小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

新美の巨人「葛飾北斎『怒濤図』×柳楽優弥」〜面白かったけど、あのCGを北斎の真意と印象づけるのは如何なものか

2021-05-31 09:31:39 | Weblog

土曜日の「新美の巨人・葛飾北斎『怒濤図』×柳楽優弥」、見ましたが、なかなか面白かったですね(この記事の画像はすべてWikiより)。

北斎の映画公開ということもあって、若い北斎を演じた柳楽優弥をナビゲーターにしたり、その映像を公開したりと内容も盛りだくさん。

映画はまだ見てないけど、どんな感じかな。

画家をモデルした映画は退屈なものが多いのですが、田中泯さん演じる晩年の北斎の画像の迫力は、ちょっと見たくなるものでした。

番組は北斎の波の描き方に焦点を当てていて、若い頃の波、40代、50代の波。そして75歳だかで、あの神奈川沖波裏の波に到達した様を追っていましたが、その先、小布施で書いた 『怒濤図』が番組の主人公です。

近年、内外問わずに北斎の名声は上がる一方ですが、いやはや…北斎という人はそれ以上ですね。まさか神奈川沖浪裏の、その先が『怒濤図』だったとは!

私が『怒濤図』のことを知ったのは、大学院に入って最初の年に材料学のセミナーで、「長野県の小布施に北斎の肉筆がある」と、講師の先生方が見てきた話を聞いてからでした。

今ほど、小布施の北斎は有名でなく、それがどうやら油彩で描かれたという話を聞いて二度びっくりしたものです。

▼それがこちら小布施の『龍図』です。

だから番組を見て三度びっくりしたのが、どうやら小布施の天井画が油彩ではなく、膠やアラビアガムをメディウムに使っていたということです(日本画や水彩と同じ材料)。

北斎が西洋画の油彩を学んでいたことは間違いなく、小布施の天井画も(私は未見)、油画の色調そのものだったので、ずっと油彩で描かれたものだと思い込んでいたのですが、いやはや…。

番組では、描かれた当時の色がもっと鮮やかだったことに焦点が当てられていましたが、経時変化で絵の色が変わるのは当たり前のことだったので、素材そのものが自分が思っていたものと違っていた方がびっくりだったのです。

番組自体は面白かったのですが、残念だったのは、北斎の波をCG動画で再現したものを、あたかも北斎の真意であったかのように印象づける語り口ですね。

たとえば、ミケランジェロのシスティナ礼拝堂の修復などは、表面についた埃やゴミを取り除いて、元あった絵を再現するという、科学的な根拠に基づいています。
実際、ナポリのカポディモンテ美術館にある、当時のシスティナ礼拝堂を見て描いた油彩の模写を見ると、修復後の色彩に限りなく近いことがわかります。

でも、CGの動画は当時からすれば、考えもされなかった技術です。
あれをCG作家個人の北斎オマージュ作品として公開するなら、それは面白いし、何の問題もありませんが、北斎の真意であったかと印象づけるのは如何なものかな。

なんか、美空ひばりや渋沢栄一のAIを出してきて、
「お久しぶりです。あなたのことをずっと見ていましたよ」なんて言わせる気持ちわるさを感じました。

番組自体が面白かっただけに、ちょっと残念だったかな。

映画の「北斎」は見ようかと思っています。

 

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久々の横浜散歩「中華街で食中毒!? 入ってはいけない不味くて危険なお店まとめ」をご紹介します!〜呼び込みをしている食べ放題のお店はキケンなようです。

2021-05-30 10:35:26 | Weblog

昨日は好天の中、横浜中華街から山下公園、赤レンガ倉庫、みなとみらいを散歩するという、王道のど真ん中・横浜散歩を堪能いたしました。

掟破りの越境、県境を越える大冒険ですね(笑)。

大通りは見た通りの大賑わい。

この日は午前中は薄曇りだったのですが、午後からは見る見る晴れ間が広がる好天。
こんな日に家にこもっていたり出来ませんよね。

さて、ここで迷うのがお店選びです。
以前なら中華街は迷わず、昔、浅見社長に教えてもらった好好亭(はおはおてい)に入っていたのですが、どうも味が変わったらしいのです。

4年前くらいに中華街でご一緒した時、なぜか別の店として、四五六菜館に行ったので(美味しかった!)、なぜだか聞いてみたら「あそこ、食べ放題になってから、味が変わったのよ」とのこと。

