小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

国立博物館・特別展「京都」

2013-11-30 10:32:38 | Weblog
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水曜日のことですが、パンフレットにも書いてある「京都でも見ることのできない京都」を見てきました。
国立博物館の平成館はまさに、ここでしか出来ない展覧会を開催しますね。

この展覧会の目玉は何と言っても室町から江戸にかけて流行した「洛中洛外図」の国宝、重文の公開です。

ウィキペディアによれば洛中洛外図とは「洛中洛外図(らくちゅうらくがいず)は、京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の景観や風俗を描いた屏風絵」とのこと。
応仁の乱で京都は灰燼となったと言いますが、その後、京都への強い思いが洛中洛外図の流行のきっかけとなったそうです。

京都の東西南北を正確に配置し市街と郊外を描き分けた、いわゆるパノラマ画で、美術的な価値はもちろんですが、当時の生活や風俗を知る上でも格好の資料でもあります。

圧巻は江戸時代の絵師・岩佐又兵衛による舟木本と呼ばれる洛中洛外図。

不調法ながら、私はこの人の名を知らなかったのですが、俵屋宗達と並ぶ大和絵の祖とのこと。たぶん、絵は見かけていると思いますが、宗達の『風神雷神図屏風』のように、一目見て印象に残る絵はそんなに描いてなかったのではないかと思います。

見る人、見る人が一様に驚いているのが、縦180cmの12双屏風で、横4mはある画面の中につぶさに建物と人物が描かれていること。

絵は描き込みで人をしばしば驚かせますが、岩佐又兵衛のこの絵はブリューゲルを思わせる描き込み。そして、どこを切り取っても絵になっているところが凄いですね。

しかしながら、この日の私の一枚は室町時代に描かれた町田本と呼ばれる、最古の洛中洛外図。



見ての通り、又兵衛のものに比べたら簡素で素朴な洛中洛外図ですが、絵の中の人物に意識がないのが特徴です。

それはどういうことかというと、絵師の作為がないということですね。つまり見たまんまを描いてるということです。

絵描きが群像を描く時というのは、配置や構図に大なり小なり演出をするものですが、その大小というのは個人差があるし、また描くテーマによっても違うものですが、やはり初期のものというのは素朴なもの。

また、染色した着物というのは、当時高価な者だったので、天秤を担いでる物売りのような身分の人は、布地そのものの素色(しろいろ)の服をまとってます。

色のついた着物はある程度以上の身分の人ということでしょうね。

そんな資料的な面白さということもありますが、最近は年齢のせいか、あまり自意識や自己主張、演出があるものは、おなか一杯になってきました。
まあ、私の絵も演出過剰なところがあるのですが、 だからこそかもしれませんね。
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四股名とサッカーチーム名

2013-11-26 09:14:46 | Weblog
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終わり良ければすべて良し。
九州場所の総括は、こちら甚之介アニキのブログをご参照くださいませ。

相撲というのは強力な格闘技であるというだけでなく、神事であり興行であり、そこに日本古来からの美意識があるのは言うまでもありませんが、この四股名というのも魅力のひとつに違いありません。

先代の鳴戸親方は稀勢関を呼ぶ時の、本名で「萩原」と呼んでいたそうです。

朝青龍がドルジ、琴欧洲がカロヤン、豪栄道が豪太郎、松鳳山が松谷、栃の若がリーなど、身内はもちろん、ちょっとしたファンは本名で呼ぶこともあるものの、やはり四股名というものに独特の魅力があるのは間違いありません。



やはり名前というのはそれまでの歴史の流れがあって、「山」「川」「里」「道」「嵐」など、名前の語尾に神さまが宿るものがつくというのも、ひとつの伝統だと思います。

それに比べて・・というか、どうも個人的にしっくり来ないのがサッカーのチーム名ですね。

J3であらたに加わったチーム名を聞いて、そう思いましたが、たとえばブラウブリッツ秋田(ドイツ語で青い稲妻だそうですが)とか、パルセイロ長野(ポルトガル語でパートナー)、ツエーゲン金沢(ドイツ語の進むと”強え”の造語?)とか、けっこうわけがわかりません。

