう。
そう思って、ガスペックさんという給湯器を直接注文した会社に問い合わせてみたら、なんとホントの話でした。
ただ、これは今現在注文したら6月になるということだそうで、わが家の場合は11月に注文しているので、届くのは3月前後になるようです。
これは想定内ですけど、今から2ヶ月から3ヶ月という、一番寒い時期に、ジムと銭湯とタライ風呂ですから、いい加減にしてほしいと思います。
コロナが蔓延しはじめた時に、しきりにマスコミが騒いでいた「新しい日常」とか「ニューノーマル」といった言葉は、あっという間に死語になりましたが、家風呂が入れないわが家とすると、「これがそうかい?」って感じでしょうか。
東京都1400万人の人口で重傷者4人という現状で、感染者が倍の二千何人になったとか報道を耳にすると、うちとするとコロナなんかどうでも良いから(暴言)、家で風呂に入らせてくれよって感じです。
給湯器がダウンして早や、2ヶ月あまり。
わが家には給湯器のキュの字も知らせが届きません。コロナの影響がまさかこんなところで出るとは、2年前には考えてもみませんでした。
昨日は1日雨降りだったので、ジムに濡れてまで行く気がせず、たらい風呂でした。
多少寒かったりしますが、衛生に注意した生活を送っているためか、それで風邪をひくこともありません。
病気としてのコロナにかすりもしないのに、生活の方でこれだけ影響があると、いったい今騒いでいるのは何なんだという気がします。
まあ、そんなことを言っても仕方ないので、先週末は妻の職場の近くにある銭湯に行ってきました。家の近くにある銭湯は、風呂ボスがいたり、狭かったりと難があるのですが、ここの銭湯はなかなか居心地が良い。
ひと風呂浴びた後は、おうちでご飯…と思っていましたが、駅の前の施設にエビスバーがあったので一杯だけ飲んで帰ることにしました。
いっぱい、じゃなくて一杯だけね♪
琥珀エビスとエールエビスを注文し、おつまみは大根のポルチーニクリームという、洒落たおでんみたいなものを頂きました。
ホントに一杯だけで切り上げ、成城石井で冷凍ピザを購入。
399円で素晴らしいコスパです。
相変わらず給湯器の来ないわが家…昨日はジムでプールをひと浴びしてから、六本木ヒルズで夕方1回だけ上映している007「ノータイム・トゥ・ダイ」を見に行きました。
いや〜、007も時代と共に変わるんですね〜!
そう言えば、上映前に「007が黒人の女性になる」という噂を聞き、世も末だなと思って呆れたのを思い出しました。
それで実際に見てみると、噂がホントだったのにびっくり!
でも、それはLGBTやフェミニズムへの配慮などではなく、ストーリーに必要な設定だったので納得しました。
007ものとしては、2時間40分もの長尺ですが、それだけにシナリオもよく練られていて関心しました。ちょと人物設定がわかりにくいところもありますが、最後までみると、それも解決されます。
映像の小道具として、能面や畳など日本のものが出てくるのは、西洋人から見た日本のイメージ。なのに、そんなに違和感を感じなかったのは、監督がキャリー・フクナガという日系の人だからでしょうか。
ダニエル・クレイグが畳の上で土下座をする場面も、なかなかサマになっていて面白かったですね。
ショーン・コネリーからはじまった007ですが、昔のものは理由もなく美女がボンドに恋をしてウッフン(昭和な響き)という、お約束の展開でした。
それがダニエル・クレイグのボンドになってからは、普通に恋をするジェームズ・ボンドに変わってきたというのが面白いところですね。
CSでは、「ゴールドフィンガー」や「女王陛下の007」などをオンエアしてますが、映像も内容も今の方が格段に上がっている気がします。
今更見て言うのもなんですが、見逃した方はぜひご覧くださいませ。損は決して致しませんから。
ここからホントのネタバレ注意。
そうそう、今回のストーリーでは何とジェームズ・ボンド死す! です。
見ていて、この流れはボンドは死ぬなと思いましたが、ダニエル・クレイグ最後のシリーズとあって、ボンド壮絶な最後!
