小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

「新しい日常」大きなお世話〜レジ袋有料も何の意味が?と思いますが、それはダメでしょうか。

2020-06-28 08:59:13 | Weblog

最近、さまざまなところで見かける「新しい日常」ですが、どうも私は在宅勤務25年の経験者なためか、この言葉に“大きなお世話”というイラだちを感じています。

私だけかと思いきや、在宅勤務数ヶ月という初心者の妻も同じ意見なようですね。
「日常」なんだから、マスコミやお上から言われる話じゃないというのが、その理由なんでしょう。

同じ意味になるのかわかりませんが、私はレジ袋有料も何の意味ががあるの?…と思っているクチです。もらったレジ袋はゴミ出しに使ったりして、まったくムダにしていないので、それが環境に貢献するとも思えないので。

それよりも、ここ数ヶ月のコロナ自粛で、空も海もきれいになった。町を歩くとスズメやセキレイなどの鳥が増え、アゲハチョウやモンシロチョウなど、虫の数も増えた感じがします。
その方が、よっぽど環境に貢献してるんでしょうが、いつまでもこんな自粛が続くと、肝心の飯が食えなくなってしまいますよね。

水清ければ魚住まずじゃないけど、こういう上辺だけのスローガンって、意味がないだけじゃなく、時として害になることがあるので気をつけて見て行きたいと思います。

新しい日常なんて、言われなくてもやっておるわい!

写真は昔、赤坂一ツ木通りにあったサンフルーツのタルトです♪

 

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私の分野ではありませんが、「息ラクマスク アクティブクール」リリースされました〜厨房や現場仕事でマスクがどうしても必要な方のために!

2020-06-23 09:23:56 | Weblog

先日、告知いたしました 「息ラクマスク アクティブクール」(ダサい名前ですみません♪)ですが、本日よりご注文を受け付けます。

まったく私の分野ではない「マスク」ですが、なぜそういうものを売るのかといえば、それには理由があります。
この「息ラクマスク アクティブクール」を開発した虹色社(なないろしゃ)山口和男さんは、実際に現場仕事に携わる人で、実際に自分の必要に迫られて開発したものです。

私も最初は「扇風機つきのマスクなんて」とタカをくくっていたのですが、実際に装着してみると、呼吸が楽にできるのにびっくりしました。
もちろん夏に涼しいとか、そういう体感的な効果もありますが、とにかくマスクをつけていても普通に呼吸ができるのです。

つまりは、本当に厨房や現場などで仕事をする人で、どうしてもマスクを装着しないといけない人のためを本気で考え、本気で作ったものなのですね。つまりは現場に携わる人の生命を守るモノというわけです。

物作りを生業とする人間としては、本気でモノづくりをした友人の手助けをしないわけには行きません。そんなわけで、お手伝いをしたというわけです。

唯一、欠点といえばどうしてもファンの音が聞こえることでしょうか。音量は現在あるファンの中では最弱ではありますが。
ただ、これは厨房や現場作業をする人にとって、問題になる音量ではありません。

私としては、このマスクを小暮ファクトリーで売って儲けようという気は、さらさらありません。もちろん売れたら、それに越したことはありませんが(笑)。

ともかくもマスク、マスクという世の風潮が早くなくなってくれるのが一番良いのですが、今のところはそうではありませんからね〜。

ご注文は以下の通りです。本当に必要ある方だけが、ご注文いただければ結構です。

価格:マスク1枚+ファンのセット3,600円(税別)
マスク2枚+ファンのセット5,500円(税別)

送料1冊400円(全国共通)

お支払い方法

1、振込 小暮ファクトリーからの返信にある、振込先にご入金くださいませ。
取り扱い銀行は、三菱UFJ銀行です。
それ以外の金融機関ですと振込料が発生いたします。

2、カード払い
ご指定のメルアドに請求書を送ります。
同時に請求書の書き方もご一緒に送付しますので(サイトです)、それに従ってご記入くだいませ。

取扱カード会社
VISA・Mastercard・American Expressカード
JCB/Diners Club/Discoverカード

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トンカツはロースよりヒレが美味しいと思うようになりました〜晩酌は冷奴と手前味噌にお米でした!

2020-06-16 10:07:21 | Weblog

昨日は妻と表参道にある“まい泉本店”で、トンカツを食べに行きました。
私は絶対的にロース派だったのですが、この日はなぜか無性にヒレが食べたくなり、ヒレカツ定食を注文。

ヒレカツ定食を丸々注文するなんて、それこそ何十年ぶりくらいのことですが、これが何と、ロースを食べるより美味しく感じたではありませんか!

