小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

マイブームは”朝の掃除”

2009-06-30 10:34:01 | Weblog
昔からの私を知っている人は「何を言う」と思うでしょうが、最近、私のマイブームは”朝の掃除”です。
なぜかって、これは文字通り精神衛生上すごく良い。
まず妻を送り出したあと、食器を洗って片づけて、ゴミを出します。
本や紙、資料などで散らかったものをざっと一つところにまとめ(きれいに分類はできない)、
仕上げに掃除機で床を掃除するだけですが、それだけで空気がきれいになってスッキリします。
目標は9:00に掃除アップですが、だいたい30分は遅れます。
(そうすると、だいたい普通のお勤めと同じくらいのスタートになる)。
今のところ、それをやって特に良いこともないけど、だからって悪いこともない。
何より気分が良いので、今のところしばらく続いています。

よくプロスポーツの世界などでは、早く身の回りの世話をする奥さんをもらって、
野球やサッカーに専念しろなんて言いますが、
私が思うに、あんな特別な世界のことを、一般の生活に持ち込んではいけないと思う。
(イチローなんか道具の手入れ、自分でするしね)。
たしかに掃除をしたり、ご飯を作ったりすれば、仕事をする時間も減るし、
本当に追い込みの時なんかはそんなこと言ってられないことは確かですが、
逆に掃除や整理をすれば、何かを探してるムダな時間だってなくなります。
(探してる時間が減ったか?
 整理すると余計どこに何が行ったかわからなくなる時もありますが・・・・)。
武道の世界でも掃除は心を磨くなんて言います。
若い頃は「何を説教くさい」なんて思ったもんですが、自分が説教くさいおやじになったら、
そういう気持ちがよくわかるようになりました。
あのミヒャエル・ゾーヴァさんも薪を割ったり、庭の手入れをしているようで、
絵を描く時間がなくなるとぼやいてましたが、そういったいわゆる雑事も彼にとって大切なようでした。
さーて、いつまで続くかな。

写真はまだ途中の個展に出す予定の作品です。まだ、どう変わるかわからないのでアップしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔なつかしビーフシチュー

2009-06-29 05:56:28 | Weblog
一昨日、母の展覧会の話の続きです。といっても昼に食べたごはんの話。
昼に家族4人、東京都美術館のラ・ミューズミューズで食事をしました。
昔なつかしい洋食の味で、私はカツカレー。
ほかの3人はそれぞれ、ただのカレー、オムライス、ビーフシチューを注文。
意地きたなく、オムライスとビーフシチューを少しずついただいて味見したのですが、
私の注文したカツカレーがダントツにショボかったです。
どうやら洋食というのは、よーく煮込まないと美味しくないらしく、
トロトロお肉のビーフシチューも、オムライスのデミグラスソースも、
それなりにコクがあってなかなかでしたが、
私の注文したカレーは、カレー粉そのまんまの味で、トンカツは紙カツのようにぺらぺらでした。
最近はスパイスの立った香りを大切にするインドカレーの影響で、煮込まないカレーが多くなりましたが、
やっぱり和風のカレー、海軍風のカレーは煮込まないと美味しくないね。
東京都美術館の食堂は、以前は精養軒がやっていたのですが、
いつの間にかよく似た味の洋食屋さんに変わっていました。
まあ、この場所で美味しいもの期待しちゃいけないっていえば、そうですが、
ビーフシチューやオムライスがなかなかだっただけに、けっこうくやしかったです。
反動で昨日はカレー粉のカレーを作ってしまいました。
出来は・・・うーん。どうかな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野・同文展~赤坂・グランビア

