小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

妻の誕生日に銀座ヤマガタ・サンダンデロ〜奥田シェフのコンセプトに秋田シェフのコラボが素晴らしい、最高のお味でした!

2021-01-31 09:25:16 | Weblog

先日、奥田シェフ「ゆで論」〜あの料理人YouTuber、ロピアシェフとのコラボが実現致しました!を、妻と見ていた時に、誕生日記念にはヤマガタ・サンダンデロに行こうということになりました。
自分たちの披露宴はここだったし、「ゆで論」でイラストのことなど、諸々。
このご時世…行くなら、やっぱり密な人のお店ですよね(笑)。

奥田シェフのアル・ケッチァーノ・グループは、コロナを機にそれぞれのお店のスタッフが大きく入れ替わり、ヤマガタ・サンダンデロの料理長は秋田和則シェフに代わりました。

秋田シェフのキャリアは銀座サバティーニからスタート。イタリアのピエモンテ州で修行を積み、その後青山のカシータの総料理長をしていた方で、その方を奥田シェフが引き抜いたのですね。

どんな料理が出てくるか、楽しみです♪

▼挨拶がわりの最初の一皿は、棒鱈のカラザウ(サルディニアのパン)挟み。

おおおお、これは複雑な味わい。
戻した棒鱈に何が入っているのでしょう?

カラザウはイタリア語らしくない響きですが、それもそのはず。サルディニアのパンで、以前赤坂のサーラ・ディグスタッツィオーネで頂いたことがありました。

▼次の一皿は、イシナギとキャビアの冷製カッペリーニ。

イシナギは日本海で取れる大魚で、2mほどになるとか。
クエに似たもっちりとした食感で、粘りを出したカッペリーニと素晴らしく合います。

キャビアは奥田シェフのプロデュース。
チョウザメまで育ててるのね、あの人!

▼雪菜と庄内豚の生ハム。

苦味のある雪菜をバーナーで焦がし、苦味+苦味に庄内豚の生ハムを加えた逸品です。

▼鹿肉のトルテリーニ、鹿ブシ添え。

私は鹿肉、実は苦手なのですが、これは美味い!
鹿肉をパスタに入れたものに、何と鰹節ならぬ鹿ブシを削って添えたもの。

ほんのりした塩味は、濃い塩分で茹でて湯ですすぐ「ゆで論」のレシピによるもの。
それに薄いバター味が、あおおおおお!

ここからのお皿が秋田シェフの真骨頂ですね。
今までのヤマガタ・サンダンデロと違うのは、奥田シェフと秋田シェフが完全に対等なスタンスで、二人でコラボして完成されたハイブリッド料理だということです。

奥田シェフの味に、秋田シェフがピエモンテ州で培った、北イタリアの味が加わり、それは今まで食べたことのない、新しいアル・ケッチァーノ料理の完成です。

▼こちらは秋田シェフのオリジナル、弁慶飯(BENKEIMESI)。

リゾットを入れた朴葉飯、味噌ともろみ、味醂を染み込ませたフォアグラ、醤を染み込ませたコースターチのパンの三段がさね。

一番上のコーンスターチのパンは、15回以上試作した苦心の一皿だそうですが、これは本当に素晴らしい一皿!

朴葉飯に直接味噌を添えるのではなく、フォアグラに染み込ませるアイデアが秀逸。
▼切ったら、こんな感じに♪

▼こちらも秋田シェフのオリジナル。ノドグロの天火焼き。

ノドグロに山芋のバルサミコ酢磯辺焼きに冷たいトロロをかけた一皿です。

▼秋田シェフと奥田シェフコラボの真骨頂、山形牛のグリッシーニ・ノーポリ。

アル・ケッチァーノでは、オランダ焼やおかきを衣に揚げ物をすることがありますが、これはグリッシーニを砕いたものを衣にしています。
イタリア料理店に行くと、前菜に出るスティック状のスナックパンですね。

これはピエモンテ州ではよく出てくるレシピなんだそうです。

▼さて、この日のメインディッシュは肉ではなく、「ゆで論」らしくパスタが真打です。その名も「白子を生クリームを使わないでクリーム仕立てにした贅沢なフェデリーニ」です!

