小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

「ACミラン vs 三浦カズ」のチャリティーマッチ

2011-08-31 10:30:03 | Weblog
昨日のコメントにも野田首相は御しやすい、なんてありましたが、
さっそく日教組の親玉、輿石東氏を幹事長にしましたね。

前回、前原氏のなりすましには失望したばかりですが、
今度の野田さんはどうなるのでしょう。
民主党に多い左派の議員たちに気遣いをしたのかもしれませんが、
前原氏と同様、ちょっとヤな予感がします。


さて昨日は、仙台で行われるACミランOBと日本代表OBのチャリティ試合
「震災復興支援・日伊レジェンドマッチ」のレセプションにおじゃま虫。

何でそんなものに出席できるのかといえば、私に力があるのでも何でもなく、
たまたま友人がボランティアで参画していたので、無理を申しあげてお願いしたというわけです。

現役では三浦和良選手や、元日本代表の井原氏やサッカー解説者の水沼氏などもいて、
みな気軽にサインや撮影に応じてくれました。

残念なのは、名門ACミランOBといっても、けっこう顔がわからないこと。
トッティやデルピエロくらい有名ならわかりますが(それでも錚々たるメンバーなのですが)、
こちらもワールドカップがあると盛り上がる程度のファンというのは情けないもの。

ああ、たぶんすごい選手なんだろうなと思いつつ、勉強不足を恥じる次第でした。


場所は銀座のアルマーニ上のリストランテで、今まで改装中だったのが、
今回のレセプションに合わせて杮落し。

空輸した水牛のモッツアレラや、トスカーナ風パンのサラダ(パンツァネッラ)、
クスクスとスモークサーモンの和え物など立食とは思えないような、素晴らしい食材で、
さすがにアルマーニリストランテでした。
舌の肥えたACミランOBに備えたんでしょうね。

パンツァネッラは、固くて食べられなくなったパンを何とか食べようと考えられた。
トスカーナ地方がまだ貧しかった時代の貧乏料理ですが、
そんな貧乏料理がうまいのは世の常。
はじめて食したのですが、これぞまさにイタリアンの真髄というお味でした。

写真は三浦和良選手とACミラン元キーパーのジダ氏。
さすがの風格でした。
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野田首相の夏ミカン肌が・・・

2011-08-30 09:31:58 | Weblog
昨日のブログでは前原氏をとりあげましたが、大きくハズしてしまいました。
うれしい誤算でしたが、やはり私には政治を見る目がないようです。

そこで、今日は政治の中身に関係ない、
絵描きが見る、政治家の顔についてお話しをいたしましょう。
毒にも薬にもならぬダジャレレベルの話ですが、ご興味ある方はしばしおつきあいを。


昨日、私は作業をしていたので、選挙の実況は見ていませんでした。
その代わり、合間に見るツイートで、その様子はやや知ることができました。

「海江田さん、目がサカナになってる。菅や鳩ぽっぽと同じ道?」

「こうなったら海江田、泣き落としの外交もいいんでね?」

「野田さん怖いんですけど・・・。顔にむくみが出ています」

「もしかして死相? 何だかエラいこと”しそう”・・・なんて、シャレにならないけどウフッ♪」

「のだ顔デカイ。でも睫毛長い」


いやはや、政治家なんてなるもんじゃありません。
みなさん、ツイッターの中では言いたい放題です。

その中で、こんなツイートが。


「野田氏、もしかして高砂系?」

「中身もです(キッパリ)。 RT え⁇ 中身も高砂系なんですか⁇」


ここでご説明すると、「高砂系」というのは朝青龍の師匠だった高砂親方(元朝潮)のこと。
親方が弟子を放置して問題を起こしたことが、
障害者を放置して問題を傍観していた内山医師(仮名)の行動パターンに似ていることから、
子供や部下、弟子などを無責任に放置する人を、仲間内で「高砂系」と呼ぶのですが、
たぶん野田さんも国民に対してそうなんじゃないかというツイートでした。

ところが、昨日の晩に選挙の様子ダイジェストを眺めて、少し私の意見は変わりました。

どこが変わったかというと、投票前と投票後の野田さんの肌あいの変化です。
本人、どじょうを自称する野田さんの夏ミカン肌ですが、
選挙前にはひどかった凸凹が選挙後にはスッキリして、ドジョウからウナギくらいに昇格していました。

これは入浴後やジムのあとに、人の顔がスッキリするようなものでしょうが、
選挙前のひどい夏ミカン肌は、武者震いによる毛穴の逆立ちではないかと思いました。
戦に行く前の武士みたいなものですね。
(同じように、肌ぞわぞわ状態になる人を何人か見たことがあります)。

その点、顔の作りと凸凹は高砂親方に似ていますが、
中身はけっこう違うのかなと・・。

武者震いは、何の根拠もない私の仮説に過ぎませんが。
自分のためだけなのか、国民のために意を決しているのかわかりませんが、
あの肌あいの変化はそれなりの覚悟はあるに違いないと、勝手に感じた次第です。

