小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

朝倉めぐみの「透析しながら食道楽」

2010-08-31 04:51:37 | Weblog
以前、このブログでも紹介した大学時代の友人で、
今は同じ町内に住む朝倉めぐみさん初のエッセイが飛鳥新社より上梓されました。

その名も「何を食べても大丈夫 透析しながら食道楽」。
先に申しあげたように、朝倉さんは10年ほど前に過労がたたり腎臓が原因で入院。
現在は週に3~4回の割合で透析を受けながら、イラストの仕事を続けています。

本書はその彼女の闘病記・・・と思いきや、意外や意外。
闘病の話は最初の方だけで、あとは食に関するグルメエッセイになっています。
これが実に美味しそう!

自称”食いしん病”。
自他とも認める食い意地のカタマリだった彼女が腎臓を患い、
厳しい食事制限を強いられるようになったのですが、
一病息災で、次第にそれなりに食事を楽しむことができるようになった、
透析患者の快適ライフが、ここには描かれています。

彼女独特の洒脱なイラストで描かれたレシピも満載。
見ればまったく病人食ではなく、健康的で美味しそうなメニューでいっぱいです。
マッシュルーム・ステーキやリンゴのポタージュスープなどは、
私も実際にごちそうになったことがありましけど、
フツーの生活をする人にもオススメの逸品でした。

明日、9月1日からは夫の中里研さんと鎌倉の夢松洞で二人展も開催されます。
9月1日(水)~12日(日)で、11:00~18:00まで(6、7日は休廊)。
鎌倉駅近くのおんめさま裏の画廊です。
お時間のある方はぜひお立ちよりのほどを。


さて、こちらは銀座のヤマガタ・サンダンデロに飾る長い風景画が1枚増え、
昨日は猛暑の中、パネルにする木材を買いに、
家内の実家近くのホームセンター、スーパーバリュー大泉店に行きました。
もちろん義母も同伴で、ご機嫌伺いも兼ねての買い物。
台湾行きで機嫌を良くしてる義母には、昼に回転寿司「銚子丸」でごちそうに。
暑さで昨日はぐったりでした。
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熱中症寸前になりました

2010-08-30 06:29:34 | Weblog
昨日、日曜は海洋大学の道場に集まって猛暑の中の稽古。
それにしても、あんなに暑かったのははじめてです。

稽古のメニューは慎重に休みながらの準備運動。
それでも汗が間断なくポタポタ垂れてきます。
師範格の友達がドン・キホーテで買った1袋98円の氷と
ポカリスエットの2リットル入りペットボトルが瞬く間に無くなっていきます。

前の日、高校時代の同窓会でやや深酒
(と言っても10時半には帰宅)をしたこともあってか、
何だか気分が良くないぞ。

いつもは飛ばして稽古をしたがる友達も
「今日はあまり身を入れずやろう」と後ろ向きな・・・
いや、慎重な態度です。
ケガがこわいので、もう乱取りはやらず、もっぱら型の稽古のみ。

それでも3時間ほどを過ぎた時、私の顔を見た別の友人が
「おい、顏が真っ赤だぞ。
 それ熱中症直前だから気をつけろ」
と指摘され、すぐさま頭から水をかぶり、氷を首筋にあてます。

20代の後半に、4月5月のインドの猛暑で倒れそうになったことがありますが、
あれも熱中症寸前だったのですね。
幸い、だましだまし続けながら稽古は終了。
英語でいうexhaustedの状態でした。

稽古後は北品川の天神湯で汗を流して一杯。
稽古後のビールは旨い、と言いたいところでしたが、
疲れすぎてあんまり飲めませんでした。

そんなに大した稽古をしたわけじゃないけど、
暑いというのは想像以上におそろしいものです。
猛暑はまだまだ続きそう。
みなさまも暑さ中、無理はなさらぬよう。

画像は拙作「こんにちは、Solくん」です。
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死刑はかわいそうだから止めましょう?