一方でイタリア、セリエAのユヴェントスなどは、塩野七生先生の「ローマ人の物語」によれば、2000年前のローマ帝国ティベリウス帝あたりの時代にに遡るそうです。

なんでも、もとは「青春」を意味するラテン語で、体育によって若者を鍛える自警団(?)の名称だったとのこと(長い本なので、正確な出典忘れましたが)。

やはり文化的な練れ方が違うというのでしょうか。

日本代表は先のオランダ戦、ベルギー戦で好成績を残しましたが、Jリーグの定着に関してはまだまだというのは、そんなところにも感じました。

とはいえ、われらが大相撲も九州場所は空席が目立ちました。
四股名を呼ぶのと同様、来場所もしっかりベッカムしていきたいと思います。

じゃない、オーエンしたいと思います・・・なんて、ちょっと古いけどウフッ♪
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稀勢の里、来場所は綱取りへ!

2013-11-25 09:59:17 | Weblog
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昨日の結びの一番、優勝決定戦。
白鵬の足が出ており、日馬富士の優勝というなんだかあっけない終わり方でしたが、われらが稀勢の里クラスタ(房、興味のある人たち、ファンという意味)とすると、昨日の一番より結び前の一番かなという感じでした。

稀勢の里関、いつものように少しづつなんですが、牛歩の進歩を遂げています。
だってそうでしょう。

なにせ千秋楽は、前にも横綱戦を制したあと琴奨菊関に負けた鬼門でもあります。
あの時の相撲のあっけなさに何人のファンが悲鳴をあげたことか。

正直言うと、場内入りをしてきた勝負前の稀勢の里関の表情を見て、「これは大丈夫かな?」とイヤな予感が頭をよぎりました。
目はパチパチしてるし、口を四角く大きく開けて妙な呼吸をしています。

でもあの呼吸の仕方。安美錦やとよのん、日馬富士など、ほかの力士がしているのを見かけたことがありますが、稀勢の里がするのは珍しい。
そう思って見ていると土俵に上がった時には、すでに元の表情に戻っていました。

試しに私も口を四角く開ける、あの呼吸を真似てみましたが、何だか気分が落ち着く感じが・・・(気のせい?)

なんでもヨガにも似たような呼吸法があるそうですし、日本の古武術にも馬庭念流という表情を歪ませる呼吸法があるそうで、もしかしたら大相撲にもそんなものがあるのかもしれません。



しかし、鶴竜との一番は立ち合いが良かったとはいえず、もうひとりの大関に両まわしと取られてしまいました。
いつもなら慌てて墓穴を掘るパターン。

しかし、稀勢の里は落ち着いて動かずガマンして動かず。
じわじわ圧力をかけ、腰を振ってまわしを切り押し出しというガマンの相撲。

ガマンしきれず土俵を割ってしまったのは鶴竜の方。

この勝ちは二横綱を下した相撲と対照的なガマンの相撲。
これは今場所の稀勢の里を象徴したいぶし銀の一番だったかもしれません。

来場所は綱取り。
またドキドキの場所がはじめまります 。



ところで舛ノ山や佐渡ケ嶽三人集など休場力士の多かった今場所ですが、来場所もそのあたりが気になるところ。

特に佐渡ケ嶽部屋で3人もけが人が出るというのは異常事態です。

呪われてるなんて、まことしやかな声がありますが、おそらくは稽古の仕方に何か問題があるんじゃないかな。
素人が言うのも何ですが、琴勇輝は以前も首を痛めるような危ない相撲(本人のせいじゃないけど)を取っていました。

ケガした人に言うのも何ですが、立ち合い前に『ホウッ』と奇声をあげる仕切りは如何なものか。

力士は土俵に上がったら、声を出しちゃいけないんじゃなかったけ?