「”南京大虐殺20数万”は虚構である」

「満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈は間違いである」

と堂々と言いきった野田氏です。
いや、大陸と半島が警戒する政治家には期待したいところ。

コメントによれば、野田氏就任で裏社会は喜んでるなんて声もありますが、
イタチの最後っ屁のように、反日教育をする朝鮮学校に無償化申請する
愛国者(北朝鮮の)総理よりはねえ~。


まあ、こんなつまらない理由ですが、お茶飲み話くらいになれば幸いかと。

画像は拙作「光の帝国」。
マグリットの作品に同名のタイトルがありますが、もちろんそこから頂いたもの。
絵の傾向はまったく違いますが、ある意味のオマージュが込められています。
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前原さん人気なんて、誰が言った?

2011-08-29 10:12:04 | Weblog
ポリティカルな話はアクセス人数が下るのですが、今日もおつきあいのほどを。

NHKの朝イチを聞いていたら、有働アナとイノッチが
「人気があるのは前原さん」と公共の電波を使って放映していました。

半年前に外国人献金問題で辞任したことは一切触れず、
町の声も「前原さんがいいかしら」という映像を映す・・・。
麻生さんの時のように、
漢字の読み間違いで鬼の首を取ったように大騒ぎした時とは大違いです。

(ちなみに海江田さんは、”あの泣いた人”と紹介されてました。
 メディアをいちばん知ってる人だけど、案外メディアに都合わるい人蟹?)

まあ有働さんも局アナだし、イノッチも所属事務所の親玉は半島由来の人なので、
そのようになってしまうのでしょうが、それにしても節操がありません。

町の主婦が「前原支持」なんて言ってるのも、
何で辞任したか、わかりにくい報道をしているからというのもあるでしょう。

前原氏はいちばん若いし、パッと見はわるくないので、
どうしても何で辞任したかわからない人だと、選んでしまうんでしょうね。
(ただ絵描きが見る人相でいうと、口元がいけません。
 シャーロック・ホームズには口元に品性があらわれる、という記述あり)。

もっともかく言う私自身も、拙ブログで書いたように。
以前は前原支持でしたから、いとも簡単に操作されたものです。
(相手が巧妙だったのか、私がモノを知らなかったのか、
 ともかく、イチ絵描きがとやかく言えることでもなさそうですが)。

以前から、メディアや教育機関は共産主義寄りで、
中国と朝鮮半島に目が向かれているとは言われてましたが、
最近になって、それをハッキリ気付く人が増えてきたということかもしれません。


それにしても朝鮮の人は、日本と聞くと目の色が変わるのを何とかしてほしい。
日本海を東海(トンヘ)と表記する主張などは、申し訳ないが了見の狭さが見えてしまいます。

インド人は、イギリス人がつけたボンベイという名前を、本来の地名ムンバイに変えましたが、
呼び名に馴染まないのか、未だ「ボンベイ」と呼ぶ現地人が少なくありません。
インド人の持つ、「こだわり」のないおおらかさは、
私たち島国や半島の人間にとって、大いに学ぶところがあるように思えます。


写真は石川台に引っ越したフルフルのランチメニュー。
マリネサラダにハヤシライス、カツライス。
どれも絶品でした。
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大河ドラマ「平清盛」~皇族を「王族」と表記した件

2011-08-28 08:49:35 | Weblog
連日、ツイッターなどで拡散希望が流れてくる、フジテレビ問題や尖閣問題を見ると、
日本で目立たなかった民族問題が火種をかかえてきた感じがします。
今までもあったのでしょうが、何やら目立つようになったのが最近のことです。

今までは「日本がアジア諸外国に悪いことをした」と、
教育現場やメディアを通じて一方的に教えられてきたことが、
案外そうでもないことが(悪いこともしました。誤解なきよう)わかってきたからでしょう。

国内で日本の中枢に根づいた半島や大陸由来の人たちが、一斉に攻勢を仕掛けてきた感もいたします。


そこで昨日見つけた、見過ごせないことをひとつ。
来年のNHK大河ドラマ「平清盛」の人物相関図をご覧ください。

ここでは何と天皇家のことが「王族」と記述されています。
私も皇紀2600年あるとは思いませんが、
長い日本の歴史の中で「王」がいたためしなど、ただの一時もありません。

東アジアにおいて、王とは部族や民族の長であり、
さらにその上を治める頂点として「皇帝」の存在があります。

英語でも天皇陛下は"emperor"であり、”king"ではありません。
(なのに日本で皇室はロイヤルファミリーなんだよね。正しくはインペリアル・ファミリー)。

このブログで何度も申しあげてるように、その昔、聖徳太子が随の煬帝になぜ
「日出ずる処の天子、日没する処の天子に書を致す。つつがなきや」
という書簡を送って、時の皇帝を激怒させたのかといえば、
「わが国はあなたの臣下ではなく、歴とした独立国家ですよ」
と主張したかったからに違いありません。