そのことを思い出し、妻にネット検索してもらったところ…

中華街で食中毒!?  入ってはいけない不味くて危険なお店まとめ

あららら!
地元の方が書いた、このブログに何とあの美味しかった好好亭が、味は至って普通、残念な食べ放題店として出てるではありませんか。

以下引用
以前は単品メニューを揃えるレストランだったのですが、いつのまにか食べ放題になってました。どうやらオーナーは福建省の人、いわゆるニューチャイナに変わったようで質と味はかなり落ちました。

ニューチャイナというのは、今まで中華街の二大勢力だった台湾派と大陸派以外に、後から入ってきた、いわばチャイニーズマフィアのような連中らしいですね。

馳星周の「不夜城」に出てくるようなヤカラだと思います。

考えてみれば、1680円そこそこで食べ放題なんて、原価35%としたら600円ほど。
ヤミのルートで仕入れたものや、店のよっては腐りかけや食べ残しみたいな酷い食材を出しているようで、 マトモなものが出てくるはずがありません。

その中で、特にひどいのが絶対入ってはダメ!危険!ヤバすぎるから近寄るな!!

以下引用
華龍飯店(かりゅうはんてん)
大通りに面した食べ放題店。横浜中華街では危険度MAX No.1!
不味さや接客サービスもさることながら、衛生面でもヤバすぎです。ここで食事して本当に満足された方々がいるのだろうか?
2017年に集団食中毒をおこして営業停止に追い込まれるも、公的な食品衛生局の目を掻い潜り、何気ない顔で現在も営業しています。反省の色も伺えない最悪なお店です。

こちらはTwitter投稿。
 

食中毒を「調理器具故障の為」と大嘘をついてますね。

そう言われてみれば、中華街で呼び込みをやっている中国人の目つきは血走っていて、のんびり隣同士で会話をしている中国人とまったく違いますね。

ともかくも、食べ放題に惹かれて危険な物体をお腹に入れてはいけません。
必ず下調べを!

え? それでおまえはどこの店に入ったんだって?

いや〜、目つきのおかしい呼び込みの店や占いのトコなんか、行くわけないでしょ。
私たちが行ったのは、吉兆というちゃんとしたお店ですよ。

ただ、この本文の中でそのお店を紹介すると、誤解のモトなので、続きはまた今度ということで♪

 

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持久走の後に小5男児が死亡 “マスクを着けて授業に臨んでいた”〜学校は教師のために、病院は医者のために、国会は議員のためにあるのか?

2021-05-28 10:29:13 | Weblog

お約束の緊急シャンパーニュ延長だそうで、50年でも100年でも、もう勝手にやればという気持ちになるこの頃ですが、みなさまは如何お過ごしでしょう。

持久走の後に小5男児が死亡“マスクを着けて授業に臨んでいた” 大阪・高槻市

亡くなられたお子さんを引き合いに出すようで、気持ちが沈みますが、いつかはこういうことが起こるのではないかと思ってました。

私が小学生5年くらいの時だったでしょうか。
後ろの席に座っていた、暴れん坊の同級生が、両手を口に当てて自分の吐息を吸っていたのですが、突然「うわー、自分の息吸ってたら気分悪くなったぜ」と言っていたのを思い出しました。

あ、どこかの新聞社みたいな作り話じゃないですよ。
同級生の誰かが覚えていてくれると良いけど、本当に見た話です(笑)。

その時、私ははじめて自分の吐息を吸ったら体に悪いことを知ったのですが、考えてみたら、子供にマスクを強要するってそういうことだよね。

そういえば2003年頃だったか、にSARSが流行しかけた時、今の尾身医師がロックダウンを当時の石原慎太郎都知事に進言したそうです。

石原元知事は「経済を何と心得る!」と、尾身の進言を一蹴したそうですが、いや…御大の時代が懐かしい。
今の尾身の粘着質とも言える、宣言や自粛に固執する様子は、その時の呼び戻しなのかもしれません。そうだとしても、そうでないとしても、これは完全なる人災ですね 。

「学校は教師のために、病院は医者のために、国会は議員のためにある」という言葉は、誰が言ったか知りませんが、Twitterで拾った狂歌のようなものです。
残念なことに、その言葉通り。