ともあれ、来場所はみんな元気で土俵に上がれると良いですね。
土俵に上がれなかったら、”どーひょう”?・・・なんて、シャレにならないけどウフッ♪
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稀勢の里、二横綱を撃破!

2013-11-24 09:57:03 | Weblog
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相撲とは関係ないけど外苑イチョウ並木、見事に色づいてます!



昨日の相撲、見られなかった方はこちら

いや~、われらが稀勢の里。
昨日はやってくれました!

十三日目、十四日目の横綱戦はどちらもすごく良い相撲でしたが、特に昨日の白鵬戦は見事な一番でした。

後づけの知恵ですが、昨日の稀勢の里vs白鵬は立ち合い二人のにらみ合いをしてる時にすでに、きせが勝つだろうと思いました。

いや。にらみ合いというより、挑発してるのは横綱の方でしたね。
白鵬は栃煌山戦で勝ったあと、だめ押しをしてブーイングを買いましたが、仕切りの間に追いつめられていった感じさえしました。
あの表情では、双葉山ではないけど、未だ木鶏足り得ず。

普段は白い肌の横綱が赤い横綱になってる時は、木鶏でいられない時なので稀勢の里が勝つことが多いのです。逆に白鵬が赤くなる相手って、稀勢の里だけかな。
(あ、もうひとりの横綱にも赤くなりますが。今日の白鵬の肌に注目です)

それに比べて、昨日の稀勢の里はまさに木鶏でした。



白鵬は大横綱ではありますが、あ@花さんの言葉を借りれば「大横綱というコスプレをやってる若者」(これは毒舌♪)というところがあります。

VTRを見ると先場所、稀勢の里との一番を制した時はガッツポーズをしましたが、それに比べて、昨日の稀勢の里はドヤ顔どころか、勝って当然という顔。
これは先代の鳴戸親方の教えによるところがあるのでしょうが、まさに一歩、木鶏に近づいた感があります。

でもねえ~。

きせ関は前にも二横綱戦を死闘で制したあと、千秋楽で琴奨菊に負けたという前科がありますからね~。それに、何で二番も平幕に負けるんだよって。

ツイッターでも、それを言う声は高いから、今日の相撲こそドキドキで見ないといけないかもしれません。

ともあれ、大関稀勢の里関。
牛歩でありますが、確実に力をつけてきています。

がんばれ、わられが稀勢の里!

今日の一番も目がはなせません(両横綱、どちらが優勝でも別に・・・)。
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浅草演芸ホールのお立ち見は

2013-11-23 09:29:05 | Weblog
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読売新聞の配っているチケットがあると実家から誘われ、浅草演芸ホールの寄席に行くことにしました。良い席を確保しようと、早めに並んで整理券をもらったのですが、並んだ先に気になる立て札が・・・。

「本日、団体客多数につき、読売チケットのお客さまはお立ち見になります」

春風亭小朝や金原亭馬生など名だたる噺家が名を連ねる演芸場ですが(この日は出てませんでしたが)、寄席の昼の部、いくらなんでも立ったまま4時間半も聞けません。

まさか立ち見じゃないでしょうねと、ホールのおじさんに聞いてみたところ、
「その整理券番号じゃ立ち見だよ」と言われました。

座って見るにはどうしたらいいと尋ねたら「お金出してチケットを窓口で買って」とのこと。当たり前の話、正規の料金2500円払えば座って見られるとのことでしたが(割引なし)、ダマされたような気にがして、そのまま帰ることにしました。

読売新聞のチケットでは、前にもリア王でこういうことがありましたが、またもやられてしまった。

見たい演目なら最初からお金を払いますが、タダだから行ってみようというものに、どんな出演者が出るか知らないけど同じ木戸銭は出せませんわ。

結局浅草見物して、昼飯食って帰ることにしましたが、骨折り損のくたびれもうけ。

タダのものに行こうという時点でダメだということですね。


それにしても今日日、映画館でも立ち見を出さないのに、4時間見る客立たせちゃいけませんね。
読売新聞のタダ券の配り方は論外ですが、寄席も商売のやり方を考えないといけないと思いました。