2010-08-28 07:48:51 | Weblog
死刑執行の刑場、報道陣に公開

うーん。
死刑はかわいそうだ、残酷だからやめましょうって話ですか。
死刑になる人が何をしたのか、考えるとそれはね~。

今日の東京新聞に死刑についての記事が載っていて、
死刑廃止論派が「どんなことがあっても人は殺さない、という選択を望んでいる」
なんてことが書いてありました。
でも、それって「どんな犠牲を払っても人は殺さない」という
一種の原理主義じゃないかな。
いや、へ理屈じゃなく。
そーゆー意味だもん、「どんなことがあっても」というのは。


死刑廃止論でも、ゆとりでも、友愛でもそうだけど、
左翼系の市民活動の人というのは、あらゆるものを下に合わせる傾向があります。
「かわいそうな人はどうするの」
「弱いものを救わなくてどうするの」

そのこと自体は人として大切なことではあるんだけど、
”弱い立場の人の能力”を上げる手助けをしないことが問題です。

じゃあ、何をやるかと言えば、
かけっこで手をつないで、みんな平等にゴールインさせるわけで、
これは何の救済にもならぬばかりか、かえって子供の成長を阻害するわけです。
(足が早い以外に取り柄のない子はどーなるんだって)。

教育は能力や人格を高めるのがつとめ。
経済はもうけてキチンと暮らせることがつとめ。
政治はそのために税金を効率良く集め、
世の役に立つよう分配するのがつとめ。
なのに、いちばん下に合わせてどうするのかな~?


写真は赤坂のトルコ料理アセナのランチで、鶏肉の夏野菜ソテー。
以前はトルコ料理が中華とフレンチと並んで世界三大料理なんて、いったい何を根拠に・・・
なんて思ってましたが、ここの料理を食べ、少しだけ考えが変わった次第です。
まあ、これは三大料理云々よりも、ここのシェフの個人的な才能によるものでしょうが、
絶妙に良いお味です。
9月11日(土)には赤坂おやつ三昧ランチブログのオフ会もあります。
楽しみです。
ぜひふるってご参加のほどを。
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小沢首相、是か非か・・・よくわからん!

2010-08-27 06:34:09 | Weblog
小沢さん、党首戦に立候補・・・。
意外や意外だったな。
民主党関係の人も出ないだろうと言っていたし。

友愛をうたうお坊ちゃま首相や、君が代を歌おうとしない左まき首相よりは、
金権剛腕首相の方がマシかもしれませんが、この件に関してはよくわかりません。

選挙に強いということは、今の(その場の)難局を乗り切る力があるのかもしれませんが、
今までの小沢さんは、作ってはぶっこわすやり方を続けてますから、
この人が総理になったら、日本そのものをぶっこわしてしまうかもしれません。
またスキャンダルやら金の話がボロボロ出てきそうだしね。

管さんに期待して、やらしてみてもいいだろうと思った国民は見事に裏切られました。
小沢さんにやらしてみては・・・というのは、あまりにも危険な気もしますが、
「毒をもって毒を制す」なんて言葉もある。
この世の中、小沢さんみたいな強烈な毒を薬となるか?
どなたか、この件に関してご意見ありましたら、ぜひ耳を傾けてみたいと思います。


画像は拙作「九份幻想」。
台北近郊の町、九份(きゅうふん)をモデルに描いた2008年の作品です。

昨日はDVDで遅まきながら海角7号を見てしまいましたが、いい映画でした。
これから行くはずの台湾が、なぜかなつかしく感じてしまいました。
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水戸黄門ご一行、台湾をゆく

2010-08-25 06:28:56 | Weblog
2週間ほど前のこと。
家内の休暇に合わせて9月下旬、台湾に行くことを決めチケットを取りました。
台湾は2人とも行ったことはありますが、揃って行くのは初めてでしたが、
この際ということで、家内の提案で義母を誘いました。

今まで何度か誘ってはいるのですが、
「いない間のお義父さんのご飯をどうするか」などなどの理由で、
今まで行かずじまい。
でも今回はお義母さん・・・真剣に考えた末、
「行く」という返事でした。

ううむ・・・嫁と義母との三人旅かあ。
チケットも追加1人分取れたし、たまに義理の母に親孝行も良かろうと、
実母にその話をしたところ、
「私も行こうか?」と切り出されました。

