小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

招き猫 vs 石臼 ~ 親方、弟子の育て方

2011-09-30 10:04:23 | Weblog
連日、大相撲の話題で恐縮です。

コメントでも申しあげましたが、石臼新大関・・・ちょっと心配です。
なぜかといえば、あの持ち上げられ方が気になりますし、
大関のニタニタ舞い上がったスマイル・・・これが気になります。
(いや、別にそれがイヤだと言ってるわけでは・・・)。

こういった報道は、人を二階に上げてハシゴをはずすのが常套手段。
なんせ新大関は、先にも申しあげた通り
義援金の時に「ことしょうぎく!」と掛け声をかけられただけで、
顔が土砂崩れを起すお方です。
免疫のない菊関が、ハシゴをはずされた時にどうなるか・・・。

いや、個人的にはアンチなので、別に良いといえば良いのですが、
人間的にはきらいじゃないし(ちょっと婉曲表現)、
今場所を見てもわかるように、きせvsきくで争った方が場所が盛り上がるので、
相撲界全体を見た上では、よろしいのでないかと思った次第です。


また佐渡ヶ嶽親方もそれなりに立派になりましたが、
先代の厳しさを考えると、親方が一緒になって喜んでいてはいけません。

昨今では、子供でも社員でもほめて育てるのが流行ってるそうで、
巷では、ご自分で「私ってほめられて伸びるタイプ」と言ってはばからない方も増えてますが、
力士がそれではいけません。

石臼関は「みんなに愛される大関になりたい」と抱負を語りますが、
どうせなら「憎まれるほど強い横綱になりたい」と言えばいいのにね。
(ま、キャラ的に無理ですが)。


それに比べて、われらが鳴戸部屋(誰のわれらやねん)の親方は筋金入りです。

パンツは白以外ご法度。
インタビューでもぜったい歯を見せてはイカン。
いや、指導は徹底していますね。


今回、稀勢の里関は仮に優勝したとしても大関は見送りだったそうですが、
きせ関にとっては、その方が良かったと思いますし、
菊関が脚光を浴びてるのは刺激になって良かったのではないか。

きっと一気に綱まで上げってくれると良い、そんな風に思いますが、
招き猫関、子供の給食を5人前食べてしまう、相変わらずのKYぶり。

天然と呼んでいいのか、大物と呼んでいいのか。
いや、大物はわかってますが、もう少し悔しがってご飯も食べられないくらいのとこを、
少しくらい見たい気もいたしますが。

写真は大相撲とは関係ない、なまけ蛙くん。
これから顧客さまにお渡しするのですが、力士の名前をつけたら怒られるかな。
(いつもサッカー選手の名前をつけているのですが)。
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大関伝達式と原発御用学者

2011-09-29 09:40:07 | Weblog
昨日、ツイッターをチェックしてたら、
「口上、万里一空やて」
「あ、これからミヤネ屋だって」
というツイートが。

ああ、今テレビで大関・琴奨菊の伝達式やってるのね。

菊の伝達式はどうでもいいやと思いつつ、ついチャンネルをまわしてみると、
ご両親が伝達式で涙を流してるご様子が映ってます。
いや~、好きな力士じゃないけど、やっぱり親は嬉しいのね・・とつい共感。

そう思って見ていると、ミヤネ屋のレポーター、
しきりに琴奨菊関にガブり寄りをやってくれとせがみはじめました。

菊関はガブリ寄りは、「やろうと思っても、土俵でないとできません」
と固辞をしているのですが、
スタジオのミヤネとレポーターが一緒になって、「やってくれ、やってくれ」と囃し立てます。

そこで用意された土俵にレポーターと菊関が・・・?
おめーら、いくらなんでも大関に失礼だろが。


よくグルメ番組や職人の取材などでも、レポーターがこの道30年という陶工に、
ろくろの回し方を挑戦し、失敗して笑いをとろうとする様子がオンエアされますが、
これはそんなレベルでなく失礼な話です。

レポーターが吹っ飛ぶか粉砕されて笑いをとるオチが見え見えで、
(ふだんつまらないダジャレを飛ばす私が言うのも何ですが)
早々に切り上げて、買い物に出かけてしまいました。

「ミヤネ屋、みてたが下らんので買い物に出かけます。
 相撲なんか普段みないのね、この司会者」

と、ツイートを残して出かけて、帰ってきたら

「賭博や八百長の時は『我々ファンは』と
 さもファンの代表のような言い方をして非情に腹が立ちましたぁ。」

というツイートが。

この節操のなさがメディアですが、
大関としても断ってしまえば何を言われるかわからない。
この申し出を断るわけにもいかないのでしょう。

とはいえ、今場所は4年ぶりの日本人大関の誕生。
あまり「日本人、日本人」と囃し立てるのは、震災の時でも逃げることのなかった、
異国で奮闘する外国人力士に失礼な気もしますが、相撲界にとっては良いことではありますね。


一事が万事という言葉がありますが、
こと一部のメディアにおいては、脱原発学者が重用され、
それまで原発を推進してきた学者を「御用学者」という一言で塗りつぶしています。
なんか素直に見られない菊関の大関昇進でした。


