小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ダイビング(続き)~海南島定食、広州薬膳

2009-09-30 10:40:41 | Weblog
昨日のブログ、なんと家内からクレームがつきました。
「なんで私のダイビング初体験、うまくできたこと書かないの?」だと。
いつもは自分の話を書くと文句を言うくせにね~。
家内は私と違って運動センスが良く、この日もはじめてのダイビングだというのに、
水面でもがく私を尻目に、海底をスイスイ泳いで楽しんでいたようです。
泳ぎはたいしてうまくないのに、耳抜きなど水圧の対応の要領が良いんでしょうね。
この日は天気がイマイチのためか、参加者は私たちと20代の男性F氏の3人だけ。
三者ともダイビング初体験でしたが、家内がダントツに上手く、
インストラクターのお兄さんにも褒められたようです。

4歳からバレエを習い、結婚前まではインド舞踊を本格的にやっていて、
インド料理店のステージにも立っていた家内は、こと踊りに関しては、亭主をあからさまにバカにします。
まあ、私の踊りって手足が逆に出たり、リズムに関係ないところでステップを踏んだりと、
できる人にとっては理解できないみたいね。
はじめて一緒にジムに行った時、私のエアロビ見てびっくりしたそうですわ。
(これがホントに人間の踊りか?、と疑問に思ったそうです。プンプン!)
普段は私の方が、ずっとスポーツに親しんでいるんですがね~。

写真一番上は海南島、初日に行った「天涯海角(てんがいかいかく)」です。
地の果てを意味するそうですが、この時が唯一のピーカン照り。
ただの岩場なんですが、青い空と海のもとで歩く楽しみは、それだけで価値がありました。

写真上から2番めは、海南島・三亜のグルメストリート、
商品街にある茶坊「老地方」で出された白身魚の煮付け&豚バラの白湯麺。
ダイビングのインストラクターに紹介された店で、
一見、薄暗くこきたないインターネットカフェですが、お味は淡泊ながら濃厚。
サカナも麺もしっかりとした味がついています。
海南島の定食は、中華スープを使った白菜の煮浸しがつくのが特徴です。

そして写真下半分は広州は長寿西路にある食療居の薬膳スープ。
今回の旅行で一番気に入った食事ですが、これについてはまた後日あらためて記すことにします。
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ダイビング~ヤノダの熱帯雨林

2009-09-29 06:06:40 | Weblog
海南島2日目、ダイビングを生まれてはじめて経験しました。
泳ぎはある程度できるので、簡単にできるだろうとタカをくくっていましたが、水圧の壁にびっくり。
潜るにしたがって耳抜きをしないといけないのですが、
これがまったくできず、少し潜るだけで頭蓋骨がギリギリ潰されるような感じでアタマが痛くなる。
30分ほど水面あたりを往復し、ようやく水深数メートルまで潜ったものの、
息を吸うと肺に空気が怒濤のように入って過呼吸状態になり、とても泳げる状態でありません。
おまけにマスクに水が入り、プールで教わった通りに水抜きをしようとすると、
それもうまくいかず、目の中に容赦なく海水が入ってくる。
もがきながら少しずつ水面に上がったあとは、
水深の浅いところをインストラクターの中国人に手を引かれながらウロウロしていました。
「泳ぐ」と「潜る」って、まったく違う技術なんですね。
呼吸が思うように行かないっていうのは、待ったなしの恐怖です。
前の夜が暴風だったため、海が濁って前が見えないのもこわかったな~。
おかげで天気が良くないのも気にならない・・・というか、そんな余裕もありませんでした。
ああ情けない!
でも、機会があればまた再挑戦するつもりです。

ダイビングスクールはマレア海南という日本人スタッフが中心のところ。
中国人スタッフも教育が行き届いていて親切。
彼らがいなかったら、私は死んでしたかもしれませんわ。

