小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

花風社新刊本の依頼をお受けしました、完成が本当に楽しみです!〜エリックサウス紀尾井町店に行ってスパイス料理を堪能致しました♪

2022-05-31 14:14:44 | Weblog

昨日、花風社の浅見社長から、次の新刊本のイラストの依頼をお受けしました。

いや〜、皆さん!
内容はまだ極秘ですが、タイトルや内容を聞いて、本当に楽しみになりましたよ。
今までの花風社の本に比べても、さらに明るい未来を目指した内容になる本です。

グルマン世界料理本大賞2022にノミネートされた本のイラストを担当し、奥田シェフをして「イタリアンの救世主」とまで言わしめた(本当です)、わたくしの腕の見せ所ですな。
えっへん、エヘン、エヘン、エイエイ!

なに?
そんな自慢なんか、どうでも良いから早くラフを上げろと、どこからか声が…。

ひええええええ、今やってます、今考えてます〜!

という感じですが、昨晩は前から決まっていた食事会で、エリックサウス紀尾井町店に行ってきました。

エリックサウスはお店によってカラーがまったく違いますが、紀尾井町は比較的リーズナブルで、サクッと食べるのも良し。バーや居酒屋の感覚でスパイス料理を食べるのも良しと、大変使い勝手の良いお店です。

普段はランチなどでミールスを頂く頂くことが多いのですが、この日は各種スパイス料理を堪能しました♪

決して仕事をサボって行ったわけではありません、ええ、ありませんとも(汗)。

まずは南インド料理ではおなじみワダさん。

カリフラワーを肉のように仕立てたゴービー65。

これは絶品! ムール貝のスパイススープ。

これまたオススメ、肉のスパイス料理盛り合わせ。

トドメはハイデラバード式のマトンビリヤニ !

この日はカレーまでたどり着きませんでしたが、ああ、馬勝った〜牛負けた♪
これだけ3人で食べてお酒も飲んで、ひとり4000円足らずとは本当にリーズナブル。

美味しかった、また行こうっと!

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グルマン世界料理本大賞2022に、奥田シェフの「ゆで論」が2部門にノミネートされました〜私のイラストも受賞に貢献したいです!

2022-05-30 10:22:41 | Weblog

やった〜!

アル・ケッチァーノ、オーナーシェフ奥田政行氏の「ゆで論」が、グルマン世界料理本大賞2022に2部門ノミネートされました!

イラストを担当した私にとっても本当に嬉しいこと。
自分の著書が売れたり評価されるのはもちろん有難いことなのですが、それ以上に自分が担当した本や作品が評価されるというのは、達成感があって本当に嬉しいものです。

以下、奥田シェフのメッセージです。
運の強い人なので、きっと吉報を日本に持ち帰ることでしょう!

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グルマン世界料理本大賞2022にゆでろんが2部門にノミネートされました。
そして過去25年の間に発売された、全世界の料理本の食の遺産部門の大賞に
食べもの時鑑がノミネートされました。
これもこのような執筆のチャンスを与えてくれる、みなさまのおかげです。

大賞の発表が6月の3日から7日までスウェーデンであるために、6月1日よりスウェーデンに行きますので、帰国後の自宅待機期間も含め6月12日まで、お会いすることができなくなります。

明日30日は鶴岡にいます。明後日31日は東京にいますので、何かある方はご一報ください。

グランプリ獲得目指して、プレゼンテーションしにいってきます。

ゆでろんはパスタの昔からの作り方に疑問をもち、素材を突き詰めてからパスタの合理的な作り方を書いた本です。
もともとは弟子のために愛情たくさん注ぎ込んだすべてが本物レシピの愛のある本で自費出版しました、にもかかわらず、Amazonで9日間一位になってくれて、そのおかげでコロナ禍にスタッフにその本の収入でお給料を払えて命拾いしたという本当にありがたい本です。
この本がノミネートされたときは、愛は地球を救う、愛は飲食を救うと思いました。

(中略)

ゆでろんの授賞式は、料理人としてコックコートかなー。

そして食べもの時鑑のときは日本人の自然崇拝からの生きもの、八百万の神、すべては神の完全体であるという 気持ちで料理を書きましたので、日本人らしく和装で参加して吉報を待ちたいと思っています。