いや〜、これってロピアさんとコラボ動画で披露した、あれや〜♡

【Chef Ropiaコラボ!】
天才料理人「アル・ケッチァーノ」奥田シェフを招いて、
『究極のカルボナーラ』を作る!!

これをメインに持ってくるなんて、さすがです!
旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い! 旨い!(煉獄杏寿郎風に)。

▼そして食後のドルチェはこちら。

チョコレートジャンドゥーヤ のトルティーノ。アル・ケッチァーノのバニラアイスクリーム添え。濃厚なお味のデザートは、今までのアル・ケッチァーノの味に、秋田シェフが北イタリアで得たお味が加わった感じですね。

奥田料理に、秋田シェフのピエモンテ風の濃厚なお味が加わった、ハイブリッド料理。言うことなしの美味しさでした。

▼シメが実際にシルクが入ったシルクマカロンです。

秋田シェフ、奥田シェフ、ご馳走さまでした!
また伺いますね〜♡

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劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編、面白かったです!〜前半はマトリックスの浪花節バージョン、後半は(ネタバレあり)少年ジャンプの王道ストーリー

2021-01-30 08:58:21 | Weblog

今更ですが、“劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編”を、日本橋で見てきました。

あまり期待しないで見に行ったのですが、さすが大ヒット作!
内容、面白さともに申し分ない映画でした。

原作を読んでいないので比べられないのですが、よく練られた脚本ですね。
実写を元にしたと思われる、ダイナメーション的な風景も実に美しい絵が、グロテスクな鬼たちの姿とコントラストをなしていて、これまた見事でした。

感心したのが、ストーリーの根幹をなす思想みたいなものでしょうか。

それがよく表れていたのが、おわりに方で煉獄さんの母が言うセリフ。
「おまえは人より力も頭もすぐれているのだから、それを自分だけのために使ってはいけない」。
それは今の日本人に一番必要な考え方のひとつだと思うのですが、それがヒットするのですから、これは良い現象に違いありません。

前半の夢と現実の狭間を行き交う攻防は、マトリックスを思わせるもの。
後半の肉体と肉体のぶつかり合いは、まさに少年ジャンプの王道を行くストーリで、これまたエンタメ的に申し分ありませんね。

ここからネタバレ!

残念だったのが、煉獄さんが最後に死んでしまったこと。

実は、昭和30年代生まれの私は、目の大きすぎるこの手の絵がちょっと苦手なんですが、煉獄杏寿郎のキャラクターは良いなと思いながら見ていました。
大らかで侠気があって、こんな上司がいたら良いと思う若い人も多いのではないかな。

みんなが泣くという最後のシーン、泣くというよりは、もう出てこないのはもったいないと思いながら見てしまいました。

あ、よく見たら煉獄さんの「杏寿郎」って名前は、妻の名の“杏子”と、私の“満寿雄“の字が一文字ずつ入っているではありませんか♡
まあ、みなさんにとってどうでも良いことですがね〜(笑)。

続編もできるでしょうから、引き続き楽しみにしたいと思っています。

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浦和のトルコ料理店「アセナ」素晴らしいお皿を堪能いたしました!〜天才レベントシェフの料理は健在、サザエやあん肝まで出てびっくりでした♪

2021-01-29 09:24:40 | Weblog

昨日は浦和に移転して2度目のアセナ訪問。

拙著「堪能ルーヴル」「堪能故宮」の監修をして頂いた編集者さんと、久々の会食をいたしました。
本当はもうひと方、何とゴルゴ13の原作をいくつも書いたという作家とお会いして、ゴルゴ談義をする予定が、その方が病欠となってしまい二人の会食となりました。

雪の降る中の食事でしたが、天才レベントシェフの料理は健在。
というか、さらに腕が上がった感じです。

▼先ずはスープから。

デュラムセモリナ小麦を使った逸品で、雪で冷えた体を暖めてくれます。
独特の酸味が何とも堪りません♪

▼そしてアツアツのトルコパン、エキメキ!