2009-06-28 05:49:40 | Weblog
昨日は久しぶりのお出かけで、上野でやってる母の書道展に行ってきました。
今回から同文会では展覧会のたびに講評を設けるようにしたらしく、
この日は11:30からの講評会を聞きに行きました。
寸評をするのは母と、もう一人男性の先生。
興味深かったのは男性の先生が話してくださった隷書(れいしょ)と呼ばれる、秦の始皇帝の時代に使われていた書体の寸評で、
対象にされた書は、本来の隷書ではありえない”はね”や”曲がり”をしているというのです。
近代の書はなにごとも自由に書かれて、それはそれで良いのですが、
この時代は紙でなく木簡や竹簡に書くのが慣わしだったわけで、当然筆使いなども違います。
それを知っていて崩すのと、知らないで崩すのでは大きな違いがある。
書はやはり読むものなので、意味をふまえて崩さないと、見る人が見ると見透かされてしまうわけですね。
絵でもそうですが、知っていて描くのと、知らないで描くのは大きな違いになります。
対象になった書は同文では賞をいただいた作品なので、それなりの力はあるわけですが、
こういった講評会は、書道全体のレベルアップのためにも、ぜひ必要だろうと感じた次第でした。
講評会は学生時代以来、聞くのは久しぶりでした。
若い頃は、先生がたから何か言われるたびに「バカヤロー」と思っていたものですが、
他人さまから言葉をいただくのは本当に大切なことだと感じた次第です。
聞きに行って本当に良かった。

上野のあとはいつもの美容院で髪の毛を短くしてもらい、そのあとは久々の外食。
前から行きたかった赤坂・グランビアで食事です。
ここはあの草彅くんが裸になる直前に、ここのビールとコロッケ(写真右下)を食べて「旨い」と言った店。
酔っ払いが旨いと言ったの言わないのはあんまりアテになりませんが、ここの料理は何でも美味しいです。
秋田の地豚で生ハムやソーセージ造りをしているのは、山形のアル・ケッチァーノに共通するものがありますね。
もちろん生ハムやソーセージは素晴らしく旨いが、特筆すべきはサングリアの旨さです。
こんなに美味しいサングリアは飲んだことがない!
ただあまりに美味しいので、くれぐれにも飲み過ぎには注意です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダーリンはフランス人、しかも・・・

2009-06-25 08:43:50 | Weblog
義母が大量の野菜と一緒に送ってきてくれた本です。
この本は家内の実家・石神井公園にあるフレンチレストラン
マルシェロロのマダム、リミコ・パケさんが書いたはじめての著書。
「ダーリンはフランス人」のあとに「しかもシェフ」と続きますが、
文字通りフランス人シェフ、ロロさんとマダムのリミコさんが、出会って店を開くに至る奮戦記です。
ここのレストラン、何度か行ったことがあるのですが、フレンチにしてはリーズナブルなことと、
フランスの田舎そのものの味を提供してくれるので、個人的にとても好きな店です。
(しばらく行ってないけどね)。
いかにもフランスの家庭料理といった味わいで、初めて食べた時、
学生の時に初めて行ったパリで、フランス在住の画家さんにご馳走になったウサギ料理の味を思いだしました。
あちらの料理で何が違うって、肉の味が全然違う。
それから肉をベースにしたスープの味。
いかにも「肉」を食べるっていう、独特の香りと食感。
日本人のフレンチも洗練されてて美味しいんだけど、あの味はフランス人でないと出せないな。
ブログを見ると、今は混んでそうだけど、落ち着いた時に行ってみるかな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七戸じゅんビジネスフォーラム

2009-06-24 11:32:59 | Weblog
昨日は港区会議員の七戸さんが主催するビジネスフォーラムに出席。
昨年からもう1年も経つんだな、早いものだ。
去年のゲストはホッピー(赤坂の会社です)の社長だったが、
今年のゲストはTBSの報道解説委員をしている岩城弘幸さん。
あの指揮者と(音が)同姓同名で覚えやすい。
キャスターならではの最新の政治情勢の流れの話や、
過去に取材したサミットの裏話など、30分のトークはなかなかのもの。
この方、あとで話をしたら源氏物語にも詳しく、どうして知識の幅は立派なもの。
フォーラムの出席者は140人以上だったそうで、
リーマンショックのあとなのに昨年より人数が増えているのは大したもの。
会のあとは三分坂頂上にある赤坂・ぶんぶんで12時過ぎまで飲んでました。

会の写真はうっかり忘れてしまったので、昔描いた源氏物語の拙作・須磨明石図をアップしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつの間にか年をとってしまった

