小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

那須の菜園

2009-05-31 16:32:47 | Weblog
昨日と今日にかけて、那須に住む友人に会いに行く。
東京組は私を入れて3人。車で降りしきる雨の中、3時間かけての道のりで那須に到着する。
着くとすぐに友人が出迎えて、「時間がないから早く行こう」という。
”時間がない?” そういえば、何をやるとも聞かずに出てきたが、何だろう?
はたして行った場所が、その友人が参加しているレンタルファームの農場だ。
小さな区画の一部に色々な苗が植えられいたのだが、どうやら彼は野菜を植える体験を私たちにしてほしかったようだ。
友遠方より来る、また楽しからずやで、断るわけにもいかず、中学生時代以来の農作業をはじめる。
トマト、キュウリ、ナス、ゴーヤー、メロン、カボチャ、トウモロコシなど、
さまざまな野菜が、彼の描いた設計図通りに植えられる。
やってみると、土いじりというのはなかなか面白いもの。
ハマる人が多いというのもうなずける。
だが、次第に「七人の侍」のラストのような雨が降りはじめ、温泉に直行。
3時間足らずの作業だったが、慣れぬ仕事と雨のおかげで、いや~けっこうな汗をかきました。
宿泊所に隣接するやすらぎの湯で疲れをとり、
キャビンの中で一杯。
美味しいビールだったが、あっという間に酔いがまわりすぐに寝てしまいました。

写真は休憩施設所「道の駅」、那須の与一の郷であります。
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新宿三丁目・吉遊

2009-05-30 06:06:57 | Weblog
昨日はイラストの納品を済ませたあと、新宿三丁目の蕎麦屋吉遊に行く。
新宿三丁目というのはロクな店がなく、行くといつも居酒屋チェーンで済ませてしまうのだが、この店はオススメ。
予約をする場合、コースになってしまうのだが、その場合は1000円割り引いてくれるのが嬉しい。
遅れてくる友だちを待つ間、出羽桜をチビチビ呑みながら板わさを食べるのは、
酒飲みにはたまらない至福の時。
コースは写真の通り(ピンボケが多くて失礼!)、翡翠えんどう豆と揚げ蕎麦。海鮮サラダ風お造り。
酒盗と卵焼き、煮込みコンニャクの三点セット。京茄子の田楽とあすぱら。桜海老と新蓮根の揚げ物。
有機とまとの甘酢掛け。石臼自家製粉の「手打ちそば」。わらび餅、と盛りだくさん。
驚いたのは蕎麦のコシ。これだけねばりのある、コシの強い蕎麦はなかなかお目にかかれない。
ただ、歯のわるい人にはオススメできないかもしれないな。
たらふく飲み食いして、お勘定は6000円ちょっと。
蕎麦屋にしては10時すぎまでやってるし、また新宿で飲む時はここに来ようっと。
おっと、写真は肝心の蕎麦を写し忘れてしまったわい。
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ツレがうつになりまして

2009-05-28 07:04:16 | Weblog
一昨日は火曜会の稽古のあと、いつも北品川・おもや。やることはいっぱいあるのに、一杯飲んでしまう。
で、昨日は天気の良い中、一日家にこもって仕事だが、前の日の疲れが残ってなかなか進まない。
夕方頃、プレッセで買い物をしたあと、たまたまTSUTAYAを覗いたら、
今話題の「ツレがうつになりまして」があったので購入。一気に読んでしまう。
”うつ”を明るく軽いタッチで描いた本と思っていたが、
読んでみると意外に中身が濃く、みかけほど軽い本ではない。
これを読むと「私もうつになる可能性があるな」と、思うような内容だ。
ちょっと違うけど、うちも父を介護してる時は大変だったものな。
いや、生きていくのは大変だ。
一昨年だったか、私の学生時代の友人がうつで自殺しているし、
友人の義父がうつで大変だったとか、いやひと事ではない。
続きも読んでみようかな。