海南島3日めも雨。
この日は海をあきらめ、近郊にあるヤノダという熱帯雨林散策に出かけました。
HISのオプショナルツアーで行くと、ひとり1万~1万2千円。
割高だろうし、1日拘束されるのもイヤなので、タクシーをひろい現地へ直行。
行ってみるとはたして人が入れるところは、観光用に整備されていて、
中国人ツーリストなどはサンダルで来ている人がいるくらい。
おめーら、森をナメるなよってカンジですが、道も舗装されていて熱帯雨林テーマパークといった面持ちです。
もっとも町のネズミにとっては、これも溢れるような自然。
間欠的に降り注ぐ雨も、私たちの持つ熱帯雨林のイメージを満足させるには十分でした。
タクシーは市内往復で250元(3500円)、ヤノダ入場料が高く一人320元(4480円)。
二人で勝手に行くと半額くらいで行けますが、こうしてみるとHISのオプショナルツアーは、
これに南田温泉(写真のフィッシュセラピー)と、高級ホテルの食事がついて12000円ですからお得です。
(ただ、拘束されるのがきらいな人には向かないでしょう)。
海南島はリゾート地だけあって、本土よりもすべて物価は割高です。

写真は上3枚はヤノダの熱帯雨林。
右中はセラピーフィッシュといって、皮膚の角質を食べてくれるエステの一種。
左下は空港で食べた海南チキンライス。
右下はダイビングスクール終了後にご馳走になった海南式お弁当。豚バラと葱の煮込みです。
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海南島~食は広州に有り!

2009-09-28 08:21:54 | Weblog
21日から27日までの1週間、中国は海南島(はいなんとう)と広州に行ってきました。
海南島は中国最南端の地で、近年「海南省」として広東省から分離した経済特区です。
国内唯一のリゾート地として人気で、本国からのツーリストはもとより、
町中やビーチは韓国人やロシア人で賑わっています。
中国とリゾートというと、なかなか結びつきませんが、
私もその存在は今回の旅行で初めて知った次第。
本拠地の三亜(サンヤ)市内は完全に中国そのもので、
中国とリゾートが同時に味わえる、一粒で二度おいしい観光地ですが、
サービスはやっぱり中国本土とまったく一緒のレベルかな~。
ホテルは外資系の4つ星(Holiday Inn Sanya)でそれなりに快適だったものの、
枕が臭かったり、電話の受話器から口臭をおもわせるニオイがしたり、
それをフロントに注意しても直らなかったりと、
リゾート地として日本人を呼び込むには、まだまだ問題が山積という印象でした。

海南島は年間通して気候が良いので有名だそうですが、今年は異常気象で、
晴れた日は最初の日の午前中くらいで、あとは雨が降ったり止んだりの繰り返し。
まあ、それなりに充電できて良かったかな。

広州は海南島のオプションくらいに考えていたのですが、
いや「食は広州に有り」という言葉はダテじゃない。
何を食べても安くて美味しいのにはびっくり!
あっさりした海鮮料理が日本人の口に合うということもあるんでしょうけど、
今まで中国本土のものは、さほど美味しくないと思っていた私の考えを、
良い意味で打ち砕いてくれました。

今週は海南島~広州レポートを中心に書いていきたいと思います。
写真は海南島で宿泊したホリディ・イン・三亜の部屋から見た景色です。
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オステルリー・スズキ~明日から海南島に行きます

2009-09-20 08:58:37 | Weblog
昨日は私の実家の墓参り。
早稲田(父方)と本郷(母方)へお参りに行きました。
年間に2回、両方の実家にお参りするとなると、しょっちゅう墓参りをしてる感じになりますが、
若い頃と違って、お参りすると気持ちが良いので、行ける時はなるべく行くようにしています。

お清めというわけではありませんが、お参りのあとは赤坂オステルリー・スズキで食事。
母が美容院で評判を聞いて、先週から「行きたい」と言っていたのですが、
昨日はメンバーのスケジュールが合い時間がとれました。
ここのランチは本当にお値打ちで素晴らしい。
以前にも一度伺ったのですが、この日も大満足でした。
鴨と豚肉を用いた「田舎風テリーヌ」や「サンマのスモークサラダ」を前菜に、
「スズキのグリル、キュウリとポアプルローゼ(ピンクペッパー)ソース合え」
「牛肉頬肉のワイン煮込み」「鴨のコンフィ」
「大山鶏の小悪魔風マスタードソース合え」などのラインナップ。
4人でシェアすると、さらに満足です。

デザートは写真のものから3種選択。
たっぷり2時間の食事は、これで一人2600~3600円ですから、
ランチとはいえ、たいへんリーズナブルです。
(この日は、いい歳をして母にご馳走になりました。
 ご馳走さまです!)
最後は鈴木シェフみずから、サービスのカヌレを持ってきていただきました。

ここの料理の特徴はフレンチながら、脂やバターを控えたソースに
多くの野菜を添えて食べることかな。
腹いっぱい食べても胃もたれしないのが嬉しいですね。
昼間なのでアルコールは注文しませんでしたが、
今度は夜来て、ワインと一緒に楽しみたいものです。

さて、明日21日~27日まで、中国は海南島と広州に出かけます。
ブログはその間はお休み。
戻りましたら写真などアップしますので、お楽しみに。
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危険動物の飼い方、教えます!