でなければ、子供がマスクで死ぬようなことは起きないはずです。

私は街を歩く時など、マスクをしないと入れてくれない場所以外は、着用しないことにしていて、幸か不幸か、一度もマスク警察なるものに遭遇したことはありません。

でもねえ…時々、子供が「ああ、このおじちゃん、マスクしてない」って目で見てくるんですよねえ。
あれって、学校や家庭で「マスクしないのは悪」といった教育を受けてるんだろうね。キミ、マスクなんかしない方が良いんだぞ、って思わず言いたくなるけど、それもなかなか難しいよね。

それにしても専門家の意見とかいって、宣言延長で国民を苦しめる菅内閣にも失望です。こういう時こそ慎太郎やトランプみたいなリーダーが必要なんですが、まあないものねだりですね。

グローバルダイニングの長谷川社長みたいに、理不尽な要請には従わないという姿勢を貫く人が増えてほしいものだと切に願う次第です。

 

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奥田シェフ「ゆで論」レシピで、ゆで時間の違う3種類混合スパゲッティを作ってみました!〜日本飲食未来の会 嘆願書に署名をお願いいたします!

2021-05-27 11:18:59 | Weblog

茹で論_アマトリチャーナ コクのあるトマトソースの作り方

3万回、7万回と見られている、奥田シェフのゆで論動画ですが、本日はすみません…本日は自分がゆで論方式で作ったスパゲッティの話です。
 
上の写真、見たところ普通のトマトスパゲティですが、こちらは茹で時間の違うパスタを3種類、茹で合わせたものです。
 
うちは2人で140gから150gのパスタを茹でることが多いので、500g入りの袋だと、50gとか40g余ることがあります。そこで、この日は茹で時間が10分、8分、6分と違う種類のパスタを、時間差で茹でてみる実験をしました。
 
これはもちろん、私のアイデアではなく、イタリアの家庭では普通にやることだそうです。以前、「イタリアの小さな村」だったか(記憶は確かでない)で、そんな家庭料理を見て、一度やってみたいと思っていました。
 
はたして、やってみるといつもと違う食感は新鮮で美味しく、なんか本場の味に近づいた気がしました。
 
番組では複数のショートパスタだった記憶がありますが、ロングパスタも太さがそれぞれ違うので、面白い食感になりました。
 
あ、茹で方は濃いめの塩水で茹でたあと、真お湯ですすぐゆで論方式ね。
 
▼さて、以下は奥田シェフらが結成した日本飲食未来の会の嘆願書です。
ほかにも陳健太郎シェフなど、一流のシェフが名を連ねていますが、この飲食店に対する理不尽な逆風に、ぜひご署名いただければ幸いです。
 

日本飲食未来の会 嘆願書

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スペインの諺「命令は聞く、実行はしない」〜そろそろ飲食店や販売店は平常営業をいたしましょう。

2021-05-26 11:09:06 | Weblog

さて、ダラダラと非常事態宣言の延長が来月20日までと決まりそうですね。
私はさらに、それがオリンピックまで続く方に1万ルピー!

巷ではオリンピック中止論があちこちで聞かれますが、そちらの関係者は、まったく眼中にないようで、間違いなく開催されると思います。

何があってもオリンピックは開催するなら、そもそも感染者が減ろうと増えようと関係ないわけです。ならば国民の生活を締め付ける緊急事態宣言などしなくて良いハズだけど、そこは体裁を整えるんですな。

堀田善衛先生の大作「ゴヤ」の中で、スペインの諺に「命令は聞く、実行はしない」という言葉があると書いてありましたが、今の時期だからこそ、日本人もそれをした方が良いのではないかと思います。

この非常事態宣言延長で飲食店の悲鳴は必至ですが、倒産や夜逃げをするくらいなら、この際、言うことを聞かなきゃ良いのではないかな。

そういえば義母が先日、友人と品川あたりのカフェで久しぶりに会った時、お土産を交換する様子を非難するような恐ろしい目つきで睨みつけてきた若いサラリーマンがいたそうです。

マスクをして(する必要もないと思いますが)、2人でカフェにいて、お土産を交換しただけで、そんな目をされて、義母のお友だちはいたくショックを受けたようで(義母は気づかなかった)、そこで解散になってしまったそうです。いや〜、気の毒な話です。

若いのに、そんなコロナ脳がけっこういるんだね。ほんと、バカじゃねーの。
まさに人心が荒れまくってますな。
そんなバカは相手にせず、気にしないで外に出ていくのが一番だと言いたいですね。