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サンダンデロのまかない飯

2009-05-27 11:23:49 | Weblog
昨日は銀座一丁目のヤマガタ・サンダンデロに行って、まかない飯をご馳走になる。
(といっても、ご飯だけ食べて仕事をしなかったわけではない。
 ランチメニューのチェックやらディナーメニューの原稿やら、やることはいっぱいあったのですよ)。
写真は胡椒を練り込んだ山菜のパッケリ(平たく広いパスタ)と、庄内豚と茄子、トマトソースのフェデリーニ。
写っているのは奥田シェフだが、まかないを作るのはスタッフの役目。
腕試しのまたとない機会というわけダナ。
なかなか旨いが、まわりのスタッフは手厳しく色々指摘をする。
まあ、当たり前と言っちゃ当たり前か。
ここのパスタは不思議とあとを引く。
昨日、あんなにいただいたのに、昼またパスタが食べたくなった。
自分でやると、プロがやるようなわけにはいかないけど、今からスパゲッティでも茹でてたべようかな。
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赤坂・珉珉

2009-05-26 06:31:43 | Weblog
昨日は中学時代の友だちと赤坂・珉珉で食事をする。
ちょうど我々の中学時代にできた店で、「珉珉のオヤジ」といえばちょいとした有名人だった。
まあ何が有名って、特に目立つような人ではなく、黙々と中華鍋を振り続けているタイプだったが、
子どもの間じゃ大衆料理の店主って、存在してるだけで有名になるんだよね~。
今はその家族で店を切り盛りしている、赤坂には珍しい大衆中華の繁盛店だ。
ここはがっつり食べる人には嬉しいガテン系の味付け。
かなり濃い~めの味つけなので、メタボが気になる最近はご無沙汰していたが、
「今日は食うぞ~」という時にはオススメの店だ。
ここはTBS関係ご用達の店なんだが、あまり教えたくないのか、殆どテレビには出てこない。
それでも店は8時頃には満席で、外には列ができている。
味もなつかしく、メンバーもなつかしい、ちょっと幸せな一時でした。

友だちいわく、この界隈、昔はジャイアント馬場さんがよく歩いていたのを見かけたという。
そういえば、昔力道山が建てたというリキマンション、リキプールというのがあったけど、
レスラー関係の人をよく見かけるのもそのためか。
近所には山本小鉄さんが住んでいて、珉珉でも何度かお見かけしたことがある。
いつも体に似合わぬ小さなワンちゃんを連れて散歩しているのがほほ笑ましい。


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よい八卦よい!

2009-05-22 13:36:54 | Weblog
昨日は相撲好きの友だちと十二日目を観戦に行く。
千代大海vs琴欧洲
日馬富士vs把瑠都
白鵬vs魁皇
朝青龍vs琴光喜
取り組みを見て、ちょっとイマイチかな~と思ったけど、
いざはじまって見てみると、なかなか面白い一番が続く。
千代大海vs琴欧洲なんて、何となく消化試合っぽい取り組みだと思ったけど、
欧州が真剣で、陥落危機の大関に手心を加えない一番! 
日馬富士vs把瑠都も巨体の把瑠都を翻弄する相撲で見ごたえあり。
私は正月でも旅行中でも昼間からお酒を飲むことはしないのだが、
お相撲だけは別で、2時くらいからずっとビールと日本酒をいただいてる。
年に2度ほどの贅沢だが、いや、これほどの大尽遊びはあるまい。
あー、楽しかった。今日からまたがんばろう!
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こんな近くにいたモンスターペアレント

2009-05-21 09:38:02 | Weblog
今朝、ゴミ出しに行ったところ
管理人さんから、先日遭った事故の話を憤懣やるせないといった調子で聞かされた。
赤坂というところは名前の通り、坂だらけの場所なのだが、
うちのマンションはその中でも急坂の中腹に建っている。
で、その前をいつも自転車が猛スピードで降りてくるのだが、
わが管理人さん、その自転車に当てられてしまったというのだ。
不幸中の幸い、大きなケガにはならなかったそうだが、当てた相手は若い女の子で、
聞いてみるとどうにも親がひどい。
事故を起こして、申し訳ありませんの一言があるわけでなし。
数万円かかかったという、管理人さんの医療費の値段を聞いて、
「ウチの娘は数千円で済んだというのに、何だってあなたの医療費はそんなに高いんですか?」と聞く始末。
当てた方と当てられた方じゃ、ケガのダメージだって違うのは当たり前だろうに、あまりといえばあまりではないか。
(医療費を払うだけマシか? そんなこたあねーだろ)。
話には聞いていたものの、非常識な親というのはこんなに近くにいたんだなと思った次第。
いや、みなさん。事故にはお互い気をつけましょうね。