いやはや年齢から言えば、ロースよりヒレなんて当たり前の歳ですが、食べるものって変わるもんだなとつくづく感じた次第です。

まあ、ご飯も味噌汁もキャベツもおかわりできるものは、みんないたしましたが(笑)、これからはヒレ派になりそうな予感です。

脂身のないヒレカツは胃もたれもしないのですが、 晩にお肉を食べる気にはならず。

妻が用意してくれた、たっぷり時間をかけて水抜きをした木綿の冷奴と、ズッキーニのサラダなどを、奈良の銘酒みむろ杉でいただきます♪

シメは、2月下旬に仕込んだ手前味噌にご飯です。
いや〜、白飯にかなう日本酒のアテはありませんね。て、白米じゃなく、麦飯ですが♪

コンチクショー、矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!
なんて、今時言いませんが、そんな気分の平和な夕食でした。

 

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ホームページのトップページを刷新、見やすくなりました!〜これから通販の部屋を作ります!

2020-06-14 08:13:21 | Weblog

▲こちら、久々にアップします。30代の時の代表作「夏の大仏建立」です。

小暮満寿雄 Art Gallery

長らく、新作や展覧会情報を“団子の串刺し”のように重ねていただけの、小暮満寿雄 Art Galleryのトップページを刷新いたしました。

それに合わせて6月から7月にかけてを目安に、小暮ファクトリー 通販の部屋(工事中)を新たに設ける予定です。
気早に一番上に置いてありますが、まだ何もしておりません(笑)。お楽しみお待ちいただければ嬉しいです。

本当はカレンダーの時にできれば良かったのですが、そういう時に限って時間がないもの。今は比較的余裕がありますので、思い切って刷新いたしました。

秋口に発売予定の「アチャールくん完全リニューアル版」も、こちらから発売予定。
カードも使用できますので、合わせてお待ちくださいませ!

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虹色社の山口代表が開発した、軽量・ファン搭載・衛生布「息ラクマスク/アクティブ・クール」〜息苦しさがまったくないプロ用マスク、宣伝させていただきます!

2020-06-12 09:20:57 | Weblog

夏真っ盛りに突入前、熱中症予防の観点から、子供などにマスクの着用を強要するのは如何なものかという話が出ていますね。
私も暑くてうっとうしいので、誰も歩いていないところではマスクを外して歩くこともしばしばですが、仕事によっては、そうもいかないところも多いのは事実です。

そこで先日、「アチャールくんと宇宙から来たスッシー大王」の版元である、虹色社(なないろしゃ)の山口代表に相談を受けたのが、このマスクです。

山口和男代表は実に器用な人で、印刷やデザインだけでなく、電気工事関連から縫製まで一通りのことができるのですが、こちらはご自分が欲しくて開発したマスク。
(写真のものは、もちろんマスクの縫製はプロがやっています)。
何度も試行錯誤して作ったマスクです。

大学時代からの友人ということもあって、このマスクのイラストを引き受けて、実際に装着したのですが、意外や意外…。

涼しくて、息苦しさがまったくない!
すみません、山口さん。ナメてましたという感じでした。

まあ、装着すると若干ファンの音がしますので(小型ファンの中ではもっとも音がしないものだそうですが)、一般の人向けではありませんが、料理人や現場で作業をする人で、どうしてもマスクが必要な人。
ジョギングしても白い目で見られたくない人。

そんな用途には最適だと、私自身が装着して感じました。

発売は早ければ来週くらいを考えていて、私の専門外ですが、小暮ファクトリーでも扱います。

予価として、ファンとマスク(1枚)のセットで3,600円(税別)。
マスクが2枚だと5,500円(税別)を予定しています。

商品名もこれで良いのかなど、まだ詰めてないところがありますので、近々情報をアップしますのでお楽しみに!

さて。みなさま、商品名は如何お感じになったでしょう?

 

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「貧しい人のスパゲッティ」〜カルボナーラがハードル高いという人は一度お試しあれ!

2020-06-08 10:51:52 | Weblog

昨日は好天の中、港区長選挙に行った勢いで赤坂6丁目、9丁目から六本木界隈を久々に散歩いたしました。

そこで6丁目にあるピッツェリア、Esse Dueにフリーペーパーの「イタリア好き」を発見。この機関紙は無料とは思えないほど内容が濃密で充実しているのですが、今月はナポリ特集とあって、ワクワクしながらページを開きました。

▲その中で気になったのが「貧しい人のスパゲッティ」です。

イタリア料理はリボリータやバーニャ・カウダ、ポレンタなど、余った食材や安い食材を仕末することから始まった料理が多いのですが、“貧しい人のスパゲッティ“とは初めて聞く名前です。