写真はパパになった隆の山関の土俵入りです。
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平岡法相+映画「悪人」「瞳の奥の秘密」

2011-09-28 09:41:25 | Weblog
昨日の国会で、平岡法相が「なぜ速やかに死刑を執行しないか」と追求され、
追いつめられて逆ギレするという話を聞きました。

平岡法相の態度は論外だと思いますが、
この話で私は2本の映画を思いだしました。

1本は日本映画「悪人」。
カナダかどこかの映画祭で、深津絵里さんが主演女優賞をもらった作品ですね。
もう1本はアルゼンチンの映画で、アカデミー外国語映画賞を取った「瞳の奥の秘密」です。

「悪人」は深津絵里さんだけでなく、さまざまな映画賞を取っただけあって、
作品のクオリティ的には最高でした。
特に九州の地方感というのが鮮烈で、
「あーそうそう、地方行くとこういうカンジ!」という風土感が素晴らしい。

ところが私自身は、なぜか見ていて釈然としませんでした。
映画では殺人犯役の妻夫木くんより、殺人犯に疑われるホスト風のボンボン(岡田将生)の方が、
はるかに悪人で、見ていてフユカイに描かれています。

妻夫木聡演じる清水祐一が殺人を犯す場面では、
被害者の女性(満島ひかり)にもかなりの非があり、
清水は錯乱状態、魔がさして絞殺してしまうのですが・・・おやおや。
これって平岡法相の言う「殺す方にも事情があった」ってリクツじゃないの?

イケメンの妻夫木くんが見事な演技をしながらも、ガラ的に悪人に見えないのも映画のポイントで、
さらに被害者の父親が、殺人犯よりホスト風のボンボンに食ってかかるところも、
状況的に仕方ないとはいえ、何かの作為を感じます。

役者の演技も良いし、画面のクオリティも高いだけに説得力があるのですが、殺人犯は殺人犯。
殺す方にも事情があったなんて理由は如何なものでしょう。
(まあ、映画でそう言ってるわけじゃないけど、そういう風に読める)。

映画が終わりエンドタイトルを見て、出資したクライアントを見て納得。
かの大手メディアが参列してるではありませんか。
作品の質がきわめて高いだけに、かえって釈然としない思いが高まった次第です。


アルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」、実に素晴らしい作品でした。

あらすじを書くとネタバレになってしまうので、多くは申しませんが、
物語の舞台はアルゼンチンが大恐慌に陥る直前、混乱期の1970年代。
政治が混乱し軍部と対立している時代で、裁判所がまともに判決を下せない時代だったそうです。

殺人犯とそれを追いつめようとする判事。
そして妻を殺された夫との話です。

殺人犯が容易に釈放され、しかも女性大統領の警護に任命されるという、
にわかには信じられない(あ、ネタバレ)中、
こういう社会において死刑がないというのは如何なものか、
と思いつつ最後まで見てしまいましたが、思わず納得。

「悪人」も「瞳の奥の秘密」も、どちらも一見の価値ありです。
ご興味ある方はぜひ一度ご覧くださいませ。
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原発のウソ

2011-09-27 09:47:02 | Weblog
先日、テレビでも脱原発学者として知られる小出裕章先生の
「原発のウソ」読了いたしました。

原発について色々考えさせられるから読んでみろ、
と友人に勧められた本ですが、これを読むと「原発イカン」ぞと思うことはたしかですが、
何か心に響かなかったこともたしかです。

専門家が書いた本をシロートがあれこれ言うのも何ですが、
自分の意見を通すために、そのための資料や凡例などを集めて書いた、
という印象はぬぐえませんでした。


ドイツが脱原発をするくだりなどは、1行しか書かれておらず、
その背景に他国から電気を輸入する、ドイツは世界有数の石炭産出国、など
そういった、私でも知ってる情報は一切記されてません。

また「原発のウソ」では、チェルノブイリ原発が起こった最初の爆発が、
水蒸気爆発の白煙が上がったと記されてますが、
知り合いの原発学者先生の話では、炭素を含んだ黒煙が舞い上がったとのこと。
(これは間違いない話です。
 黒煙の飛散は風にのって広範囲にわたり、水蒸気爆発の白煙よりはるかに危険度が高い)。

このあたりの話を小出先生が知らないはずはなし。
何か意図的なものも感じます。

そんなわけでスッキリしない点が多々ありました。
しかしながら学者が書いたものなので、
少なくともデータ的なウソは書いてないと思いますので、
脱原発の資料として読んでおくことは必要かもしれません。


専門家どうしの議論になったら、はたしてどういうものか。
テレビ討論会みたいなものがなされているのでしょうが、私は見たことありません。
原発推進派の学者(今は勢力が弱いが)との議論も見たい気はいたします。

もっとも小出先生は「はじめに脱原発ありき」なので、こういう方の論破は難しいと思いますね。
比較するのはたいへん失礼ですが、
先日も拙ブログでアップしたこんなことがありましたしね~。

どなたか、この先生についてのご意見をいただければ幸いです。

写真は先日、お客さんからごちそうになった
西麻布のホルモン屋おやじのせがれの一皿。
本店は乃木坂の「おやじ」という店だそうですが、
本当に新鮮なフレンチやイタリアンでも使えそうなホルモンを使用。
ホルモン屋とは思えない洒落た内装で、こういう店は見掛け倒しが多いのですが、
ここは本当に美味しかったです。
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石臼大関の誕生~稀勢の里、一気に綱取りへ!