2009-09-19 06:57:01 | Weblog
昨日は打ち合わせやら色彩会議やらと、一日外出の日でした。
午後イチはPHPさんで、動物商が書く危険動物の飼い方の本(タイトル未定)の打ち合わせ。
静岡の動物商・白輪社長の本に入れる挿し絵とマンガを描く仕事ですが、
ずっとペンディングになっていたのが、ようやく再開することになりました。
キングコブラやシロナガスクジラ、ライオン、キリンなど、常識的には家で飼えない動物を
どうやって飼うかという本です。

白輪社長は幼少の頃、浜に打ち上げられていたサメの死骸を家まで引きずって運んできたという
生まれついての動物好き。
その際、サメの口に手を入れたら、スッパリ手が切れて歯がポロポロ落ちてきた経験をお持ちです。
サメの歯の切れ味を実感するとともに、連中の歯はすぐに生え替わることが体でわかったんだとか。
動物に噛まれるのがイヤなら、動物を飼うなというほど、体には生傷の絶えない筋金入りです。

動物商というとペットショップを思い出す人が多いでしょうが、
白輪さんはそこに動物を卸す仕事や、
動物園や水族館に動物を卸したり運んだりする仕事をしてるらしい。
会社の名前はRep-Japan。
reptile(爬虫類)のrepという名の通り、爬虫類を得意にしています。

私の絵は気に入っていただいてるみたいですが、
シッポやくちばしのちょっとした違いで、大きく種類が変わることを指摘されました。
当然、こちらは修正しないといけません。
本当のプロの目ですね。
写真の絵は、そうやって指摘されて修正点を書いたフラミンゴのラフです。
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稀勢の里の負けっぷり

2009-09-18 07:29:22 | Weblog
昨日はクライアントの友人と大相撲観戦に行きました。
もう何回目だろう。

その人は稀勢の里の大ファンなんだけど、昨日の相手は天敵・琴奨菊です(写真・手前左が稀勢の里、後右が琴奨菊)。
合口がわるく、今年は一方的下って負けるパターンを繰り返し、ほとんど勝ててません。
稀勢は朝青龍にニラまれてもビビらんのに、菊には苦手意識があるのか、
仕切り前からイマイチ元気がない。
はたして取り組みはというと、立ち合いから攻めまでは良かったものの、
またまた後に下って負けるという最悪のパターン。
大関候補と期待されてる人だけに、テレビじゃボロクソ言われてるだろうな。

負けたらクライアントさんが暴れるかなと思ってたんですが、意外に冷静で「またか」という表情。
情が移ってしまった私の方が「あ~あ!」と声を上げてしまいました。
よく相撲取りは「何も考えずに前に出ることだけを・・・」なんて言いますけど、
この人の場合、もう少し考えて相撲とった方がいいよ。
まあ、下手な考え、休むに似たりかもしれないけど。
ビンゴみたいに情が移ってしまい、昨日は悔しかった一日でした。

相撲が終わったあとは、新橋のガード下で相撲談義。
大阪の阪神ファンになったような気持ちでございました。
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所沢霊園に墓参り

2009-09-17 05:48:49 | Weblog
昨日は石神井公園から所沢霊園まで、少し早いお墓まいり。
昼食を食べてから行こうということで、大泉学園のマルデ・ナポリに立ち寄ったのですが、
平日の1:00過ぎだというのに、駐車場は満車で待っている人までいる状態です。
予定を変更してくら寿司に入りました。
で、お味はといえば、まあ値段相応といったところ。
全般に握りは冷凍の解凍で水っぽい。
腹一杯食べてひとり1000円行かない値段なので、仕方ないところですね。
ねらいどころはツナやサラダといった、ジャンクな軍艦巻きでしょうか。