写真は先日食べた赤坂・写楽のお寿司でおます。
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夢をかなえるゾウ

2009-05-19 06:04:44 | Weblog
ガネーシャはずいぶん昔から絵にしたり、また「インドのアチャールくん」の中に登場させたりと、
けっこう思い入れのあった神さまだ。
なので、この本のベストセラーは正直言って愉快でなかったのだが、
(私が書いたのかと聞く人もいる。そんなハズねーだろって)
最近ようやく読む気になったので、重い腰をあげて手にしてみた。
内容自体は、よくある自己啓発の本なのだが、
読んで驚いたのは徹頭徹尾、その自己啓発の本であったこと。
また背景にインド色というものが、まったくなかったことだろうか。
そこには徹底して「成功するための心構え」などが記されていて、
それがページ数のわりに読みやすく、スッキリと仕上がっている。
同じチャンスがあっても、私にこういう本はできなかったろうな。
ちょっとくやしいけど、自分にないものがわかった分、大いに参考になりました。
お読みになりたい方は着払いで差し上げます。
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六本木・博多コラーゲン鍋

2009-05-18 06:27:58 | Weblog
昨日は散髪のあとに、白金から六本木まで歩いていく。
いつもミッドタウン前を通っていて気になっていた博多筑前屋敷・六本木店に入ってみる。
いや、別にコラーゲンを摂りたかったわけじゃありませんよ。年の割にそんな不足してませんからね。
一杯やりながら餃子ともつ鍋を一緒に食べたら、さぞ旨かんべえと思っていたのだが、
入店してメニューを見るとどこもかしこも、コラーゲン、コラーゲン、コラーゲン!
ネット上の名前をよく見ると、「黒豚焼酎蒸しコラーゲン入り 鉄鍋コラーゲン餃子・塩もつ鍋 博多筑前屋敷 六本木店」。
あまりに長い名前のためか、ネットで「六本木 博多 もつ鍋」で検索してもヒットせず、
コラーゲンと入れたら、ようやく見つかった次第。情報を欲張って入れ過ぎですな~。
味のほどは普通に旨いといった感じだが、満足度はそれなりに高い。
なんせゼリー状になった山盛りのコラーゲンを好きなだけ入れてくれというのだから、
女性客と一緒に行けば、それなりに喜ばれること請け合いだ。
鍋に麺とご飯を入れると、相当におなか一杯になる。
注文したのは塩とチーズのもつ鍋で、チーズはパルミジャーノ・レッジャーノだが、
正直言って塩味だけで十分。チーズはいらないな。
若者には好まれるかもしれないが、どうせならもっとジャンクにとろけるチーズでも良かったかも。
値段も腹一杯食べて飲んで、ひとり4000円行かないので丁度良いところだろう。

写真のもつ鍋中央にあるゼリー状の物体がコラーゲンであります。
大半が溶けてしまって、写真に見えているのはホンの一部です。
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横浜にぎわい座~馬生ハマ寄席

2009-05-17 06:55:18 | Weblog
昨日、飛鳥2でご一緒した金原亭馬生師匠の一門が、
横浜のにぎわい座で高座をひらくというので出かけてみる。
野毛に行くのは久しぶり。
以前綱島に住んでいた時は、よく行ったものだが、
東横線の桜木町駅がなくなったため、ちょっと赤坂方面からだと行きにくい。
にぎわい座は思ったより大きくて新しく、なかなか風格のある構え。
中で飲食OKというのが楽しく、待ってる間にせんべいをポリポリかじる。
高座もファンが多くついているのか、ほぼ満員でお客さんの反応も良い。
驚いたのは荻野アンナさんが金原亭駒ん奈という名前で高座に上がっていたこと。
この人、無類のダジャレ好きのようで、高座も自作と思われるダジャレのネタを披露していました。
で、馬生師匠の噺といえば、これがもう絶品!
まだ佃島が船で江戸の町と往復していた時の人情ばなしで、
タイトルがわからなかったのでネットで調べたところ佃祭りというネタらしい。
噺の中身はひとことで説明しにくいので、そちらを参考にしてください。
40分近くにも及ぶ大ネタだが、面白さ聞きごたえ十分。いやお見事!
飛鳥でもこの人の高座は大人気だったが、いや~、この話芸は一朝一夕で得られるものじゃござんせんな。
最後は大喜利。お題を観客からいただき、「そのココロは」と解いていくもの。
よく、なき父が
「学位論文とかけて、足の裏についたご飯ツブと解く、そのココロは?」
「取らないと気持ちわるい。取っても食えない」
なんて言ってたが、噺家さんってえのは、よく瞬時にできるものだ。
ダジャレ好きの荻野アンナさんも、けっこう上手に解いておりました。
たっぷり3時間半で木戸銭3000円は安い! いや楽しい!
堪能させていただきました♪ また行こうっと!