2011-09-26 09:16:13 | Weblog
大相撲のない朝を迎えました。
大相撲千秋楽、三つ巴戦が見られるかと期待しましが、さすがは横綱。
今場所不調の日馬富士を寄せ付けませんでした。

ツイッターの相撲部は大興奮でしたが、琴奨菊がばるとに勝っていれば二者の決定戦も見られかもしれず、
どちらにしても、ちょっと残念でしたが面白い場所になりました。
相撲ファンとしては、これで八百長騒ぎのみそぎは、ある程度済んだような気がしました。
八百長だったら、お客さんの喜ぶ巴戦にするだろうしね。

それにしてもひさびさの日本人大関の誕生ということで、
テレビ中継もマスコミ各社もかなりの騒ぎよう。

「さあ、いよいよ日本人大関の誕生です」

「日本人大関の誕生は、琴光喜以来、実に4年ぶりのこと」


うーん、なんか私はこのテレビ中継の言葉に違和感を覚えたのですが、
同じことを思ったのか、ディープな人ぞろいなツイッター相撲部から、こんなツイートが。

「だから日本人とか日本人じゃないとかいいんだってば」

そうそう、その通り・・と、私も思わずツイートを。

「相撲がほんとに好きな人は気にしない。みんな面白い取り組みが見たいだけ」


すると、けっこうなリツイートに加え、こんなツイートも。

「強いて言えば日本の心。それは国籍でも生まれでもない」

そうそう。
今や、はじめ高見山が初めての外国人力士として登場し、
小錦が黒船来襲と呼ばれた時代とは大きく様変わりしました。

横綱をはじめとするモンゴル勢は言うに及ばず、
大味だけど怪力が魅力なグルジアやロシアの力士や、ブラジル出身の魁聖。
大男ぞろいのチェコ出身ながら最軽量の隆の山など、ファンは見てますね。

巷にも外国人が溢れ、その外国人がまともな人であれば、
偏見をもたれずに受け入れる土壌も、高見山小錦の時代とは比較にならないほど育ってきました。

そんな中、琴奨菊の大関昇進はそんな嬉しいニュースでもありません。
われらが稀勢の里を先に大関に、という気持ちが強かったことはもちろんだけど、
新大関のガブリ寄りは、見ていてあまり美しくない。

イマイチのびしろを感じさせない点も不満なのですよ。

ただ、誤解のないように言うと新大関は間違いなく良い人です!
以前、大相撲震災募金をしに、錦糸町に出かけた時のこと。

まだ、琴奨菊は不人気であまり募金にいれる人がいなかったので、
わたくしは、からかい半分の気持ちで(大関スミマセン)、
「ことしょうぎく!」と、得意の大声をかけました。

すると大関、破顔一笑。
あまりに嬉しそうな顔をするので、こちらのからかい半分の気持ちが急に恥ずかしくなり、
急いでほかの力士にも合いの手を入れたのです。
よほど人気がないのかなあ、なんて逆に思ったりもしましたが、でも、琴奨菊関。
大関になれたんだから、そんなこと良いよね。

今はホントに人気が出たんだから(棒読み)。


来場所、われらが稀勢の里がいよいよ大関取り。
北の富士さんじゃないけど、大関はただの通過点でしょう!
ここで一気に綱まで行ってほしものです。
それだけの器なんですから。
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なぜタイムマシンが可能なのか?

2011-09-25 08:15:25 | Weblog
「タイムマシン可能」ニュートリノ実験結果に専門家ら驚き(産経新聞) - goo ニュース

親爺が生きていたら何と言うだろう・・・と思うニュースです。
シロートの私でもびっくりですが、きっと物理学者周辺の人たちは腰を抜かしたでしょう。


自動車事故の正面衝突がなぜ危ないかといえば、
たとえば時速60kmで走ってる車どうしが衝突すると、
2台の合計で時速120kmがぶつかる結果となります。

ところが光の場合はそうではない(画像参照・拙著”物理のしくみ”より)。
向ってくる相手のどんなにスピードが速くなっても(光と相手にぶつかる距離が短くなる)、
光が距離に対して費される時間は同じです。

つまり、光速のスピードに達すると時間はゼロになってしまう。

特殊相対性理論はそういうリクツですね。
(実は私もよくわかってるわけではない。単なる親爺の受け売りですが・・・)。


ところがニュートリノが光速より速いとなると、
ニュートリノが目的地に到達した時点では、過去に遡ることになる・・・。
そんなリクツですね(それでええんやろな)。

計測したカミオカンデ自身が慎重な見方をしてますが、
シロート的にはタイムマシンが出来る方が面白いですね。

でも、タイムマシンができたらたいへんなパラドックスが起こるかも。


アメリカのSF作家、フレドリック・ブラウンのショートショートに
こんなものがありました(詳細の記憶は不正確)。

「タイムマシンが完成した。
 先ずは10分前に行って、この真鍮の棒を動かしてみよう」

真鍮の棒には何も怒らなかった。
だが、真鍮を除く宇宙全体が消えてしまったのだ。
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ツイッター大相撲、消耗戦油地獄!