天皇家が王でなく、なぜ「天皇」と呼ぶのかは、そういった意味合いも含まれています。

天下のNHKが大河ドラマの表記に「皇族」ではなく「王族」と表記するというのは、
局の上部に、前原氏のような「なりすまし」もしくは、
半島そのものの人たちの意志が反映されている証拠であります。

「平清盛」は期待してたんだけど、大丈夫かいな。

おそらくはずっと前から、わが国の中枢にはこのようなカタマリが根づいていたのでしょうが、
最近のフジテレビといい、反日女優主演のドラマをゴールデンタイムに持ってきたりして、
何か攻勢がロコツですね。

このようなやり方は先のWBCで日本代表が敗戦したあと、マウンドに太極旗を立てたようなもので、
反感のみを買う、利口な方法に思えません。
(そのあと、けっきょく優勝したのは日本代表でした)。


おそらくは朝鮮半島においては、戦前の日本軍がこれに近いこと、
あるいはそれ以上のことをやってきたのでしょう。

だからといって、人の国の陣地に自国の旗を立てるような行為は、
くれぐれも慎んでいただきたいと思う今日この頃です。

そう言いつつ、昨日わが家ではチヂミを美味しく頂きましたけど。


写真は拙作「なまけ蛙くん」。
いったい何を囁いているのかな?
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紳助引退と人権侵害擁護法案

2011-08-27 11:04:10 | Weblog
今朝方、あ@花さんのブログを読んだところ、
現政権と障害者支援の相性の悪さみたいなことが書いてあり、ふと思いました。

子供手当てにしてもそうですが、民主党政権というのは、
何かあると、買い与えて問題を解決する政策が基本に思えます。


関係ないようですが、今、メディアが紳助引退のニュースで持ち切りなのは、
10月に暴力団と芸能界の関係が変わる暴力団新法に対する目くらましだとか、
半島や大陸に目を向けた、外国人参政権や人権侵害擁護法案を国民にスルーさせるためだ、
などといった声も多々聞こえます。

ここでは、あえてその真偽は追求しませんが、
かりに外国人参政権や人権侵害擁護法案を通すためだ、
としても、それは買い与える(朝鮮や中国に)政策に変わりません。

それによって、日本が半島や大陸に牛耳られてしまうなど、
もちろん、あってはならないことでありますが、
もし、日本が傀儡国家にされてしまった場合、
(買い与えられて権力を得た外国人が日本を動かす場合)に、
国として機能しなくなる可能性があります。
(もしかして、それが目的?)


この点、障害者問題も国民の問題もまったく同じことで、
「気の毒だから無条件で助けてあげる」「買い与える」行為というのは、
当事者自らは何もしないので、基本的に人間をダメにします。

「男を(人間を)ダメにするのは簡単だ。
 酒と女で快楽びたりさせれば良い」

というのは、昔から中国人が傀儡の施政者にしてきたことですが、
民主党政策の多くがこのように、国民に「買い与える」政策であります。

現政権の何が一番いけないのなのか、考えてみたところ
そんなことをふと思いました。

20世紀前半には世界有数の経済大国だったアルゼンチンが没落したのは、
まさに国民に無用の「買い与え」をしたことが原因と言われますが、
同じことがわが国にも起こりつつあると思います。

加えて申しあげると、社会主義というのは典型的な買い与え。
ソビエトも東欧諸国も、それによって崩壊したと言ってよろしいかと思います。


写真は赤坂のトルコ料理アセナのトルコ風舟形ピッツァです。
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従軍慰安婦とフジ韓流「製パン王キムタック」

2011-08-26 09:46:12 | Weblog
昨日は土地の更新やらの話で、実家に行きました。
お寺さんと話をする約束の時刻まで少し間があったので、
その短い時間、母は例によって大好きな韓流ドラマを見入ってました。

おつきあいで、私も観賞。
お題は「製パン王キムタック」です。
15分くらいしか見ませんでしたが、例によってその短い間も話は盛りだくさんです。

それは丁度、こんな場面でした。

主人公が勤めるパン屋に「鉄粉が入っていた」と、
嫌がらせに雇われた人たちが、よってたかってクレームをつけるシーンです。

もちろん、それはあとから悪者がパンに鉄粉を入れてインネンをつけるわけですが、
そのよってたかって攻撃を加えるクレームのつけ方を見て、
はて・・・どこかで見たことがあるなと思いました。