世間が気にしているのが、そういう同調圧力なんでしょうが、今回の宣言延長を機に、そういう空気がどんどん払拭されると良いと思います。

そろそろ飲食店のみなさまも理不尽な要請や、心が荒れた人たちの同調圧力を気にすることなく、平常営業に切り替える時が来たのではないかな。

そうそう。
関係ありませんが、私は常にエスカレーターは右側に立つことにしているのですが、最近は押しのけてくる人がいなくなりました。
飲食店の平常営業もある意味、同じことではないでしょうか。

 

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おちょやん一平・成田凌さん、役者が深夜に酒を飲んで何が悪い!〜メディアはつまらん記事を書くな。

2021-05-25 08:44:56 | Weblog

神田アーンドラ・ダバのミールスは美味しいぞ〜♪

成田凌 緊急事態宣言下の深夜飲み姿を目撃!本人も認め謝罪

昨日読んだこの記事ですが、何だか腹が立ってきました。

いや、おちょやん一平を演じた成田凌さんに、ではありませんよ。
酒を飲むことが、まるで罪悪であるかのように書いたメディアにです。

周知のように成田凌さんは、前の朝ドラ「おちょやん」でクズ夫を演じたことで、SNSが炎上するほどの評判になった人です。
記事を読むと、お酒が大好きで酒癖も良くない方のようですが、それでも、役と同じ不倫はしてないようです。

不倫をしたのならともかく、深夜にお店で酒を飲んで何が悪い?!
何か犯罪でも犯したとでも言うのでしょうか。

だいたい、アルコールを禁じたことで、どれだけの飲食店やホテル観光業が苦しんでいることか。

それも、以前草彅剛さんのように、酒を飲んで不祥事を起こしたというのならともかく、単なる「飲んでた」という目撃情報です。

やってることは中国共産党の密告と、大して変わらない記事ですよね。

たとえば大相撲の大関・朝乃山のキャバクラ通いも、普段なら咎められる話じゃないですね。ただ、あれは相撲協会の規定破りだったので、組織のルール違反にペナルティは仕方ないですが、成田さんの深夜飲みはそれにもあたりません。

それにしても成田凌さん、おちょやんで演じたクズ夫があまりにインパクトがあっただけに、今回の記事は気の毒ですね。

事務所側も成田さん本人も謝罪してしまったということで、悪いことをしたわけでないのに、簡単に謝ることないのにな…と思いますが、今の芸能人の立場だと仕方ないのかな。

ともかくも科学的にも経済的にもスジの通らない緊急事態宣言、一般人は要請に従う必要はないはずです。
そう思う人も増えているようで、自粛破りのお店は今や少なくないようです。

▼日曜日のアメ横で昼飲みに賑わう人々。バカバカしい、やってられるかい!

 

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アミメニシキヘビの捕獲成功〜さすがは体感型動物園iZooの白輪園長です!

2021-05-24 08:52:25 | Weblog

4分後、素手で捕獲したヘビ 運ぶ時は身体に巻き付けて

すみません。
世間を騒がしたアミメニシキヘビの捕獲に便乗し、自分の仕事を宣伝しちゃいます。

最初から、この大蛇が同じアパートにいるはずと主張し、最後は素手で捕獲した白輪剛史(しらわたけし)izoo園長、いや立派でした。

白輪園長は、今では体感型動物園iZoo園長、爬虫類ハンターとして知られていますが、専門は動物園のために動物を輸入する、プロのための専門家です。

まあ、こんな特殊生物の脱走となると、扱える人間は限られますよね。

さて、以前にもブログ記事で書きましたが、今から10年ほど前にこの方のご著書「パンダを自宅で飼う方法」をイラストを担当したことがあります。

▲トップの写真がモノクロなのは、最初に出された「パンダの飼い方」を文庫化したものだからです。

その際に、白輪園長とは何度か打ち合わせをしたり、お話を伺ったことがあるのですが、心底動物…それも爬虫類を愛してやまないという方でした。

白輪園長の腕には動物に噛まれた生傷がいっぱいあります。
小学校5年くらいの時に海岸に打ち上げっていた大きなサメの死体を、家まで引きずってきたという経験をお持ちで、サメの口に手を入れたら歯がポロポロ落ちたけれど、手がバックリ切れてしまった。
それでサメの歯は抜けやすく、切れ味が鋭いことを体で覚えたそうです。