2011-09-24 07:46:58 | Weblog
昨日、大相撲をテレビ観戦しながらツイッターでこんなつぶやきをしました。

管理人:やっぱりNHKは、観客の声をなるべく入らんようにしてるのかな。
    菅直人が千秋楽に賜杯を渡した時、
   「売国奴~!」「帰れ~!」ってヤジが乱れ飛んだけど、それ以来そうしてるのかな?

すると間をおかず、奇妙なツイートが闖入(ちんにゅう)してきました。

ビジター:無礼な野次が耳障りだ、などの苦情が相次いだんでは?
    仮にも一国の首相に向かって「売国奴」などと詰る人間こそ売国奴だと思いますが。


首相を詰る人間こそ売国奴?
首相には何も言っちゃイカンのかいな。
それこそ一種のファシズムじゃないかと、イヤな予感がしながらもツイートの返信をしましたところ・・・。
(以下、管理人はK。ビジターはV)


K:たしかに一国の総理にヤジは無礼というのは、一理ありますが、
  首相のやったことを考えると売国奴と呼ばれて然るべきでしょう。


V:菅元総理がやったことの最大の売国行為とはなんでしょう?
  彼は彼なりに一生懸命自分の仕事をこなしていた。
  知識が無い又は十分に豊富な者は対象を批判しない。
  最も中途半端な知識主の自称知識人ほど最も辛辣に批判する(無知の無知)。


うむむ、これは明らかに悪意があって絡んできてるな~。
無視するのが一番なんだけど、ブロックの仕方がよくわかりません。
実は私、意外かもしれませんが、ブロックをした経験がない。
つい相手の挑発にのって、ツイートの返信。

一方で隆の山 vs 魁聖の取り組み。
おおー! 
内掛けで隆の山、魁聖の巨体を撃沈!


K:ご教示は承りましたが、総理が一所懸命にこなすのは当たり前です。
  あなたは菅元総理がやったことに売国行為がなかったと?


V: 解りません。そもそも僕は彼が売国奴だと思わないので。で、答えは?


原発事故の大元を作り、震災復興の土木を韓国に発注し、朝鮮学校無償化手続きをした、
あの元市民運動家を売国奴だと思わない?

おそらくは、この相手・・・
知っていて絡んできているとは思いながら、ついツイートを返します。

K:朝鮮学校無償化手続きなどもろもろです。

さすがにこれには反論できまいと考えた私が甘かった。
相手からは驚くべき返信が。

V:朝鮮学校無償化手続きが何故売国行為なのか説明を。


うぬぬぬ! 
ここまで来る前に、もっと早く気づくべきでした。
この相手は、何を言われても持論を変えない、特殊な思考回路を持った相手なのです。

さて土俵は高安 vs 翔天狼。
高安、なかなか勝てず、今の地位では家賃が高いか。


K:そもそも高校の無償化自体反対ですが、
  反日教育をしている学校の無償化がなぜ売国行為でないか伺いたい。


V: 反日教育をしている、という論拠は?
  売国行為かどうかの証明責任は売国行為だと主張する者自身にあります。


フォロワーのみなさまはぢっと静観。
関わっちゃイカンとわかっているのでしょう。
いや、お騒がせしてゴメンなさいと思いつつ、返信が止められません。

K:自国民を拉致して返さない国ですよ。
  朝鮮学校にはキム・ジョンイル大将軍の写真が堂々と掲げられています。
  当然、大将軍を崇拝する教育がなされています。


どうだ! 
これならグウの音も出まい!

そう思って、雅山 vs 安美錦の相撲を堪能していると、
蛙の面に水と言わんばかりの返信が!


V:それだけ?
  上から命令されて渋々置いてるだけのただの飾りなのに。
  あの写真を使って反日教育が為されているという証拠は?
  仮に将軍を崇拝するよう教育されていたとしても、それは即反日とはなりませんよ。


うわあああああ!
ここで私も完全ギブアップです。
関わっちゃいけない相手に関わったことにあらためて気づき、背筋に寒いものを覚えたところ、
ブロックのボタンを発見。

やたっ。
これで消耗戦の油地獄から開放される!

そう思ったところ、しびれを切らしたフォロワーさんから救いのツイートが。

「こんにちは。この方、頭がおかしいかキチガイですよ(同じか )。
 でなければ彼の国のご出身かと思います。
 消耗なされませんように」

「横から失礼します。もうブロックされてはいかがでしょう?
 精神的に消耗してしまいますよ」

ををを、これは涙が出るほどありがたい。

しかし、闖入者は私のフォロワーさんにも絡んでくる始末。

V:あなたは「投影」「同属嫌悪」「人は鏡」「情報リテラシー」「無知の知」
 「誤謬」「二元論」「認知バイアス」という言葉を御存知ですか?