そうだ! 
これは、従軍慰安婦で「日本兵にひどいことをされた」と泣き叫んでいた、
キム何とかというお婆さんと、まったく同じ騒ぎ方ではありませんか。


石橋蓮司さん(定かでない)でしたか、
むかし従軍慰安婦のインタビューをした時に、こんなことを言ってたそうです。

カメラを向けられると、「日本兵にひどいことをされた、辱められた」と騒ぐんで、
こちらも「すみません、すみません」と謝るんだよね。
でも撮影が終ると「ガハハ」と笑い、「あんた、良い男だね~」なんてよってくる。
ありゃ、ぜったいウソだ。
オレは役者だからわかる。


製パン王キムタックもフジテレビの放映だそうですが、
韓流ドラマを通じて自分たちの社会によくある手口を、堂々と公開しているのですから、
ある意味、語るに落ちるとはこのことです。

朝鮮半島では葬式の時に「泣き屋」というのがいて、
故人に「アイゴー! アイゴー!」と泣き叫ぶ商売があるなんて聞きますが、
そんな伝統がここに活かされてるというわけかな。

そう、母に言ったら、
「そうなの、ふーん。
 それより見てよ、この背の高い男!
 こいつが悪いヤツなのよ」と、まったくの馬耳東風。

うーん。
まあ、いくらフジが騒いでも、母のような人を洗脳するのは逆に難しいかな~。

それよりは、一日も早く半島にも大陸にも、
何も言わせない教科書作りをすることが肝要でしょうね。


その後、お寺さんとの話はなごやかに済みました。
どうやら、死ぬまで赤坂で暮らすことができそうです。

画像は拙作「ウランバーナの薬師」。
大地くんの次作に使うカバーでは、たぶんタコのオブジェが出てくると思いますが、
そのタコは赤坂の氷川公園にあったもの。
絵にはありませんが、カバのオブジェは一ツ木公園、通称三角公園にあったものです。
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夏サカスで思い出した、前原出馬表明

2011-08-25 09:13:12 | Weblog
一昨日、夏サカスで「ザ・ベストテン」のブースを覗いたら、
若い久米宏さんと、今とあまり変わらない黒柳さんのパネルがありました。

久米宏といえば、あのニュースステーションの偏向報道が思い出されます。
それは古館の報道ステーションに綿々と受け継がれていますが、
あの時代はネットがなかったので、メディア・リテラシーの難しい時代でした。

20代の時は何の疑問も持たず、久米氏の言うことを素直に聞いていたものですが、
はじめて疑問に思いはじめたのは、バブル直前くらいの時期でした。

欧米人が言う、「日本人は働き過ぎ」というバッシングを、
「自由時間のない日本企業戦士は文字通り、軍人と同じ」といった言葉で、
久米氏は煽っていたのですね。
(実際に企業内の指揮命令系統は軍隊と同じであり、そうでないと機能しないのですが)。


今ほど中国や韓国の経済力がなかった時代でしたが、
その分、欧米人がどう日本を評価したのかを気にする時代ではありました。

そもそも海外の発言なんて、自国の得になるような発言ですから(あの何チャラ格付も)、
話半分に聞いてしかるべきですが、久米氏はあの独特の下を向いてため息をつくポーズで、
日本人の働き過ぎ、オーバーワーク、過労死などを取り上げていました。

日本人の勤労意欲を失わせたという意味で、久米氏の罪は軽くないと私は考えていますが、
あの当時から、向いている国の違いはあるにせよ、
マスコミの自虐的反日傾向は強かったのですね。

記憶は定かでありませんが、昔は言わなかった首相の靖国参拝が、
中曽根首相時代に訴訟となったあたりから、無意味に騒がれるようになり、
これもニュースステーションがはじまった時期に丁度かぶります(1985年)。


メディアが意図的に情報を選択するのは、今や常識でありますが、
個人的に危惧するのが、今回の前原出馬表明です。

ちょっと前まで、私は前原前外相に期待していたのですが、
外国人献金問題によって、彼が”なりすまし”であることがわかりました。

今回の出馬で、メディアはそれを一言も言いません。
これはある意味で、フジの韓流偏向報道よりタチが悪い。

どこかのラジオ局からは「国民に人気の前原さん」という言葉が流れていたとかですが、
「前原さん、人気」なんて誰がいったい言ったのでしょう?