目がまわるような強い日差しの中、墓参りとお墓の掃除を済ませたあとは、
石神井公園に戻って駄犬ビンゴの散歩。
人間も犬も年齢を重ねると、多少は変化するみたい。
相変わらず「お手」も満足にできないバカ犬ですが、だいぶ昔に比べて落ち着いてきました。
私たちのこともキチンと覚えている・・・どころか、家内のことは大好きみたいで、
姿も見えないうちから、歓喜の遠吠えをするのは実に不思議だ。
何でわかるんでしょうね?
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旅の指さし会話帳 イタリア

2009-09-16 08:21:38 | Weblog
昨日は指さしイタリアの3版が、早々とアップしたので、
編集者さんに持ってきていただきました。
良い出来だと思います。
カバー絵も中身も、以前よりずっとグレードアップ。
9月下旬発売予定なので、みなさまぜひご注目のほどを!
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代々木競技場のスイミングスクール

2009-09-15 12:42:53 | Weblog
最近、ジムで水泳のレッスンに時間帯が合えば、なるべく参加することにしています。
理由は知らず知らずの間に運動量をこなしてることに加え、我流の泳法を直すためです。

年齢のわりに運動はしてる方ですが、正直なところ、私は運動神経の良い方ではありません。
特にダンス関係は”超”がつくほど苦手です。
バレエをやっていた家内などは、私の踊りをしんそこバカにしていますが、それもそのはず、
他人が右足を出してる時に、私は左足を出し、人が右手を引いてる時に、私は左手を出したりしている。
いや~、子どもの頃は自分の運動オンチにずいぶん悩まされたものです。

そんな私ですが、武道以外にできるスポーツが水泳です。
理由は簡単。小学生の時、親が代々木競技場にあるスイミングスクールに通わせていたからです。
今、考えてみると当時はあのスクール、最先端だったんでしょうね。
体育の時間が大嫌いだった私も、そこのレッスンは楽しかったので、サボったことはほとんどありませんでした。
ばた足、水の掻き方、浮き方などを遊ぶように教え、実際に25m泳いだのは最終日に1回。
「泳げるかな~」と言った私に、「キミならできる」とおだてて背中を押してくれたくれた先生でしたが、
やってみるとあ~ら不思議。
25mはもちろん、いくらでも泳げるではありませんか!

水泳というのは、水の抵抗を相手にするスポーツなので、
きちんとした指導者が理にかなった教え方をすると、効果が出やすいんですな。
だからほかの運動が苦手でも、キチンと習った子どもなら水泳だけは得意ということが出てくるのです。
逆に、ほかのスポーツが万能でも、実はカナヅチなんて人もいたりする。

ただ、私にとって小学生時代ははるか昔。
だんだん我流のクセがついてきて、今は別に得意でも何でもなくなりました。
そこでスクールで平泳ぎ、クロールの講座を受けてみたんですが、
いや~だいぶ間違った泳ぎ方をしてるのがわかりました。

長くなるんで、続きはまた今度。
写真は先日の披露宴が行われた山水亭に置いてあった、首だけの仁王さまです。
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十二単の着付けをご覧あれ!

2009-09-14 09:20:20 | Weblog
昨日はつくばエクスプレスに乗って、永沢家&広田家(仮名)の結婚式。
終点のつくばから、さらに送迎バスで30分ほどかけて筑波山神社まで出向きました。
実は永沢家も広田家もつくばに一族がいるわけでも何でもありません。

それがなぜ挙式&披露宴がつくばで行われたかというと、
花嫁の広田絵美さん(これまた仮名)が十二単で式に臨むためだったのです。
絵美さんはNPO関連の仕事をしていて(これまた少し違うのですが)、
その関連の友人に宮内庁で着付けをされている専門家がいて、
それなら、ぜひとも十二単で結婚式に臨んでみようとなった次第。
着付けの先生がつくばの人というのが、式場を筑波山神社にした理由なんですが、
それだけではなく、数千万もする十二単の衣装は保険に大金がかかるため、おいそれと持ち運びはできない。
そこでごく身内の人だけ集めて、つくばの地で平安時代の衣装でお式をとりおこなうことになったのです。