▼挨拶がわりの前菜3種。

左は何と、前の日に熱海で採ってきたというサザエです。
新鮮で香りが高く、かすかな苦味が何とも品が良い。インゲンのトマトソース和えと、赤ピーマンのライス詰めも絶品。

編集者さんもご満悦で嬉しい!

▼これまた熱海で取れたイワシ。

トルコでサバサンドは有名ですが、イワシはあまり食べないそうです。
でも、これは京料理のような薄味ながら、イワシの旨味を極限まで引き出した逸品でした。

▼そしてこれがあのトルコハンバーグ、キョフテ!

これはもう何も言うことありませんね。
ハンバーグが大好物だという昭和30年前後生まれの編集者さんも大満足だったようです。付け合わせのトルコの炊き込みご飯ピラウとの相性も最高です。

▼そして、トルコといえばケバブですね!

▼メインディッシュのロールキャベツは、ここでないと食べられません。

ロールキャベツの発祥はトルコだそうで、 実はヨーグルトも本場はブルガリアではなくトルコだそうです。

アセナのロールキャベツは、ひき肉を使ったものと、お米を使った2種がありますが、この日は前者。トマトソースとの相性も抜群ですね♪

▼そして驚きの逸品がこちら。あん肝です!

トルコ料理にアレンジしたものではなく、あん肝そのもの。

でも、今まで食べたどのあん肝より美味しいあん肝でした。

まさに天才料理人レベントシェフの真骨頂と言えるコースでしたが、残念ながらこのご時世で夜の客は私たち2名だけ。

貸切をしながら、シェフと綾子さんと会話が出来たのが嬉しいのですが、まったく緊急事態宣言など罪なことをするものです。

編集者さんとは「コロナは人災」ということで話が落ち着きましたが、せっかくの素晴らしいご飯の記憶が汚れるので、文句はここまで。

綾子さん、シェフ、ご馳走さまでした。
落ち着いた時期、ツアーを組んで伺いますね!

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【Chef Ropiaコラボ!】天才料理人「アル・ケッチァーノ」奥田シェフを招いて、『究極のカルボナーラ』を作る!!

2021-01-28 09:47:01 | Weblog

【ゆで論】奥田政行シェフとの料理人対談

先日、アル・ケッチァーノの奥田政行シェフと、ロピアシェフの動画をご紹介したのですが、あらたに2本の動画がアップされていたのでご紹介いたします。

【Chef Ropiaコラボ!】
天才料理人「アル・ケッチァーノ」奥田シェフを招いて、
『究極のカルボナーラ』を作る!!

ここで注目したいのは、ロピアシェフが「天才料理人」という表現を使っていることです。

「天才」という言葉は、多様するとインフレを起こす言葉ですが、奥田シェフほど、まさにその表現が当てはまる人はいないでしょう。
それを知っていて、ロピアさんは、この表現を使っていると思うのですが、どこがどう天才なのかは、動画を見た上で、奥田シェフのお店で食べてもらえばよくわかると思います。

おかげさまで、奥田シェフの新著「ゆで論」は、¥5.670-(コロナゼロ)という価格にも関わらず、順調な売れ行きです。

アマゾンでは一時在庫切れになったようですが、現在は入荷した模様。

在庫切れの場合はこちらからお願い致します!

ドコデモ アルケッチァーノ

 

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またまた赤坂の名店発見〜溜池山王の「鳥酎」は鮮度抜群の焼き鳥屋さんです!