「え?」
・・・と、中途半端な返事する私に
「あたしは何度も台湾行ってるから、どっちでもいいのよ。
 でも三人旅は独り乞食って言うじゃない。
 3人の旅行は数が良くないの」と母。

私はといえばモゴモゴと中途半端な返事をして
(ホントは本気なのわかってましたが)、
1週間以上、チケットを取らずに放置したところ、
待ち切れず電話がかかってきた挙げ句、
こちらがが何もしなかったことで低気圧に突入。

考えてみれば、そりゃそうです。
義理の母を台湾に誘って、実の母を誘わないなんて、気持ちいいわけがない。
去年、母とは「飛鳥2」のクルーズで2週間一緒に旅行したから
別に構わんだろうと勝手に思っていたのですが、そーゆーもんじゃないんだよね~。
今回は嫁も一緒だから少し事情が違いますし・・・。
ううう。

幸い同日の往復チケットは残りがあり、
昨日、休暇をとっていた家内と一緒に実家に訪れたところ、
どこがどうなったのか弟も一緒に、という話に発展。

おおおお、水戸黄門御一行じゃないけど、
どんどん人数が増えていくではないか!
チケットは最後の1枚があって、無事にゲット。
代理店の担当者は笑ってましたな。

というわけで、総勢5人の大所帯で台湾に向うことになりました。
家内には「みんなをしっかりまとめなさい」と言われましたが、
そんなこと出来るワケないだろう~!
(義父は別に体がわるいワケではありませんが、
 出不精な人なので、最初から数に入ってません)。


写真は台北は中山駅近くの屋台です。
それはそれで屋台で食べるのは楽しみだな。
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もいっちょう!

2010-08-24 08:16:52 | Weblog
進行の遅くなってる2点ですが、これもアップします。
上の絵は明るくしないといけんし、
下の絵はまるっきり遅れちょりますきに。

この暑さはさすがに堪えますけんのう。
(どこの言葉だっちゅーの)。
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風景、出来上がってきました

2010-08-23 08:31:02 | Weblog
山形の風景、5幅のうちの3つです。

まだクライアントさんに見せてないけど、あえてぶろぐアップしました。
これから内装に合うよう調整していきます。
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蚊も出ない今年の猛暑

2010-08-22 07:05:43 | Weblog
うわ~!
まだ、朝の7時だというのに朝から強い日差しが差し込んで
今日も暑くなりそうです。

そういえば昨日、ジム友たちと話が出たけど、今年はあまり蚊がいない?
うっかり網戸を開けておいたことが何度かあるけど、
例年なら蚊が大量になだれ込んでくるけど、今年はそんなことがありません。
(暑さの好きなセミくんはミンミン元気に啼いておりますが
 そのかわり、東京では今ごろから啼き出すツクツクボウシが、まだあまり聞きません
 これも陽気のせいでしょうね)。

蚊のように体の割に表面積の大きい虫は、意外に暑さに弱いのかも。
そういえば、インドでも4月5月・・・40度を超える酷暑期は、
虫がみんな死んでしまうため、蚊もあまり出てくることはありません。
汗も毛穴から蒸発してしまう暑さの下で、虫もじっとガマン。
そのかわり6月からはじまる雨期では、
どこにいたかというくらい大量に湧いてきます。

・・・てことは、暑さのゆるむこれからいっぱい蚊が出てくるってこと?


写真は鹿児島と書いている旗がありますが、麻布十番祭りの入り口です。
今年は手前のスーパーで買い物をしただけ。
人が多くて入る気になりませんし、年々来る人のマナーがわるくなるのは困ったもの。
自転車を倒してそのまま行ってしまう人(放置自転車だったりする?)
スーパーの中にゴミを置き去りにする人など、うーん。

あ@花さんが言ってましたけど、十番祭りはのりピー夫と雰囲気の似てる顏が多いですが、
なんか同じタイプの人が寄ってくるんでしょうか。
プールでは近所に住む女性が、こぼしておりました。

話は変わりますが、沖縄のみなさん。
興南、春夏連覇おめでとうございます!
なんか、すごい騒ぎみたいですね。
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総員玉砕せよ!