これはイカン。
ただでさえフォロワーのみなさんに不快な思いをさせているのに、
このまま毒が広がってしまってはエラいことです。

K:私の負けです。お引き取りを。

V:結局のところ証拠も無いのに菅元総理を売国奴だと思っていたの?


そうよ、そうよ、何の証拠もないのに売国奴と言った私が間違っていました。

勝ち誇って高笑いする相手のツイートを横目に、土俵は時天空 vs 阿覧の大味な力くらべ。
阿覧の怪力の勝ち!

ブロックをすると相手のアイコンは消え、そこには平和な世界が。
稀勢の里は臥牙丸に勝ち、石臼は横綱を撃破。
千秋楽の三つ巴に期待です!


それにしても、この手の方。
世間にはけっこう多いみたいで、今の政権にもけっこういらっしゃるんじゃないかと思うと、
ふたたび背筋にゾクゾクするものを覚えるのでした。
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生座布団乱舞! 稀勢の里 vs 白鵬

2011-09-23 09:47:05 | Weblog
いや~、やったやった!
昨日の大相撲、稀勢の里があの最強の横綱を完全撃破です!

何といっても昨日は国技館にて大相撲観戦。
3日前に激戦の末、把瑠都に負けた翌日は、琴奨菊に毎度の張り差しにがぶられ、
さらに昨日は日馬富士に完敗(見なくて良かった)。

そして、昨日はこれまで盤石の相撲で全勝を重ねている白鵬が相手とあって、
私もあ@花さんも、土俵上で何10秒か持てば御の字くらいに思っていました。

それがフタを空けてどうでしょう。

たしかに立ち合いのしきりで、
私は何度もデジカメの画面を覗いてシャッターを切っていたのですが、
冷たいデジタル画面には、赤く燃え上がるきせの背中と、なぜか小さく見える白鵬。

写真をご覧ください。
なんとなく稀勢の里に比べて、白鵬の方が小さくオーラも弱い感じがしませんか?
(特に左下の画像)。

面白いもので、機械というのは人間の目より真実が出ることがあります。
(笑顔で近づいてくるインド人やイタリア人の悪者。
 写真をあとで見ると、ものすごく悪い顔をしてたりする!)

アルコールで前頭葉が萎縮したアタマにも、「もしかして・・・」というかすかな期待。
それが緊張の立ち合いから、一気に横綱を粉砕するこの相撲です!


白状しましょう!

私たちは生まれてはじめて、禁じられた生座布団を投げました。
(日馬富士が白鵬に勝った一番も何度かありしたが、その時は生おざぶは投げずじまい)。

前の席が空いていたので、そちらも投げてやろうとウズウズしましたが、さすがにそれはグッとガマン。
(友だちは4枚投げたそうですが)。
もう場内は大騒ぎ、私たちも優勝したかのような騒ぎ方。

お隣の、今場所もう4回来ていると言うおじさん2人もそろって祝福。
握手までしてしまいました。
(こちらも大量のお弁当とお酒を消費している強者です)。


いや~、高安は土俵のかけひきで安美錦に良いようにされて破れたし、
隆の山も相撲巧者の旭天鵬に寄り倒しで退かれ、若関も隠岐の海に寄り切られ、
われらが鳴戸勢はすべて黒星という結果。

おまけに期待していた臥牙丸(ががまる)も、石臼に簡単に寄り切られるという始末でしたが、
結びの一番で、その日の取り組みはすべて吹き飛んでしまいました。

生座布団。
一度やったら、止めろと言われても止められません。
九州も座布団くくるような、つまらん真似しないで、
そのくらいならもっと軽くて柔らかい座布団にすれば良いのにね。


それにしても高安と隆の山は、今の地位は家賃が高そうです。
隆の山は、テレビでは舞の海二世みたいな売り方をしてますが、タイプも取り口もまったく違う力士。
人間性も、もっと真っ向勝負の人でしょうから、猫だましだのクルクル舞の海など覚えさせず、
もっと体重を増やして正攻法の力士にすべきでしょう。

170cm足らずのしうへいに比べ、隆の山は186cmの長身。
まだまだ大きくなるハズだし、性格的に相手にだまし討ち相撲はとれません。
(もちろん鳴戸親方がそんなことをさせるはずはないしね~)。

ああ、こうやってきせはファンを引っ張るんだよな~。
きょうの臥牙丸との一番も、また楽しみになりました♪
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台風一過~嵐を呼ぶ男

2011-09-22 06:35:33 | Weblog
昨日は台風の中、前の会社が出展している展示会の手伝いで、東京ビックサイトに行きました。
展示会の手伝いといえば聞こえは良いですが、単に搬出の手伝いを頼まれたというわけで。

とはいえ、IGAS(アイガス)というグラフィック&印刷の展示会なので、
やってる仕事にまったく関係ないわけじゃなし。
3時間ほどかけてつぶさに見てきました。

(電子出版や測色計、特色インキの自動調肉機などは参考になりましたが、
 今回はつまらなかったなあ。ちょっと印刷産業、衰退ぎみです)。

展示会を終えると、ニッカボッカを着用した解体のお兄さんたちに混じって、
搬出というひさびさの肉体労働です。
ジムで汗を流すのとは、また違った運動ですが、
基本的に絵描きの仕事も肉体労働なので、きらいな仕事じゃありません。
(どっちみち、本業も究極のクールビズだしね)。