2021-01-26 08:57:40 | Weblog

▲焼きたての白モツは絶品のお味です。

三日前の日曜日。
晩御飯のおかずを求めて、雨の赤坂を散策しました。

自粛破りのお店が多い赤坂とはいえ、夜遅くまでやっているお店はさすがに多くありません。

お寿司が良いか、普通のお弁当が良いか、迷ったところ、数日前に友だちから「中学時代の友人がやってる、おいしい焼き鳥屋さんがある」と聞いたのを思い出し、行ってみることにしました。

現在は、ランチから夜8時までの通し営業。

店内を覗くと、昼間の3時頃なのにけっこうなお客さんがいるではありませんか!
なるほど、普段はなかなか入れないお店だというのも納得。

▼こちらお店には関係のない拙作、徳島に婿入りしたなまけ蛙くんです♪

この日は12時頃にお昼を食べたばかりだったので、テイクアウトをお願いしたのですが、社長の田中さん曰く。

「お食べになる時間は何時くらいですか?」

「7時半くらいですが」

「そしたら冷めてしまって、うち本来の味が楽しめません。お届けに上がるので時間おっしゃってください」

おおおお、食べる時間に合わせて持ってきてくれるとは、なんと有難い!

雨の中、持ってきていただいた焼き鳥、焼き豚、鳥南蛮、油淋鶏。いずれも絶品のお味でした。

皆様、今ならではという鳥酎のテイクアウトとデリバリー。ぜひお試しくださいませ♪

 

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奥田シェフ「ゆで論」〜あの料理人YouTuber、ロピアシェフとのコラボが実現致しました!

2021-01-25 08:21:13 | Weblog

▲こちらヤマガタ・サンダンデロで行われた、奥田シェフの「ゆで論」出版記念&誕生パーティーで出されたペスカトーレです。

昨日と一昨日はYouTubeで、奥田シェフと料理人YouTuberロピアシェフのコラボを視聴しました。

↓ こちらは奥田シェフが登場しない「ゆで論」解説バージョンです。
ロピアさんはさすが料理人で、濃密な「ゆで論」のさわりを、視聴者に正しく伝わるよう解説をしています。

パスタの【ゆで論】徹底解説!天才シェフの教え

ゆで論の内容を一通り理解しないと、あの解説はできませんね。本を購入した方は、この動画を一度見ることをお勧めします。

動画を見てから購入するのもアリですね♪

買ってから見るか、見てから買うか(ふろむ大昔の角川映画のキャッチコピー)♪

↓ ロピアさんが奥田シェフのパスタ作りを直に見る、コラボバージョンはこちら。
奥田シェフに対する、ロポアさんのリスペクトが伝わる素晴らしい動画ですね。

天才料理人【奥田政行】シェフ登場!白子と野沢菜のパスタ

実は、このコラボ…。

昨年の夏くらいに、「ゆで論」の版元の加藤社長に提案したことがありました。

私自身がロピアさんの動画ファンでしたので、奥田シェフがこの動画に出てくれたらいいなあ、なんて話をしたことがあるのです。

だから、このコラボが実現したというわけではないとは思いますが、願っていたことがかなうのは嬉しいこと。

皆さまにも、この動画を視聴して頂ければ嬉しいです。

おかげさまでアマゾンの「ゆで論」はソルドアウト中。
すぐに欲しい方がこちらからどうぞ!

ロピアさん、売り上げ貢献ありがとうございました!

ドコデモ アルケッチァーノ 

▼こちら奥田シェフの「ゆで論」出版記念&誕生パーティーのコースです。

 

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昨日は手前味噌の仕込みに励みました!

2021-01-24 07:05:26 | Weblog

昨日は昨年に引き続き義母を家に招き、手前味噌造りに励みました。
昨年はえらく手間がかかったので、玄米糀味噌セットを購入。4kgの味噌を仕込むことにしました。

先ずは大豆を一晩、水に浸し鍋で煮込みます。

昨年、大変だった大豆潰しは、靴も入れられる大型のジプロックに入れて指でプチプチ潰します。これは簡単で、しかも衛生的!