2010-08-21 07:22:29 | Weblog
昨日、ゲゲゲの女房を見ていたら「総員玉砕せよ!」という
戦場の場面が出てきました。

生きていれば世のためになる若者をあたら戦場に散らせてしまう
玉砕とは下策のきわみに違いありません。
その中で生き残った水木しげるという人は、
この世界で大輪の花を咲かせましたが、
同じように生きていればこの世で活躍できた人も大勢いたことでしょう。

戦争をしていた時代がどうだったか、
とてもひとことでは言えませんが、なき父が
「戦争がはじまると、ごく普通の八百屋だった人や、
 近所にいるおじさんおばさんが威張りはじめる。
 あれがものすごく嫌だった」と語っていました。


写真はこの話題にそぐわない新丸ビル5Fにある札幌 たる善のにぎり。
モダンなビルの中に突然ガード下のような一角があらわれてびっくりします。
こんなものが食べられる時代になったのだから、
それは良かったのだろうな・・・。
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凄すぎだぞ、ゲゲゲ展!

2010-08-20 08:54:08 | Weblog
昨日は銀座松屋で開催されている「ゲゲゲ展」に行きました。
朝ドラ「ゲゲゲの女房」の視聴率が好調なのに加え、夏休みということもあって、
平日の午前中から老若男女けっこうな人が詰めかけていました。

人だかりは想定内の範囲でしたが、
水木しげる生原稿の展示は、みなつぶさに見ているせいか、
なかなか列が動き出しません。
前の方で「しげる、凄過ぎ~!」とOLの声。
はたして実物を眺めてみると、たしかに凄い。
いや、本当に凄すぎる!

原稿の大きさは意外に小さめで、B5にスッポリ入る程度ですが、
目を細めて見ないと確認できないくらい細かい線と点々が、
鬼太郎や河童の三平といったキャラクターの単純な線のバックに、
びっしりと詰まっています。
絵を見てこんなにびっくりしたのは、
学生時代にヨーロッパを初めてまわった時以来かな。
いやホントに。

おどろおどろしい「墓場鬼太郎」の原画から、
稠密(ちゅうみつ)でドライな「ゲゲゲの鬼太郎」の画風に変わるところも面白く、
子供の頃に少年マガジンに連載されていて何度も読んだ
「さざえ鬼」「血戦小笠原」「おりたたみ入道」などの原画は感慨もひとしおでした。

「ゲゲゲ展」は銀座松屋8階の展示場で8月23日(月)まで。
スケジュールに都合がつく方は、ぜひ見ておくことをオススメします。

この日、たまたまCSでウエンツ瑛士演じる
実写版「ゲゲゲ鬼太郎」をやっていたので、ついつい見てしまいました。
昔の鬼太郎を知る者からすると「な、なんで?」というシロモノですが、
これはこれでありかな・・・
なんて思わせるところが水木先生の偉大なところでしょう。
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平和を呼ぶ”はやぶさ”のデータ

2010-08-19 08:39:13 | Weblog
昨日は丸の内で勉強会でした。
講師は”はやぶさ”のJAXA(宇宙航空開発研究機構)のスタッフ、海老沢研氏で、
宇宙に関する興味深い話が聞けました。

聞いて面白かったのは宇宙衛星などで得た情報というのは、
かなりの程度オープンになっているということです。
同じ科学の分野でも核開発などは、情報は厳重に管理され(当たり前ですが)、
門外不出になっているのに比べて、
宇宙開発の分野はアクセスすれば、いつでもデータを見ることができ、
世界中の科学者が、そのデータをもとに研究を発表しているんだそうです。

宇宙衛星の寿命は短くて1年。長くても10年がいいとこだそうですが、
データというのは半永久的。
情報が共有できるということは、
互いの抑止にもなるので、平和への貢献もできるとのこと。
うーん、たしかに。
「戦争ない世界。平和な世界を願い」なんて教えるより、
そちらの方が現実的かもしれないな。