良い知らせを持って日本に帰って来れますように、、。

アル・ケッチァーノ奥田シェフ・スタンプはこちらから

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東京カレーライオンズクラブのチャリティーカレーパーティーに出席致しました!〜エビのホワイトカレーは宮廷のお味♪

2022-05-29 09:32:36 | Weblog

昨日はセブン港区議のご紹介で入会しました、東京カレーライオンズクラブのチャリティーカレーパーティーに出席致しました。
場所は日本橋三井タワーのアゴラカフェ、洒落た空間がなんとも居心地良い会場です。

それにしても縁もゆかりもなかったライオンズクラブで、私がパーティに出席とは世の中、何があるかわからないものです。

会員の方々はみな親切で、入会したてで右も左もわからない私に、拙著の紹介の機会を頂き、閉会の挨拶までさせて頂き恐縮でした。


料理プロデュースのチャンドラニさんは、あの西葛西のシャンティやスパイスマジック・カルカッタのオーナーで、よくよく伺ってみたら「神様のレッスン」の舞台になったコルカタ出身のご出身。

拙著をお見せしたところ、「ああ、裁判所」「マザーテレサの家ね」「カーリー寺院ね」と、大変懐かしがっておられていて、不思議なご縁を感じました。

また、頂いたカレーの素晴らしいこと!

特にエビのホワイトカレーは今まで食べたことのないお味で、近いうちに西葛西のカルカッタまで出かけようと思います。

東京カレーライオンズの皆様、誠にありがとうございました!

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義母の引っ越しから1週間、いや〜色々出てきますね(笑)♪

2022-05-28 10:07:04 | Weblog

久々のブログ更新→義母の実家への引っ越しが無事に完了〜
でも、これから色々ありそうです。

義母の引っ越しから1週間が経ちましたが、いや〜…色々ありますね。

その昔、小暮家に一緒に暮らしていた二人のおばあちゃんは、どちらも強烈な人だったので色々ぶつかることも多く、母は本当に大変でした。

その経験を生かして、母と弟、義母の同居はうまく行くだろうと、私は考えていましたが…いや〜、あははははははは!

甘かったですね!

続きはまた後日(笑)。

 

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「駒形克哉展」有楽町の第一生命ビルにて5月31日まで開催中!〜さながら、モダンアートと古典絵画のハイブリッドが素晴らしい♪

2022-05-25 09:42:30 | Weblog

昨日は有楽町の第一生命ビルにて開催中の「駒形克哉展」に行ってきました。

最近、引っ越しやら何やらが重なりストレスが多かった生活でしたが、それを忘れてしまうような、実に素晴らしい展覧会でした。

▼一見すると抽象画のようですが…。

▼ガラスの扉を開けると、裏側に絵が!

▼しかもクラーナハを思わせる古典的で緻密な絵画作品。

会場には駒形画伯本人がいて、ご自身からの解説が実に面白い。ただ見るだけでは気づかない仕掛けがいっぱい。話を聞けば、駒形画伯の教養の高さが伺えてそれを聞きながら見るのも楽しいです。

その教養、どこで身につけたの?
今日よう・・・なんて、ウフッ♪

…違います、駒形さんが留学していたイタリア絵画を中心にしたオマージュが、そこかしこに秘められているのが素晴らしい。

▼外から見ると、ルーチョ・フォンタナ風に穴が空いたモダンアート。

▼中の絵を見ると、おうちの窓の明かりになっていてびっくり!

「駒形克哉展」は5月31日までで、入場無料。
会場の関係でしょうか、土日は休みで平日のみ。
12:00〜17:00の開催ですので、行かれる時はご注意くださいませ。

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BS12で放送されていた「マッサン」の面白さ〜たった8年前なのに、令和朝ドラとの時代の隔たりを感じました。

2022-05-24 10:30:51 | Weblog

昨日、BS12で再放送されていた朝ドラの「マッサン」を見ていたら、あまりに面白いのにびっくりしました。
調べて見たら2014年の放送でした。

たった8年前のドラマなのに、今の朝ドラとまったく違うので、それもびっくり。
ここ数年で時代が変わってしまったことを感じました。

例えば、「それが内助の功言うもんじゃ」といったような、“これは今言えないよな〜”と感じるセリフがいっぱい出てきます。

「内助の功」は、別にわるい言葉ではないと思いますが、オンエアしたら抗議の言葉がいっぱい来るかもしれません。たった8年前だけど、今の朝ドラにそんなセリフ…出てきませんね。