3回に分けて、同じジプロックで大豆を潰しました。

同時に味噌造りセットに入っていた玄米糀と北海道産元気塩をマゼマゼします♪

糀、塩、大豆をよく混ぜたら…

仕込み完了!

作業後はぜんざいとお煎餅で一服。半年後が楽しみです!

 

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面白かった、ザ・プロファイラー「フビライ・ハーン 世界帝国 日本に迫る」 〜怪物を倒したものは、自らが怪物になる。

2021-01-22 08:33:34 | Weblog

昨日は岡田准一さんがMCをするザ・プロファイラー「フビライ・ハーン 世界帝国 日本に迫る」を見ました。自分でびっくりしたのは、中国の歴史の中で「元」について何も知らなかったことでした

もっとも驚いたのが、南宋を攻める拠点に築いた大都という都が、現在の北京の前身だったということです。

それ以前も、秦の始皇帝が万里の長城を築く拠点にした北平という地だったのがはじまりとか。意外に歴史があったのですが、都としての歴史のはじまりは、なんとモンゴル人のフビライから始まったというのが、一番のびっくりでした。

前に北京に行った時、バカに万里の長城が近いなと思ったのですが、逆だったのですね。ここを拠点に万里の長城を築いたわけです。

漢民族から見て異民族だったフビライは、逆に万里の長城の防衛側にあった北平を「大都」として、ここを世界支配の拠点にしました。

もう一つ驚いたのが、モンゴル帝国の名称を漢字の「元」と定めたのが、フビライだったことです。フビライ自身は中国大陸を征服するために、チャイナ文化を学び傾倒していたのですね。

後に清朝の乾隆帝が同様にチャイナ文化を学び傾倒していましたが、中国大陸というのは不思議な地で、そこを征服した者はみなチャイナに同化されてしまう現象が起こります。

ニーチェの言葉に『怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬように気をつけるがいい。長い間、深淵をのぞきこんでいると、深淵もまた、君をのぞきこむ。』とありますが、まさに元や清が辿った道は、この通りだったと言えるでしょう。

わが国の先の大戦での敗退は、それを考えるとむしろ幸運だったかもしれませんね。

心配なのは、これからですが…。

 

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マスク鼻覆わぬ受験生は40代だった?〜ともあれコロナの克服は、恐怖心と思考の克服が肝要に思います。

2021-01-19 09:47:03 | Weblog

昨日書いた記事をSNSに上げたところ、受験生が暴れたとか、40代だったとかいった情報が入ってきて、もうカオス過ぎてなんだかわからなくなりました(苦笑)。

いちいち確認して報告するような話ではありませんが、いちおう訂正がてら。

ただ、SNSのコメントには、
「6回も注意されたら、ほかの受験生の集中力が落ちる」
「鼻を覆う支持はマニュアルにないようなので、このような受験生は、あらかじめ別室を用意し、そこに連れて試験を続けさせるべき」といったご意見がありました。

なるほど、どんなに変な受験生であっても、監督者の行き過ぎ、というのは間違っていないかな。

よく、「手段が目的に変わってしまう」と言います。

何かを改善させる、何かを作るために作ったルール(あるいはルールのようなもの)が、いつの間にか、それを遵守することが目的になってしまうことですが、それは今のコロナ禍にそのまま当てはまることであります。

マスクをしてない人を見ると怒り出す人や、出歩く若者を見ると苦言をたれる高齢者などが、まさしくそうですね。

私のまわりでも、そろそろコロナで入院した、陽性反応が出た、なんて方も見受けられるようになりました。かかると苦しいことは確かなようですが、どんな病気でもかかれば痛いし苦しいし、死ぬ危険があるものです。