労働のありがたさを感じながら、夕方6時には搬出終了。
場内には
「現在、ゆりかもめ線は運転を見合わせています。
 りんかい線は運行をはじめました」
というアナウンスが流れます。

おお、良いタイミングとばかり外に出ると、警備のお兄さんが、
「今、りんかい線。止まってますよ」とのこと。

場内と言ってることが違うじゃないかと驚きましたが、
「場内では、動いてるってアナウンスがあったよ。
 あなた、それは聞いてます?」と尋ねたところ、
「知りません」との答え。

うむむ、デマとはこういうところから流れるんだな。

搬出に来た佐川の兄ちゃんも、
「りんかい線、まだ運行”予定”だそうですよ」
なんていい加減なこと言ってましたが(何が予定だ!)、
こういう時には、ともかくも落ち着いて駅まで行かないことには仕方ありません。

さして軽くもないこの体が浮き上げる大風の中、駅まで辿り着くと、
はたして、地下を通るりんかい線は運行。
ただし大崎から先には行けず、急遽、会社がある六本木は取りやめにして
降りて一杯やることに。

見れば、3.11の震災と同じ風景です。
しかもメンバーも同じで、いる場所も居酒屋。
自分たちを「嵐を呼ぶ男」とうそぶきながら、労働後の旨い一杯をあおったのでした。

写真は今朝方、撮影した拙宅のベランダの観葉樹。
幸い、被害は植木が倒れただけに止まりました。
次回は全部室内にしまっておこうっと。
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三国志 Three Kingdoms~赤壁大戦

2011-09-21 10:44:56 | Weblog
昨日の夜は少し時間があったので、中国で制作されたドラマ三国志 Three Kingdomsを見ました。

ドラマの最初の方は思ったほど面白くないので、ややガマンして見ていましたが、
(三国志だから見るって感じ)さすがに赤壁の戦いが近づくと、見せてくれますね。

このドラマの面白さはリアルな戦闘シーンではなく、
言葉や外交による戦い、人の心にどう攻め入るかという点であり、
経営者や政治家はもちろん、夜のサラリーマン諸氏に人気があるのも頷けます。

若い頃は、おじさんたちが戦国武将や三国志から経営を学ぶ・・・
なんてことをバカにしてたのですが、
ダジャレと一緒で、最近はミイラ取りがミイラになってしまいました。


諸葛亮孔明が赤壁の戦いを前に、曹操と戦うか、降伏するか。

呉の孫権の臣下たちが内輪でもめる中、
諸葛亮孔明が、降伏派の臣下たちを舌戦でやり込めるのは、
戦のシーンではないのに、見ていて血わき肉躍る場面ですが、
作家や演出家によって微妙に違うところが面白い。

映画「レッドクリフ」では、降伏派の先鋒・張昭が、
どちらかというと弱腰なキャラクターとして描かれているのに比べ、
ドラマ「三国志 Three Kingdoms」では、国を思う忠臣として描かれてます。


けっきょく孫権は、孔明の思惑通り曹操との一戦を決心し、
「降伏を口にしたものは、誰あろうこの机のように斬る!」
と家臣たちの前でタンカを切るわけですね。

主君・孫権は、大将軍に応戦派の周瑜を任じる一方で、張昭には
「国を思う気持ちは、どちらも一緒。
 そなたほど国の財政を知るものはいない」と、
戦の財務のすべてを任せ、降伏派と応戦派をひとつにまとめます。

をやをや。
やはり、このあたりは国がひとつにまとまってない親方が、ひとつの理想として描いた場面だな。

香港出身のジョン・ウーは、あくまでエンターテインメント中心にモノを考えるから、
降伏派を悪役に仕立てた方が面白いって判断だったのでしょう。


それにしても韓国でも中国のドラマにしても、国を思うことは美徳として描いてるよね。
なのに何で日本人が「国を思う」と発言すると、あんなに反発するんでしょう。
この手のドラマを見ると、いつも考えてしまいます。

写真は成都の武候祠で買った諸葛亮孔明のフィギュアです。
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メディアの我田引水

2011-09-20 10:51:18 | Weblog
昨日テレビをつけていたら、野村元監督とお孫さんが一緒に旅する番組をやってました。

野球解説の時と違って、おじいちゃんの話はひどくつまらなく、
「努力が大切なんだよ」
「大パパ(おじいちゃんと言わせない)は貧乏だったからな~。
 ここからワシは出発しただよ」
「努力をするなんていうのは、当たり前のことなんだよ」
などと、同じお説教の繰り返し。

孫のひでかつくんは、時々大あくびをして、おじいちゃんに怒られてますが、
それでも「おじいちゃん、何を言ってるんだろう?」という顔をしています。
育ちが良いんだね。
でも、おじいちゃんの言ってることはみんな正しいんだけどね。


