小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

サントリー美術館で「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」を見に行きました〜ナニコレというだけあって、「何これ?」ですが、一見の価値ありです!

2022-09-27 15:58:29 | Weblog

昨日は久々の晴天の中、六本木の天祖神社をお参りした後、サントリー美術館で「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」を見に行きました。

▼近くにありながら、あまり足を運ばなかった天祖神社。

管理するのは東京ミッドタウンだそうです。

神社から外苑東通りに抜けられる参道にはカリンの木が。

「神様のレッスン」好評発売中

▲過去からやってくる「恐れ」、未来からやってくる「不安」。
そこから脱却する知恵がこの本には詰まっています▲

▼まず入り口からナニコレ。おのずと期待が高まります。

▼やあ! 天井点が唯我独尊!

▼原在正という画家の猫ちゃんです。

▼「星」というタイトルがついています。

▼ご存知上村松園先生!

▼後漢のものだそうですが、ナニコレ?

▼ここからは根付がならびます。

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阿佐ヶ谷神明宮は気の流れの良い素晴らしい神社でした〜阿佐ヶ谷のナポリピッツァLupi32のマストゥニコーラは絶品でした!

2022-09-25 10:52:07 | Weblog

一昨日は曇天の中、阿佐ヶ谷明神宮(あさがやしんめいぐう)にお参りに行きました。

ちょうど今、神社好きアイドルの対談を編集してまして(そういうお仕事も有難くお受けしています)、その中に阿佐ヶ谷明神宮の話があったのでお参りすることに致しました。何でも天照大神をお祀りし、お伊勢様の流れをくむ由緒正しいお社とのこと。

対談の内容からすれば、神社に行かなくても原稿は書けるのですが、行ったことのないお社だったので、良い機会だと思ってお参りすることに致しました。

▼先ずは腹ごしらえにLupi32(ルーピトレンタドゥエ)でピッツァを頂きます。

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さて阿佐ヶ谷には親戚がおりまして、家にはここ何十年も行っていないものの、伯父さんの葬儀や法事では何度か足を運びました。

阿佐ヶ谷神明宮は伯父の法事が行われた世尊院のすぐ隣にあったのでびっくり!
世尊院も室町時代に開山された真言密教お寺ですが、神社はそのはるか前にあったもの。

▼能楽堂もあります。

▼こちらは菅原道真公をお祀りしている社です。

▼いよいよ本殿にお参り。

▼菊の御紋が♪

▼神明造りのお社は平成に建てられたものだそうです。

おみくじを引いたところが大吉でした。

私の場合、大吉は必ずしも良くはないのですが、おみくじに書いてあった言葉が素晴らしかったので良かったです。

渦を巻く 谷の小川の丸木橋
渡る夕べの こゝち するかな

初めは危ない谷の小川の橋を渡るような心配事があるが驚き迷うことはありません
後には何も彼も平和に収まります 凡て小さい事も用心すればよろしい

いやいや、今の自分の状況に寄りそうようなおみくじのお言葉。
有難いですね〜♪

お参りのあとは阿佐ヶ谷散策。
パール通りなる長大なアーケードで見つけたカルディで、なぜか買い物をし…

▼駅前の飲み屋街を散策し、飲まずにコージーコーナーのWシュークリームを買って帰りました(笑)。

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今さらですが「シャーロック・ホームズ」シリーズに凝ってます(其の二)〜デビュー作『緋色の研究』には、まだ無名のホームズがいました。

2022-09-23 10:19:49 | Weblog

今さらですが「シャーロック・ホームズ」シリーズに凝ってます。

前回までのあらすじ。

CSでジェレミー・ブレット版ホームズと、カンバーバッチ版ホームズを続けて見ていたら原作が読みたくなり、何十年かぶりに読みはじめることにしました。

ホームズシリーズは小学生の時に、偕成社から出版されている児童版で親しみました。検索してみたら、まったく同じものがまだ販売されているのにびっくり!
人気があるようですね。

小学生の時「シャーロック・ホームズの冒険」という映画があり、ホームズがネス湖の恐竜の謎に挑む珍品でしたが、すっかりこれにハマり、自分でノベライズした絵本を描いた覚えがあります。
親は最初はほめてくれたものの、 勉強しないでそればかり描いているので叱られたことも。結局、それが今の仕事になってしまったのですが(笑)。

そんなわけで、シャーロック・ホームズ の記念すべきデビュー作「緋色の研究」を新潮社の延原謙先生の翻訳で読んだのですが、読んでびっくり!