よくよく読めば、スパゲッティに半熟の目玉焼きをのせただけのシンプルな一皿。
準備もなにもないので、試してみたら何とこれが美味しいじゃありませんか♪

レシピでは玉ねぎを使うとありましたが、ネット検索したところ特に決まりはないそうで、黒オリーブを刻んで作ってみました。

玉子料理って不思議なもので、初めて食べるはずなのに、何やら定番料理の風格すら感じました。

あえて言うならカルボナーラのバリエーションですが、本格的なカルボはグアンチャーレを使えとか、玉子は黄身だけでないといけないとか、何やらハードルが高いのですが、これはザツに作ってオーケーです。

土井先生の言葉を借りると、「まずくなるようなこと、何もしとらへん」ってとこかな(笑)。

ローマのサンティで食べたカルボナーラは、玉子によく火が通ってましたが、まさにそんな感じでした。

そういえば夫婦でイタリアに行ったのが、昨年の6月後半。
わずか1年で日本もイタリアも世界も激変しましたが、元気でご飯が食べられる幸せをかみしめた次第でした。

 

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おうち生活で思い出した、父が語った「蛍の光」とノーベル賞の話。

2020-06-04 09:13:36 | Weblog

在宅勤務25年とはいえ、港区を2ヶ月出ていない生活は初めてのこと。
大幅に家の大掃除や修繕を行う日々が続くため、おかげでだいぶ家の中がスッキリしましたが、昨日は作業机のデスクカバーを取り外しました。

もう20年近く使ったデスクカバーですが、それだけ使ってそこそこの汚れだったので、思い切って処分をすると、最後の抵抗かカバーの角が右足の親指に落ちて来て痛いこと!

幸い痛いだけで済みましたが、けっこうな重さなのにびっくり。長いこと奉公してくれて、ありがとうと言って処分いたしました(笑)。

さて、そんな在宅勤務生活の中、妻が「座りすぎておしりがホタルのように熱くならない?」と言うので、即座に「ホタルの光は熱くないんだよ」と返しました。

ホタルの光はタンパク質の化学反応によるものなので、熱を持たないのですが、なぜそのことを知っていたかと言えば、亡き父が子供の私にそう教えていたのを覚えていたからです。

物理学者だった父にとって化学は専門分野外でしたが、よくこう言ってたのを覚えていました。

「だが、ホタルの光がなぜ熱を持たないのか、発見されたらノーベル賞ものだがな」

子供の私は「ふーん」と思いながら聞いていたものですが、はて…。
あれから半世紀ほど。今では、はたしてその仕組みが発見されたかどうか気になって、ネット検索をしてみたところ…。

2008年にノーベル賞化学賞を受賞した下村脩先生による、クラゲの発光の仕組み発見だったではありませんか!
クラゲの光とホタルの光、どのような違いがあるかはわかりませんが、タンパク質による低温発光であることは間違いありません。

お湯も一人で沸かさないような人でしたが、やっぱり学者ってすごいんだな。

ブラタモリ「法隆寺」を見て、いみじくも子供の時、
父に教えてもらったことを思い出しました。

上の記事でも書きましたが、親父のことを尊敬していた人たちは、みんな医者や大学教授になっていて、学業について親父のどこが賢かったのか理解できる人ばかりでした。

2008年といえば、ちょうど父が亡くなった年ですが、不肖の息子は、その12年後にようやく親父の偉さをちょっとだけわかったわけですね。
いや〜学問ってすごい! 何がすごいのか、中身はよくわかりませんけどね(笑)。

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「カラマーゾフの兄弟」再読しはじめました〜飯山陽の「イスラム2.0」と重なる部分にびっくり!

2020-06-03 09:46:48 | Weblog

先日、「星の王子さま」の翻訳を3種類、読み比べたいきおいで、若い頃に夢中になって読んだ「カラマーゾフの兄弟」を再読しはじめました!

カラマーゾフは、今まで3回ほど読んだことがあるのですが、100分de名著「カラマーゾフの兄弟」を見たあとに読むと、登場人物などが整理されて面白いですね。ヨーロッパのオペラ好きの家庭では、子供にオペラを観せる前に、ストーリーのあらすじを教えて聞かせるそうですが、そんな感じですね。

何度も読んでいるはずなのに、忘れていることがほとんどで(笑)、それだけに面白く読めてます。

まだ全5巻のうちの1巻の半分を読んだだけですが、「教会が国家になるべきか、国家が教会になるべきか」という修道僧と無神論者の議論があって、飯山陽の「イスラム2.0」と重なる部分にびっくりしました。

けっきょくキリスト教もイスラムも一神教なので、当然といえばそうなのですが、140年も前に書かれた小説にそんなことが書かれていたのに驚きでした。

カミュの「ペスト」のベストセラーといい、世に残る文学にはそんな力があるのですね。

残り4巻と半分。読み進めるのが楽しみです。
2巻に出てくる「大審問官」の章で、またブログアップしたいと思います。

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