外国人献金問題で辞任した、その舌の根も乾かぬうちの総理出馬ですが、
マスコミが献金問題を言わないばかりか、この人を持ち上げ気味なことから、
何だか悪いものの意図を感じ、イヤな予感がします。


写真は靖国参拝で一緒に行った友だち。
ただし私はこの中におりません。
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義母、練馬より来たる

2011-08-24 11:08:01 | Weblog
昨日はひさびさに練馬から義母がやってきました。
あの年代の人にとって、プライオリティは「お父さんのご飯」ですが、
世話の焼ける義父の昼ごはんなどをすべて用意してのご訪問です。

例によって暑い中、山のようなお野菜を抱えてのご登場。
駅までお迎えしますと申しあげたのに、直接家までいらっしゃいました。

米国で専業主婦の労働量をハウスキーピングの収入に換算すると、
最大で10万ドルくらいになる、なんて話を聞いたことがありますが、
(その数字の根拠や真偽はさておき)なかなか専業主婦も大変なお仕事であります。


さらに義父は、日本では絶滅危惧種に指定される、タテのものをヨコにもしない亭主。
歯科医を開業している頃は、それでも良かったのですが、
引退した今は、義母にとってはストレスのいちばんのタネであります。

それでも夫婦でどこか食事や旅行などに出かけたりできれば良いのですが、
義父の趣味が、四柱推命で馬を占い競馬をするという、
義母にとってもっとも腹立たしいことなので、それもさらにストレスになっている模様。

そういえば、はじめて義母にお会いした時に「賭事はしますか?」と聞かれたことがありました。

当然、この世で一番きらいなものがパチンコなどの賭博であるわたくしは、
「(絵描き家業は人生がバクチみたいなものなので)一切しません」とお答えしたのですが。

(もっとも義父の競馬も小遣い銭でやってる程度なので、罪がないといえばないのですが)。


そんな話を聞きつつ、食事を兼ねて赤坂で行われている夏サカスを見物。
TBSで60年間放映された人気番組を、テーマパーク風に展示するイベントです。

まー、どーちゅうことはないけど、最近のフジの偏向報道を知ったあとでは、罪はないかなあ。
義母の気分晴らしには丁度良い、適度にゆるいイベントで、
日ごろのストレスも少しは消えてくれたようです。

写真はサカス内にあるスペイン・カタロニア料理ビキニのランチ。
昨日は気分良くごちそうになりました。
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アセナのパーティー、ダジャレを言うのはダレジャ?

2011-08-23 09:58:32 | Weblog
先週の土曜は、赤坂のトルコ料理店・アセナにて移転5周年大交流会が行われました。
といっても、今日はそれとは少し違う話題・・・。

ここのイベントは、レベントシェフの料理を楽しむのはもちろんですが、
知らない人どうしが互いに友だちになれる楽しみもあります。
(まあ、イベントってそういうものですが)。

しかしながらパーティなどで仲良くなると、しばしば私はわるいクセが出ます。
それは、ツイッターでは全開にしているダジャレが、
頭では「やめなさい」と思っているのに、つい生でダダ漏れしてしまうことです。

そして、あ@花さんのように、10数年前から聞かされてる人は別にして
ちょっと前まで人を選んで言っていたのが、
最近は人を選ばず公衆の面前で出てしまうことでしょうか。
(いわば空気を読まないってヤツ・・・)。


それも年齢のせいでしょうか、
年とともにシモの具合が緩くなるように、ダジャレの出方も緩くなり、
頭に浮かんだことがそのまま出てしまうのです。

たまたま、パーティに出ていた従姉夫妻も、法事で言うのを聞いたことがないとのこと。
そりゃ耳の遠い人や、人の話を聞かない親戚に言いませんわな。
一部の編集者やクライアントにも言いません。
(あ@花さんスミマセン、編集者&クライアントは貴女限定です♪)


従姉いわく、「一族でダジャレを言う人は見たことがない」とのことですが、
そういえば、ふと亡き父が落語限定のダジャレ好きだったことを思い出しました。

誇り高き物理学者だった父は、
私のように「昼なのにヨルダン!」「暑いのにカイロ」などといった
低レベルなことは口にしませんでしたが、落語限定のダジャレは大好きでした。


知ったかぶりの大家さんが、店子に「やかん」や「うなぎ」の名の由来を聞かれ、

「やかんは、昔、戦国武将が兜がわりにやかんをつかったことにある。
 矢が当たってカーン! 矢が当たってカーン! 
 ”やかん”となった」

「鵜がうなぎを呑み込んだが、呑み込みきれない。
 それを見た人が、
 ”あ! 鵜が難儀してる! 鵜が難儀してる!”
 ”鵜が難儀してる”ので、”うなぎ”となった」

などという毒にも薬にもならない話を、父はよくしてくれたものです。

しかしながら、抜群の記憶力が自慢だった父ですが、
自分の言ったことはなぜかあまり覚えておらず、
落語も冗談も、一度言ったことを何度も繰り返すのです。

そして、父は人が面白いと思っているかどうかは、そんなに関心がなく、
こちらは「その話、前にも聞いたよ」と思っているのに、
嬉しそうに人の顔をのぞき込むので、「聞いたよ」とはついぞ言えずにいたものでした。

頭の中身は父に遠く及びませんが、つまらないところが似たものだ・・・
なんて、アセナのパーティーでそんなことを思い出したものでした。


余談ながら、ダジャレは伝染するらしく、
普段はいつもスルーしてる嫁が、先日仕事場にヨルダンからの研修生が来た時、
「昼なのにヨルダン!」を言いたくなってウズウズし、ガマンするのが大変だったとか。
言ってしまえば、楽になるのにね~♪