式の前には、特別に十二単の着付けを公開していただき、写真に収めることができました。
たいへん珍しい画像なので、ぜひご覧ください。
(画像をクリックすると、拡大されます)。
花嫁の絵美さんも十二単がよくお似合いですね。まさに源氏物語の世界に登場する女性さながら。
私は以前、源氏物語をテーマに絵画作品の制作をしていたことがありますが、
恥ずかしながら、本物の着付けを見るのは今回がはじめて。
けっこう、いい加減に描いていたなと反省する一方、平安時代の文化に脱帽です。 
まさに源氏物語の世界そのままですね~。

それにしても花嫁の絵美さん。
NPOの仕事でガーナや英国に暮らしていた経験のある、たいへん活動的な人ですが、
十二単のように非活動的の極致みたいな衣装に惹かれるところが、人間は面白い。
まあ、源氏物語に登場する女性たちも、自由奔放な人たちは少なくありませんから、
そんなに矛盾しないかもしれませんね。

披露宴はつくば駅近くの山水亭で行われました。
お日柄も良く、素晴らしいお式でございました。


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美肌コラーゲンしゃぶしゃぶ・春夏秋豚

2009-09-13 07:35:07 | Weblog
今日は義母姉・長男、永沢ひとしくん(仮名)の結婚式です。
永沢家は、兄弟が4人いて結婚するのはひとしくんがはじめて。
永沢のおじさんは脳腫瘍とパーキンソンで、昨年から余命何ヶ月と宣告されてきたにもかかわらず、この日に間に合いました。
結婚式には出られないけど、長男の結婚はわかっているようです。
だから今回のお式は永沢家と隣接して暮らしている義母にとっての一大イベント。

そんなわけで昨日は、いつものN's Hairへ髪結い、じゃないヘアカットに行きました。
髪結いはいつも家内と行くのが恒例ですが、どうしても私の方が早く終わってしまい待たされてしまう。
その間は本を読んだり、仕事のラフを描いたりとしています。
昨日は待ってる間に大雨が降ってきた時に、ヘアカットの先生から東京アメッシュを教えてもらいました。
地域限定なら天気予報より間違いないとのこと。
未来の予測は表示されませんが、過去の履歴をたどるとけっこう天気の予想が立てられます。
一度お試しあれ!

美容院のあとは食事。
南インド料理の店、赤坂・チェンナイを目指して歩いていったのですが、
着いてみると、ななんと!
「当分の間、休業します」とあるではないか。
この赤坂において”当分の間休業します”というのは、雑誌の休刊と同じで、事実上の閉店。
せっかく近所に南インド料理店ができたと喜んでいたのにな~。ううう。

そこで、今回は家内の希望で実家に行く時、いつも目にする美肌コラーゲンしゃぶしゃぶ・春夏秋豚へ。
別に結婚式の主役じゃないんだから、二人でお肌プリプリになっても仕方ないんだけどね~。
注文したのは3300円で豚しゃぶ食べ放題のコース。
魚沼産コシヒカリならぬ地豚とやらのしゃぶしゃぶで、写真のようなコラーゲンの海に葱を入れて煮込み、
しゃぶしゃぶにして薬味と一緒に食す食べ方です。
まったく期待しないで入ったのですが、意外に旨かった。店員の接客もわるくありません。
ただ、豚バラともも肉は食べ放題といっても、そうは入りません。
普段は、食べ放題と言うと年齢も考えず、モドすほど食べる私ですが、ほどほどにして店をあとにしました。
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月1回の読書会

2009-09-12 07:48:21 | Weblog
昨日は神谷町のチムニーで、月1回の読書会。
さるクライアントの社長がはじめた、いわば読書感想会ですね。
4人ほどのメンバーが、毎回課題図書を出して意見を言う、ということにカコつけたいわば飲み会です。
ただ、この読書会の良いところは、自分ではゼッタイ読まないような本が課題図書になるということかな。

本も忙しい中、真面目に読んで真面目に議論はいたします。
最近の会で出た、私以外の人が出した課題図書というと、
「なぜ通販で買うのですか 」 斎藤駿(カタログハウス社長)著
「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか?」 山本ケイイチ(スポーツジム・インストラクター)著
「驕れる白人と闘うための日本近代史」 松原久子著
などといったラインナップ。
見ての通り、小説はほとんどありません。
一度、私が「カラマーゾフの兄弟」(亀山郁夫訳)を、
大審問官の章までという課題を出したら、大ヒンシュクだったことがありました。
どうしても1ヶ月で読めるものを選んでしまうので、
課題図書は自分では積極的に読まない本が楽しめる反面、物足りないところではあるかな~。