はっきり言えることは、すみやかにコロナが世の中から消えることはありません。

コロナより恐ろしいのは、コロナの幻です。
それが経済を殺し、自殺者を増やします。

永井豪先生の「デビルマン」原作マンガのラスト。
デーモンたちが人間と合体し、化けて死ぬ特攻をはじめ、そのことに対する疑心暗鬼が、各国間で核戦争を起こす…という筋でした。

コロナの克服は、多くの人がそういった恐怖心を抱かなくなることだと思います。

「コロナ、怖くないぞ」と思う人が増えれば、意外にコロナは早く終息するのではないか…そんな風に私は思ってます。

あああ、「お前みたいな奴がいつから、コロナが広がるんだ」なんて言われそうですが(笑)、みなさまはどうお考えでしょう。

 

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共通テスト、マスクで鼻覆わず失格〜考えずに言われたことを真面目に実行する人たちの恐ろしさ

2021-01-18 09:06:18 | Weblog

共通テスト、マスクで鼻覆わず失格 6回注意

このニュース、聞いて開いた口がふさがらなかったのですが、マスク警察が監督官にまで登場したかという感想です。

これは「マスクルールをなぜ守れない?」というルールに固執するあまり、「なぜマスクをしなければならない?」という大元のことを忘れてしまう人の典型ですね。

ハンナアーレントではありませんが、考えずに言われたことを真面目に実行した人たちが、実はナチスでありました。
もちろん、マスク警察がナチスだと言ってしまうと、共産党が現政権をナチスになぞらえるみたいで、居心地がよくありません。
ただ、ナチスをはじめとするファシズムの本当の恐ろしさは、「言われたことを考えず忠実に実行する」ことに違いありません。

藤沢周平でしたか、司馬遼太郎でしたが、“生類憐れみの令”を出した徳川綱吉将軍を、「世を治めるより、罰則に注視した人」と評しています。

実際の綱吉公は、そうでもなかったというのが、最近の研究ですが、世の中には「ルールの是非より、罰則に固執する」人間というのが少なからずいることは確かです。

共通テストで失格とされた子は、6回の注意に従わなかったと言いますから、相当な頑固者か変わり者だったかもしれません。
しかしながら、6回の注意ということは、試験が相当に進んだ段階であったわけで、おそらくはまだ未成年の受験生に、一生がかかった試験にこの処置というのは如何なものでしょう。

マスクで鼻を覆わなかったからって、ほかの生徒にコロナが感染するかどうか、考えればわかりそうなものでしょうに。

深い事情はわかりませんが、私にはこの監督官。
参勤交代の前を横切った子供を、切り捨て御免してしまったような行為に思えますが如何でしょう。

 

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前の晩、中華だったのにまたお昼に移転した泰興楼本店のダーロー麺を頂いてしまいました!

2021-01-17 08:45:31 | Weblog
小暮満寿雄 Art Gallery

前の晩、中華を頂いたのに、またお昼に中華を食べてしまいました。

土井善晴先生も絶賛した、あの泰興楼本店のダーロー麺とジャンボ餃子です。

土曜にやってるかHPで確認して出かけたのですが、 見たら本店周辺は再開発をしていまして、「そんなバカな!」でした。

いや、待てよ。

よく見たら、HPに「移転しました」と書いてあるではありませんか。

気を取り直し、地図にならってその場所に行くと、ありましたありました♪
▼泰興楼の文字が「Tai Kou Rou」と記されていて、ちょっとわかりにくい。

▼ジャンボ餃子のオブジェが私たちを迎えてくれます。

新しい店舗は清潔そのもの。味はどうなってるかな〜♪

私の経験上、同じ系列のお店でも、清潔で新しい方が味は上だったりしますが、はたしてお味は…。

おおお、間違いない!
麺といい、スープといい、前より美味しくなってるぞ!

ダーロー麺、本当に美味しいダーロー・・・なんて、ウフッ♪

 

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昨日は明鏡止水の護道〜と行きたいところでしたが、銀座「南風楼」で密でない会食を致しました!