写真はパーティーで大はやりになった”ワインまわし”。
たまたま千葉ソムリエが隣席したため、ワインのにわか講習会。
いや~、ソムリエってすごい。
飲み方や順番でワインの味が、こんなに変わるのだとびっくりでした。

席はソムリエの隣に限ります。
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フジテレビ、大抗議デモに思うこと

2011-08-22 08:45:04 | Weblog
昨日はお台場のフジテレビ前で大規模なデモが行われたそうです。
参加者は8000人とか2万5000人とか、ソースによって人数が違いますが、
最近ではかなりの人数だったことは間違いありません。

当然ながら、マスメディアはこの事実を黙殺。
知ってる人にはダダ漏れですから、
少しは報道した方がイメージ的にはいいだろうと思うのですが、
ネットを使わない人にまで知れ渡るのを恐れているのでしょう。

個人的には反原発デモと違い、フジの株主である韓国べったり偏向報道に対する抗議なので、
デモすること自体は支持しますが、韓流ドラマを楽しんでる身としては、
デモに参加する立場にないので静観です。

デモに誘われても正ちゃん帽さんのように断ったでしょう。
ちょっと間近で見たかった気はいたしますが。


「韓流はいらない」
「韓流を見るな」

というプラカードは、大きなお世話かな。

うちの母が父の介護や、自分が入院した時などに、
気を紛らわす特効薬として見ていたのが韓流ドラマです。

入院時のように一日中ベッドに縛られている時は、
映画のように長くても3時間4時間で話が完結するものより、
韓国ドラマのように、1話1時間以上で何10本もあるものの方が適しています。

それに韓流ドラマほど、日常を忘れさせる効果の高いものはありません。

母の書道のお弟子さんにも韓流ドラマのファンは多く、
何よりの楽しみにしている人は少なくありません。


以前に拙ブログでも取り上げた
浅田選手を侮蔑するようなパネルや質問や、韓日戦などという表記に対しては、
当然、抗議が必要でしょうし、行き過ぎた韓流ゴリ押しも同様ですが、
だからと言って「見るな」とまで言うのは、民主主義の原則に反します。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、なんて言いますが、もう少し冷静な対応も必要かなあ。

もっともデモというのは、行うことに意味があるので、
多少ザツなところがあっても、人数が集まって関心もたれれば、それで成功なのですが。

そんなことより何も知らない韓流ファンには(何度も言ってますが)、
日本軍が朝鮮半島に対してインフラ整備や学校、病院の建設などに貢献したこと。
強制連行は、実は大半が志願して来たこと。
従軍慰安婦も、プロとして高給を得たこと。
半島統治はロシアと日本を天秤にかけて、日本を選んだこと。

これらの事実を知らせてあげることが肝要かと思われます。


写真は赤坂のトルコ料理店アセナ・移転5周年大交流会の一幕。
レベントシェフと、水道橋のネパール料理店に勤める青年のツーショット。
ゴッドファーザーさながら、「こいつはオレの跡取りだ」と言わんばかりのシェフ、
いや~、貫録十分でまさにドン・コルレオーネといった面持ちです。

その時の模様は、また後日アップすることにいたしましょう。
次回のパーティーは、ロールキャベツ&ワイン会だそうですので、実に楽しみです♪
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火事場の「淡々力」

2011-08-20 10:06:11 | Weblog
昨日、ブログアップした話はコメントやらDMなどで色々反響がありましたが、
私はそのわりに友人のことは心配していません。

というか、彼のうろたえない態度にかえって感心いたしました。
普段はへらへらした、軽いノリのおじさん(失礼)なんですが、
意外に度胸がすわってるというか・・・
つとめて明るくふるまっているというわけでもなく、淡々とした様子はなかなかのもの。
いや、立派です。


3.11の震災があった時、東北人の淡々とした様子は世界中を驚かせたようですが、
どうやら、その彼にも日本人のもつ「淡々力」とやらがあるのかもしれません。

小津安二郎の名作「東京物語」では、長年連れ添った奥さんを亡くした葬儀のあとで、
笠智衆(りゅうちしゅう)扮する夫に、こんな会話の場面がありました。

「どうも、このたびはたいへんでしたのお」

「いやあ、生きてるうちは気のきかんやつだとおもうちょりましたが、
 こうなったら、もうちと色々しとったらと良かったと思うております」

この会話を聞いて驚く外国人は多いそうで、
どうして身内が亡くなったあと、そこまで淡々としていられるのだ、とのことです。

「泣きなさい、笑いなさい」の歌詞にあるように、己に素直になるのも大切ですが、
何か大事があった時に、素直に淡々とふるまえるのも一つの能力ですね。


もうひとつ、こういう時は同情しないのもひとつの礼儀でしょう。

仕事をなくした時や、大病をした時など、人生さまざまな試練はありますが、
そんな時に「大丈夫?」「大変ね~」「これから、どうするの?」
なんて言われても、本人にとってはね~。