昨日の東京は積雪量9cmという大雪(当社比)。
ニュースを見たら、積雪量がメートル単位で真っ赤になってる北陸地方を尻目に、たった9cmの東京の積雪をさも大ごとのように報道していました。
きっと雪国のみなさんは、生暖かい目で東京の大雪報道を見ていらっしゃるのですね。本当に申し訳ございません。
都民として雪国の皆様にお詫び申し上げたく存じます(笑)。
さて、雪のたびわが家の前の急坂では、恒例の行事のごとくキュルキュル言いながら、エンコしている車が続出です。
▲こちらがその赤坂でも屈指の急坂。
大したことない雪でも路面が凍結して車が立ち往生します。
昨日も夜中の12時過ぎにキュルキュル言う車がおりました。見てたら、2名ほどの通行人の男性が車を押してくれたようですが、坂に押し戻されて危ないことこの上ありません。
何度押し上げても坂を登りきることは叶わず、諦めて、一方通行をバックで逆走して別の道を通っていったようです。
この坂、チェーンかスタッドレスがないと絶対上がれないわな。
今朝も宅配便の車が立ち往生。
運転のプロなんだから、スタッドレスくらい用意せいよと言いたくなりますが、4年に1回くらいしか降らない雪に、そこまでの設備投資は出来ないかな。
そんなわけで、私は昨日は銭湯をあきらめて家でたらい風呂でした♪
ブログを遡って見てみたら、わが家の給湯器がダウンしたのは11月5日のこと。
本日が1月6日ですから、ちょうど2ヶ月あまり風呂も洗い物も使えない状態が続いていることになります。
ジムと銭湯で、風呂なし生活をしのいでいたわが家ですが、お正月三が日はどちらも休みだったため、毎日たらい風呂という生活が続いています。
まったく国内で生産しないから、こういうことになるんだよ!
…なんて言ってもはじまらないので(言うとるがな)、たらい風呂でどう入るかを特別公開いたします。
慣れると外に出かけない分、たらい風呂の方がジムや銭湯より面倒ではなく、意外にわるくない…。
でも最近は洗い物が、水洗いでは辛い季節になってきました。
人がほとんど死なないようなオミクロンなんて、どうでもいいから、早く給湯器来てくれよ〜!
まったく、コロナで死ぬ前に凍え死んでしまいますわ。
正月二日目は、サントリー美術館の年間会員が二人まで入れて、年間6000円で見放題と聞き、早速入会して「聖徳太子 日出づる処の天子」展を見て参りました。
サントリー美術館の企画にハズレなし、というのが私の持論ですが、この展覧会も実に素晴らしいコレクションの連続でした。
聖徳太子の展覧会は、「聖徳太子と法隆寺」として夏にもトーハクで行われましたが、こちらは太子が生きた白鳳時代、飛鳥時代のものが多く展示されていたのに対して、今回のサントリー美術館のものは、鎌倉から昭和にかけての作品がほとんどでした。
それはどういうことかと言えば、聖徳太子が生きた時代は西暦574〜622年。
一方で鎌倉時代は1185年〜1333年ですから、600年から700年の隔たりがあります。
600年から700年という期間というのは、ちょうど鎌倉時代のはじまり(1185年)から明治維新(1868年)にあたります。現代の令和の時代から見ると、鎌倉末期から室町時代に至る昔が700年前です。
つまり鎌倉時代の人たちから見ても、聖徳太子というのは大昔の人だったわけで、それだけに神格化された存在と言えるでしょう。
神格化された太子の生涯を描いた屏風がいくつも並んでいて、富士山まで飛んでいったとか、太子の前世とか、透視ができたなど、太子の起こした奇跡が、これでもかとてんこ盛りに描かれています。
それはもう「見たんか?」と言いたくなるほどで、なるほど「聖徳太子は存在しなかった」説が出てきても不思議ないかもしれませんね。
そんな意味で、山岸涼子先生の「日出処の天子」の原画も、同格に並べられていたのですが、その絵の素晴らしいこと!
実際の聖徳太子を知らずに描いたという点では、鎌倉時代の屏風も、昭和時代のマンガも同じですが、この展覧会…私にとっては、この原画がベストだったなあ。
「聖徳太子 日出づる処の天子」は10日まで。
まだ見ぬ方はお急ぎを!
皆様、2022年、新年あけましておめでとうございます!
昨年は年末に「神様のレッスン」の出版やら展覧会などが立て込んでいて、押せ押せの年越しになりました。
また年末は仕事とは別に、洗濯機は壊れる、給湯器は壊れる、給水も排水も出来ないなど、年末年始怒涛のような忙しさで、ブログを更新出来ずにおりました。
ようやく給湯器以外の水まわりが何とか整い、本日久々の更新になります。
昨年は年末に電化製品から水回りなど、色々壊れて不自由を余儀なくされましたが、それだけに今年は「変わる年」と位置づけています。
皆様、本年も何卒よろしくお願い致します。
写真は人形町の寿司屋とちの木さんのおせち。
見た目もお味も端正で、非の打ち所のないお重でした。