小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

北京に行きます

2007-02-21 08:54:17 | Weblog
明日から5日ほど、北京に行きます。インドは何度も行ってるのですが中国は初めてです。
中国というのは、私の中でスッポ抜けている分野なのですが、幸い周りに詳しい人が何人かいます。「堪能故宮」も執筆しなければならないので、この機会に勉強をキチンとしようと思っています。
葦の髄(よしのずい)から天井を覗くようなものでしょうが、それでも何か得るものはあるはずです。ブログは5日間休みます。
では、行ってきます。
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堪能 故宮

2007-02-20 10:44:58 | Weblog
中国行きとは直接関係ありませんが、「堪能ルーブル」のシリーズとして「堪能・故宮」を出すことになりました。出版元は同じまどか出版さんです。
台湾の故宮博物院の大規模リニューアルということもあって、地元では大変な賑わいだそうで、久々の美術関連の書籍ということで、けっこうワクワクしています。担当の編集者Kj山さんは台湾に60回以上行った強者。正直言って、台湾に関しても故宮に関しても私よりはるかに詳しいはずですが、著者に指名してくれたのは有り難いこと。ひとつ良いものを作らんとね~。
資料を読み込んでから台湾に取材に行く予定なので、年内の出版は難かしいかもしれませんが、がんばります。
ところで母に「堪能 故宮が決まったよ」と言ったら、目を丸くして「何それ?」と言う。何をびっくりしてるのかと思ったら、「胆嚢呼吸」だと思ったんだと。胆嚢でどうやって呼吸するんだ! 聞いたことないわ、そんなもん。
ともかくも、みなさまお楽しみに!
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父、ようやく退院!

2007-02-18 07:09:27 | Weblog
昨日は父がようやく退院。別件で入院して、経過は良好だったのが、誤嚥から肺炎を起こして長引いてしまったのである。入院中のことだったので、事無きを得たが、かなり足腰が弱ったためリハビリが長引いて2ヶ月以上の入院になってしまったというわけだ。
嫁を連れて慈恵に向かい、2時間ほどの手続きで退院。父は昼飯を食べて退院の予定だったが、その日はみんなでボンジュクおかゆを食べるとあって、少し箸をつけただけ。ちょっと食べてみたが、たしかに不味い。入院の不満の多くは飯の不味さなのだが、それも納得できるもの。
介護タクシーで家まで送ってもらい、無事ご生還。予定通り、ボンジュクおかゆを食べ、アイスを食べる父は満足げ。
今週木曜から北京に行く。大事がないといいんだがね~。
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白金高輪のラ・バスティード

2007-02-17 10:13:32 | Weblog
昨日は赤坂・火曜会のメンバーで、白金高輪のフレンチラ・バスティードに行く。
ここは山岳フェチの友達オススメの店で、この時期、旬のジビエ料理を食べさせてくれるフレンチとのこと。好き嫌いはないが、正直ジビエは鴨以外はどうでもいい料理だったので、どうかと思ったが、いやはやなかなかのお手前!
5人のメンバーすべてがカウンターという「家族ゲーム」さながらの、ちょっと話ずらい席取りだったが、これは厨房を見せようという幹事さんの配慮である。
写真は、前菜・タラのすり身とポテトを使ったブルスケッタ(そういう名前ではないが)。江戸前穴子の自家製スモークと新ごぼうのバロティーヌ(肉などに詰め物をして丸く巻いたもの)。スペルト小麦のリゾット・黒トリュフ添え(ものすごい量のトリュフでした)。
そしてメインのジビエは丹波産の猪肉。何でも干支の猪の前脚をたたいて、パルメザンチーズ、ほうれん草と和えたものにマッシュポテト(かな?)を乗せ、スグリと赤ワインのソース、ネズの実(ジンの匂いのもと)パウダーを散らしたという、凝りに凝った一皿だった。猪の野趣を残しながら作りこんだ逸品だ。もともと猪は豚の原種だから、そんなに食べにくいものではないが、豚と同じにしてはジビエの意味はない。そういう意味で、もとの素材の感じを残した、納得の一皿だった。
もっとも、私が一番美味しいと思ったのは、スペルト小麦のリゾット・黒トリュフ添え。仔牛の脊髄からとったスープと小麦の触感が絶妙。なんか牛タン麦とろを思い出す。トリュフもタップリだが、こんなに多くなくても良いという感じさえした。
ちなみにスペルト小麦っちゅうのは、何でもパンに使う小麦の原種で、コストパフォーマンスが悪いので使われなくなったそうなんだが、アレルギーの人も比較的大丈夫なので、最近また注目されてきたものだそうです。
値段もクオリティに比べて高くはない。帰ってきたら早速「ジビエでまたデブになった。猪肉で、さらに顔が中心に集まった」と怒られる。今度、つれていかなくては・・。
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犬の散歩