2009-06-23 08:19:33 | Weblog
昨日は実家に行く。
近くということもあって、父が生きてる時は2日おきくらいマメに行ったのだが、
最近は1週間に1回ほど(それでも相当行ってる方だ)。
たまには肩をもめと母上に言われ、
WELEDA(ヴェレダ)のマッサージオイルを塗って、肩と脚、腰をお揉みする。
昨年、バリでマッサージオイルを買ってきて使ってから、
さまざまな種類のオイルを試してみたのだが、WELEDAはすっかり小暮家に定着する。
バリのオイルも良いんだけど、南方の植物から採った油は寒くなると固まるんだよね。
揉む方も少ない力で効果があげられるので、楽なのですよ。
で、揉まれながら母曰く
「お父さんの介護してる間に、気づいたら後期高齢者になっちゃてたな~。
 なんか、いきなり年をとった感じよ」という。
うーん。親爺が入退院を繰り返すようになって12年ほどだったけど、
本当に動くのが難儀になったのは、ここ6~7年のこと。
若い頃の7年って、まだまだ時間があるという感じだが、
だんだん年齢を重ねてくると、むしろその時間が大切になってくるなあ。
まあ、揉み終わったあと、母はわりとケロッとしてましたがね~。

写真は母上の書。中国の古代文字、甲骨文字でおます。
名月、東より上る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色彩会議~源氏物語・紫は神秘の色

2009-06-20 07:36:06 | Weblog
昨日はジャパンカラーの高橋先生に代わって、ジーイー企画センターで源氏物語の話をする。
内容はほぼ飛鳥2で講演したことと同じだが、
メンバーはみな印刷や光学のエキスパートなので、色のしくみの話はほぼ省略。
そのかわり源氏については全員、ほとんど予備知識がないということで、
源氏物語のあらすじに加えて色彩の話をする。
光源氏の母、桐壺の更衣。藤壷の君。紫の上。
源氏がもっとも愛した女性3人がみな「紫」がらみなこと。
ホラー小説としての「夕顔」。
文学的にもっとも美しいとされる「若菜・上下」について、などなど。
メンバーすべてが男ということもあって、
いちばん食いつきがあったのは六条御息所(ろくじょうみやす”ん”どころ)の話だ。
源氏の若い頃の恋人で、7歳年上の彼女は嫉妬深く、
葵上、夕顔を生き霊となってとりころし、
死後30年経ってからも若紫や女三宮などに憑依する。
源氏に取り憑かず、恋人に憑くところが女性的なところで、
メンバーの男性たちが「恐ろしい」と戦々恐々。
でも、いちばん悪いのは浮気しまくって嫉妬の原因を作った光源氏なんだけどね~。

終わったあとはすしざんまい 六本木ロアビル前店でご馳走になる。
マグロが安くなってるので、たらふくいただきました。
写真は拙作「柏木の恋」。よろしければ源氏物語の部屋を覗いてやってくださいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くろ麦~高齢化社会のアルデンテ

2009-06-17 07:53:32 | Weblog
昨日は昼間、母に呼び出されて赤坂支所のコミュニティーセンターへ行ったあと、
青山ツインタワーのくろ麦で一緒に食事をする。
ここの蕎麦はコシが強く、なかなかの逸品なんだが、
母の歯が良くないのをうっかり忘れていた。
母曰く、開口一番「固い」だと。
蕎麦屋やうどん屋は何軒かあるんだが、
一番本格的なところが母の口には合わなかったんだな~。
これはパスタなどでも同じことが言える。
蕎麦とパスタというのは、とかくアルデンテが一番とされるが、
高齢化が日本以上に進むイタリアでは、最近やわらかいパスタも多く出されているようだ。
また「アルデンテ(al dente)」というのは「良い歯ごたえ」を意味する言葉なわけで、
歯の丈夫な人と、そうでない人では、当然ながら好みが違う。
また、ソースのからみが良いのは断然やわらかめのパスタであって、
固めのアルデンテに合うのはペペロンチーノのようなシンプルなパスタということになる。

でも、やっぱり私はコシのある固めの蕎麦の方が好きだけどね~。
写真はくろ麦の三色蕎麦。左から更級蕎麦、茶蕎麦、芥子蕎麦です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合宿・大菩薩峠