そこには、まだ無名だったシャーロック・ホームズの姿があるではありませんか!
さながらロッキーの1作目に無名のスタローンがいることに例えられましょうか。

冒頭部分、アフガニスタンから帰還した軍医ワトソンが、ロンドンでたまたま戦友に会ったことで、「どこか良い下宿はないか」という話になることで、物語ははじまります。そこで紹介されたベーカー街221Bの同居人が、かのシャーロック・ホームズだったという展開なのです。

今でこそ、世界中で知らない人がいないホームズですが、そこにはまだ誰も知らない名探偵の姿が詳細に記されているのです。

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『緋色の研究』は開業医としてパッとしなかったコナン・ドイルが、余りある時間に書き上げた作品だったそうですが、どこの出版社からも突き返され、ようやく1社が出版してくれた作品だったとか。
晴れて出版できた『緋色の研究』ですが売れ行きは芳しくなく、 ドイルはホームズを書くことを諦めたそうです。

そんな時、米国の出版社が目をつけて依頼したのが『四つの署名』で、その後英国のストランド誌によって連載された短編集、『シャーロック・ホームズの冒険』で一気にブレイクしたんだとか。

続きはまた後日にでも。

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昭和の赤坂の写真〜現在はどこかな?

2022-09-21 11:36:52 | Weblog

▲昨日の続き。
現在、再開発真っ最中の赤坂サカス前の国際ツインビル跡に掲示されている、昔の赤坂の写真をアップします。
この写真は赤坂一ツ木通りの浄土寺手前ですね。現在は1階にビオセボンがある、レストランビルになってます。泰果園は同級生の子の一家がやっていたお店でした。

▼現在、この魚屋さんは一ツ木通りのアパホテルになっています。

▼奥に見える肉屋の「稲毛屋」の看板は一ツ木通り・赤坂不動尊の入り口になります。

私たちが小学生の時分の通学路で、口さがない子供たちは稲毛屋を「鼻毛屋」と呼んでいました。加えていうと、稲毛屋の前にゴミ収集場所が目の前にあって、漏れ出る臭い液体を「ゴミじる」と呼んでおりました。

▼田町通りにある月世界ビルの手前です。

月世界の名は、当時キャバレーとして人気だったゴールデン月世界によるものです。

▼コロンビア通りの坂道ですね。

コロンビア・レコードの看板が見えますね。現在は高級マンションになっています。
コロンビアの前にあった銅像は、子供たちの間で「動く」ことで有名でした(笑)♪

▼ギネスブックに「世界最大のキャバレー」として出たこともあるミカド。

「ホステス募集中」の文字が昭和ですね。現在はコリアンタウンになっています。

▼そして我が母校、旧赤坂小学校です。現在は国際医療福祉大学になっています。

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氷川祭りは台風の中でしたが、無事終了〜昭和の赤坂の写真を堪能しましたが、氷川公園のタコがこんなに記憶と違っていた!

2022-09-20 10:19:06 | Weblog

台風の中、3年ぶりの氷川祭りが開催されました。

雨の中の開催は大変だったようですが、それでも前半は晴れの日があったようで、まだ人も集まっていない昼間に、ちょことだけ氷川様にお参りに行きました。

本殿にご挨拶したあと、赤坂見附方面に野暮用で出かけると、今再開発真っ最中の赤坂サカス前の国際ツインビル跡に何と、昔の赤坂の写真はあるではありませんか。

懐かしくなって、ついパチリ!