そもそも、整理してるおじさん。
年下相手かもしれないけど、いくら浅草でも興行で客相手にタメ口はいかんでしょ。
さあ、もう帰ろうと、並んでる客層を見れば、リタイアした高齢者の方ばかり。

平日の真っ昼間から、働き盛りの中年で並んでいるのは私ひとりでした(汗)。

私たちの前にいた老夫婦は、立ち見でも見ると言ってましたが、傘寿を越えるかもしれない人に4時間の立ち見はこたえるだろうに。
そこまでして、見たいかと思いましたが・・・なんだか高齢者社会の現実を目の当たりにするようで、かなり暗い気持ちになりました。

昼には家に戻りましたが、もちろん仕事になりません(言い訳)。

良かったのは、場内で食べるつもりで買ったカツサンドのおかげか、われらが稀勢の里が横綱を5連続で撃破したことか。

今日も行け行け! 稀勢の里!
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白鵬のだめ押し、如何なものか

2013-11-21 10:00:16 | Weblog
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昨日は好調の舛ノ山が膝の靭帯損傷で休場。

休場力士の多い九州場所ですが、そのせいというのでもいうのか、雑な感じの取り組みが続いてる気もします。

そんな中、ツイッターでもつぶやきが多かったのが、 白鵬vs栃煌山の一番。
決着がついて栃煌山が土俵を割ったあとに、白鵬がだめ押し・・・というか、とどめというか・・・。

ツイッターではこんな声が。

だめ押し

だめおし

その最後のひと押しは必要なのか。

なにてんぱってるんだろ。はいはい。

あれはダメ押しというのとも違う気が。(白鵬の相撲の話ですが)

たしかに。死に体の相手にひと突きですから。とどめ?

しかも横綱ですからねー。とどめも要らないですよ。

関ノ戸親方が白鵬の駄目押しを如何なものか、と正論を言ったら、慌てて船岡アナがフォローしてた。そのフォローも如何なものか、だよ。駄目押しはダメなの。

アナ、なぜフォローする?だめ押しはダメだよ。

私は白鵬がだめ押しした時点で、TVを消したのですが、元岩木山関ノ戸親方が「だめ押しはダメ」と正論を言ったあと、アナウンサーがフォローしたのね。

ありゃ、誰がどう見てもフォローできないでしょ。

土俵割ったあとのひと突きですから、下手すりゃ暴力行為です。

白鵬は歴代の大横綱の記録を塗り替え、誰もが認める大横綱ですが、それでも何をやっても許されるわけではない。
ましてや双葉山を尊敬する横綱であるなら、なおさらです。

栃煌山には何度もとったりで勝ちを収めてますが、昨日はまたとったりに行っている。これも感心しませんが、あのダメ押しは その腹いせか?

腹いせなら、なおさらいけません。

相撲でも柔道、剣道でも、礼を重んじるのはなぜかといえば、力を得た人間が誤った方向にその力を使わせないためでもあります。

横綱の品格という言葉、きらう人もいますけど、横綱になるほどの人間の力が暴力に変わったら、そりゃエラいことですよ。

そういう意味では、横綱のダメ押しをフォローしたアナウンサー。
誰だか知りませんが、日和見ですね。いけません。

いずれにしても、後味のよくない大横綱のだめおしでした。
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死体をモデルにして描かれたキリスト像~ホルバイン恐怖の絵

2013-11-20 08:55:57 | Weblog
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トカナに掲載されたアートの記事、その第2回です。

