小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

自閉っ子における「モンダイな想像力」

2007-06-28 23:37:06 | Weblog
昨日は花風社さんの招待で、六本木のベトナム料理「チュングエン・コーヒー」へ行く。先々週、嫁と行ったばかりだが、ここが美味しいですよと、花風社の社長さんに勧めたらホントにそこで決まった次第。
ニキ・リンコさんの新作、「自閉っ子におけるモンダイな想像力」の打ち上げ。いつもの通り、私がマンガとイラストを担当させてもらったのだが、今回のはニキさんの著書でも渾身の作とあって、マンガにも力が入る。自閉っ子がどんな発想でモノを考えるのかが如実に記されており、これは必読!
「インドのアチャールくん」同様・・・みなさま、よろしくお願いします!
肝心の著者、ニキ・リンコさんは関西在住なので不在だが、私と花風社の社長夫妻、デザイナー、印刷会社の営業さんなど、7人の大所帯。いや飲むわ食べるわで、久々に記憶が飛んでしまった。イビキと寝相に加え、汗がひどかったと、嫁にはさんざん叱られてしまった。嗚呼、ご免なさい!
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ノー残業デイ?

2007-06-27 11:02:08 | Weblog
朝のNHKのおはよう日本で、企業が「ノー残業デイ」の実施を推進しているというニュースをやっていましたが・・・私の意見を言わせてもらえば、そんなのは本質的に「ゆとり教育」と変わらないと思います。どこの世の中に社員に「働くな」という会社があるのでしょう。
人を雇っていない(雇えない)自営業、画家、著述家という不安定きわまりない立場で言わせてもらうと、「ノー残業デイ」は机上の空論に思えます。残業しない方が効率良く働けるとは、事務方の発想で、営業や開発の人はそうはいきません。そんな仕事ばかりじゃないですよ。
欧米では”仕事で残っているのは能力が低い”なんて言うそうですが、それはウソか驕りではないでしょうか。それに、そういう人に「早く仕事を済ませるコツは?」と尋ねると、「下の人間に任せる」という答えが返ってくるので、あまり参考になりません。
残業しないで仕事を終らせるためには、それなりの努力や余計な時間が必要なわけで、特に若い新入社員はなおさらでしょう。いい加減なところで仕事を終えて、「オレは仕事が早い」なんて思う若者が増えたらどうするんでしょう。まあ無意味な残業もありますから、ひとくくりで言えませんが、「ノー残業デイ」なんて口当たりの良い言葉で、せっかく上向いてきた日本経済を台無しにしないで欲しいと思います。
慢心と嫉妬は人を焼き尽くす炎と思いますが、「ノー残業デイ」など慢心を助長させるものに違いありません。
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トマトとニンニク、シラスのピッツァ

2007-06-24 10:07:43 | Weblog
「みなしご王子・インドのアチャールくん」は昨日からの発売だが、まだ本屋には行っていない。今日、母の展覧会を観に上野まで行く予定なんで、どこか行ってくるかな。
昨日は原稿を終らせたあと、いつも行く白金の美容院N’s Hairに行く。白金というと、最近はセレブが集まる街・・・とかいうが、ここの商店街はいつも演歌が流れており、その日は「軍艦マーチ」風の昔、パチンコ屋で流れていたような行進曲が聴こえてくる。きっと町会長の趣味なんだろうが、意外にベタな町である。
無類のワイン好きの店員が、これでもかと言わんばかりにワインの蘊蓄を語るのだが、なかなかよく勉強していて面白い。確かに、ヘアカットに直接関わることではないが、文字通り英語ではビューティシャン。美に関わる職業が、食べるものに興味がないのはNGだと思う。
「のだめ」の最新刊でも、食い物に興味を示さない中国人ピアニストが、フランス人の先生に「あなた、フランスに何しに来たの?」という場面がある。もちろん音楽の勉強に来たわけなんだが、それだけではいけないということですね。
もっとも、店主の先生は(困ったなあ)という顔をしていたが・・・ある意味で認めているのだろう。私を含めお客さんもいやがっているわけでないので、好きにさせているようだ。話題も腕のうちだしね。
そのあと、美容院でタバコをプカプカ吸いまくり、サントリーの白ミズ(目の錯覚か?)を飲む無頼漢が入店したが、意外に彼らが上手くさばいていた。まあ、人間の役割は色々だ。腹が立つというよりは、びっくりして見ていたのだが・・・
美容院でピッツァの話が出たので、帰りは外苑のシュエシュエでピッツァを食べる。トマトとニンニク、シラスのピッツァで、モッツアレラチーズは乗っていない。丁度マリナーラの海鮮風味といった感じで、なかなか旨い。何でも基本がしっかりしてると、バリエーションが変わっても美味しいもの。今度また来ようっと。
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みなしご王子・インドのアチャールくん