2009-06-15 06:06:09 | Weblog
金曜から日曜にかけて、山梨県甲州市で火曜会の柔道&空手の合宿に行ってきました。
行ったのはペンションすずらんという自炊やバーベキューができる宿泊所。
昨年に引き続き2回目になります。
上は65歳、下は31歳と最近は年齢層はやや高め。少し20代の若手を入れないといけませんね。
金曜の夜に東京を出発し、土曜は小瀬スポーツ公園武道館で11:15~16:30まで稽古。
日曜は大菩薩峠に山のぼりだから(休みながらやるとはいえ)
年齢のわりにハードな日程とメニューです。
小瀬スポーツ公園は広大な敷地に、
最新の設備をそなえた体育館やグラウンドを擁する超豪華な施設で、
武道館関連の施設だけ見ても、柔道場、剣道場、弓道場、相撲場まで備えています。
豪華なのは良いのですが、参加した建築家の方に聞いてみたところ、
ざっと300億はくだらないだろうとのこと。
相撲場があるのは、国体に合わせて造られたのでしょう。
まあ、箱物行政の典型です(使わせてもらって言うのも何だけど)。
庭木や芝もよく刈り込まれていて、維持費だけでも大変なもの。
逆に言うと、使わないとソンってことですかね~。

稽古のあとはみたまの湯で汗を流し、ペンションの自炊場に集まって内臓の鍛練。
(数年前から、料理が玄人はだしという人が参加してからは、急に食べ物が豪華になりました)。
食品会社に勤める親玉を中心に、建築家や商社、フィリピン人、金融、絵描きに加えて、
今回は新メンバーにJAXA(宇宙航空研究開発機構)の人が参加です。
武道の好きな人って、どの分野でもいるものですね~。
でもみんな、それぞれ苦労も絶えないようで、普段でもくどい人たちに酒の勢いが加わりフル回転。
ここぞとばかり、東京で溜まっていた毒素を抜きました。

写真は最終日に登った大菩薩峠の中腹です。
このあとは天目山温泉に浸かって帰路。アルカリ性のい~いお湯でした♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お弟子さん募集! 小暮菘華・書道塾

2009-06-12 09:46:43 | Weblog
身内の宣伝で恐縮です。
書家の母が主催している赤坂の書道塾で、塾生を募集しています。
母・小暮菘華(こぐれ・すうか。本名、春子)は、長年に亘り書の道を歩み、
更幽会副会長、書道同文会審査員、書延会同人審査員などの経歴を経ております。
手本を一人一人に書いて、丁寧な指導を行うので、
お弟子さんたちは毎日展や同文展など、
さまざまな書道の賞をいただいている実績があります
初心者は大歓迎!
字にコンプレックスのある方の上達や、
経験者でもう一度、書に挑戦したいという方など、
レベルに応じて理にかなった指導をいたします。
月謝は月2回で6千円。稽古日は毎週水曜が基本です。
詳細は母の携帯
senhitukaisuka@t.vodafone.ne.jpに直接メールしていただくか、
私の携帯kogure-bon@ezweb.ne.jpか
パソコンkogure@xf6.so-net.ne.jpまでメールをくださいませ。
何卒よろしくお願いいたします。

写真は揮毫している小暮菘華さんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアン、2連チャン?

2009-06-11 07:34:04 | Weblog
一昨日、昨日と2日連続でイラストレーターさんとのおつきあい。
仕事が早めに終わったこともあって、少し時間的に余裕があった。
一昨日の9日は外苑前のギャラリーにたやみよこさんの展覧会(グループ展)を見に行く。
初日のオープニングということもあって、たいへんな盛況だった。
たやみよこさんの作品はイラストレーターの仕事というよりは、
ファインアートとして完成された作品で、ちょっと霊感のありそうな絵だ。
今までは、ほんわかしたイラスト作品を描いていたのだが、
今回の作品は神秘的な雰囲気にあふれていて、一皮むけたという感じ。
たやみよこさんはご主人が編集者で、
拙著「中学生にもわかる仏教」や「マンガでわかる物理のしくみ(父との共著)」を担当した人。
展覧会のあとは外苑前のイタリアン、ボッカ・ブオーナでピッツァをご馳走になる。
ここは、以前シュエシュエという店名だったのが、オーナーが変わって名前が変わったのだが、
味はほとんど変わらず高い水準を保っている。
マリナーラ、マルゲリータを堪能する。ここはマリナーラが一番旨いな~。