タイトルは向こうまかせですが、今回もなかなかキワドく来てますが、原稿内容そのまんまです。よく読み込んでタイトルをつけてますね~。

実物の死体をモデルにして描かれたキリスト像!?
ルネサンス絵画・ホルバインの恐怖の絵


正しくはルネサンス絵画ではなく、北方ルネサンス絵画ですが、そんなことはまあ良いでしょう。
↑ よろしければサイトをご笑覧くださいませ。

ちなみに前回の記事はこちらです。




今朝は4:30に起きました。
サッカー「日本vsベルギー」戦を見ようと思ったら、5時キックオフで二度寝。
起きたら、3対1で勝ってるとこ。

おっと思って見ていたら、1点返されて 3対2。
ドキドキしながら見ていて、結局勝ったのですが、日本のゴールシーンは見られず、リアルで見たのは相手ゴール。

何となく損した気になりました。
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稀勢の里、今場所の相撲内容は

2013-11-19 10:31:49 | Weblog
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アセナのピリ辛キョフテは今日も美味でした♪

昨日の稀勢の里vs豪風の相撲は完勝。

一昨日の豪栄道戦もこういう相撲を取れば良かったのにと思っていたら、北の富士勝昭さんが、「豪栄道との相撲が、一番良い形になった」と評してくれました。

なるほど。

相撲ほど星勘定で評価されるものはありませんが、一方で、長年相撲で飯を食ってる親方衆は必ず「相撲内容」を評価します。

豪栄道との相撲は、あまりに良い形になったので、俗にいう「喜んで相撲を取ってしまった」のですな。詰めが甘いといえば、甘いのですが、相撲内容自体は勝昭さんが評価してる通り。
好調の二横綱に終盤ぶつかって勝てるだけの力は十分あるということでしょう。



一方、豪太郎は稀勢の里相手に首投げで星を拾った翌日。
隠岐の海相手に土俵際まで追いつめながら、昨日自分が勝った取り口そっくりの決まり手で、はたかれてしまいました。

豪くん。 楽して勝とうとすると、そういうことになるんだよん♪

まあ、豪栄道も楽して勝とうという気はないでしょうけど、結果的に星を拾ってる相撲が多いのが勝昭さんの苦言にもある通り。
こりゃー、豪栄道クラスタは辛いとこだろうな。

こういうのを目の当たりに見せられると、相撲は人生だなと、ジジむさいことを考えてしまいます。

いや、ホント。苦しい時を大事にとっている力士は必ず強くなります。
よく「次の場所につなげる」というのは本当の話。

稀勢の里以外にも、今場所は舛ノ山が好調。
昨日は千代大龍に負けましたが、この人も一所懸命な相撲に成果が出ています。

それから昨日の旭天鵬が栃煌山に勝った相撲も見事。四十路になろうという力士が、26歳の関脇を振りまして投げちゃうんですから。

まあ、栃煌山は勝昭さんが言うような「シャケ」状態でしたけどね。

今場所後半戦。佐渡ケ嶽三羽がらす全員休場、6人いた大関も2人になっちゃいましたけど、楽しみに見たいと思います。
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私が「ウフッ♪」という理由

2013-11-17 08:39:48 | Weblog
昨日、友だち宅の飲み会で「ダジャレを言ったあとに『・・・なんて、ウフッ♪』というのはフユカイなので、やめてください」と言われました。
うはは。やめろと言われると、余計面白いのでやめません。ゴメンね♪

私も昔はダジャレ言う大人をケーベツしてたんですが、今のように言うようになったのが、さる水産会社のサイトに連載していた「スイサンドンヤ・エビ太郎」というマンガに出てくる「ダジャレの玉さん」というキャラを描いてからでした。



小学校2年生くらいの時でしたか。赤坂の豊川稲荷で遊んでいたら、占い師のおじさんに声をかけられました。

「坊や、坊や。坊やをこの辺の子供かい」

「え・・。はい、そうです」

「おうちは何か商売でもしてるのかい」

「いえ。おとうさんは物理の先生をしています」

「なんだ、あんまり人に乱暴したらアカンよ」

「え? なんでですか??」

「ブツ・・り、言うやろ」

「・・・・」


子供心に『このおじさん、大人のくせに何てつまらないこと言うんだろう』と、心底ケーベツしたものですが、いつの間にか、自分がそういうおじさんになってしまいました。

昨日の飲み会は、19年前に子宮がんで早世した友人の忍ちゃんを「しのぶ会」という毎年恒例のイベントでした。
去る者日々に疎しと言いますが、最近は1年に1回、賑やかにお酒と食事を振る舞われるのですが、それもまた良しでしょう。
もー、ダジャレを言うのはダレジャ?・・・なんて、ウフッ♪
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備前焼をいただきました♪