▼こちらが昭和40年代くらいの一ツ木通り。今より活気があるなあ…。

▼懐かしの日本民酒党。ここで焼きとりと安酒をいただいたものです。

▼こちらは現在の赤坂2丁目氷川公園のタコ。記憶と違うのにびっくりでした!

▼こちらは氷川公園のタコを記憶で描いた「ウランバーナの薬師」です。
だいぶい違いますね。

▼拙著「神様のレッスン」にもこのタコが登場します。

続きはまた後日!

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柔道先輩「西島大次郎 献花式・お別れの会」昨日、滞りなく行われました。

2022-09-19 09:17:54 | Weblog

昨日は柔道・火曜会の最長老だった西島大次郎氏の「献花式・お別れの会」が、神保町の学士会館にて行われました。

年長者だったので、皆から「大老」と呼ばれ、本人もその呼び名を気に入っていたのか、自らも“大老”と言って受け入れていました。

一級建築士で黒川紀章先生の一番弟子で、15年前、黒川先生が都知事選に出馬した時に尽力をつくしました。

台風が来ていることもありドタキャンなどが心配されましたが、最終的に総勢44名が集まり、故人を偲ぶことができて良かったです。

賑やかなことが好きだった故人のため、しめっぽくならない賑やかな会にしたいとのことでしたが、はじまりはどうしてもしめやかにスタートです。
BGMも映画プラトーンで有名なバーバーのアダージョ(笑)。

でも、そのうちお酒が入ってくると結構な賑やかさになり、久しぶりに集まった人たちで会話も弾んできました。

満席状態の写真を撮らなかったのは残念ですが、良い会になりました。

勝手に故人も喜んでいるだろうと思った次第。

西島大老、きっと成仏できたことでしょう。

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2週間前の猛暑の中の国立競技場散歩〜いわゆる心霊スポットに足を踏み入れなくて良かった件。

2022-09-14 15:59:52 | Weblog

2週間ほど前でしたか…猛暑の中の日曜日に夏の終わりを楽しもうと、国立競技場まで歩いて行きました。隈研吾設計による国立競技場は至って普通。思ったほど木材は使われていませんでしたが、あの規模の建物すべてに木材となると、それも仕方ないこと。

5階まで上がって新宿方面を一望したあと、正面入り口と思しきところに出たところ、なぜか警備の女性に声をかけられました。

「ここ、有名な心霊スポットなんだそうですよ」

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えええええ?
警備の人がなんでそんなことを言ってくるの?

「ここの下は千駄ヶ谷トンネルといって、最初のオリンピックの時に墓地の下に無理やりトンネルを作ってしまったところだったんだそうですよ。私もここに来て初めて聞いたのですが」

時間は猛暑の2時半頃で、ユーレイなど出そうもない時間でしたので、私はエレベータ前にいた妻に「この辺、心霊スポットなんだったって」と能天気に言いました。

どのあたりか見てみようかと階段を降りてみたところ、それらしきトンネルに二人ともイヤな気配を感じて引き返しました。

ちょうどその時、妻が立っていたエレベーターはそのトンネルの真下まで行くようになっていて、聞いたら私を驚かそうと、そのエレベーターに乗ろうとしてたそうです。

おいおい、ホントにいなくなったら大変だろ!…て、そんなことはなかったと思いますが、警備の女性がその話をしてくれたのは良かったです。

「ここに怖いものがある」とサインがあるのに、そこに近づいてしまうのは利口なことではありません。私たちはコースを変え、別の外苑前の道を通ってお家に戻りました。

あのまま、千駄ヶ谷トンネル方面を歩いていたら、どうなっていたか。
多分、何もなかったとは思いますが、楽しい気持ちにはならなかったと思います。

そういえば、ちょうど12年前に箱根の浅間山で似た体験をしたことを思い出しましました。

箱根の魔物 実は己の心かな

あの時のブログには書かなかったけど、実は私…あの時絵に描いた「箱根湯本」の方向に行こうと、一瞬考えてしまったんだよね。

時々、このことを思い出し、あの時変な道に行かなくて良かったと思うのですが、この時もそうだったかもしれません。
なんて、とりとめのない話になりましたが、この歳になって「近づいてはいけないもの」がなんとなくわかるようになった気がします。