そんな配慮がドラマを物足りなくしているような気がします。
これはドラマだけではなく、世の中全体に言えると思います。

それにしても、中島みゆきさんの歌う主題歌「麦の唄」が良いですね。

これも今の朝ドラ主題歌と大きく違う。
まあ、個人的な好みの問題なんでしょうけれど…そう感じた昭和生まれのつぶやきでした。

それにしても、今日の「ちむどんどん」。時計がわりに見ていたけど、見習いとオーナーが料理対決になる展開は、あまりにザツだと思いました。
これは時代じゃなく、脚本の質の話でしょうね。

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久々のブログ更新→義母の実家への引っ越しが無事に完了〜でも、これから色々ありそうです。

2022-05-23 15:03:03 | Weblog

先週の金曜、5月20日。
私の実家に義母の実家への引っ越しが完了致しました。
よって、久々にブログ更新ができました!

義母はずいぶん荷物を捨てて厳選したつもりみたいでしたが、母は段ボールの数が思ったより多かったのにご不満でした。
両者の認識が違うのはアリアリな話なのですが、人というのは、とかく自分の立場でモノを考える生き物ゆえ…(笑)。

仕方ないので、土日に運ばれてきた段ボール箱すべてを開けて、妻と私と弟でほぼ振り分けを完了いたしました
引っ越しは一年経っても、開けてない段ボール箱があるお家が普通だと聞きますが、けっこうなスピードで空いたスペースに荷物をしまい込みました。

ここまで長かった〜!
というより、アッという間だったかな。

お互いのルールも提案して決めました。

食事時間は好きな時に別々に取る、食材もいちおう分ける。
洗濯の仕方は互いに、好きなやり方でする。

なかなか八十年、九十年生きた人の人生観、衣食住は簡単に変えられるものではなありませんが、なんとか互いに模索しながら生活していこうということで、昨日は話が落ち着きました。

▼こちらは昨日、両家の家族で頂いたトム・ボーイのカレー2点セットですが、けっこう微妙かな〜。インネパ料理のお店で、カオマンガイやを注文していた弟の感じでは、インド料理よりタイ料理の方が得意なようです。

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小暮家引越しがカウントダウン〜今回は気分を変えて「どけ、ババアじじい」をマンガにしました♪

2022-05-19 11:51:32 | Weblog

小暮家に義母が引っ越してきて、ひとつ屋根の下で暮らす日が近づいてきました。それにともない、私のブログ更新もまばらになってきました。

まあ、すぐにはマンガに描けない話が満載なのですが、なかなかひとつのことを済ませるのは精神的にも肉体的にも大変なことですね。

中にはアドバイスやご意見をくださる方もいらっしゃいますが、お気持ちだけでけっこうですので、それぞれの胸にしまって頂ければ嬉しいです。

広告業界などで何億もかけたコマーシャルが、関係ない人の一言で吹き飛んでしまうことがあるように、微妙な話ですのでお聞き届けいただければ幸いです。

▼気分を変えて、少し前の関係ない話をマンガにしました。

 

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サントリー美術館「大英博物館 北斎 ―国内の肉筆画の名品とともに―」行ってきました〜90歳まで画業を生業にした北斎の生命力をそのまま頂ける展覧会です!

2022-05-16 09:29:49 | Weblog

昨日は曇天の中、サントリー美術館で開催中の北斎展に行ってきました。

北斎は近年とみに頻繁に開催されていることが多いのですが、今回は大英博物館に収蔵されている作品を中心にしたもので、初めて目にする作品も多かったので、たいへん興味深いものとなりました。

大英博物館は早くから北斎に注目をしており、5人ほどのコレクターが寄贈した作品が中心になって、彼らの肖像画や写真も一緒に展示されていたのも面白かったです。

お約束の展示ですが、何度見ても飽きない「冨嶽三十六景」の作品群。
なかでも神奈川沖浪裏は、やっぱり横綱ですね♪

ただ、私が今回面白いなと思ったのは、いつも見ている富嶽三十六景よりも、北斎の珍しい花鳥画や百人一首をテーマにした作品でした。
花鳥画などは、作品のクオリティ的に言えば「冨嶽三十六景」におよびませんが、自然に対する北斎の視線が穏やかで、肩の力を抜いた感じがなんとも良い感じでした。