2013-11-16 07:48:28 | Weblog
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岡山のお客さんから備前焼をお土産にいただいたので、早速ビールを入れて飲んでみました。

備前は泡が細かくなってビールに最適と言いますが、本当に美味しい♡
焼酎を入れても旨いそうで、今度試してみないといけませんね。
焼酎だけに、”しょっちゅう”飲んでしまいそう・・・なんて、ウフッ♪
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三菱一号館美術館~ルドンのグラン・ブーケ

2013-11-15 11:02:08 | Weblog
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三菱一号館美術館の「印象派と世紀末美術」に行ってきました。
年に何度か美術館の収蔵品を公開する展覧会のひとつだそうです。

ここの美術館、意外に展示スペースが広くて見応えがあります。

今回はいつものルノアールからモネ、ロートレックなど印象派の画家たちを横に、ひときわルドンの作品が目を惹きました。

その中でも『今日の一枚』はこれ、グラン・ブーケ(大きな花束)でした。

こちらの写真はパンフレットから取ったものですが、花瓶に差した花をここまで大きく描いた作品、はじめて見ました。

さる男爵の邸宅に飾るために描かれた17枚のうちの1枚だそうですが、青い色を使っているのはこの一枚のみ。
このサイズの絵がパステルで描かれたというのが驚きですが、花瓶のブルーや、淡いトーンの花の色は、たしかにパステルでないと出ない色です。

いや~お見事!
この絵を見るだけで、この展覧会を見る価値があります(というか、展覧会って「今日の一枚」があれば満足するのですが)。



ルドンという画家、これまで好きでも嫌いでもなく、何となくスルーしてきた人なのですが、最近いちばん個人的に気になる画家になっています。

意外なことに、活動した時代は印象派の画家たちと同じ時代で、名を知られるようになったのが五十路を過ぎてからという人でした。

ウィキによれば
「西洋絵画の歴史のもっとも大きな転換点にあって、独自の道を歩んだ孤高の画家というのがふさわしい」
とありますが、 この「孤高の画家」という表現は、ルドンのどの資料を見ても書いてある表現です。

ルドンといえば色彩豊かな花の絵が有名ですが、それは50歳を過ぎてから描きはじめたもので、その前は幻想的なモノクロの版画を数多く制作していました。



こちらはそのうちの一枚の「眼=気球」(画像はウィキより)

ゲゲゲの鬼太郎に出て来るアメリカの妖怪バックベアードは、ここから来てるという話もありますが、印象派全盛の時代にこういう絵を黙々と作っていたというのが凄いですね。

不思議なのが、ブッダを描いている版画や油絵があること。



展示はこの絵でなく、版画が公開されていますが、このバックのブルーやブッダの色はまさに浄土の色。

生かじりの仏教で描いた絵ではありません。

あのグラン・ブーケの花瓶の色も多分に仏教的なイメージを有していますが、ルドンという画家・・・これから少し見ていきたいと思っています。
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アセナで会食

2013-11-12 13:43:45 | Weblog
小暮満寿雄 絵画教室をはじめました!
詳細はこちらから


今日、はじめて絵画教室の人に言われてわかったことですが、スミマセン・・・
連絡先の電話番号を間違えて記載してました。
今時はメールの連絡が主流ですが、電話番号の間違いはサラリーマンだったら致命的ダナ・・・。
いくら電話しても「この電話番号は現在使われてません」とのことで、まだ人の電話番号でなくて良かったです。
そそっかしいにもホドがありますね。
正しい連絡先はこちらです。
よろしくお願いします!