 

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“アチャールくんカレンダー2023”〜今年のテーマは「歌枕」です!…ま、基本コンセプトは今年と同じ「旅」なんですが。

2022-09-10 12:04:57 | Weblog

▲“アチャールくんカレンダー2023”、来年のテーマは「丸い不思議な生き物」として絶賛制作中として描いていたこの絵ですが、なんかノリがイマイチでした。
そこに追い打ちをかけるような妻の一言。

「売れる?」

3枚下書きまで描きましたが、破棄しました。

今年のコンセプトも昨年同様、テーマは「旅」です。
そこにもう一捻り、サントリー美術館で開催されていた「歌枕」展にちなみ 、文字通り「歌枕」としました。

『神様のレッスン』と『発達障害、治った自慢大会!』ペアでどうぞ。

歌枕、本来の意味は「古来、和歌に読み継がれてきた日本の名所、心の風景」のことを言うのですが、今回は「古来より人を惹きつけてきた、世界の名所、心の風景」がテーマです。

和歌の要素は今のところありませんが、もしかしたら下手くそな自詠の歌を小さく入れるかもしれません。

歌枕ですので、行ったことのない場所も描くかもしれません。
広重も行ったことのない場所を東海道五十三次に描いたことだしね。

飾られて見る人が幸せになるカレンダーにしたいと思います。
お楽しみに!

 

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今さらですが「シャーロック・ホームズ」シリーズに凝ってます。

2022-09-08 11:19:15 | Weblog

わが家では夕飯時にBS、CS、YouTubeなどを見るのが常になっていますが、そうすると流行とあまり関係ないものを見る機会が増えてきます。

CSでは月曜にマッサンの再放送を一挙2時間オンエアしてますし、孤独のグルメなどはYouTubeにも「公式」と銘打って放送してたりします。

その中で、最近楽しみにしているのが、ミステリーチャンネルでオンエアされている、カンバーバッチによるシャーロックの現代劇と、オリジナルに忠実なジェレミー・ブレットのホームズです。

『神様のレッスン』と『発達障害、治った自慢大会!』ペアでどうぞ。

どちらも原作に対するリスペクトが素晴らしいのですが、特にジェレミー・ブレットのホームズはまさに決定版ですね。

もう40年近く前に作られたドラマですが、これを凌ぐシャーロック・ホームズはないでしょう。

そんなわけで何十年ぶりかに原作を読みはじめたのですが、ジェレミー・ブレット版の原作に忠実なことにびっくりしました。
一行一行の言葉を忠実に映像化していて、そのことでいかにホームズの原作がプロット的にしっかり書かれているかを再認識しました。

ただ、19世紀後半に書かれた作品ですので、科学的には正しくないものもあったり、ホームズがコカイン中毒だったりするのは、ちょっとびっくりかな(笑)。

そういえば、最近「耳をすませば」のオンエアで、自転車の二人乗りやノーヘル、個人情報の扱いに批判が集まったそうですが、野暮は言うなよって感じかな(私はこの作品見てないけど)。

ジェレミー・ブレット版の原作にない創作として、赤毛組合の犯人が捕まる場面で、黒幕がモリアティー教授だとほのめかす場面がありますが、ここはモリアティー人気による“盛り”でしょうか。

続きはまた後日。

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ルードヴィッヒ美術館展に行ってきました。壮大なコレクションは一見の価値あり〜デートコースにオススメです!