2007-06-18 17:50:44 | Weblog
みなしご王子・インドのアチャールくん、出来上がりました。良い出来です! 大きく読みやすく、ボリュームもアップ! お値段も1,100円とお求めやすくなりました。
みなさま! 余計なことは言いません。損はさせません、ぜひ買ってください!
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六本木チュングエンコーヒー

2007-06-17 14:23:21 | Weblog
昨日は久々に六本木のベトナム料理店・チュングエンコーヒーに行く。先週は外食が多かったわりに、付合いの関係で和民のようなチェーン店ばかりだったせいもあって、いや美味いかったこと!
写真のメニューは、ロータス・コースという一人2800円のコースメニュー。
青パパイアとエビのサラダ、揚げ春巻き、米粉のシューマイ風巻物、ベトナム風焼きそば、レモングラス風味鶏の唐揚げ、フォー、ココナッツミルクのアイスクリーム、ベトナムコーヒーという、豪華なメニュー。味もホーチーミン出身のシェフが作った本格派で言うことなし。
久々に外食に満足した次第でした♪
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看板に偽りなし、のはずです

2007-06-16 09:12:49 | Weblog
写真は虎ノ門の愛宕通りにある「スマトラカレー」の看板。入ったことはないし、あまり入る気もしないが、この顔・・・ハンカチ王子の斉藤投手にちょっと似てたのでアップしました。
昨日はこの近くのチムニーという居酒屋で読書会。お世辞にも旨い店とは言えないが、知りあいの知りあいという義理がある。まあ、そこそこ安い。また読書討論会なので、あまり美味しいと身が入らないというわけなのだろう。これは以前、勤めていたジーイー企画センターの社長が企画したもので、交代で1冊の本を取りあげて、色々論じる会なのだ。昨日のテーマは私の推薦本で、塩野七生・著「ローマは一日にしてならず」。言わずと知れた、大作「ローマ人の物語」の1巻目だ。実は3巻目「勝者の混迷」の途中まで読んでいて、長いこと放置していたので、この機会にもう一度読み直そうと思って取り上げた次第。あらためて読めば、今さらながら天下の名著! 読まぬのは勿体ない話だ。
最近は嫁が横山光輝の「三国志」を全巻買ってきたこともあって、何やら歴史づいている。ここんとこ「インドのアチャールくん」にかまけていて、本を読む暇もなかったが・・・本を出すのに、本も読む時間がないとは、文字通り本末転倒。時間のある時は読書三昧したいものである。
ところで、アチャールくんのタイトルにもつけられている「みなしご王子」だが・・・”みなしご”は編集担当の女性のアイデアで、実は”王子”は私の提案である。便乗する気がないと言えば嘘になるが、実際に本の中には、アチャールくんが王子さまの格好をする場面がある。それにアチャールくんは気位が高いのだ。読んでいただければ、看板に偽りなしというのが、ご理解いただけると思います。月曜には見本が出来上がる。早速アップいたしますね!

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レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知

2007-06-12 14:35:50 | Weblog
今日は午前中に上野の国立博物館に、「レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知」を見に行く。案の定、凄い人出だったのだが、やはりその価値は十分以上。何度かフィレンツェで見たことはあるのだが、なにしろ最後に見たのが20年近く前の話なので、何やら初めてみるような感じさえした。
若い頃はレオナルドを見ても生意気だっただけなのか「こんなものか」と思ったものだが、年齢を重ねるごとに、その偉大さを実感する。万能の天才と呼ばれたのは必然性で、科学と美術はレオナルドの中で一体だったことも、よりわかるようになってきた。
たっぷり3時間、見るのに費やしたが充実した3時間だった。
帰りはアメ横の出店で500円のマグロ丼。これから仕事にまた専念しないとね。
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久々の更新です

2007-06-11 10:44:24 | Weblog
6月はじめての更新。いや~サボりまくってしまいました。
「インドのアチャールくん」は先週の金曜、ようやく脱稿いたしました。すでに校正が出始めてきていますが、ほぼ私の手ははなれました。今回は判型が大きくなるのに伴い、新作エピソードがカラーで8ページ。改編差替えが4ページ。1コママンガの追加が2ページ。コラムなどの追加&改編が10本以上。それにカバー周りなどのイラストなどが加わったことで、別の本のような印象になると思います。
スケジュール的にはキツかったけど、一気にやってしまったことで、かえって良い結果が出るのではないかと思っています。
「出来ないと言わない」ようにはしていますが、今回はそれが出来たと思ってます。まあ、いつもそう上手く出来るとは限りませんが、結果を残せればと思います。
写真は土日に行ってきた美ケ原高原の近くにある八島湿原。気分が変わって良かったですが、やはり疲労困憊で・・・帰ってから大イビキをかいて嫁に叱られてしまいました。どーも、スミマセン!
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