北斎という画家…どの絵も全力を注いでいるのですが、花鳥画はこの人にしては珍しく、ほんとにサクッと描いた感じで、ゆったりした気持ちで見ることができました。

一方で、一番最後の方に展示されていた肉筆画ですが、花鳥画とは対照的な力の注ぎ方ですね。個人的な好みでいうと、私は北斎の肉筆画は迫り来るものが強すぎて、ちょっと苦手だったのですが、今回の展示はやはり一度は目にしておきたいものばかり。

特に鯉を描いた肉筆は、グググと迫ってくる迫力です。
見ていて、なかなかキツいものはありますが、ともかく一見の価値はあるでしょう。

先日のメトロポリタン美術館展もそうでしたが、最近の展覧会は、見た後の疲労感がさほどでもありません。逆に今回の北斎展は、見たあとに元気になる感じですね。

寿命の短かった時代、画業を生業として90歳まで生きた北斎の生命力が、そのままもらえる感じです。展覧会は6月12日まで、ぜひ足を運ぶことをオススメいたします。

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溜池山王に出来た“肉野菜炒め ベジー太”に行ってみました〜ラーメン二郎リスペクト系の定食屋さん、とにかくニンニクの攻めが半端ありません。

2022-05-15 08:19:13 | Weblog

昨日は久しぶりに実家の片付けなどをしない日でした。

午前中に赤坂アークヒルズのマルシェで野菜を購入し、その勢いで帰り道の溜池山王に出来た“肉野菜炒め ベジー太”なる店に突入しました。

先々週くらいにオープンだったようですが、その時は関係者のみのレセプション。
土日は休みの店が多い中で、見たら営業していたので迷わず入りました。

先に検索していたのですが、どうやらラーメン二郎のリスペクト系。

ラーメン二郎は食べたことありませんが、野菜中心のメニューということで、肉野菜炒め豚骨醤油定食を注文。

▼でてきたものがこれ! お、おおおおおおお!


上にのっているのは、いわばラーメン二郎のアタマ。ニンニク背脂マシマシってやつでしょうか?(素人なのでわかりません)。

お味はいわばB級の王道といった感じで、これで680円から780円というのはコスパ良しですね。土曜ですが、お客がそこそこ入っていて、男女半々といったところ。
若い女性客もいましたが、味付けは完全にがっつり系の男性客向きですね。

SNSに投稿したら「自分の年齢を考えなさい」と言われましたが、まさか野菜炒めでここまでニンニク背脂が攻め込んでくるとは思いませんでした。

後に何か控えてる方におすすめはできませんが、歳を考えなければ再訪アリというところでしょうか(笑)。

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「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年展」見てきました!〜西洋絵画の名品を一歩引いた形で見られます!

2022-05-13 10:26:02 | Weblog

昨日は六本木の新国立美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年展」を見てきました。

ルネサンス最盛期のフラ・アンジェリコから印象派のゴッホ、ゴーギャンまでの西洋絵画500年を一堂に会した作品群は本当に見事!

アメリカの個人コレクターからの寄贈や、関係者の努力によってコレクションを形成されたとあって、ヨーロッパの美術館展とは明らかに違った様相です。

メトロポリタン美術館展 作品はこちらから

先ず最初に、入り口すぐのところに展示されているフラ。アンジェリコの祭壇画をご覧ください(リンク先トップ参照)。

フラ・アンジェリコはドメニコ会の修道僧で、その名はイタリア語で天使僧を意味します。敬虔なお坊さんだったアンジェリコですが、意外に器用な人で、顧客の好みに合わせてハデ系、ジミ系を描き分けていました。

この展示作品「キリストの磔刑」は明らかに前者で、アメリカ人コレクターの趣味を表してますね。フィレンツェのサン・マルコ美術館のフレスコ画と比べると、その違いは明らかです。