それにしても、はやぶさに入っている物質。
どんな結果が出るのか楽しみでもあります。

講義のあとは懇親会。
二次会にはひさびさに有楽町の洋食バル マ・メゾンに行きました。
昨年末くらいは、良い店なのにいつ行っても閑古鳥が鳴いていましたが、
この日は9時頃に行って、はじめは店に入れず外のテーブルでした。
スタッフも増えていたから、ホントに忙しいんだね。

これもひとえに私の絵のおかげ(画像)・・・じゃなくって、スタッフの努力の賜物ですね。
海老沢先生をはじめ、一堂みな楽しく立派な酔っ払いになっておりました。
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猛暑は”もうしょ”うがない♪

2010-08-18 08:33:35 | Weblog
昨日は練馬で38.2度、ほかの都内でも37度以上を記録した猛暑の中、
火曜会は中年のオヤジたちが集まって稽古をいたしました。
で、稽古が終わったあとの会話。

「テレビじゃ、出歩くな出歩くなってうるさかったぞ」
「出歩くなって、それじゃ仕事にならんだろ」
「激しい運動は控えろだと」
「部活で倒れると、それだけでニュースになるからな」
「われわれの高校時代もバタバタ倒れたヤツは多かったが、
 ニュースなんかにはならなかったぞ」
「なんせ運動してる間は、水飲んじゃいけないって時代だったからな」
「ありゃ絶対、体に良くないよな」
「だからバタバタ倒れてたんだ」

火曜会では20年以上、熱中症で倒れた人はおりません。
(別に稽古をなまけてるわけではナイ)。
最近、最年長65歳の方が熱中症になりかけましたが、
対処法を覚えてからは大丈夫になりました。
(ていうか、その方は最近は自重して来てません)。

駅の構内放送でもそうだけど、
「傘忘れるな」とか過保護な放送が多過ぎですね。
一方で何かあると「自己責任」と自虐的になる。
どーもバランスの良くない昨今です。

ビールを美味しく飲んで帰ったところ、
家の前で道場に鍵を忘れたのに気付き、大目玉。
朝早く取りに戻りました。
でも、あったから良かったわい・・・。


画像は拙作「一本背負いガネーシャ」です。
絵でないと、こんなにきれいに決まりませんわな。
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神田橋セレクション

2010-08-17 08:52:17 | Weblog
昨日は花風社さんに、置き忘れた帽子を取りに行きました。

単に忘れ物を取りに行っただけなので、仕事の話ではなく、ほぼ世間話に終始。
ブログの話に関連して日教組の話が出たのですが、
日教組の多い学校では、日の丸&国旗掲揚に反対し卒業式をボイコット。
卒業式の椅子を校長先生ひとりで並べた、なんて例があったそうです。

どんな理由があるにせよ、卒業式のボイコットとは教師のやることではありませんが、
そこまで行くと反対のための反対で、生徒が気の毒なだけで、いったい何がやりたいのかわからない。
ただ困らせてやろうという、単なる意地悪にしか思えないのですが、
世間には意外にそういう集まりが多いよね~、なんて話をしてました。


写真は花風社さんにいただいた神田橋先生のセレクション焼酎・刀。
40度もある泡盛で、早速ロックにしていただいてみたのですが、これが旨い!
旨いのは良いのですが、さすがは神田橋セレクション。
2杯飲んで記憶が飛びました。
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国に誇りを持たせない教育というのは

2010-08-16 06:20:55 | Weblog
昨日は親爺の菩提寺に墓参りしました。
九段下は通り道だったけど、靖国はスルー。
ブログで勧めておいて申しわけありませんが、やはり実父優先ですね。
(8月15日の靖国は何度も行って知ってますしね)。

ところで、私がBSで水木先生の番組を見ていた時間帯に、
NHKで日韓討論番組をやっていたそうですね。
私は見ておらず、母から話を聞いただけなので何とも言えませんが、
お互いの教育が違うので、平行線だった部分はあっただろうとは想像できました。