ところがひでかつくんが「早く、終らないかな~」という顔をしてる時、
常盤貴子さんのナレーションが
「ひでかつくん、そろそろおじいちゃんの話がわかってきたもよう」と、
顔と真逆のことを言ってます。

うーん。
この番組の罪は軽いけど、これがメディアの我田引水というやつだな~。


以前、誰の司会だったか忘れてしまいましたが、麻生総理時代にはこんなやりとりが。

司会「麻生さん、公務のあとは必ず高級バーに行くんですね~」

タレント「ええ~! この大切な時期に高級バーでカクテル~?」


で、菅前総理の時は・・・

菅「菅総理がお好きなのはカツ丼」

タレント「庶民的ですね~」



野村元監督の番組は、どうでもいい番組だったので、すぐチャンネルを変えましたが、
菅元総理は辞める直前に、反日教育を推進する朝鮮学校無償化の手続きをした方です。

メディアというのは、黒いものでも白く、白いものでも黒く見せることができる
ものすごい力があると思ったものです。

もっとも、ひでかつくんの顔は、あまりに思ってることがダダ漏れでしたから、
あのナレーションに心の中でツッコミ入れていた人は多かったかもしれません。

写真は氷川祭りの一枚。
これは天狗なのか、何なのか?

ご存知の方はご教示くださいませ。
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あかさか昆虫記

2011-09-19 09:17:48 | Weblog
昨日の氷川祭り、1日くらいなら何とか参加できたのに、不完全燃焼で残念でした。
やはりお祭りは見るだけより、友だちがいてキチンと参加したほうがいいな、
なんて思いつつも雰囲気だけは味わえたので、その点は満足でした。

それにしても氷川神社は、私の幼少時代からほとんど変わっていない、赤坂で希有の土地です。
(本殿新築で変わってしまったら、イヤだな~)。

変わらないといえば、実家のある浄土寺の中も変わりませんし、豊川稲荷の中も変わらない。
やはり神社仏閣の中というのは、移り変りの激しい世の中でも、あまり変わらずにいるかもしれません。

昨日のコメントには、私が幼少時に過ごした実家を知る方からコメントをいただきましたが、
あの頃の赤坂に比べると、一番変わったのは虫の数でしょうか。


昔の実家も浄土寺も、アスファルトではなかったのでとにかく家のまわりに虫が多かったのです。

木桶だった風呂場には、6月くらいにはなめくじがいて、塩をかけて遊んだもの。
いちど、牛乳瓶の底にもなめくじがついていて、気持ち悪くて一時牛乳が飲めない時もありました。

風呂場にはカマドウマ(俗に言う便所コオロギ。近くトンと見なくなりました)や、
プラナリアに似た変な生き物がべったりついてることもありました。

また、お寺にある石をめくると、そこは虫のワンダーランド。
ゲジゲジ、ダンゴムシ、ハサミムシなど、わけのわからない虫たちが行軍しておりました。

アゲハやアオスジアゲハなどは、未だ赤坂の地に生息してますが、
見なくなったのは、スズメガですね。

スズメガの幼虫はびっくりするくらい大きな青虫で、シッポにカギがついているのが特徴です。
幼虫の大きさに比べて、成虫の蛾はさほどでなく、
よく太った胴体に、鱗粉のない透明な羽をつけています。

スズメに似てるのでスズメガというのか、スズメバチと間違えるからスズメガと言うのかわかりませんが、
ハチと間違えて、ちょっとびっくりさせられます。


このスズメガの幼虫は、けっこう今の赤坂不動に生息していました。
ツタの葉についた大きな青虫に驚き、みんなで石を投げて潰したこともあります。
(子供はざんこく! はらぺこあおむしさん、ごめんなさい)。

潰れた青虫からは、文字通り青い体液が流れ、それをみんなで
「おつゆだ!」
「おつゆが出た!」
なんて騒いだものでした(合掌)。


子供の頃、私は虫が好きだったので、親爺は昆虫学者になってくれたら良いと思ってたみたいです。
まさか絵描きなんて・・・と思ったことでしょうね。

長じてくると、人間は虫が苦手になるみたいですが、
思えば、あの子供目線でみていた虫たちが、今の仕事につかせてくれたのかもしれません。
嗚呼、虫さん。ごめんなさい。

イラストは「僕は、社会(みんな)の中で生きる」の原画。
これは、大地くんの世界に、私が子供の時分の世界を重ね合わせて描いたものです。

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戦後最大級!~赤坂氷川祭り

2011-09-18 10:49:35 | Weblog
今し方、野暮用で赤坂サカスに行ったら、氷川祭りの真っ最中ですごい人だかり。

今年は、震災で祭りを自粛するところが多い中、
氷川祭りは戦後最大級(文字通り当社比)の規模で行われるという、なかなか立派なふるまいです。
(先ほどセブン区議に会ったけど、自粛しないという公約のあらわれ?)