▲サンマルコ美術館の「受胎告知」(ウィキより転載。本展には展示されてません)。

また興味深いことのひとつに、メトリポリタン美術館展を見ると、画家によって宗教心の濃い薄いがハッキリ分かれていることでした。

今のアーチストが心のおもむくままに作品を作るのと違い、当時のヨーロッパの宗教画というのは、ある意味ビジネスでした。絵の注文は使用する材料によって、価格や納期などが決められ、契約書などがかわされていたようです。

フレスコ画だと面積あたりいくらとか、金やラピスラズリを何グラム使うからいくらとか、下絵で採用した構図は厳守するなど、けっこうビジネスライクだったようです。

当然、画家も仕事として絵を請け負うわけですが、そこの宗教心の濃い薄いはおのずと出てきます。

言うまでもなく、フラ・アンジェリコの祭壇画にはキリストに対する愛が満ち溢れていますが、ラファエロの「ゲッセマネの祈り」などには、そこまでの信仰心は見られません。たまたま私がそう思っただけかもしれませんが、メトロポリタン美術館展…一歩引いた感じで西洋画が見られるのも面白いところですね。

また、実物を前にして驚いたのが、欧州のミュージアムを見た後に感じる重さや疲れがあまり感じられなかったことです。

ヨーロッパの美術館は、どうしてもその地で起こった戦など、血塗られた歴史に密着しているからなのでしょうか。絵と歴史がセットになって、見るとなかなか疲れるのですが、この美術館展にはそれがない。もちろんアメリカに血塗られた歴史がないわけでありませんが(笑)、絵と歴史の関係性が薄いからなのでしょう。
 
 
▼こちら、ミュージアムショップにあった「なりきり絵画」。
自分がラ・トゥールの絵の一部になるというもので、妻と私で試してみました。
なかなか楽しい上、無料なのでお試しになっては如何でしょう。

 
 

 

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母と弟と義母が同居すると聞いてびっくりする人も多いのですが、実はこうした同居はこれからの世の中増えていくのでは?…と思っています。

2022-05-12 11:17:51 | Weblog

こちらSNSではすでにアップしたマンガです。

広告業界などでは、何億もかけたコマーシャルが関係ない人の一言で吹き飛んでしまうことがあるそうですが、そこまで大きな話じゃなくても似たようなことは多々あるもの。

まったく人の口に戸は立てられないのは、噂話だけに限りません。人が思うことは止められないし、何か言うことも止められません。

こうした脊髄反射的な意見やアドバイスについてですが、私自身は「困ったなあ〜(夢グループの社長風に)と思ってしまうのですが、しかしながら他人がそのように思うのは当たりまえの話です。
自分も逆の立場だったら、同じことを言うかもしれません。

私の本音を申しましょう。

自分の母と弟の家に義母が一緒に住むと聞いて、びっくりされる人が多いようですが、こういう同居は世の中の主流になるかもしれない…と私は思っています。

景気の良かった時代には、一人暮らしや核家族が出来ましたが、すぐには経済的な発展が見込めない今の時代、こうした変化球的な同居が増えるのでは?…と思っています。

まあ、私自身は自分の家族が幸せに向かえばそれで良いわけですが、世の中とは意外な方向に向かうもの。これからまだまだありますが、みなさまにこんな発信をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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「飾られた絵の部屋」開設いたしました!〜絵を飾ると部屋が広く見えるってご存知でしたか?

2022-05-11 10:43:09 | Weblog

飾られた絵の部屋はこちらから

しばらく本体のホームページを置き去りにしていましたが、少しづつ新しくして行きたいと思っています。

今回は展覧会などで購入していただいた作品が、クライアントさんのおうちでどう飾られているかを展示いたします。今回はとりあえず2点のみから。

上のリンクで部屋に飛べますが、以下同じものを貼り付けましたので、こちらでお楽しみいただければ嬉しいです。

よく家が狭くて絵が飾れないという声を聞きますが、実は大きな鏡が部屋を大きく見せる効果と同じく絵を飾ると部屋が広く見えるのです。

みなさん!
絵をおうちに飾りましょう!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

堪能ルーヴル
 

拙著「堪能ルーヴル」のカバー絵を加筆&修正したものです。

額装して…

下高井戸の豪邸に飾られました♪

隣の絵も私の作品です

建立摩利支天


摩利支天(まりしてん)という仏さまの名は
はじめて聞く方も多いかと思います

 