拙ブログをお読みの方で、知り合いに同じ境遇の方がいれば、
くれぐれも「大変ね~」などと尋ねない方がよいでしょう。

ともあれ、びびらず、うろたえずという人はこんな時に強いもの。
我が身をふくめて勇往邁進、何とかなることでしょう。


写真は拙作「夜明けのボデゴン」。
ボデゴンとはスペイン語で厨房画のことで、静物画の一部になりましょうか。
最近はわりと風景画、静物画など、フツーの作品を好んで描くことが少なくありません。
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解雇雑感

2011-08-19 09:34:23 | Weblog
・・・といっても私のことではありません。
(フリーランスなので、クビにはなりようがありません)。

同級生で外資系の会社に勤める友人ですが、
日本支社を整理するために、集団で解雇されたというのです。

いや~、それにしても最近、同年代の友人が解雇や希望退職に遭うといったケースが目立ちます。

彼の場合を聞くと、とんでもなく理不尽な解雇なのですが、
むこうが辞めさせるつもりでいれば、法律のアミをくぐっていくらでも理由はつけられます。
その際、取れるものを取って、早々撤退するのが一番得策でしょうね。

その彼は案外サバサバして、悪いものが抜けたような表情をしてましたが、
それでも考えるところは色々あるでしょう。

昭和30年代40年代生まれというのは、戦後の高度経済成長の恩恵を一番受けた世代です。
だから私を含めて、少年期から青年期にかけて、
あまり苦労らしい苦労をしたことのないケースが多いのですが、
いやはや一生安泰な人生などありません。


しかしながら、チャンスは危機の中にあり。
この言葉を実行するのは容易ではありませんが、それはひとつの真実でもあります。

私の知り合いでも、解雇をきっかけに会社を興して成功した人はいますし、
あのケンタッキー・フライドチキンのカーネル・サンダースもそのひとりとか。
(反対に死屍累々と散っていった人も大勢いることはたしかですが)。

それにしても、危機が来た時にいちばん難しいのは”生活を続けていく”ことでしょう。
反対に安易に食えてしまうと、ダラダラと出口のない人生と生活を、
いつまでも続けることになってしまいます。

自戒を込めて、友人のこれからの人生に幸あるよう願った次第です。
がんばろう!
いや、これから私もがんばらないといけません。


写真は赤坂ピッツェリア・ギタロー
丸ごとキャベツのアンチョビーサラダ、有機野菜のフリット、
地鶏・儀太郎のグリル、ラグーソースのニョッキ・ピザ生地包み。
そんな話を、食事をしながら聞きました。
お互いに危機感が足りませんが、かえってそんな時は美味しく楽しく食事するのが一番です。
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合コンと日韓関係

2011-08-18 09:08:13 | Weblog
どーでもいいことを、ふと思い出しました。

7~8年前にいちど、クライアント会社の若手を中心に、
合コンというの企画したことがあります。
いわば集団お見合いですね。

若手を中心にと思ったわりに、アラフォー世代も大勢きて、
クライアント会社以外の参加者も多数集まりました。

その中で、アラフォーどうしで気になるふたりがいたので、
席も近くにセッティング。

しかしながら一緒にさせようと思うと、うまく行かないのが世の男女の常、
けっきょくそのあと、一度食事はしたものの、まったく噛み合いませんでした。

さらにその後、その男の方から、
「小暮さんに年増を押し付けられた」と失礼な一言に思わずムッとなりましたが、
考えてみると余計なおせっかいをしたようです。

というより、世話をするなら中途半端なことをせず、
その彼の好みなどを徹底的に調べてしないといけなかったでしょう。
彼にしてみれば、ほっといてくれというのが本音だったかもしれません。

中途半端な世話なら、やらん方がマシということもあるのです。


このことで、私は日本と韓国の関係を思い出しました。
日本は国費を払い、朝鮮半島のインフラを整え、医療施設、学校などを建て、
ハングルを普及させるなど努めました。

しかしながら、半島では志願して日本にやってきた人を強制連行と言い、
職業として高給を得た女性を従軍慰安婦と呼んでいる。
ロシアと日本を天秤にはかり、日本の統治を選んだのに併合されたと言う。
そして、それを大統領が先頭に立って「正しい歴史認識」として、
現在の日本の教科書に要求して(実際に多くの教科書に記されている)いる。

どちらが歴史の捏造だと言いたくなりますが、統治の方法を誤ったのかもしれません。
大枚をはたきながら、それが活かされない・・・現在の日本の海外支援とまったく同様です。

現在のイギリスとインドの関係に比べると、その差は歴然。
まあ合コンと統治は全然違いますが、人に関わる難しさを、猛暑の中、
ふと思い出した次第です。


写真は山形六双図の続き。
完成すると、変型パネル十二双図になる予定です。
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靖国参拝~古朝鮮は中国を統一?