そのおかげで、自粛で中止になったほかのところから大勢の参加者が来たようで、
サカス周辺は大変なことにあっていました。

かく言う私はといえば、今年はどっぷり漬かろうと、
ジム友の正ちゃん帽さんなどに声をかけていながら、
原稿の締め切りやら、クライアントさんとの食事やらで時間がとれず。

さらに3日前に法被を借りたいと、氷川神社に電話したら、
すでに山車の部は定員に達していたとのこと。

神輿は空いてるとのことでしたが、私は子供の頃にイヤイヤやらされた記憶があって、
神輿をかつぐのは好きじゃないのだ。

仕事もまだ完璧には終わらないし、今年は仕方ないかな~。
本年は遠巻きに眺めて、適当に切り上げるようにしよっと。


あああ、クライアントさま(怖)。
仕事は連休あけ、早ければ明日にはデータ山車・・・
じゃない、データ出しをいたしますので、何卒よろしくお願いいたします!


昨日も稀勢の里は石臼、横綱とも全勝を譲らず。
木曜、見に行くまで連勝を続けてくれよ!
もちろん、おすもうまでにはアップです。

写真は先ほどケータイで撮影した氷川祭りのお神輿です。
この記事を見たみなさま。
今年の氷川さまは凄いですよ!

今からでも、どーぞ見物にお越しくださいませ!
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な、なんだ、この奇妙な生き物は?

2011-09-17 08:41:22 | Weblog
数日前に、ツイッターから奇妙な生き物の写真がまわってきました。
ご覧くださいませ。

な、なんだ、この生き物は?

北海道に住む高専の先生によれば、
トカゲの中にはヘビと区別できないほど足の退化したものがいて、
そのシッポのとれたものではないかとのことですが、正体はまったく不明です。

そこで某国立科学博物館にメールの写真を送ったところ、
一昨日だかに、以下のような内容の返事が返ってきました。


「その物が何か」というご質問にお答えする資料同定では、
基本的に、ご依頼者様ご本人が採集された物、撮影された画像などの場合に、
当館研究員がお答えしております。
また、業務としての同定の場合は、有料となる場合もございます。
ご理解下さいますよう、よろしくお願い致します。

いただきましたメールの添付写真を拝見致しましたが、
スケールがわからないことや、画像が不鮮明であることから、
同定することができません。


うーん、つまりこれではお答えしようがないということですな。
なるほど、科学者としてそれはごもっともでしょうか。

たしか近くの庭の池だかから見つかったというツイートでしたが、
写真の主をキチンと特定しておけば良かったなあ。
ツイッターのリツイートだったけど、誰からリツされたかも忘れてもうた。


専門家ならこのくらいに奇妙な生き物は推測がつくのでしょうが、
科学者の立場として、「多分、なになにだろう」みたいなことは言えないのでしょうな。

リュウグウノツカイという深海に棲む怪魚が、ごくまれに海岸に打ち上がる話を聞きます。

震災の前は、クジラが団体で海岸に打ち上がるニュースがあったけど、
昔なら天変地異の前触れと、畏れおののくところでしょう。

それにしても、この正体不明の生き物・・・騒ぐほどのものじゃないかもしれないけど、
どなたか推測できる方はおらんかいな~?
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「僕は、社会(みんな)の中で生きる」~中田大地

2011-09-16 09:39:40 | Weblog
連日の激しい残暑が続く中、究極のクールビズにてイラストを描く毎日です。

暑いならエアコンをつければ良いじゃないかと言われそうですが、
基本的にエアコンをつけて良い絵は描けないというのが私の持論です。

汗をかいてこそ、良い絵が描ける!

ううむ。
「巨人の星」や「あしたのジョー」じゃあるまいし、そんなハズはないだるって?

それは別に科学的な根拠は何もありませんし、
エアコンなしだと、汗と手から出る水蒸気で紙がたわむので、
かえってつけた方が良さそうなものですが、これはもうリクツじゃないですね。

私は汗をかきながら絵を描くのが好きなのです。


それに今はデジタル入稿してるので、たわんだ紙の影や汗のあとはきれいに消せるのですよ。
たぶん、デジタル入稿にいちばん喜んでいるのは、
生で汗の結晶を受け取らないで済む、クライアントと印刷会社さんでしょうね。


今描いている大地くんの新刊本、
あ@花さんからダジャレの量産に叱られながら、まだ作業が続いてますが、
すでにジャケットのイラストとデザインがアップしています。

背景の町は、けっこう細かくて作業量が多かったのですが、
私自身は、あまり淡泊なイラストよりも、
「これでもか!」というくらい描き込む作業が好きなので、楽しい仕事になりました。


なぜ、ジャケットの背景に町の俯瞰図が描いてあるのかといえば、
大地くん自身、これから社会(みんな)の中で生きていく決心をしたからです。
すごいね、今からそういう気構えでいるなんて。

町のイラストとさまざまなポーズをとった大地くんは、別々に描いて、
デザイナーさんに配置してもらいました。
半分、手前味噌になりますが、イラストを描いた私が感激するほど良い出来になったと思います。

大地くんのおかあさんにも、たいへん喜んでいただけたようです。
(ジャケット見て泣いたって本当?)

これからの大地くんの人生が実りあるものでありますよう!
月並みな言い方ですが、そんな気持ちを込めて描いた絵です。
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