昨日は花風社セミナー、栗本啓治さんがコンディショニングの講座を開きました。
場所はいつも大倉山の港北公会堂、会場に入るといつもの栗本さん講座のパターン。
部屋の真ん中にマットが敷かれていて、その周りをギャラリーが椅子で囲んでいます。
今回の講座は花風社さんの近著、灰谷さんによる新著「人間脳を育てる」をテーマにした体づくりのコンディショニングです。
体を楽にすることで、発達障害を治していくというのは、花風社が取り組んでいるテーマのひとつですが、今回話題になったことのひとつに「マニュアルや回数にとらわれない」ということです。
生真面目な日本人の特性か、先着一名さまという自閉っ子のハイパーりちぎのためか、花風社読者さんからの問い合わせには、「金魚体操は何回やれば良いのですか?」とか、「正しいポーズはどういう格好でしょうか」という質問が多いようです。
もちろん、数をこなすとか、正しい型ということは大切です。
ただ、それがお菓子を作る時のように、小麦粉何グラムに対して、砂糖何グラムといったようなモノに対する正解の数値は、対象が人間である以上、必ずしも当てはまりません。
その子がやりたい運動やポーズがあったら、やりたいポーズで、やりたいところまでやらせると、次回は、その運動は半分になり、その次はそのまた半分になることが多いものです。
こうしたコンディショニングに、すべての人に共通の正解はありません。
正解は自分の体の中にあり、とでも言いましょうか。
これは定型発達の人の中に言えることで、たとえばあ@花さんが神田橋先生の「発達障害は治りますか?」を制作していた時、チャイコフスキーの6番をヘビロテしていたそうです。
どんなメカニズムで、その曲を欲するのかわかりませんが、
わたしも先日、下の(↓)球体の絵とイベントに出品するオブジェを制作していた時はバッハのゴールベルグ変奏曲のヘビロテをしていました。
それも、グレン・グールド、アンドラーシュ・シフのピアノ、カール・リヒターのチェンバロ3種類は一日中かけてるという感じかな。
きっと、脳がその音楽の波動を求めているのでしょうね。
ただ、こういうヘビロテはずっと続くものではなく、ある時期になると自然にほかのものに切り替わります。俗にマイブームなんていうものは、そうかもしれません。
脳や体が求めていたら、それが危険なものでない限り自ら与えるというのは、大切なことに思えます。
さて、栗本さんのコンディショニング講座は好評のうちに終わり、座がひけたあとは、いつもの新横浜・芳香園で打ち上げの饗宴。
帰りぎわの道々、栗本さん小松さんで四方山話。
「小松さん、シン・ゴジラ見たよ。面白かったよ」
「がはく、ブログで褒めてなかったじゃないですか」
「いや、官邸のやりとりはまどろっこしかっただけ。全体的には面白かったよ」
「シン・ゴジラ、石原さとみが出てるんだよね。
オレ、石原さとみ好きなんだよね〜♪」
おいおい、栗本さん。
アンタ、けっきょくそこかよ。
コンディショニング講座は立派だったけど、アンタホントにダメだな(呆)。
饗宴の最中も、栗本さんの飛ばしは続きます。
「エビちゃん(モデル蛯原友里)、前は良かったから結婚しても良いと思ってたけど、今はちょっと落ちたよねえ。オレ、やっぱり石原さとみかな〜♡」
コノヤロー!
なに生意気言ってやがる。四十路も半ばのオヤジが芸能人相手に選べる立場か!
女性に対しては、ダメ度全開の栗本さんでしたが、昨日の席はたまたまあ@花さんの隣。いや、前にも言ってたけど、栗本さんの大家さんはあ@花さんの旧姓と同じ。
湘南から小田原にかけての南神奈川に多い一族だそうですが、何かしらの血縁がありそうですが、どう見てもしっかり者のお姉ちゃんとダメ弟の組み合わせです。
まあ、美味しかったし、楽しかったからまあいいか。
来月は沖縄で一緒。台風に当たりそうですが、それはそれで楽しみです♪