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レッドクリフPART

2009-05-16 07:58:50 | Weblog
昨日の夜は六本木シネマにレッドクリフPARTを見に行く。
結末がよく知られている話だけに、水戸黄門を見るような安心感はあるが、
その分、映画としてどう盛り上げるか苦心したみたい。
ほとんど周喩(トニー・レオン)と諸葛亮公明(金城武)が主役で、
台湾のモデル、リン・チーリンが周喩の妻役で、まるで准主役の扱いで出ていた。
関羽も張飛も劉備玄徳も完全に脇役で、三国志ファンはこれをどう見るか。
個人的にはパート1の方が面白かったが、パート2がつまらないというわけではない。
もう一回くらい、通して観てもいいかな。
それにしても、レッドクリフ公式サイトは何だ。
あの音のうるささと、アイコンのうっとしさはなんとかならんもんか。
逆効果ではないだろうか。



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アル・ケッチァーノ

2009-05-15 10:19:21 | Weblog
昨日は銀座一丁目のヤマガタ・サンダンデロに行き、
鶴岡アル・ケッチァーノさん用のメニューをおさめてくる。
2時くらいに行ったのだが、席はほぼ満席。大人気だな~。
メニューの絵も好評だそうで「くれ」というお客さんも多いらしい。
営業に貢献できるのは商業美術を行う上で最大の喜びだが、
カラーコピーの色がイマイチなので、次回は調整してきれいにしたものを持って行きたい。
奥田氏は超多忙。店のスタッフも人が足らず大わらわ。
打ち合わせをしていても中断や人の入れ替わりが多く、一度サンダンデロに行くと2時間は出られない。
おかげで、毎回ありがたくまかない飯のご相伴にあずかるというわけで・・・ははは♪
昨日の庄内豚のスパゲッティーニとトマトのフジッリで私の大好きな味。
主菜はワラサ(ブリの子ども)の唐揚げ。肉のような食感だが、意外に淡泊で上品な味わい。
残念ながら写真を撮るのを忘れたので、代わりにランチの前菜バーニャカウダをアップしました。
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アタマがひらきました!

2009-05-13 09:06:54 | Weblog
昨日、実家に行く途中のこと。
自転車に乗っていたら、いきなりある風景が降りてきました。
それは20年近い前になりましょうか、建て直す前の実家の風景です。
「おうせつま」と呼ばれた父の書斎の様子が、
頭の中いっぱいに開いたので、家に戻って描くことにしました。
こんなことは久々・・・というよりはじめてかもしれません。
昨日は火曜会の稽古日でしたが、それはサボることにして、ひたすらお絵描きに励むことに。
久々に感じる、キャンバスに向って絵を描く喜び!
写真などは残ってませんが、アタマの中にある記憶を呼び起こしながら描き起こせば、
心なしか、筆もよどみなくすすみ良い感じです。
今までは、自分の中にある昔の景色を描くなんて後ろ向きだと思ってましたが、それは間違いと気づきました。
一息ついて、夜ジムのプールに出かけたら、またいくつか別の景色があらわれました。
それは随分前に絵にしようと思って、出来上がらなかった風景ですが、どれも一枚にまとまりそうです。
これまた家に戻ってスケッチに残しました。
何だか一気に頭が開いた気がしますけど、もしかすると単なる思い込みかな~?
このことをブログに書くか、ちょっと迷ったけど、あえて公開することにしました。
その方が、個展に来ていただいた時、みなさまに判断してもらえますものね。
ともかくも11月の個展は良いものが出せそうです。