次回は私の番だったので、真山仁の「ハゲタカ」を課題図書に出しました。
先月、友人のブログにも面白いと推薦されており、今回の読書会が良い機会だったのでおととい購入。
まだ最初の方を読み出したばかりですが、これは実に面白い!
ドラマは見ましたが、忠実に作っているようです。
読書会のメンバーは為替を扱う経営者だったりしますから、内容的にも丁度良いでしょう。

私の読書は乱読というのでしょうか。
仕事で目を通す資料以外にも、本は何冊か平行して読みます。
今、読んでいる本は「ハゲタカ」以外だと、
「三国志」 北方謙三著。こちらは現在3巻目で、まだまだ諸葛孔明は出てきません。
「ローマ人の物語」の”パクス・ロマーナ” 塩野七生著。
こちらは読書会で”ローマは一日にしてならず”をとりあげて、もう1年以上、ゆっくりゆっくり読んでいます。
「ねじまき鳥クロニクル」 村上春樹著。
「ノルウェーの森」を途中でやめてしまった私としては、
この小説も正直言ってよくわからない。
自分には合わないなと思いながら、ところどころに惹かれるところがあって読み進めてます。
たぶん最後まで読んでも同じ感想でしょうけど、これから村上春樹の長編は全部読んでみるつもりです。
秋の夜長。これから読書には良い季節です。
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探し物は何ですか?

2009-09-11 12:08:51 | Weblog
昨日は久々に実家に立ち寄りました。
その昼食、私がパスタを茹でることになって、新しいキッチンで支度をしてたのですが、
その間に母が血相を変えてやってきて言いました。

「ない! ないのよ!」
「ないって何が?」
「書類よ! 大切な書類! あれを揃えるのは大変だったのよ。
 当然、あると思ってたんだけど、茶封筒を開けてみたら書道関係のどうでもいい案内状がはいってた!
 ああああ、どうしよう! 似たような封筒だったから、間違えてどこか捨てたかもしれない」
「そんな大切な書類なら、捨てるわけないよ。ゼッタイどこかにあります」
「でもここをリフォームが終わってから、今日、はじめて開けたら、あああああ!
 私もうっかりしていたわ」

どうやらリフォームのどさくさに紛れて、捨ててしまったと母は思い込んだらしい。
その可能性はなきにしもあらずだけど、そそっかしい母の言動を鑑みると、
おそらくはどこか別のところにあるようです。

これから、「もう一度書類をそろえなきゃ」と言う母をなだめて、
「探し物は見えていても、見えてないもんだよ。あと一日頭を冷やした方がいいよ」
と母上に申し上げました。
「いや~、たぶんないわよ。あの時、大工さんに”それも捨てていい””あれも捨てていい”って・・・
この際だから大掃除のつもりで捨ててもらったんだけど、あれがいけなかったのよね~!」
「いや・・・だから、無くなったと決まったワケじゃないんだから、ご飯食べて落ち着いてから、また探してみよう」

食事を済ませ、再び押し問答してるうちに、
弟が何やらゴソゴソあたりを探し、何やらピンクの封筒を持って言いました。

「これのことかな? 中身見てくれる」
「あ・・・。これ、これよ! これこれ!
 あー良かった~! でも、いったいどこにあったの?」
「二階のカゴの中。一番上にあったよ」
「そんなはずないでしょ! 私が何度も見たのに!」
「あったもの、あったんだよ。いいだろ見つかったんだから」

まあ世間には、こんなことよくある話ですが、思い込みっていうのはおそろしいもんで、
「茶封筒」と言ってたのにピンクの封筒だったり、
何度も探した場所なのに、一番目立つ上にあったりと、本人が言ったことと事実とが幾つも食い違います。
それにしても、オレがそそっかしいのはこの人ゆずりなんだな、と、今さらながら思い知らされました。
まだまだ、わが母上はご壮健でいらっしゃるようでした。

写真は赤坂小学校近くにできた、たこ焼き屋。
主人は関西弁だけど、はっきり言ってタコが小さくまずい。買わん方がいいっす。
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重度の糖尿病のおそれが・・・