2007-02-13 13:25:43 | Weblog
昨日は嫁の実家に行き、犬の散歩。3ヶ月の柴犬の子犬で、名前はビンゴ。はじめてのお外歩きとあって興奮すること、この上ない。石神井公園を一周する。石神井公園の駅はしょっちゅう降りるが、公園自体は3回目くらい。天気も良かったこともあって、公園は家族連れや、犬の散歩をする人たちでいっぱい。また池の水を夢中ですくって、魚だかタニシだかを探している子供もいて、今どき珍しい風景だ。実に良い環境でうらやましい。
私は動物を飼ったことがなかったので知らなかったが、犬を連れて散歩するっていうのは、実に面白いもんだというのがわかった。犬どうしてくっつくし、吠えるし、ともかく犬という生き物は反応が大きくて面白い。一匹一匹性質も異なり、利口な犬、バカな犬、大人しい犬、凶暴な犬と、人間と同じようなバラエティがあるようだ。ビンゴは物怖じしないタチらしく、何倍も大きなドーベルマン系の犬でも怖がらない。でも、おまえなんか、ひと噛みで殺されちまうっていうのにね~。
義兄の7歳の娘がビンゴを引っ張っていくと、どちらも可愛いので、みんな集まってくる(私が引っ張っても誰も集まってこないけどね)。それもなかなか楽しい。
なるほど、犬を飼ってない人間に、この世界はわからないかもしれないな。犬好きと、そうでない人間・・・これは断絶された世界だな。まあ、だからって動物を飼う気はないけどね。
晩は「海音(かいね)」という和食屋で、義母にご馳走になる。コース3500円はお値打ち。犬の写真を撮り忘れたので、アップしました。
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ショートステイの養護老人ホーム

2007-02-10 23:29:00 | Weblog
今日は嫁と実家に行く。17日、父が退院するのだが、それはそれで大変になる。家の受け入れ体制も整えておかないといけないのだ。こちらは22日から北京に行く予定で、丁度、退院の後だから調整が難かしい。
たまたま、前から予約していたショートステイの養護老人ホーム、サン・サン赤坂にアキができ、不在中の何日か滞在してもらうことになっていたので、何とかなりそうだ。
そんなことで、どんな施設なのか3人で見学することに。以前の氷川小学校を改築したもので、設備や職員の感じはすこぶる良い。家からも近く、すべての点で申し分なしだ。
20年ほど前、母方の祖母を白金の森という老人ホームに、母の不在中に何日かあずかってもらったことがある。母はその時「お父さんもそのうち入るかもね」なんて言っていたそうだが、まさか本当にそうなるとはね。
夕方、弟が父の見舞いから帰ってくる。今日は慈恵でバレンタインコンサート(ピアノ三重奏)があり、父も車椅子で聞きに行ったそうだ。「川の流れのように」は、みんなに歌ってもらったらしいが、父も小さな声で歌ったらしい。退院を指折り待つ毎日、元気も出てきたようだ。
晩は4人で赤坂の榮林(えいりん)で食事。30年以上前に行ったっきりで、本当に久しぶりだったが、ああ昔の中華ってこういう味だったなと、少し懐かしく感じた次第だった。
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ベルギービールの店

2007-02-05 09:37:18 | Weblog
昨日の続きになるが、「それボク」を見たあとに、丸の内にあるベルギービールの店Belgian Beer Cafeに行く。ベルギービールは、果物やらハーブなどと一緒に醗酵させたものが多く、日本の基準からすると発泡酒になるらしい。ただ、その完成度、味わいは当然別物。前から行ってみたかったので、入ってみる。
ベルギービールは1杯1000円前後とけっこう割高だが、アルコール度数が8度と高いものが多く、濃厚な味わいなので、飲むと結構満足感がある。ガブガブ飲むのではなく、ワインでも味わう感じでいただくのが良いだろう。牛ホホ肉のビール煮や、ムール貝の香草焼き、カリフラワーのグラタン、ポテトフライなどを注文、お味はなかなか私の好みである。
ベルギー料理はフレンチとドイツ料理を合わせたような感じで、肉などの素材が向こうから空輸してくる様子で、完全にヨーロッパの味になっているので、そういう感じを味わいたい人にはオススメだ。

ただ、私たちの隣にいたカップルがどーしようもない連中で・・・同業で飲食店を経営している人らしいのだが、注文した品が運ばれてくるたびに、フロアの担当者を呼びつけ説教をする(すみません。料理のまん中が男の方の似顔絵です)。
小耳に挟んだところでは、クレームでないようなのだが、「商売の心得」だの「店のレイアウト」だのをグチグチ注文をつける。飲食店の経営をしているくせに、タバコはプカプカ吸うし、不愉快なことこの上ない。私たちが席についた時は、だいぶ出来上がっていたので、早く帰るかと思ったらなかなか帰らず、ようやく席を立ってホッとしたら、今度はカウンターに移りバーテンさんにクドクドお説教。個人でやってるラーメン屋だったら「金はいらねーから、とっとと帰ってくれ」と言えるんだろうけど、外資系のカフェだと、そーは言えないだろう。フロアの担当女性は、見たとこまだ20代だが、若いのによくガマンしたものである。今度、マンガにしてモトを取ろう。
そうそう、加えて一言。この店・・・男の従業員がみんなオカマっぽいっす。
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父の80歳の誕生日~それボク

2007-02-04 20:47:01 | Weblog
昨日は父の80歳の誕生日。実は入院中だが、そろそろ出られるということ、嫁と弟で見舞いに行く。
誤嚥から肺炎を起こして、一時はえらいことだったが、ようやくここまでこぎつけた。物理の原稿をチェックしてもらう程度には回復。まだわからんが、とりあえずは良かった!
見舞いのあとは、嫁と「それでもボクはやってない」を見に行く。かなり面白い。プロデューサの桝井さんは、面白く作るつもりはないと言っていたが、どうしてどうして。痴漢の冤罪を描いた作品だが、かなり本格的な法廷ものだ。
シャレにならない裁判の大変さを念入りに描いていて、これが「面白く作るつもりはなかった」ということなんだろう。結果的には面白く作られているのはさすが。
これを見て痴漢をしようなんて思う男はおらんだろう。終ったあと、満員のエレベーターが盛り上がったのは、制作サイドの思う壺か。
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