さて、誤解のないよう申しあげると、以下はこの番組とは関係ない記事です。

8月15日にアップされたあ@花さんのブログにも書かれていますが、
日本の教育は、どういうわけか自国を貶めるようなものが多い。
「国を愛する心」は軍国主義につながるからダメだとか、
同じ理由で、学校が国歌を拒否して国旗も掲揚しないという、
他国からみると理解できないようなことを、当たり前にしてるわけです。

日本が中国の一部や台湾、韓国を植民地にしていたことは事実なので、
それについては認めざるを得ないのですが、
侵略して搾取だけをしていたというネガティブな面だけではありません。

ロシアと日本の選択肢から、併合を申し出たのは朝鮮王国だったわけだし、
当時の朝鮮半島のインフラを(赤字で)整備したのは日本でした。
また強制連行にしても、当時の朝鮮半島は日本の一部だったわけで、
少なくとも”強制連行”という言葉は正確ではありません。
(まあ、やったことはたしかに強制連行なので、
 これを言うと韓国の人は怒るんですけどね~)。

それが、韓国や中国を侵略したことを正当化できるとは思いませんが、
少なくとも事実としてあったことは教えるべきでしょう。
単に「日本はアジア諸国を侵略して搾取した」ことだけを教えるのでは、
いかにもバランスがわるい。

子供が親を選べないのと同じように、生まれてくる国は選べません。
好むと好まざるに関わらず、人はその国の言葉を使い、その国の食べ物で育ち、
その国の貨幣で生活し、その国の法律にしたがい、その国の習慣を身につけながら生きていくわけです。
ですから、自分の国に誇りを持たせない教育というのは、
自分自身を否定するようなもので、如何なものかと思います。
まあ、国家万歳みたいな国もどうかと思うけど。


画像は拙作「真木柱」。
源氏物語に画題を置いた作品です。
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水木しげる・ゲゲゲの幸福論

2010-08-15 06:08:17 | Weblog
昨日、BSジャパンで放映した「水木しげる・ゲゲゲの幸福論」、
いや~、素晴らしい番組でした。
やっぱりBSは最大公約数に合わさない、分良い番組を作りますね。
(いや、テレビ局が思ってる”最大公約数”は単なる思い込みかも)。

先週、このブログでご紹介した宮崎進先生同様、
水木先生も兵隊にとられていたわけですが、
シベリア抑留とニューギニアではだいぶ違いますね。
極寒の中の強制労働と、南国の戦線で、時々原住民の中に入っていた環境では、
当然、違うのは当たり前かもしれませんが。

ともかくも、こういった生死の境を経験した人と、
私たちのように、それを知らない世代の人間では気構えが違う。
それなのに、あの兵隊に行った世代の人に共通した、
一種の明るさ(というか開き直り?)って、いったい何なのでしょう。

ご本人が妖怪そのものみたいな水木しげる先生ですが、
被写体になっても、抱腹絶倒ものに面白い。
(岡本太郎に共通したおかしみかな)。


水木先生は朝食に、大ぶりのホットケーキ2つに、
ご自分のマンガと同じ表情で、目をひんむいてかぶりついていましたが、
私は「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる”悪魔ベリアル”を思いだしました。

悪魔ベリアルが江戸時代、カラス天狗に封印されていた魔力(玉になっている)を、
ねずみ男が割ってしまい、偶然取り戻す場面があります。

「おお、ひさしぶりのこの感触。もしかすると魔力が戻ったのかもしれない。
 そうだ、長年食べたかったホットケーキを出してみよう」

「ホットケーキ!」
手の中に出てきたホットケーキ。

それを見てベリアルは
「おお、魔力がよみがえったのだ。ひひひひひ!」と狂喜するのです。
子供心に、悪魔がホットケーキで小躍りするなんてねえ~、
なんて思ってましたけど、水木先生・・・ご自分がホットケーキお好きなんですな。

生死の境をいく飢えを経験された方と一緒にはできませんが、
この食い意地には親近感を抱いた次第です。
やっぱり人間は食わないとね~。

画像は拙作「果実涅槃図」。
これはもちろん若冲の野菜涅槃図からとったもの。
ドリアンをお釈迦さまに見立てております。

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