昨日は久々のアセナで、岡山から来たお客さんたちと会食。
お客さんは美味しいので驚いてましたが、レベントシェフの腕は健在です。ただ、店の中にはシェフと女の子2人で切り盛り。席はあるけど、9時頃に来たお客さんを断ってましたのは、キャパ超えなのか、体調のためか。
でも、この味はここでしか食べられない味でした♪
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注目薄い稀勢の里に期待!?

2013-11-12 08:06:48 | Weblog
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昨晩と今朝のNHKのスポーツニュース、大相撲トップは遠藤が宝富士に敗れた一番と、大砂嵐の連敗でした。

幕内は違うってことですが、そちらが注目される中、われらが稀勢の里はといえば、綱取りがかかる場所でもなく、場内の声援は大きいものの比較的注目されない場所であります。

初日の妙義龍戦。立ち合いこそ体勢を崩されたものの、右肘が上がった状態で押し出し。稲川親方は「余裕があったように見えた」と言ってましたが、あれは相当に力の違いがないと出来ない芸当に思えました。

昨日、二日目は苦手の栃煌山でしたが、相手のいなしにもまったく動ぜず、これまた押し出し。連日、押し出しの勝ち星です。



今場所は横綱白鵬の九州場所5連覇がかかりますが、白鵬の連勝をいつも止めてきたのがこの人。連勝、連覇を止めるだけの男ではつまりませんが、横綱に正面きって勝てる力士はこの人しかおりません。

まあ、まだ2日目。いつも良いとこで悲鳴をあげさせてくれるのが稀勢の里ですが、今場所はひと味違うように思えます。

今日の相手は、やはり昨日同様イヤな相手、安美錦ですが、ひとつひとつ勝ち星を重ねていきたいと思っています。

普段はTVを前に仕事をすることはないのですが、昨日一昨日は稀勢の里の相撲を見ながら花風社さんのラフスケッチ。社長さまもきっと許してくれるでしょう。

がんばれ、われらが稀勢の里!
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アロマの香りに”あろま~”

2013-11-11 09:30:25 | Weblog
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先週の文化の日、ジムのイベントでやっていたクイズ大会に出てくれと頼まれ、出たら優勝しちゃいました。

で、一等賞にもらったのがこれ。
アロマセットです。

ちなみに二等がリキュールで、三等がスタバの商品券。
なんだ、二等か三等の方が良いいじゃないかとスタッフに毒づきましたが、物は試しと置いてみたら、意外にこれが良い♡

アロマにリラックス効果があるのはわかってましたが、思った以上に贅沢なものでした。これは驚き、“あろま~”・・・なんて、ウフッ♪

仕事場に置いて楽しんでいるのですが、2~3か月でなくなってしまうそうで、終わった時がさびしいかもしれません。



ところで優勝したというクイズですが、別に博学だから優勝したんじゃありません。

一般教養の問題はほとんどなく、「この3人の女性スタッフで一番若い人はいったい誰でしょう」の三択問題とか、「このスタッフ女性が何キロダイエットしたでしょう、その動機は何でしょう。漢字一文字でお願いします」とか、仲間内に関わる問題ばかりでした。

わたしはキミたちがいくつだろうと、誰に惚れた腫れたなんか、そんなことまったく興味ないよ、と言いたいとこですが、参加する以上は勝たないと面白くないので、スイッチ入れてやりました。

ダイエットが何キロだったかという問題は、一発では当たらず。
紙に書かれた回数を腹筋や背筋をしてから、もう一度挑戦するという、 ジムの若いスタッフがない知恵を絞って考えたもの。
どこかのバラエティと同じような趣向ですが、参加してる方はけっこう面白かったかな(醒めたこと言ってるようで、かなり本気でした・・)。

