数日前、わが家にもアベノマスクが届きました。
近所にも順繰りに届いているようなので、地区別かもしれませんね。
小さくもなく、だからと言って大きいわけでもない普通のマスクです。
これが届くことで、横流しで高く売られていたマスクが、新大久保などで値崩れを起こして投げ売りされていた、なんて話も出てきました。
アベノマスクという名前は語呂が良いせいか、巷で反対してる人も賛成してる人も平等に使われているようです。
「アベノマスク届いたよ」
「アベノマスク、うちはまだ」
なんて具合に(笑)。
まあ、賛成反対なんて、どっちでも良いのです。有事でやったことは後にならないと、本当に良かったか悪かったかはわからないものですから。
▼明らかにイカンのは、悪意でマスクにカビが生えていたかという、捏造写真をネットに流布させる行為ですね。これを記事にするかどうか、ちょっと考えましたが、やはり看過できないので書くことにしました。
私は絵描きなのでわかりますが、これをアップした人(誰だか知りませんが)が「カビ」だと言ってる模様は、人為的に描いたものです。
もちろん、私の意見はあくまで絵描きの勘なので、間違っているかもしれません。
ただ科学的に分析すれば、人為的かカビかの真偽ははっきりします。提出すれば即座に白黒がわかる話ですから、それがない時点で、限りなくクロに近いと思われて仕方ないと思います。
絵描き仲間は「下手クソだなあ」と言ってましたが、ほんとにそうですね。
私がこれが「絵」だと思うのは、まず黒いシミの粒に、その人が持っているクセがあり、しかも大きさが揃っていること。これは筆か指による汚れに思えます。
また、もうひとつ「絵」だと思う理由に、じっと見ていると、これを描いた(とすればですがですが…)人のイマジネーションが伝わってくることです。
それは言葉にできないほどドス黒い思念で、見てると気分が良くなるものではありません。
アベノマスクの是非は別にして、人為的なものだとすれば、一種の犯罪です。
こういう時のデマはウイルスよりタチがわるい。そんなことを思いました。
反論はお受けいたしますが、アベノマスク是か非かという話ではありませんので、その点はご理解いただければと思います。