2021-01-16 07:48:47 | Weblog

▲トリッパ、鳥ささみ、ブリを使った前菜です。

昨日は明鏡止水の護道オンエアの続きがあったのですが、柔道仲間の会食が銀座であったのでリアルタイムで見られませんでした。

実家の弟に録画を頼んだので(実はわが家に録画機能がない)、後日そちらを記事にしますのでお楽しみに。

え?

今、外食は8時までだから11時15分のオンエアに間に合うだろうって?

もちろん南風楼はんは、きっちり時間守ってはりますけどな…そんな飲んだあと、11時過ぎまで起きとられるなんて、できるわけあらへんがな(ふろむ関西弁下手くそなニセ関西人)♪

話の中身はオフレコなので、美味しかったコースの紹介を致しましょう。
良い店なのにがら空きだったので、少しでも外食産業に貢献したいと思います。

▼こちらは熱々のフカヒレのスープ。分厚いシイタケやタケノコが入っていて、バランスが絶妙でした。中華蒸しパンと合わせていただきます。

▼2種類のエビを使ったエビチリ。バナメイと思しき大きなエビが絶品です。

▼揚げ春巻きはベトナム風。中華とベトナム料理のハイブリッド店なんですね♪

▼黄ニラと中華ハムの炒め物です。

▼メインディッシュは豚バラの野菜乗せ。

▼麻婆豆腐! 辛い! 旨い!

▼シメが蟹炒飯。ああ、馬勝った〜牛負けた♪

 

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2年ぶりに日枝神社のお焚き上げに松飾りをおさめて参りました。

2021-01-15 11:29:20 | Weblog

毎年、正月の十五日に行われる日枝神社のお焚き上げ、いわゆるどんど焼きに先ほど行ってまいりました。

表参道のエレベーターを見ると、今年はコロナの影響で人もまばら…と思いきや、意外に境内の中には人がいて、お焚き上げの様子を写真に収めている方が多かったです。

5年ぶりの日枝神社お焚き上げ!

2年ぶりのお焚き上げ、今年は普通は神社であずかってくれない松飾り(ヤニが出る為だそうです)を戻してきました。

2年前と違うのは外国人観光客が皆無だったこと。

お焚き上げには厄を焼き払う意味もあると思うのですが、早くコロナ騒動が落ち着いてほしいものですね。

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上野公園内にある「韻松亭」の花籠御膳・月は幸福度が高くなる美味しさでした!

2021-01-14 07:14:38 | Weblog

いつも行列が絶えない韻松亭(いんしょうてい)も、非常事態宣言の今はがら空きなようで…
がら空きだったトーハクの帰りに寄ってみることに。

先ずは昼のみ♪

花籠御膳の月を注文。

おおお、こ、これは!

悶絶の美味しさ!

満足したのに、ふまんじゅう(麩饅頭)・・・なんて、ウフッ♪

いかん、いかん、あまりの旨さに肝心の赤だしと豆ご飯を撮り忘れてしまったわい。

妻が飲み食いする様子を撮ってくれました。ふむふむ。

わあ、これ美味しいわあ♡

満足♪

あまりの美味しさに、晩のお弁当まで買ってしまいました。
また来ようっと♪

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トーハクは等伯だけじゃございません〜若冲、北斎、写楽も犇いておりました!

2021-01-12 09:08:05 | Weblog

「博物館に初もうで〜ウシにひかれてトーハクまいり」

白眉は何と言っても長谷川等伯の「松林図屏風」ですが、東京国立博物館の持ち物はそれだけではございません。

ご覧の通り、伊藤若冲の鶏を描いた屏風絵も実に見事なもの。

まるで玉子のような鶏です♪

いや、お見事でございます!

写楽もあるぞ!

北斎もある! まあ、この人は作品数が多いので、どこでもありますが(笑)。

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