で、昨日10日は大学時代の同級生で、
今はたまたま同じ町内に住むイラストレーター朝倉めぐみさんとお茶・・・
の予定だったのだが、酒飲みのご主人も一緒だったので、ついついビールに手が行き長話。
ラ・パウザ 青山一丁目店で食事をする。
ここは本格イタリアンのボッカ・ブオーナと違い、典型的なイタリア風格安居酒屋だが、
これはこれでバカにしたものではない。
透析を受け、日々食事制限と格闘するイラストレーター・朝倉めぐみさんに言わせると、
ロハスだ、マクロビオティックだというが、食べ物の大事さはみな同じ。
コンビニ弁当の何がわるい、というのだ。
ラ・パウザのピザはパリパリとスナック菓子のような音がして、
前の日に食べた、もっちり系のナポリピッツァとは別物だが、値段は三分の一程度。
見れば店内は老若男女、さまざまな層の人たちが幸せそうに食事をしている。
これはこれで、バカにしたものじゃございませんわな~。

写真はボッカ・ブオーナの有機野菜グリルでおます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥田シェフ、化学調味料の匂いを当てる?

2009-06-08 08:09:35 | Weblog
昨日は銀座一丁目ヤマガタ・サンダンデロの事務所で奥田シェフと打ち合わせ。
この人はかなり特殊な感覚があって、目隠しをして触った物の色がわかったり、
手の匂いを嗅いで、前に何を食べたか当てる特技がある。
別に超能力ではない。
科学的に考えて色は電磁波なので、敏感な人は当てることが出来ても不思議はない。
(ちなみに私はエカキだが、当然わからない)。
この日は、たまたま同席させていただいた雑誌のインタビュアーのハンカチの色を当ててみたり、
前の日の食事を当ててみたりしていたが、私にもお鉢がまわってきた。
だが、私の手の匂いを嗅いで、奥田さん曰く。
「うーん? コロッケ・・・? ソース? わからない・・。
 石鹸の匂いと化学調味料の匂いがするけど、何だろう?」
「昨日は法事があって、鶴見の中華屋で会食しましたけど」
「それだ! その店、けっこう化学調味料を使っているでしょう」
ああ、そういえば昨日食べた翠華楼は古いタイプの中華料理屋だ。
私は化学調味料に敏感な方じゃないんで気にならず美味しく食べたけど(家では使わないけど)、
店のタイプからして、けっこう使っているかもしれないな。
もしそうだとすれば、恐るべし、奥田シェフ!

ただ、今は美味しんぼの影響などで、化学調味料は悪者にされているが、
私が子どもの頃は塩コショウと同じように使っていたものだし、
以前、「今日の料理」では周富徳氏が化学調味料を使っていたのを見たことがある。
自然な味、というわけにはいかないが、インドネシアやフィリピンで
味の素はごく一般的な調味料となっている。
ただ、化学調味料が敏感な人にはオススメできないかもしれないな。
昨日の料理、妙になつかしい感じがしたのは、子どもの頃の刷り込みがあるのかもしれない。
そんな料理を時に妙に美味しく感じることがあるのは、この年代の悲しさでしょうかね~。

写真は実家の前に咲いたアジサイです。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総持寺・会長の墓参り~鶴見・翠華楼

2009-06-07 07:35:45 | Weblog
昨日は私の恩人、ジーイー企画センター会長、故・伊藤友雄氏の墓参りに行く。
辞めた人が集まってその会社の墓参りなんて、あまり世間に例がなさそうだが、
会長の人徳に加えて、現社長のめんどう見が良いことがあるだろう。
メンバーはジーイー企画センター現社長が音頭をとって、OB&OG6人が集まる。
総持寺は周知の通り曹洞宗の総本山で、境内もだだっ広い。
遺族の方が墓参りをすると聞いて、墓の木を刈り込んだため、
墓の場所がわからず20分ほど墓地の中をウロウロする。