ダイエットの動機の答えは「恋」。

当の本人は自分がクイズの問題にされるとは思っていなかったようで、しきりに「ヤダヤダ」と騒いでおりましたが、いや~・・・みなさん若いのね~。



まだ自分が20代前半だった頃、似たような占いクイズを仲間うちでやって大笑いした翌日、母に同じクイズをしたら、まったく興味なさそうにしていたのを、当時は「何で?」と思ってましたが、今ではよーくわかります。

ま、そう言いつつムキになってやったおかげか、優勝しちゃいましたけど(笑)。

クイズが終わったあと、恋するスタッフの女の子は、「これから”落とし”にかかる」と申してました。
うーん。今は女の子が落としに行く時代なんですな。

その恋・・・成就されると良いですね。
ま、恋は成就された後の方が大変なものです。これからの長い一生で、その女の子もお相手も、イヤと言うほど思い知ることでしょう。

成就されたら、同じ恋でも、金もって”こい”・・・なんて、ウフッ♪ 
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「渋皮のむけた女」~聞いたことがありますか?

2013-11-10 10:11:42 | Weblog
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昨日は朝ドラ「ごちそうさん」を見ながら栗ご飯の下ごしらえ。
3回目の使用となる「栗くり坊主」は鬼皮剥きには抜群の力を発揮しますが、渋皮は包丁でないと剥けません。

鬼皮はあっという間に剥けたものの、渋皮というのはけっこう剥くのにけっこうな手間がかかります。今度、渋皮は重曹を使って剥いてみようかな。

そういえば、最近はめっきり使わなくなりましたが「渋皮のむけた女」という言い回しがあります。

簡単に言うと「一皮むけた良い女」というニュアンスで、それも鉄火肌な女性に使うようで、落語には頻繁に出てきますし、鬼平犯科帳などでもよく使われている言い回しです。



余談ながら、やはり落語に出て来る表現で「小股の切れ上がった」という言い回しもあります(これも色気のある女性を指す)。

女性の脛から膝にかけて切れ上がったように見える、という説がありますが、私が親父から聞いた説明では、足袋を履いた時の「足の親指と人差し指の間」を言うそうです。

小学校6年くらいの時でしたか、覚えたての言葉を使いたく、ガキのくせに「小股の切れあがった女がよ」と言って、大人たちの失笑を買ったことがありますが、今では成人した方でも知らない人が多いかもしれません。

さて、栗ご飯は栗を剥いて、ご飯で炊き込むだけの簡素な料理ですが、とにかく手間がかかります。

栗という食べ物は、フォレスト・ガンプのではありませんが、とにかく剥いてみないとわかりません。

渋皮が身の中まで入り込んでいるものも多く、ていねいに取らないとそれが雑味になるようで、「渋皮のむけた」という表現はそこから来てるのかもしれません。

それこそ中身から磨いて、雑味を落としていった女性というニュアンスでしょうか。

うわべだけ、電車の中でお化粧する女の人に教えてあげたいくらいですが(真顔)。

話は違いますが、今朝方、ヤギを使った除草というのをNHKで放送してました。

土手や公園の除草をヤギに食べてもらうという取り組みで、人件費も削減でき、CO2も出ない、子供やお年寄りにも人気という良いことづくめという番組でした。

まことにけっこうな取り組みですが、これって日本の風土だから出来る話ですね。

ギリシャやスペインなどで岩肌のゴツゴツした風景、あそこは2000年ほど昔は森林や草原だったそうですが、伐採や羊の放牧であんな風になってしまったようです。

日本の風土のように雨が多く土地も肥沃なら、数ヶ月でもとの草原になり、10数年で林になりますが、アルカリ性土壌で雨の少ない地中海では、数千年経った今でもあの風景です。

草を刈り取って、雑草が簡単に生えてくる風土って、世界中そんなに多くありません。

また、雑草というと強いイメージがありますが、雑草も自分の好きな土地と風土にしか生えません。どこでもニョキニョキ生えてくるというわけではないのです。

ヤギを放牧しても、次から次へと草の生えてくる風土に感謝ですね♪
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