この人の話は、生物の本質に迫るようなことが多く、
「野生動物は死ぬギリギリまで弱みを見せない。
弱みを見せた時は、死ぬ時だから。
彼らが弱ってきたと人間が気づいた時は、たいていが手遅れだ」
ということをおっしゃっていました。

人間はその逆ですがね(笑)。

その時、白輪園長に動物の知能について伺ったことがあるのですが、鳥は飛ぶ能力に長け、蛇は温度センサーにすぐれ、人間は言語に長けているということで、知能や能力はそれぞれ違う。

人間の基準で知能云々を言うことは、あまり意味がないということをおっしゃっていました。

そんな人だからこそ、今回の一件落着に繋がったのですね。

それにしても一つことを極めた人は違う。
白輪園長、実にお見事でした。

園長が運営するiZooも、理不尽な自粛で大変だそうですが、今回の件はその中の涼風でした。いずれiZooにも伺いたいと思っています。

 

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さざ波緊急なんちゃらでも開館♪〜素晴らしかった山種美術館「百花繚乱ー華麗なる花の世界ー」、お時間のある方はぜひ足を運びましょう。

2021-05-23 08:57:35 | Weblog

昨日は曇天の中、屁のような緊急なんちゃら下でも開館を決断した、山種美術館「百花繚乱ー華麗なる花の世界ー」に行ってきました。

山種が収蔵する花の絵を一堂に介した展覧会で、有名な作品は置かれてませんが、それだけに地味に素晴らしい展覧会でした(もちろん褒めてます)

▼こちら唯一、撮影OKだった荒木十畝(あらきじゅっぽ)の《四季花鳥》。

春夏秋冬の花々と鳥を描いた、文字通りの花鳥画ですね。
余白を残す本流の日本画と違い、みっしり空間全体に花を描き込んだ四幅の掛け軸はなかなかの見応えです。

明治以降、西洋絵画の影響を受けた日本画…というか、西洋絵画が入ってきて、初めて「日本画」という言葉が生まれたわけですが、まさに日本画の王道とも言える作品の数々が並べられていました。

印象的だったのは、小林古径の蓮に、速水御舟の椿。
特に毒々しく美しい御舟の椿、特に濃厚な葉の色が印象的でした。

以下、山種美術館の案内より。

本展を通じて、百花繚乱の花々に心癒され、日本の画家たちが描き継いできた花の絵画の魅力をご堪能いただければ幸いです。

いや〜、こんなご時世だからこそ、お持ちになってるお花の絵を見てほしいのですね。そんな心意気が伝わる、素晴らしい一文。

じんわり心にしみ入る素晴らしい展覧会、こういう世の中だからこそ、ぜひ見に行ってほしいものですね♪

 

 

 

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もしかして、緊急事態宣言をしたままオリンピックに突入?〜飲食店や小売店、施設の皆さんは、要請に応じず通常営業をお願いしたいです。

2021-05-22 09:03:42 | Weblog

どうやら緊急事態宣言とやらが、またも延長になりそうですね。

何の効果もないばかりか、完全に経済破壊宣言となっている悪手がさらに続きそうですが、ここは言うことを聞かないお店が増えることを希望いたします。

悪法も法なりとはソクラテスの言葉ですが、それはあくまで古代の哲人が示した自分の考え。緊急事態宣言は法ですらなく、単なる要請に過ぎません。

パチンコ屋は開いていてOK、美術館や映画館は閉めていろ。

そこに何の科学的根拠がありましょう。
パチンコは警察の天下りで占められてる利権団体ですが、美術館や映画館には、そういう後ろ盾がないという、単なる政治的パワーバランスで振り分けがされているようです。

飲食店しかり。
飲食店のみなさんは、うるさいことを言う政治的後ろ盾がないので、狙い撃ちにされるのでしょう。

ここで飲食店や小売店、施設の皆さんにお願いしたいのは、時短やアルコール禁止などの要請をバカ正直に聞かないでほしいということです。
真面目なところほど、行政の言うことを素直に聞いているようですが、お店の皆さんが聞いているのは、科学的根拠を示さない行き当たりばったりの要請です。