写真は母の日にプレゼントしたシャクヤクです。
さすがに描いてる途中の絵は公開できません。
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ミヒャエル・ゾーヴァ展

2009-05-12 08:26:27 | Weblog
昨日は銀座松屋にミヒャエル・ゾーヴァ展を見に行く。
日本では映画「アメリ」のバックに使われてる絵や、
「ちいさなちいさな王様」の挿し絵で知られた人だが、いや素晴らしいの一言。
最近、自分がエカキとして忘れていたものを思いださせてくれる展覧会だった。
え? それじゃ何を忘れていたんだって?
うーん。ひとことで言うのはむずかしいけど、仕事として描くこと以上に
もっと絵を描くことに喜びを見出したいってことかな。
ちょっと昔は、”絵を描くのを楽しんでいること”だけが取り柄だったのだけど、
最近はプロ意識が先立って、イマイチ絵を描くことが楽しめないでいた。
どっちかというと、仕事で依頼されて描いてるイラストやマンガの方が楽しいくらいなのだ。
そのこと自体はわるくないんだけど、やはり絵画こそ喜びをもって描いていかないとね。
そんな意味で、ゾーヴァさんの展覧会は素晴らしい体験になりました。
今年の11月には銀座で個展を予定してるけど、良いインスピレーションが得られそう。
わたしなどゾーヴァさんの足下にも及ばないが、ちょいといい絵を描いてみたいです。
上の赤い字「ミヒャエル・ゾーヴァ」をクリックすると、ゾーヴァさんと糸井重里さんの対談が見られます。
とっても面白いので、興味のある方はご一読を。

ミヒャエル・ゾーヴァ展、東京の開催は昨日が最終日ですが、
6月には京都の「えき」美術館、9月には横浜そごう美術館で巡回展があります。
見逃した方はぜひご覧あれ!
ちなみに最終日の昨日は大変なひとだかりでした。
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泊真美子ピアノリサイタル~母の日

2009-05-10 08:11:23 | Weblog
昨日は泊真美子ピアノリサイタルを聴きに上野の東京文化会館小ホールに行く。
演目はシューベルトにベートーベン、日本の現代作家、ドビュッシー、リストと多彩。
お得意のショパンがないのが残念だが、リスト編曲のタンホイザーは圧巻で、
アクロバット的ともいえる超絶技巧の演奏は、この人の本領発揮で聴きごたえ十分。
またベートーベンの「熱情ソナタ」はタイトル以上に激しい演奏で、
まさに原題のアパショナータ(appassionata)に相応しい演奏だった。
個人的にはシューベルトの叙情的な即興曲が一番好きで、アンコールのブラームスも素晴らしかった!
泊真美子のウリは、この超人的な技巧なんだが、
音の美しい人なので、シューベルトなどを弾かせると何ともいえず引き込まれる。
そんな意味でドビュッシーの「月の光」なども美しかったけど、
フランス音楽独特の靄がかった音色と、この人のピアノの音は少し個性が違う感じ。
その辺りは今後、かえって面白い展開が期待できるかもしれない。

演奏のあとは一日早い「母の日」の花を買いに、
東京ミッドタウンのクリスチャン・トルチュ フラワーブティックに行く。
赤坂~六本木周辺に花屋さんは多いけど、母の日の花はここで買うことが多い。
花もセンスも良いのはもちろんだが、母が喜ぶからである。
晩は母上お好みの赤坂・写楽で食事。
やはり寿司は旨い。外国人にも人気のわけだ。
写楽の玄関には「赤坂で一番の寿司」と大見得を切った紙が貼ってあるが、
まあ、そのくらい言っても良いだろう。ここの寿司は旨い。
外国人も幸せそうに舌鼓を打っていた。

食事のあとは腹ごなしに赤坂通りからミッドタウンを通って散歩をする。
草彅くんが3軒めに入ったというスペイン料理・グランビアの前を通り、
服をキチンと畳んで裸になっていたという、あの檜町公園を抜けたのだが、
なるほど、このルートは酔っぱらって良い調子に歩くには丁度いい道だわ。
草彅くんの気持ちがわからないでもない、と感じた次第でした。

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