2009-09-10 09:25:05 | Weblog
といっても、私のことではありません。
旧知の友だちが飲み会を前にして、
「重度の糖尿病のおそれがあるので、会合を欠席します」と連絡してきたのです。
本人曰く、場合によっては「即入院」。
緊急に精密検査が必要で、現在の状態では「いつ昏睡状態になってもおかしくない」とのこと。
新型インフルエンザに感染すると重篤な症状になる可能性がある、などなど、
医者に脅かされて、おそろしいことがいっぱい書かれていました。

幸い入院の必要はなく、糖尿はかなり重いものの通常の生活で大丈夫とのこと。
ただ、インスリンの注射が必要になるので、やはりけっこう大変です。
いや~、今のところ私はまだ大丈夫ですが、ひと事ではありません。

糖尿にならない人はいくら飲み食いしても平気みたいだけど、
私の家系も父と母方の祖母が糖尿でしたから、因子はあります。
注意が必要ですね。
ただ、ほかの親類縁者で糖尿という人はいないようで、
父も祖母も無類に体を動かさない人だったので、そのことが病因のひとつだったかもしれません。

そういえば、小学校3年生くらいの時だったでしょうか。
日曜の朝、ご飯をたべながら「ぼく足の早さなら、おとうさんなんかに負けないよ」と、
生意気にも私はオヤジを挑発しました。
「よーし、マスオくん。なら、勝負するか」と父。
勝負の場は浄土寺の境内。
男と男の対決! 父と子の勝負です。
で、結果は父の圧勝。下駄をはいて走っているのに、私は父にまるで追いつけません。

くやしくて仕方なかった私は「もう一回、もう一回!」と、
勝負を再度、見苦しくも挑んだ2回目でした。
父は「あ!」という悶絶するような声を上げ、境内の石畳にうずくまりました。
何と何と、わが父のアキレス腱は断絶されてしまったのです。
「大丈夫? お父さん!」と駆け寄る私を見て父は。
「もうオレもお前とかけっこをする歳じゃないな」と微笑みました。

その後父は順調に回復し、すぐに社会復帰しました。
運動選手にとってはアキレス腱断絶は致命傷ですが、オヤジにとってはどーってことなかったみたいですね。
ただ、もともと運動ぎらいな人だったのが、
もしかすると、あの一件がさらに父の運動不足を助長させたのか・・・?
じゃあ、オヤジの糖尿はオレのせいかよ?
なんて、今、そんなことをふと思い出した次第です。

写真は家内のお弁当に入れる具材(私が作るのです)。お手製、愛夫弁当です。

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サラリーマンは不満が友だち、自営業は不安が友だち

2009-09-09 13:51:29 | Weblog
昨日は追加の仕事。
それとは別に〆切りをむかえた仕事とバッティングして、大わらわでしたが、
今朝になってそれが何とか片づくと、何とも言いようのない虚脱感におそわれました。
いつものことですが脱稿して仕事が自分の手をはなれると、そんな気分になります。
仕事が終わって晴れ晴れした気分にはなりません。

なぜって?
そりゃ、自分の手を離れた仕事が売れたり評価されるとは限らないもの。
今回の指さしイタリアは私の著書ではないけど、
シリーズでは5本の指に入る売行き(だそうです)で、ファンも多く思い入れのある仕事です。
やっぱりリニューアルの結果は気になるしね~。

それからもう一つ。
前に俳優の仲代達矢さんが、無名塾の創設に関して言っていたことで、
「僕らの仕事は、映画が一本撮影が終わったり、芝居が千秋楽を迎えた段階で失業を意味するんです」
とおっしゃっていた。
あの仲代達矢さんですら、そのことを口にする芝居業のきびしさですね。

いや、私などが比べることじゃないですけど、
私も一本仕事がおわると「あ~、いっこ失業だ~」なんて思ったりする。
情けない話ですけど仕方ありません。
よくサラリーマンは不満が友だち、自営業は不安が友だちなんて言いますが、
これはかなり売れてる人でも、同じ思いは自営業の人なら誰でも持っていることでしょう。
幸い、まだ頼まれてる仕事がいくつかある。
ありがたや、ありがたや(合掌)。

写真はヤマガタ・サンダンデロさんのイワガキのモロヘイヤソースです。
夏もそろそろ終わりかな。
コメント (2)
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