真面目に彼らの言うことを聞くことで、世のためになるとは到底思えません。

わが町赤坂にしても、8時以降に店を閉めるところが多い一方、シャッターの閉まった店の前で路上飲みをしている人たちがいたり、駐車違反のケータリングの車が占拠している状態で、それこそ本末転倒な状態です。

個人的な気持ちを言えば、路上飲みにシンパシーを感じますが、店が開いていれば、若者がそれをする必要もありません。また住民の立場からすれば、とにかく治安的によろしくない。

要請を出す政治家や医者、行政の人たちは、飯が食えないことを知らない人たちです。

他人の痛みはどんなに痛くても、自分は痛くないということなのかな。

また知ってる人は知っていたようですが、医療が疫病にここまで役に立たないことにも驚きました。
もちろん感染した人の対処療法には効果を見せています。でも感染の広まりに専門家と呼ばれる人たちは何の役に立っていないばかりか、経済を破壊する元凶となっていることにはびっくりです。

このままだと、非常事態宣言をしたままオリンピックに突入もあり得ると、私は思っています。

飲食店や小売店、施設の皆さんには、もう意味のないガマンをせず、勇気を持って宣言前の通常営業に戻すことをお願いしたいものです。

今まで、感染者を出してない飲食店や映画館、美術館。感染対策も鉄壁でしょうから、ぜひ自信を持ってご商売をつづけて頂きたいものです。

 

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テレビを見ない若者〜テレビに踊らされる高齢者。

2021-05-21 09:33:40 | Weblog

10~20代の約半数、ほぼテレビ見ず「衝撃的データ」

何を今更というニュースですが、若い子がテレビを見ないってホントだったのね。
まあ私も若くないですが、 コロナ禍のニュースやワイドショーの類は、百害あって一利なしなので、そういった地上波はまず見ません。

ともかくも若い子の5人のうち、4人はテレビを見ないというデータですが、逆に言うと、今の時代にテレビを見る人のほとんどは、高齢者ということになりますね。

そういえば、昨年の非常事態なんちゃらで、マスクやトイレットペーパーを買い占めていた殆どが高齢者でした。
今のワクチン騒動も、上から順ってこともありますから、ああして騒いでいるのは高齢者ということになりましょうか。

断定は出来ないけど、高齢者があんなにアタフタするのは、やっぱりテレビの影響なんだろうと思います。

私はテレビのニュースもワイドショーも見ないので、何とも言えませんが、過剰に不安を煽る報道をしてるだろうことは、SNSを通じて思います。

それにしても、自分が高齢者の領域に限りなく近づいてきて、こんなことを言うのも憚られますが、自分のことしか考えない年寄りが増えましたね。

私の祖母などは、2人とも尋常小学校しか出ておらず、お世辞にも学があるとは言えませんでしたが、臨終の際は立派にこの世を全うしたと思っています。

それぞれが立派な生涯だったなあ。

自分も“草野球のキャッチャー”ではない、後半生に向かって進みたいものです。

あ…ミットもない、ね・・・なんて、ウフッ♪
下り坂、最高!

▼写真は東京駅の泰興楼のダーロー麺、五目炒飯、餃子です。

 

 

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緊急事態宣言、また延長?〜まあええわ、そしたら言うこと聞かなきゃ良いだけのこと。

2021-05-20 11:12:15 | Weblog

宣言解除困難か、覚悟の官邸 残り10日、「出口戦略」描けず

昨日の昼は、妻といつもの山ね家さんでランチをいたしました。
お店は雨にも関わらず大賑わいで、入れ替わり立ち替わり、お客さんが入ってくる様子に私たちも一安心でした。

女将さんは「緊急事態宣言、また延長するんですかね?」と心配気でしたが、いや、本当に美味しいものを食べさせたい飲食の皆さんにとっては大問題だよね。

でも私個人の考えを申し上げると、上の記事にあるように宣言は解除しないのではないかと思っています。

宣言延長、なんてことになったら本当に腹立たしいけど、今の首長たち無能ぶりを見てると、国民にいくらでも無理強いさせても不思議はありません。

でも、そうなったらグローバルダイニングや、百貨店のように言うことを聞かなければ良いだけのこと。そうも行かない人たちも多いでしょうけど、理不尽な要請に馬鹿正直に付き合うことはありません。

自粛を続けたところで、ウイルスが消えるはずもないし、疫病なんて行くところまで行って、あとは治るのを待つしかないと思ってます。

私の知り合いでも感染した人は何人かおります。大変だったとは言うものの、みな無事に生還してますし、かかったことを隠してもおりません。感染を隠さないということは、ある意味、インフルエンザなみに近づいたということですから、歓迎すべきことでしょう。

