小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

大相撲協会、コスプレ大横綱とエルボー力士にモノ申せ!

2014-07-17 09:19:48 | Weblog

何を食べても旨い静岡でしたが、その中でも出色だったのが鹿島屋という創業80年の居酒屋です。こちらは海鮮とネギのぬた。酢味噌和えです♪

今日も昨日の続き、大相撲ネタですが、いやはや大砂嵐vs千代鳳と、結びの白鵬vs豊真将の相撲に暗澹たる気持ちになりました。

昨日とかぶりますが、こちら2番をご覧ください

大砂嵐、懲りずに同じかちあげで千代鳳を瞬殺しましたが、これってどう見てもかちあげじゃなくエルボーです。
大相撲では平手を使った突っ張り以外には打撃系は許されていないはず。蹴たぐりも打撃系に近いですが、あれは柔道の足払いと一緒で当てる部分は足の裏でなければいけません。

大砂嵐のかちあげは映像を見てもわかるように、骨の固い部分を相手に当てています。これでは空手のような打撃系の格闘技と変わりない。

明らかな反則行為です。
昨日は稀勢の里関の鼻にヒットしましたが、数センチ下にズレて、人中(鼻の下に当たる人体最大の急所のひとつ)に当たった場合、生命に関わる大怪我をする可能性があります。

15日間戦う力士がこんなことをされては、いくら鍛えていて丈夫な人たちでもたまりません。大砂嵐のケガが先か、かち上げされてケガする力士が先か。
力士のことを考えるなら、即座に反則負けにすべきでしょう。

「ながらみ」という旨味タップリの貝。しがらみじゃありませんよ♪

稀勢の里関は自分にされた時は、「鼻なんかないよ、日本人だからね」と余裕でしたが、翌日の千代鳳との相撲には苦言を呈していたようです。

自分の相撲には何も言わず、人の相撲ではじめて苦言を呈す。きせ関らしく立派ですね。自分の相撲でも言って構わないとも思いますが。

今日は横綱鶴竜戦。
鶴竜は大砂嵐のようなパワー系を翻弄するのが上手い力士ですが、ダークな鶴竜も見たいという黒い思いが沸いてくる感じです。

ぐじ(甘鯛)の塩焼きは最高のお味♪

大砂嵐の相撲もそうですが、ひどかったのが結びの一番。

くらいついてくる豊真将に土俵の外に押し出してからの、さらのだめ押し。
白鵬のだめ押しは今にはじまったことじゃありませんが、それにしてもひどかったのが、礼儀正しく礼をして立ち去る豊真将に、ヤクザまがいのガン飛ばし(下品な言葉、失礼いたします)。

それを何の批判もしないアナウンサーや芝田山親方も如何なものでしょう。

朝青龍の時は、彼が何かするたび集中砲火だったのに、同じことやってる白鵬にはなぜ何も言わんのかな?

白鵬が大横綱だから?
大横綱という地位にあるから言えない?

いえいえ、あ@花さんの言葉を借りれば、白鵬の大横綱はコスプレです。
大横綱って衣装をまとってるだけですね。
記録はそれは常人のものでありませんが、相撲内容は大横綱というにはホド遠いし、 ライバルの存在ということから言えば、同じ時代に大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花や武蔵丸、曙級の力士がいたら同じ記録はありえません(意味ない比較ですが、ホントです)。

どちらにしても、一番強い人があんな無礼な相撲を取っていたら、下の大砂嵐があんな相撲を取るのも、ある意味仕方ありません。

相撲協会は「日本人横綱の登場」とか、「日本人力士の優勝」なんてつまらないことを言う前に、 相撲そのものの中身を考えないと、そのうちとんでもないことになると思います。

静岡名物・黒はんぺんはわさび漬けとタタミイワシと一緒に食べます。

ほとんどの格闘技が「はじめ!」という掛け声ではじまるのに対して、相撲だけは「立ち合い」という、お互いの呼吸が合ったときにはじめます。

これには相手に対しての敬意が必要です。

本来は相撲やレスリング、柔道、空手などの格闘技は、人殺しの道具です。人殺しの道具が、武道として人を活かす道に変わっていくには、それなりの礼儀や相手に対する敬意が必要なわけで、あらゆる武道に「礼」が重んじられるのは、そういうことです。

格闘技だから勝ち負けは重要ですが、そこに相手にたいする尊敬の念がなければ、ただの人殺し、殺傷能力の高い刃物や銃と変わりません。

相撲協会は、その点をホントに徹底していただきたいですね。

余談ながら、今場所は琴奨菊関が良いですね。豊真将関と取り直しがあった一番、涼しげな顔をしてるので「勝つな」と思いましたが、勝ちました。

何か吹っ切れたのでしょう。
今場所はカド番脱出どころか、優勝にからんでくるかも知れないと考えてます。

敵ですが、今場所はきせ関以外の相撲は菊関も応援します!

 
コメント
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