2022-09-06 10:35:14 | Weblog

久しぶりのブログアップです。
先週の土曜日、六本木の新国立美術館で開催中の「ルードヴィッヒ美術館展」に行ってきました。

この美術館、私はこの展覧会で初めて名前を聞きましたが、20世紀になってから、ケルン市民有志のコレクターによって出来たミュージアムらしいですね。
20世紀のドイツは戦争があって東西に分断され、さらにそれが統一された経緯があります。

それだけにコレクションはなかなかアグレッシブ。
私にとってはドイツ表現主義やロシア・アバンギャルドなどは苦手な分野で、正直よくわからない作品が多いのですが、ルードヴィッヒ美術館のコレクションは凄いと感じました。

それにしても20世紀のアートは過激で破壊的です。
キュビズムの代表としてピカソやブラックの作品が並べられていましたが、穏やかなブラックに対してピカソは攻撃的です。

『神様のレッスン』と『発達障害、治った自慢大会!』ペアでどうぞ。


いや、まさにピカソの生涯と同様、破壊神!
つきあった女性、結婚した女性たちの人生を壊してきたピカソですが、それと同様にここまで芸術を破壊した画家というのは、ピカソをおいてほかにありません。
上のパンフ右上の作品『アーティチョークを持つ女』、本物のぶっ壊れ方…本当にすごいですが、いやはや歳を重ねるごとに苦手になってきたな。

そんなピカソコレクションですが、その中で展示されてあった陶芸はほっとする作品でした。ピカソにとって絵画は戦いであり、陶芸は癒しであったのかもしれません。

ピカソの代表作「ゲルニカ」は戦争をモチーフにした作品ですが、20世紀というのはある意味戦争の世紀であり、おそらくはそれによって人類史上最も人が多く亡くなった時代です。

ルードヴィッヒ美術館は創立の背景が、まさに戦争の時代。
そんなこともあって、コレクションの多くにそんな時代背景が漂います。

戦争の時代の展示を過ぎ、アンディ・ウォーホルのポップアートや、ボイスの弟子たちによるモダンアートのコーナーになると、ぐっと明るさを増してきます。

ふと周りのギャラリーを見渡すと、若いカップルが多いですね。

そう…ある意味、モダンアートというのは格好良さが信条です。
モダンアートは意味を色々求めて考えるより、それを見ることによって自分がアーチストになった気持ちになることが肝心です。

ルードヴィッヒ美術館展を見て、アーチストの気持ちになったあとは東京ミッドタウンでウインドウショッピングをするもよし、どこか洒落たカフェで食事をするのも良し。

この展覧会、デートコースにはまさにオススメです。
本展は今月26日まで。ひとつお出かけしてみては如何でしょう。

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柔道仲間、最長老の西島大老「お別れの会」の下見をした後、神保町で故人を偲びながら一杯やりました。

2022-09-01 09:39:27 | Weblog

昨日は柔道仲間の最長老だった西島大老こと西島大次郎氏の「お別れ会」の下見に神保町に行きました。

柔道仲間、最長老の大老が逝去しました〜
稽古場だった東京海洋大学からお台場の海を見てまいりました。

この世に突然お別れを告げた西島大老ですが、どうやら突然ポックリ逝ってしまったようで、この人らしいこの世に未練のないお別れでした。

ご本人はお酒も飲めないのに賑やかなことが好きで、柔道仲間の酔っ払い話をウーロン茶飲みながら聞いていました。遺影にはウーロン茶を備えるよう、会場の担当者さんにお願いしました。

『神様のレッスン』と『発達障害、治った自慢大会!』ペアでどうぞ。

打ち合わせは30分ほどで済み、神保町の魚金で一杯。故人を肴に生前のことを話しました。

「大老、いまこの話聞いてるよ」

そう言うと、本当に故人がいるような気になるのが不思議です。
西島大老が喜ぶよう楽しく一杯♪

帰ったら妻に「魚と揚げ物のにおいがする」と言われました。
ななな、なんでわかるんだ(笑)!

 

 

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