そうやって、どんどん皆、首長の要請を無視するようになると良い。

これを機に、明らかにおかしいことは、拒否できる世の中になると良いなと思っています。

▼それにしても山ね家のとんかつ御膳、天丼御膳は美味しいなあ♪

 

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町長の抜け駆けワクチン接種?〜首長からワクチンを打つのが道理でしょう。「抜け駆け」という言葉を使う人たちの心の卑しさや如何に。

2021-05-18 08:45:15 | Weblog

町長の“抜け駆け”ワクチン接種相次ぐ
「自身も医療従事者」42歳エリート町長釈明に落胆する住民も

あらかじめ断っておきますと、今日はワクチン安全の是非という話ではありません。
トップが最初に身の安全を確保するのは当たり前だろうという話です。

これは医療者にも当てはまりますね。安全性の是非に関わらず、ワクチンは全員打つべきだと思います。

たとえば客船が航海している最中、その船に何か異変があった場合、船長は真っ先に一番安全な場所で指揮を取ります。その代わり、船長は最後まで船に残らないといけません。(もっともセウォル号のように、船長が真っ先に逃げ出した例もありますが)。

有事の際、一人の民間人と総理大臣の命は同じではありません。
リーダーは最後まで指揮を取るのが仕事なんだから、「抜け駆けワクチン接種」などという考え方自体おかしな話です。

また町長たちも謝ったりしたらいけませんね。

逆に「リーダーなんだから、最初にワクチンを打って指揮を取るのは当然」と、非難する連中を叱りとばせば良いのに、謝ったりしたら自分たちが悪いと認めるようなものではありませんか。

ワクチンを打って仕事を全うすれば良いのに、謝ったりして、自分の仕事が何をすれば良いのかわかっているのかな?

こうした何でも下に合わせようとする、勘違いした平等の考え方は、まさに今回の無意味な非常事態宣言につながっているのだと思います。

それにしても、この「抜け駆け」という表現…この言葉を使う人たちの心の卑しさを象徴するように思えてなりません。

ところで、私自身はワクチンは打たないつもりでしたが、今回、打ったらイタリアに入国できるそうで、心が揺らいでます(笑)。

▼昨日、築地を歩いていたら素晴らしい虹に出会いました。
6時半でも虹(2時)・・・なんて、ウフッ♪

 

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日曜美術館「渡辺省亭(わたなべせいてい)― 欧米を魅了した花鳥画 ―」〜これも自粛で見られないのが何とも残念です。

2021-05-17 08:57:27 | Weblog

日曜美術館「渡辺省亭(わたなべせいてい)― 欧米を魅了した花鳥画 ―」を見ました。藝大美術館で開催していたのが、例の緊急なんちゃらで見られません。

パチンコ屋がやってるのに美術館がダメなんて、どう考えておかしな話ですが、やってないもの仕方ないので、日美で我慢しましたが、ますます本物が見られないことに残念な気持ちになりました。

こんな凄い絵描きが明治の世にいたのですね!

世の中、美術展も流行り廃りがありまして、今は伊藤若冲や川鍋暁斎のような、いわゆる奇想の画家が全盛の時代です。
そんな中、 渡辺省亭は日本画の平面的なスタイルを踏襲した、超絶技巧の画家ですから、今の流行りではなく、企画をした藝大美術館も、どんな反応か不安だったようですね。

蓋を開けてみれば大変な評判で、現在は閉館という残念なことになっていながら、市井の人々から評価を受けた形になったというわけです。

面白かったのが、鳥類学者の先生の解説ですね。

渡辺省亭さん、鳥が好き!…なんてもんじゃなく、鳥が大好きだったことを学者の目からお話をされていました。

たとえば、ミミズクなどは大抵の画家は正面からしか描かないそうですが、渡辺省亭はミミズクの横顔を描いています。
ここに出典の絵は、どれもWikiからなのでお見せできないのですが、そう言えばミミズクの横顔ってどうだったかな? 絵はもちろんだけど、写真や図鑑も横顔のミミズクを載せてるところ、見たことがないよね。