2011-08-17 08:47:36 | Weblog
一昨日の靖国参拝は夕方くらいに行ったため、
昼にくらべては人が引けていたようですが、それでもなかなかの混雑でした。

若い人が多く、だんだんそういった世代の人が
国と言うものを考えるようになったのだなと感じました。

国を愛するという、ごく自然な感情を「軍国主義」だと位置づける、
サヨクの発想というのはまさに国を滅ぼすものに違いありません。
(あ、国を愛するのは悪だから、国は滅んだほうが良いんだね)。

そもそも靖国参拝なんて、私たちが子供の頃はどの大臣もやっていたはずなのに、
朝日新聞がわざわざ中国に注進して問題化させてしまったのが元凶です。
戦没者の慰霊に外国が口出しをする異様さに、
ようやく国民が気がついてきたということでしょうか。

私自身も長じて久しく、南京大虐殺や強制連行を事実として信じてましたから、
日本人でありながら、君が代が歌えない子供がいても不思議ありませんが、
歴史的事実は簡単に捏造できるものだと思います。


そう言いつつ、先日、例によって韓流時代劇「チュモン」を見てたら、
チュモンがいったん滅亡した、自分の祖先の帝国「古朝鮮(コジョソン)」にあった
古地図を見てその領土の大きさに驚き感動するという場面がありました。

その古地図では古朝鮮帝国が朝鮮半島はおろか、
中国大陸全土にまで領土があったとなっているのです。
(わが国の地図もあり、指はさしてませんでしたが、領土だったのを示唆する演出)。

ま、あくまでドラマ内の話だけど・・・
うーん、呆れた。

鮮卑族やモンゴル民族、満州族はたしかに中国大陸を統一したことはあるけど、
朝鮮民族が中国を支配したなんて聞いたことないぞ。
もしかして半島では、朝鮮が中国を支配したなんて教科書に載せているんでしょうかね~。


「ドラマなんだからいいでしょ」
と主張するサヨクの友人とは噛み合わない議論をしましたが、良いはずはありません。
歴史は支配者が作ると言われますが、捏造された歴史はこのように作られるのです。

まあ、古事記や日本書紀も天皇家の都合で書かれた書物ではあるのですが。

66回目の終戦記念日。
今年も暑い夏は続きます。
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「空海と密教美術展」と靖国参拝

2011-08-16 09:41:53 | Weblog
昨日は猛暑の中の終戦記念日、「空海と密教美術展」を見て、そのあとで靖国参拝をしてきました。
いや空海と密教美術展、素晴らしかったです!

空海が若い頃にしたためた書。
マンダラ、鈷杵(とっこ)などの法具、仏像など、
唐から持ち帰った品々を空海自身が記録したという帳簿。
それが今回の展覧会において、いくつも展示されているという凄さ。

圧巻は展示の最後にあった東寺に安置されている何体もの仏像群ですが、
これぞ密教の醍醐味という感じで、
芋を洗うような人出の中、たっぷり2時間堪能しました。


加えて、昨日は「小暮、この仏像に勝てるか?」と言った空手家の友だちも一緒でした。

「この扇型の書、24歳の時に書いたんやろ(聾瞽指帰・ろうこしいきの原本)。
 空海ってホントすごいな!」

「すごかろう」

「この書、いったい何書いてあんの?」

「仏教、儒教、道教の先生たちが、どの教えがすぐれてるか討論し、
 けっきょくは仏教がいちばんすぐれていると説いてるんだよ」

「ふうむ、そら誰が一番強い?、ゆうみたいなもんやな。
 今も昔も変わらんな」


うむむ、さすが空手家だけあって、すべての発想を格闘技に持っていくのですが、
中には侮れないコメントも。

「T川、この大日如来の印は忍者の印と一緒だな」

「せやな~。見てみい、大日さまは見事に体の正中線を守っとるわ。
 こら完璧な防御の構えやで」

「ほう」

「それからこの帝釈天さんを見いや。少し小腹が出とるやろ。
 これは完璧な腹式呼吸をしとるシルシやな」

ふうむ、言われてみればその通り。
天部と呼ばれる、仏の守護神たちは武道でいう防御のかまえを見事にしておりますし、
どれも腹式呼吸をされているようです。

密教は「言葉だけでは伝えられないもの」を重視する秘密の教えですが、
仏ひとつにも、そんな息づかいが込められているのですね。
考えてみれば、ヨガの呼吸法も源流は同じ。
密教が宇宙全体を表現するという、ひとつの意味を垣間見た気がいたします。


密教展を見たあとは、靖国に直行。
こちらのレポートはまた後日、お伝えいたします。



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