正しくは仏さまというより
インドからやってきた神さまですね

猪に乗り天女の姿で描かれることが多かったと言われますが
現在でも摩利支天を祀っている社寺は
上野アメ横近くの徳大寺くらいとたいへん少ないようです

しかし ひとたび摩利支天が加勢すれば向かうところ敵なし
勝利の女神として戦国時代には人気があり
あの楠木正成も尊崇していたといわれます

この作品の摩利支天のモデルは
鎌倉は材木座近くにある五所神社のもの

司馬遼太郎の『梟の城』に
摩利支天洞玄という忍者が登場しますので
そちらでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね

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「フミくん物語」と「神様のレッスン」〜良いものであれ、悪いものであれ、来たものを大切にすることが肝要。

2022-05-10 12:44:44 | Weblog

フミくん物語 全話はこちらから

以下、昨日からの続きです(途中までコピペ)。

私にとっての「フミくん物語」は、いわば「神様のレッスン」の原型と言えるかもしれません。

誰でも生きていれば壁や困難に突き当たるものですが、その超え方は人によって千差万別だと思います。ベートーベン先生のように壁を突き破ってしまう人もいれば、壁を避けて通る人もいる。

私の場合、“壁や困難は切り抜けるもの”と思っていたのですが、「神様のレッスン」を作りながら、少し感覚が変わってきました。

アチャールくんは運命を超えようとか、何者かになろうとは考えていません。ただ、自分にやってきたものを受け入れ、来たものに対して一所懸命です。

ここからが続きになりますが、来たものを大切にしながら、あとは流れに任せることが肝要と私は考えています。真の他力本願とも申しましょうか。

この例が適切かわりませんが、最初は北海道で陸上競技をやっていた千代の富士が、「飛行機に乗せてやる」という勝昭さんの一言で相撲界に入り、最後には大横綱にのぼりつめました。
 
残念ながら、早く千代の富士は世を去ってしまいましたので、その点は残念ですが、来たもので出世したことはたしかです。
 
成功することだけが人生ではありませんが、良いものであれ、悪いものであれ、来たものを大切にすることが、壁を超える上で肝要な気構えに思いますが、みなさまは如何お考えでしょう。
 
続きはまたいずれ。
 

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「フミくん物語」は「神様のレッスン」の原型〜そういえば描きながら、自分の立場を重ね合わせていました。

2022-05-09 10:54:08 | Weblog

フミくん物語 全話はこちらから

昨日アップした「フミくん物語」は、予想以上の反響でした。
やっぱり頑張った人の物語には共感する人が多いみたいですね。

もちろん世の中には「頑張る」という言葉が嫌いな人もいます。
言葉だけでなく、頑張る人が嫌いな人もいます。
また、頑張りすぎもいけませんし、頑張りが必ずしも結果に結びつかないことも多いです。

でも、やっぱり努力や精進って生きる上で必要なことだと思います。

久しぶりに自分で描いた「フミくん物語」を読みかえし、フミくんを応援しながら漫画を描いていたことを思い出しました。そういえば、これを描いていた時期は個人的に大変な時期だったこともあって、フミくんの姿に自分の立場を重ね合わせていたのかもしれません。

フミくんが困難を超えていく場面を描くと、マンガほど劇的でないにせよ、自分も一緒に何とかなった記憶があります。

私にとっての「フミくん物語」は、いわば「神様のレッスン」の原型と言えるかもしれません。

誰でも生きていれば壁や困難に突き当たるものですが、その超え方は人によって千差万別だと思います。ベートーベン先生のように壁を突き破ってしまう人もいれば、壁を避けて通る人もいる。

私の場合、“壁や困難は切り抜けるもの”と思っていたのですが、「神様のレッスン」を作りながら、少し感覚が変わってきました。

アチャールくんは運命を超えようとか、何者かになろうとは考えていません。ただ、自分にやってきたものを受け入れ、来たものに対して一所懸命です。

そして壁の前で、ダメだとあきらめず知恵を絞る…。

続きはまた明日以降!

▼こちらは久々の食べ物の絵。銀座アーンドラ・ダイニングのビリヤニミールスです。

 

 

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