見れば納得、飼ってる人でもないと見たことのないミミズクの横顔です。

また、注目すべきは鳥の目ですね。

実際の鳥の目は、ご存知のように怖いものです。
あの極真空手の大山倍達館長すらも、「キミたち、ニワトリの目はコワいよ〜」とおっしゃっていたほど、怖いのが鳥の目です。

たとえば若冲が描いた鶏の目は、怖い目と日本語を喋る目の二局化なのにたいして、省亭さんの鳥の目は、鳥の目なのに怖くない。
これは若冲とは違ったアプローチの愛情だったのかもしれません。

どちらも鳥好きですが、若冲は擬人化するけど、省亭はあくま鳥…といったところでしょうか。

アーティゾンや山種のように、 自粛をやめる美術館もありますが、藝大美術館の立ち位置だと難しいだろうな。

重ね重ねも無意味な緊急事態宣言が残念でたまりません。

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政治の一番大事な仕事は、税金の徴収と分配〜自粛で税収の元を断ち切ってどうするのか、凡首長ズに読み書き算盤ができるのか聞きたいな。

2021-05-16 09:37:28 | Weblog

「正直に要請に従うとばかをみる」 都内百貨店、ついに休業要請に反旗 

生活必需品以外の営業も続々と再開 

まあ、上の記事は当たり前のことですね。

お札を刷れない都道府県がお金を出せないというのはわかりますが、そしたら言うことを聞く必要もないというわけです。

5月までとは言ってる緊急事態宣言ですが、バカの一つ覚えで6月も延長の可能性だってある。そしたら、禁酒法も緊急なんちゃらも、言うことを聞く人間は、食うに困らない行政だけになることは必至でしょう。

そもそも政治で一番大切な仕事は、税金の徴収と分配です。
今回のケースは、それに人命が関わってきたからこそ、まだコロナの正体が定かでなかった昨年の緊急事態宣言は、みんな言うことを聞いたわけですね。

動いても死なない、動かないと死ぬでは、どっちを取るかということです。
まったく税収のモトを絶って、何がしたいのでしょう。

なんかニュースだと、緊急なんちゃらをしている自治体は広がっているようですが、都内のあちこちでは出かけてる人が増えてますよ。ああ、実にけしからん♡

増えていて感染者や死者が増えているかといえば、別にそういうわけでもなく、むしろ家庭内でうつる人が多いようです。
そしたら、一番コロナを持ってきそうなお父さんを、家に置かない方が良いのじゃないか?(笑)。

こうしているうちに、隣の大国は着々と台湾侵攻を進めてますよ。
その中で、このニュースは朗報かな。

海上自衛隊 九州西の海域で米仏と共同訓練実施 中国念頭か 

▼こちら日比谷公園の遊具はブルーシートが巻かれておらず、子供も大人も楽しそうに遊んでいて、実にけしからん♪

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小学校の運動会は中止、すべり台はビニールシートでぐるぐる巻き〜行政のみなさんはスターウオーズのストームトルーパーですか?

2021-05-15 10:31:03 | Weblog

上はツイッターで拾った画像です。

いや、酷いですね。
行政が束になって、子供たちに嫌がらせをしてるようにしか見えません。

また福岡の小学校では、2年連続で運動会が中止。
「オリンピックはやるのに、なぜ運動会は中止なの」とお子さんたちが泣いたそうですが、 それこそ子供でも変だと思うよね。

コロナはタチの悪い新興宗教のようなもの〜怖いと思う心は変えられない。
かかる時は1分でかかる、8時までなんて何の意味もない。

昨日も記事に書きましたが、行政サイドは上から言われたことを右から左なんだよね。まあ、言うこと聞かない役人も困ったものでしょうが、運動会の中止とか、公園の閉鎖なんて、自分たちの判断次第で、いくらでも撤回できるでしょう。

何かあったら困るというので、みんな閉鎖や中止にしているという現状なんでしょうね。

まったく、行政のみなさんのやってることは、皇帝の言いなりに動くスターウオーズのストームトルーパーと一緒です。
あんまり思考停止に動いてると、そのうちジェダイの騎士に倒されますよ…ってワケはありませんが、すべり台をぐるぐる巻きにする前に、衛生を促す張り紙をするなど、 もっと金がかからず“やってます感”のある方法があるでしょうに。

それにしても子供や学生など、若い子がかわいそうです。

▼こちらは晴天の東京ミッドタウン下の檜町公園。親子連れがいっぱい遊んでいました。

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