墓参のあとは、毎回恒例の鶴見駅前の中華店・翠華楼(すいかろう)でお清め。
ここはマスコミにも露出することが少なく、総持寺ご用達みたいな古~い中華料理屋なのだが、
食べると意外に美味しい穴場的なお店。
味のタイプはまったく今風ではないのだが、昔の美味しい中華屋さんといった面持ちだ。
3時間ほど昔話に花が咲き、解散。
季節はずれの墓参り、どうして行うことになったかというと、
先日、私の夢枕に会長が現れ、説教されたのがきっかけ。
起きてみて、何を説教されたのか中身はまったく覚えておらず、
はて・・・思い当たるフシはないかと考えてみても、あまりに多すぎて見当もつかない。
その話を社長にしたら、別のOBも夢枕に会長が出てきたそうだから、
いっそ久々に墓参をしようじゃないかという話に相成ったわけ。

伊藤友雄会長は、先日亡くなった私の父の教え子だ(教え子といっても年齢差は4つ)。
その関係で、インドをウロついて帰ってきた私を拾って、
生意気で大酒飲みの私を育ててくれたわけだが、
いやはや、あの説教の内容が何だったのか・・・
墓参りをしたあとも、まったくもって思いだせないのが残念な話である。

写真は同じ総持寺にある石原裕次郎のお墓です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿修羅展、行きました!

2009-06-05 14:14:42 | Weblog
評判の阿修羅展・・・6月7日が最終日ということを昨日になって思いだし、
本日朝イチで行ってきました。
9:30開場ということで、窓口には9:10に到着したところ、もうすでに長蛇の列。
平日の午前中だってえのに、おおおお、何てこったい!
前売り券を買ってなかったこともあって、到着から約1時間経過した10:15にようやく入場。
覚悟はしていたものの、恐るべしあしゅら像!
あしゅらさまは今までも、興福寺で何回か拝見したことはあったのですが、
せっかく東京までお越しになってるのだから、ここは一目お会いしたいところ・・・
そう思った人が多かったのか、会場内はイモを洗うような人だかり。
肝心のあしゅら像のまわりは十重二十重の人で、時折「おー、恐ろしい! 殺されちまうよ」と、
仏像を見るのにはそぐわない言葉もちらほら。
しかし、肝心のあしゅらのお顔の美しさには誰もが感心して見入っておりました。
ライティングもレンブラント風のオレンジがかった照明で、
この像の美しさをいっそう引き立てていました。
この表情は、命のやりとりをする前の人間の顔だと思うのですが、
それがこんなに美しい仏像として表現されているのは、何とも神秘的です。
まわりはうるさいし、ぶつかるし、動けないし、待つしですが、それでも見て良かった!
写真は阿修羅展に並ぶ人たちです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続々・自閉っ子、こういう風にできてます!

2009-06-04 09:47:56 | Weblog
昨日は花風社さんに行き、
イラストを担当した新刊本「続々・自閉っ子、こういう風にできてます!」を取りに伺う。
「自閉っ子、こういう風にできてます!」にはじまり、
「続・自閉っ子、こういう風にできてます!」と3部作(?)の完成だ。
自閉症というと、世間では”引きこもり”や”ウツ”の一種と混同されることが多いが、
これは名前の印象からくる大きな誤解。
自閉症は先天的な脳の発達障害だ。
たとえば著者のひとり、ニキリンコさんの場合は
「ごはん食べに行きましょう」と言われると、
「え~、おかずはどうするんですか?」と聞き返す。
フツーは”ごはん”といえば、食事全般のことを思い浮かべるのだが、
自閉っ子は、そのあたりの想像の幅がたいへん狭いのである。
だから、当然ながら他人とのコミュニケーションに問題が出てくるのである。
だが自閉っ子の世界はなかなか奥が深く、このブログで紹介しきることは不可能。
(私自身も専門家ではないしね~)。
ともかく詳しいことはぜひ本を買って読んでみてください。
読み物としても、すごく面白いです!

ところで花風社さんの浅見淳子社長はまわりに数少ない、貴重なお相撲友だちだ。
会うと仕事の話よりもお相撲の話をしていることが多いのだが、
浅見社長は熱狂的な稀勢の里ファン。
男の私にはよくわからないが、とにかくかわいいというのだ。
見るとたしかに肌はツルツルだし、顔も五月人形系。
でも、興味ない人から見ると、相撲取りの顔はみな同じに見えるそうですが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする