小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

フジテレビ、買収されたのはホリエモン後・・・?

2011-07-30 08:54:41 | Weblog
昨日、ツイッターでフジテレビの話題が出た時に、あ@花さんと
「これなら、まだホリエモンに買収された方がマシだったよね~」なんて会話になったのですが、
どうやらホリエモン買収騒動の時に
ソフトバンク系を通じて、半島系グループの傘下に下ったようですね。

いや、冗談ではなかったわけだ。

それにしてもソフトバンクの孫社長というのは、どういう人物なのでしょうか?
帰化した以上は日本人、というのが私個人の意見でもあり、法的にも当然日本人だと思うのですが、
それで帰化した国を、もとの母国に売ろうとするものでしょうか?
(帰化したのは、それに親の代?)

ツイッターでは彼を売国奴と呼ぶ人もいれば、国士と仰ぐ人もいる。
私にはまだよくわかりません(お金持ちなのは知ってるけど)。
どなたかご教示のほどを。


それにしても昨日のブログアップで来たコメントやツイートで知ったことですが、
・2010年の世界フィギュアで優勝した浅田真央選手の表彰式をカット。
・2008年の初優勝、インタビュー番組で浅田選手・転倒シーンの等身大パネルをスタジオに展示。
・2009年にキムヨナ選手優勝の時は、韓国国家をノーカットで放送。
・日韓戦ではなく「韓日戦」と呼ぶ。
など、どれも腹立たしい限り・・・と、思いましたが、
よくよく冷静に考えてみると、これらは国民の反感を買う実にレベルの低い手段ですね。

子供がザマアミロとばかりアカンベーをする、こんな幼稚なやり方で
本当に溜飲を下げているのなら(事故を起こした鉄道を埋めようとした、どこかの国の幹部同様)、
上層部の民度が低いと思われても仕方ないですね。

これならまだアメリカの行った日本統治の方が、
イラクやアフガニスタンなど中東諸国で反感を買っているとはいえ、
まだスマートではなかったかと思います。
(なんせローマ帝国統治法直伝ですから、新しい国家とはいえ、成熟された統治法を知ってます)。

米国が反感を買われるのは、おもに異文化に対する鈍感さによるもので、
悪意が簡単に見透かされる、というよりわざわざ反感を買うようなことを積極的にやって、
それがリベンジだと勘違いしてるのは、どうもねえ・・。

それとも、こちらにはわからない高度な政治判断があってやってることでしょうか。
こちらも合わせて、どなたかご教示のほどを。


体質が入れ替わるまでフジテレビは見ませんし、不買運動には留意して参加するつもりですが、
フジが輸入した韓流時代劇「チュモン」は、やっぱり面白いので引き続き見ていくつもりです。
(在日の知り合いもいますし、韓国人の友達もいますが、別につきあいも変えません)。

また高岡氏、好きなタイプの役者ではありませんでしたが、及び腰の芸能人の中、
その気概や素晴らしい。
韓流は見るけど、彼もまた応援していこうと思っています。


写真は水の都、松江の風景です。
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高岡蒼甫さんの韓流批判&解雇は・・

2011-07-29 06:39:18 | Weblog
高岡蒼甫、所属事務所を解雇か - 「自分からは切り出していません」(マイコミジャーナル) - goo ニュース


これは今、ツイッターをはじめとするネット上で話題になってるニュースですね。
この人については、”たかおか・そうすけ”とお読みするのと、
この人が女優の宮崎あおいさんの夫であるのは、この事件ではじめて知りました。

この一件の前に、なでしこジャパン優勝の時にフジテレビが、
君が代斉唱をカットして放送したことで、ツイッターの中が騒然としました。
(私は民放のサッカー中継が嫌いなので、BSで見ていて知りませんでしたが)。


日教組じゃあるまいし、何でフジテレビが君が代をカット?

てっきりフジテレビが右寄りだと思っていたので、この件には驚いたのですが、
すでにフジは株主の22%以上が韓国系にわたってるとのこと。

いつの間にそうなったのか知りませんが、
言われてみればフジの韓流祭りは度が過ぎていると、前から言われておりました。

たしかに本国ではさして人気のない役者やアイドル(だそうです)を、
「成田に800人のファン、集結!」といった具合に、
お得意の仕掛けで煽ろうとする話も、ネット上ではガンガン流れていました。


まあ、「柔道も韓国発祥、剣道も韓国が発祥」
と主張する我田引水のお国柄なので、
このくらいのことは、さして不思議ではありませんが、
ここで注目したいのが、無視を決め込み高岡蒼甫さんのことを報道しないメディア側と、
「高岡さん、よくぞ言った!」「高岡、韓流ファンを敵にまわすと怖いぞ」と騒ぐ、
ネット側との温度差ですね。

たしかに高岡さんの主張する
「やたら韓流を入れるなら、その分日本の役者を使えよ」というのは正論なので、
今回の解雇は気の毒ですが、たまたま半島の方向を向いた判断をしただけで、
自分たち不利益になる人を雇っておくほど、度量のある雇い主はおりません。

本音を言えば、この話は朝のニュースで取り上げるものではありません。

またネット上の騒ぎで気になるのが、韓国側を揶揄する表現に目に余るものが多いことです。



たしかにお隣半島は、わが国の一部のサヨクと手を組んで、
強制連行(実は大半が志願して日本にやってきた)や、
従軍慰安婦(こちらも同様、強制でなく職業としていた)を、
まるで事実であるかのように発信しました。

また、植民地化にしても、もともとはあちらの政府がロシアにつくか
日本につくかを迷った挙げ句、わが国を選択したものです。
(その結果、半島の道路や鉄道、病院などを整備し、ハングル普及などの教育を広め、
 大枚をはたいてインフラ整備をした挙げ句が、反日教育とはバカバカしい限りです)。

だからと言って、韓国の人がすべて品性下劣と決めつけるような書き込みは如何なものか。
(ネットの世界だから、仕方ないといえばそれまでですが)。
しょーもない人もいる一方、まともな人だって多いはずですよ。
それはわが国の人間も同じです。


最近のフジが運んできた韓流のクオリティがどうかは知りませんが、
実際、韓流ドラマには面白い作品が多いのもたしかです。

韓流が流行る前は「シュリ」という映画がはじめて大々的に公開され、
(ロストに出演のキム・ユンジンが主演してます)これがコケたら、
韓国ものは日本に入ってこれないと言われていました。

それがある程度成功したから、今の韓流があるわけで、
それを文化侵略というなら、わが国のアニメやマンガも同様に言われてしまいます。


問題は拙ブログのコメントにもありますが、
日本と米国が戦争したことを知らない層などは、無条件で洗脳されてしまうことでしょう。

ただ、私が中学の時でしたか・・・
チャールトン・へストン主演の「十戒」や「ベン・ハー」(当時でもリバイバル)を見て、
いたく感動したことがありますが、あれもユダヤ資本の洗脳映画ですね。

このあたりは仕方ないかな・・・。

ただ、中にはこんなツイートも・・。

「最近フジテレビ韓国ネタだらけですね」って言っただけで仕事クビとか凄い


事実かどうか、どなたかご教示を!


画像は拙著「シエスタおじさん」のハングル訳版です。
拙ブログをお読みになれば、おわかりになると思いますが、
だからと言って、私個人がハングルに染まってるわけではありません。
(この本にしたって、そんな売れてるわけじゃありませんしね~)。
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エスキモーと障害者支援

2011-07-28 10:49:19 | Weblog
え? 
エスキモーというのは差別用語、今はイヌイットと呼ばなければいけない・・・ですか?

いえいえ、それは存じております。
ジプシーも差別用語で、今はロマ民族と呼ばなければいけないそうですが、
そんな言葉尻の話より、ここではもっと別の問題を申しあげましょう。


昨日は、築地にある水産会社に招かれてキングサーモンを食べに行きました。
大きすぎて、切り身にするとスーパーでは売れないけど、味は極上のキングサーモンです。
(売ろうとしないスーパーのバイヤーもダメだと思いますが)。

この水産会社は、数人のスタッフで世界中の水産物を買い付けして、
日本を含む、世界各国のバイヤーに売ると言う商売をしています。

その中でベテランのバイヤーが、アラスカで特別に買い付けたキングサーモンが、
写真のそれだというわけです。
いや、プロのバイヤーでも滅多にお目にかかれない極上の品だけあって、そのお味たるや絶品!


しかしながらそのベテランバイヤー、Yさん曰く。

「エスキモーがまったく働かないんだよねー。
(年配の方なのでイヌイットとは言いません。以下、文脈によってエスキモーと呼びます)。
 アメリカ政府から援助金もらっていて、食うに困らないから労働意欲がないんだよ」

同じモンゴロイドとして、エスキモーの労働力には期待していたそうですが、
Yさんの話では、米国政府の飼い殺し政策によって、
すっかり骨抜きにされてしまった彼らに、大きな失望を抱いていました。


それ以前にもエスキモーに関しては、別の問題を聞いたことがあります。

アルコール文化の無かった彼らが、お酒の味を覚えたことで起こるアルコール中毒、
さらには極寒の地で起こる、アルコールによる凍死は大きな問題でした。

また、生肉を調理して食べることから生じるビタミン不足から(極寒地域なので野菜がない)
起こる壊血病は、これまた大きな問題でありました。

現在はイヌイット居住区はアルコールは全面禁止。
壊血病に関しても、流通の関係で食事は改善されたものの、
新たに流入した食文化、ハンバーガーやコーラによる肥満が著しい問題とのことでした。

そりゃ、トナカイの生肉食べるよりは、ハンバーガーやコーラの方が旨いでしょうが、
これも一種の文化侵略みたいなものですね。
セスナで運ぶコーラの量は、全部下ろすと機体が浮き上がる量だそうです。


アメリカ政府は、エスキモー各々の部族の党首に援助金を与え、分配させます。
分配方法は党首に任されているので、党首が政府に不満を言うことはありません。

こうして、食うに困らなくなったエスキモーの労働意欲低下は、
今後、彼らの将来が危惧されるほど深刻なものなようです。


うーん。
どこかで聞いたような話だと思ったら、あ@花さんのブログに出てくる、
障害者を働かせまいとしている人たちの話に似てますな。

障害者はかわいそうな存在で、守られるべき存在なので、仕事などさせるのはとんでもないという理屈ですが、
これは、働かずしても援助金をもらえるエスキモーの奇妙な特権は、これと近いものがあるように思えます。

彼らイヌイットは主に漁業権を持つことによって食べているそうですが、
魚が採れなくなったりしたら、どうするのでしょうか?


三国志でも、若い頃から苦労を重ね、快楽の味を知らなかった劉備玄徳を、
酒と女人づけでダメにしようと、策謀をめぐらす話がでてきますが、
こうした飼い殺し的特権を与えることは、人間をダメにするいちばん効率的な方法ですね。


労働による喜びほど、人に生きる希望と勇気を与えるものはありません。
それを取り上げてしまうことは、人を滅ぼすいちばんの近道に思えます。
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地デジ化、うちと近所の思わぬ影響

2011-07-27 10:11:09 | Weblog
先日、大相撲のために値引き32型テレビを購入しましたが、
BSとCSに切り替えるリモコンが2つ必要なのが、何とも面倒です。

そこで契約しているみなと新宿ケーブルテレビに電話をして、
何とかならんかと聞いたところ、「大丈夫です」とのこと。


やったとばかり小躍りして、電話による指示に従い操作したところ、
はたして一つのリモコンで操作できるようになったのですが、
今度は地上波の画質が荒くなりました。

「なんでやねん?」(東京の人間なので、そうは言ってませんが)と聞いたてみたら、
ケーブルテレビの機械がひとつ入ることで、どうしても画質が落ちるんだそうです。

ははあ、地上波に比べてBSの画質が落ちるのは、そういうわけか。

だったら、BSのアンテナから直接繋いだ方がきれいな画面が見られるわけじゃないか。
CSをそんなに見なければ、
月々いくらか払わなければいけない新宿みなとケーブルテレビは必要ないよね。

なんて、思ってしまいました。
(思っただけでなく、口に出てしまいましたが。
 オペレーターのお姉さん、あなたに言っても仕方ないね。
 ゴメンなさいまし)。


テレビとチューナーをつなぐケーブルを変えれば、
ある程度BSも良い画質で見られるそうですが、まあ様子を見て判断するしかないですね。


なまじ良い画質のテレビを見ると、人間それに慣れてしまい、
落ちた画質に不満が出てきます。
(まして、こちらはビジュアルを生業にする者としては、
 質の落ちた画面はなかなか容認できないものです)。

安いテレビ買って、こんなワガママ言うなんて、
人間、欲が出るのにキリがないのは浅ましいですが、
技術というのは常にこのようなものですね。

今よりパソコンが成熟していない時代には、
高額で購入したコンピュータやソフトがあっという間にゴミになりましたが、
そこまで行かないにせよ、テレビのデジタル移行はそんな問題を噴出しそうです。


そういえば、ここ2~3日のところ
紅花ばあさんが表で騒いでたのは、テレビが写らなかったからみたいです。
地デジ化移行の被害者、こんな身近なところに!

考えてみれば、日曜から紅花ばあさんが毎日来ては
「さびしーよー、さびしーよー」とまとわりついてきたのですが、
それは、いよいよ死期が近づいたからじゃなく、テレビが映らなくなったからなのね。

どんなに下らない番組も、一人暮らしの年寄りには大切なお友達ということでしょうか。
(でも、CMの購入層にはならないので、局とするとあまり旨味はありませんが)。

紅バアはテレビが壊れたと思ってたらしいですが、本日チューナが設置されるとのこと。
(いちいち報告しに来なくてもいいよ。家でじっと大人しくしてろっちゅーの!)

今日からは少しは静かになりそうですが、そういう高齢者、多いんだろうな。

地デジ化、私にそんな影響はないだろうとタカをくくってましたが、
そういうわけでもなさそうです。


写真は出雲の黄泉の洞窟。
あの韓竃神社からほど近い場所にあります。
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中国高速鉄道脱線事故、証拠隠蔽か

2011-07-25 13:08:23 | Weblog
中国高速鉄道脱線事故、証拠隠蔽か?

今さら、どんなニュースを聞いてもびっくりしない、この国のことですが、
事故を起こした車両を地中に堂々と埋めるのには、さすがにびっくりですね。

報道官はネットが発達している今の世の中で、隠し事などできるはずない、
なんておっしゃってますが、それを堂々とやっているのがスゴイです。
たぶん事故車両を検証したら、数えきれないほどボロボロ出てくるんでしょう。

車両の技術供与をした日本のメーカーは、
あの国だったら責任を押し付けかねないと戦々恐々ですが、
普通に考えて、これら一連の隠蔽は国益ということを考えれば、何のプラスにもなりません。

というか、すでにもともとなかった安全面の信用が、さらに窮地に立たされるわけですが、
それなのに、なぜこんなことをするかと言えば、
上層部だって、国際的な信用を失うのがわからないほどバカじゃない。

でも、単純に各々の部署の担当が、国のためじゃなく自己保身の責任逃れをするからでしょう。
責任を取れば、バカを見るのがわかってるからです。


山崎豊子先生の「大地の子」では、雨ざらしにしておいた部品の欠陥を、
「雨ざらしという天候のせいならば、責任は私ではなく、”天”にある」
と、空を仰いで指をさす場面がありますが、
いつのどの世も、この大陸の体質が変わっていないことを示してます。


それにしても白昼堂々と証拠隠蔽とは・・・うーん(笑)。
上海鉄道局の関係者は
「事故原因の究明には役立たない。もはや、くず鉄だ」などと話しているとか。

中国人に最も人気のある人物のひとりが(毛沢東とか、操作で人気ある人物じゃなく)、
あの三国志の英雄・関羽だと言います。
信義に厚く、決して人を裏切らず、劉備玄徳の臣下に過ぎなかった関羽が、
死後「関帝」と呼ばれるようになったのは、そんな社会だからなのかもしれません。
(信義に厚く、決して人を裏切らず・・それが立派なことだって、この人たちだってわかってるんじゃない)。

しかしながら鉄道より怖いのは、中国国内の原発でしょうね。
いや、四川大地震の時の原発は、もう・・・。


写真は初場所取り組み、稀勢の里と荒鷲です。
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日馬富士関、優勝おめでとうございます!

2011-07-24 06:43:46 | Weblog
昨日はわが家に届いた”値引き32型”のテレビで大相撲をお茶の間観戦。

大相撲のためにテレビを購入したようなものですが、
昨日の取り組みは満足度が高かったなあ。

注目は何といっても、白鵬8連覇を阻止した日馬富士の相撲でしょうね。
中止になった場所が2回もあったせいもあって、
白鵬以外の力士の優勝を見るのは本当に久々です。

「これが負けか!」

「私も人間です」

いや~、なかなか言えないこのセリフ。
さすがは最強の台横綱だね!

はるまは今まで何度も白鵬の牙城を崩していますが、
昨日の一番は、それが上手くいった時の典型的な相撲!
最後まで白鵬に十分な形にさせず、一気に押しだしたのは見事でした。

いや、日馬富士関。
おめでとうございます!
はるま命の中田大地くんも、さぞ喜んでいるでしょうね。
大地くんもおめでとう!


はるまが白鵬に勝つパターンとしては、必ずワキにもぐり込んで揺さぶってかき回す、
いわば、小さいものが大きいものを撹乱する相撲です。

ところが、われらが稀勢の里が白鵬に勝つパターンは、
組んでよし、張ってよしという正面からぶつかっていくパターンです。
この最強の横綱に正面から当たって勝てる力士は、角界広し(ひろくもないか)と言えど、
稀勢の里しかいないと思うのですが・・・はるまの智恵を少し分けてほしいね。

とは言え、今日の相撲ではるまに土をつけて全勝優勝を阻止できれば、
九州場所で大関を十分狙えますからね。
横綱の大記録を阻止し、魁皇の大記録も阻止するKY力士の面目を発揮してほしいものです。


大関といえば、今回もうひとつの話題だった琴奨菊と若の里の一番も面白かったですね。
昨日の一番・・・意地を見せた若の里関も立派だったけど、昨日、隠岐の海に負けた一番といい、
まだ大関になるには家賃が高すぎと思わせた一番でした。

せっかく得意のがぶり寄りで横綱をはじめて倒したのに勿体ない。
最強の横綱に勝ったあと、平幕に2連敗。
この2日の相撲が”持っている”ものの限界を感じさせました。

それはそれとして、チェコの山も高安といい、
われらが(勝手に)鳴戸部屋勢はお関取がみんな勝ち越しです。

それを届いたばかりの32型のAQUOSで堪能できて幸せでしたが、
きせの相撲で「ををを! やった、やった」と大声を出したところ、
たちまち「うるさい!」と洗濯物干しハンガーをガチャンと頭に乗せられました。
それがテーブルにあった萩焼の上に落ちたので、さすがに私も(怒)。
夫婦茶碗の小さい方(私の分)ですが、割れなくて良かった。

今日の稀勢の里vs日馬富士の一番が楽しみです♪


写真は今年の初場所入り待ちで撮った稀勢の里&隆の山。
隆の山関が、まだきせの付人だった貴重な写真です。
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菅献金とチュモン~日韓のちがい

2011-07-23 10:25:37 | Weblog
菅総理の北朝鮮拉致犯関連団体に巨額の献金をしていたという問題。
ネットの世界では毎日のように流れてきますが、
にわかには信じられない話ですが、どーも本当の話なようですね。

ツイッターを回覧すると、街宣右翼は実はほとんどが在日だとか、
リンゼイさん殺しの市橋容疑者がそうだったという話が、毎日のようにまわってきます。


真偽のほどはさておき、ネットはガセも多い世界ですが、
朝鮮半島に限らず、こうした外国人勢力は遺伝子的にも思想的にも、
マスコミ、芸能界、政界などに深く入り込んでいるため、
新聞やテレビに報道されないケースが多いようです。

最近、韓流ドラマや韓流スターの流入が多いのは、
一方でテレビなどの表のメディアの弱体化にともなう焦りがあるのかもしれません。


そう思いつつ、韓流時代劇はたいへん面白いの見てますが、
最近ハマっている「チュモン」では、王子チュモンが漢帝国の勢力に備えるため、
外国(現在は朝鮮半島内)と戦争を仕掛ける話・・・
いわば日本では戦争礼賛とも取れるストーリー展開にびっくりしました。
(あ、でもハリウッドじゃ、よくある話か)。

敵役の長兄が戦争を回避させようと必死に動いてるのに、
主人公の三男チュモンと王様は開戦に向って、軍事訓練や兵器の開発へと勇往邁進!

おまけにチュモンと相思相愛の令嬢ソソノが、武器商人になって活躍するなど、
わが国では、とても放送できない内容です。
さすが未だに戦争状態(休戦中)の大韓民国・・・徴兵制度がある国のドラマは違いますね。


これらのドラマを見ていると、わが国の生ぬるいスローガンは何ともはや。

「どんなことがあっても(自分の母親や妻や妹がレイプされても、国が焦土と化しても)戦争はいけない」

「地球より重い、命の尊さを考える」

こうした文言を聞いていると、日本の中枢に潜り込んだ層が、
わが国を弱体化させる目的でやってるんじゃないかと、疑いたくなってしまいます。


ただ、個人的には韓流ドラマの流入は歓迎ですね。
だって、情報の宝庫だもの。

その昔、ドナルド・キーン氏のような日本文学者は、
大戦中の相手国の精神構造を知るため、日本の文化の研究を命ぜられたといいます。

ドラマで本当の外国がどこまでわかるか知りませんが、
少なくとも「韓流まつりはどこぞのテレビ局の陰謀、洗脳」なんて、つまらないことを言わず、
そこから半島文化を吸収すれば良いのではないでしょうか。

少なくとも、わが国とは違った教育をしてることがわかりますよ。
イヤなら見なきゃ良いわけだしね。
キーン先生みたいな人が平和的に生まれればなお良しです。

まあ個人的には韓国人の友達もいますけど、国のつきあいと個人のつきあいは違います。
菅総理・・・国によっては、あなたのしたことは死罪に値しますよ。
もしホントならね。


写真は松江城。
美しい名城ですが、防衛装備に関してはは清正公造営の熊本城が上かなと思いました。
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朝倉めぐみのアートワークス展

2011-07-22 08:48:45 | Weblog
昨日は有楽町の東京會舘ギャラリーに、朝倉めぐみのアートワークスを見に行きました。

何度かこのブログでも取り上げましたが、朝倉めぐみさんは大学時代、
同じアトリエで絵を描いていた絵描き仲間です。

昨日は何人もの絵描きやイラストレーターがバイト生活に突入・・・なんて話をしましたが、
当然ながら、朝倉さんは絵1本でやってきている数少ないアーチスト。
同じ町内に住んでいることもあって、そんな四方山話をしながら、
二ヶ月に1度くらい食事をします。

東京會舘のギャラリーは、ロビーを入って吹き抜けの2階。
創業が大正11年という老舗だけあって格調高く、何ともいえず良い雰囲気です。

例によって、これ以上細く描けないだろうという
繊細な線に支えられたイラスト原画(夫の研ちゃんが作った額入り)やリトグラフを眺めながら、
タイトル脇につけられた、売却済みを表す赤ポッチをいじましくチェック。

「売れてるじゃん」

「そーでもないのよ。けっこう大変なのよ」


購入していただくのは、作品に対する最大の評価です。
ラッ○センやらヒロ山○のように、
ギャラリーが押し売りまがいの商売をするのは、如何なものかと思いますが、
やはりアートも売れてなんぼというところはあります。

(もちろん、ゴッホのように生涯売れた作品が1点だけという人もいますから、
 売れなければ価値がないということではありません)。

彼女の作品展は、いつもリトグラフ(石版)などで制作したオリジナル作品が並びます。
版画というのは何枚も複製ができるので、
油彩のような一点ものに比べて安価で売ることができるのですが、
実はけっこう手のかかるシロモノで、手がかかるわりに簡単に作れるように見えてしまうもの。

本でもそうですが、楽に読めるものというのは、
実はものすごい手間暇がかかっていたりするものですが、
絵も同じで、版画などはその代表格です。
(キャラクター制作もそうで、単純な線に手間と試行錯誤がかかります)。


版画の場合、プレス機などの道具がないとできないのですが、
それはさすがに専門家の手を借りないとできません。
彼女の場合は友人の摺師のアトリエに通って、
制作してるのですが、暑い中、しかも1日おきに透析しながら本当によくやるよな~。

私も展覧会は来年になるけど、少しは身を入れてやらんとね。


画像は展覧会の案内状。
30日まで無休でやっていますので、お時間のある方はぜひお立ちよりくださいませ。

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蓮舫議員のなでしこ礼賛、是か非か?

2011-07-21 10:00:14 | Weblog
少し前の話になりますが、なでしこジャパンが優勝を決めた瞬間、
蓮舫議員のツイートが炎上した話で話題になりました。

「白々しい。スポーツ振興も仕分けしたくせに。」


「スポーツ振興金をゴッソリ仕分けして、
 外国人献金をガッツリ頂いているあなたに
 ”ジャパンおめでとう”とは死んでも言って欲しくありません。」


「自分の移動は専用ジェットで、なでしこはエコノミーですよ」

「あなたはボーナス618万もらってますけど、なでしこはバイトしながらドイツ行ったんですよ」

「2番じゃなきゃダメなんでしょ? 1番を喜ばないでください」


うーむ。
どれももっともなようなツイートながら、外国人献金以外は蓮舫議員・・・
そんなムチャクチャなことはしてないように思えます。
(誤解のないよう申しあげておきますと、私はこの人を好きなわけではありません)。

専用ジェットは大臣であるなら当然のことでありますし、
なでしこのエコノミーは優勝する以前であれば、当たり前の待遇です。

またボーナス618万は大臣としての待遇なら普通の報酬でしょうし、
なでしこたちが澤でさえ年収360万という環境も、
優勝前の女子サッカーを取り巻く状態を考えるとやむなしでしょう。


いや~。
なにごともスポンサーのつきにく専門分野で飯を食っていくというのは、
そんなに簡単なことじゃありません。
蓮舫のボーナスと、なでしこのバイト生活を比べてる人だって、
彼女たちの面倒を見られるわけじゃなしね。


さて、女子サッカーほどでないにせよ、絵描きの世界もなかなかキビしい環境です。
絵描きがそんなことを言ってはいけませんが、世の中に絵がなくても困らない人は大勢います。
だからと言って、この世にアートが必要ないわけじゃありませんが、
絵を続け描いていくには、生活できることが最低条件です。

だから、大学時代の私の友人などは、教員をしながら発表を続けてる人が少なくない。
でも、公立の学校はあまり大っぴらに絵画活動ができないみたいで(何でやねん?)、
続けてる人は私立の学校に勤めてる人が多いですね。

好きなことで飯が食えることは幸せなことですが、
その人たちは(含む私)その分、不安定な生活を強いられると言う代償を払わないといけません。

そのためには、先ず自分自身のご飯が食べられる工夫をしないといけないわけで、
”なでしこたちがバイトをする”、というのも、優勝したからおかしいと思うだけで、
もしワールドカップに出られなければ、
誰も疑問を持つどころか、彼女たちの存在すら知らない人がほとんどです。

きっと、この優勝を機に彼女たちの生活も向上していくでしょうが、
それを継続させていくのは、今後の活躍にかかっています。


私も今のところはバイトせずに生活していけてますが、
もう何人もの絵描きやイラストレーターが、そういった生活に突入中です。
ともかくも自助努力で景気を上げていかないと、この世界も縮小の一途です。

そんな意味でも、なでしこの優勝は感慨ひとしおでありました。
いや、私もがんばって突き進んでいかんとね~。


写真は松江の八雲邸、武家屋敷前の通り、塩見縄手です。
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魁皇引退・なでしこジャパン、その他力本願

2011-07-20 09:40:16 | Weblog
台風のニュースでNHKは放送しませんでしたが、大関・魁皇関が引退しました。

あ@花さんとも本場所を見に行くたび、
「この人は良い親方になるね」なんて話してましたが、
とうとうその日が来てしまったわけです。

以前、魁皇の自伝「怪力」を読んだことがあるのですが、これがなかなか面白い。
もともと相撲界に進んだきっかけが、地元で有名な怪力を買われ、
気がついたら角界に入れられていたという、典型的な「他力本願」が魁皇関らしいです。


この経緯は、ちばてつや先生の名作「のたり松太郎」に通じるものがあり、
(主人公の坂口松太郎は怪力粗暴の大男。気はやさしくて力持ちの魁皇関とは違いますが)
松太郎は巡業先の十両力士にケンカを売って、
親方衆が見ている前で叩きのめしてしまうことで、角界入りするのであります。

横綱に上がれるほどの、ありあまる素質を持ちながら、
ムラ気が多く、雑な相撲でのたりのたりと出世が足踏みするところは、
魁皇関というより、むしろ茨城県出身の某関脇でしょうか。
(相撲ファン必読の名作です。まだの方は、ぜひ一度!)


面白いもので力士に限らず、長く現役を続ける人というのは、
若い頃は、意外にちゃらんぽらんだったり、伸び悩んでいた人に多いというのは、
拙ブログにも書いた通りです。

繰り返すけれど、これが本当の他力本願だと思います。

誰の人生でも、人ひとりの力ではどうにもならないことが多く、
「凡夫はひたすら阿弥陀さまにおすがりするしかない」というのが、
法然さんの説いた「他力本願」です。


個人的には、なでしこジャパンの優勝さえも「他力本願」のなせる技だと思ってます。
いや・・・なでしこが死力を振り絞ってプレーしたのは、誰の目にもわかることですが、
それでも勝てない時は、どんな死に物狂いになっても勝てません。

でも、前半に3点入れられてもおかしくなかった流れに、米国選手が決められなかったこと、
延長残り3分で、追いついた澤選手のシュート。
自力を尽くしてからの「他力」じゃないかな。


魁皇関の相撲で一番印象的だったのは、貴ノ浪と一番で大けがしたことですね。
テレビで見てても、一瞬で大けがだとわかる一番でした。

あれから魁皇の相撲は変わったというのは、自伝にも書いてある通りですが、
私は白鵬に勝った1044勝目を含む、引退直前の何番かが素晴らしいと思ってます。

柔道で言う”空気投げ”に通じる、最小の力で最大の力を発揮する相撲は、
若い頃、怪力に頼っていた相撲とは明らかに違いますが、
23年取り続けて到達した境地ではないかと思います。

それにしても23年!
私の子供の時分には、長谷川とか麒麟児がずっと取り続けてすごいなと思った覚えがありますが、
7歳の子が30歳、高校生が四十路を迎えるまで取り続けてきたのですから、
相撲=魁皇と思ってる若い人も多いんじゃないかな。

こんな力士はもう二度と出ないでしょう。
魁皇関、お疲れさまでした。
一日も早く良い親方になって、今の相撲界を巻き返してくださいませ。

写真は石見銀山の羅漢寺にある五百羅漢の一部です。
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石見銀山~世界遺産の課題

2011-07-19 09:29:12 | Weblog
松江出張では焼けつくような猛暑の中、ついでに石見銀山に行きました。

いや・・・実は石見銀山、ついでに行くようなところではないのですが、
知らないというのはおそろしいものです。

こちらも行きの飛行機で”るるぶ”を見ながら行こうと決めた程度の、軽いノリ。
どんどんの専務に聞いても地元の人じゃない上、家と店の往復の毎日でわからず、
ホテルのフロントも行き方をよく知らなかったので、レンタカーを借りて行くことにしました。

石見銀山資料館の電話番号をカーナビにセットして出発。
じつに簡単だ。

と、思いきや。
車はグングンと出雲大社の方に向っていくではありませんか。
石見銀山の地理を少しも把握してなかったので、それだけでびっくりしましたが、
やがて出雲を通り過ぎ、1時間ほどで「石見銀山」という標識が出てきました。

年に1~2度の運転というペーパードライバーに、知らない土地のドライブはけっこうな重荷です。
おまけに、この日は早い便に乗るため、朝の4時起きでたちまち睡魔が襲ってきます。
路肩に車を停めて仮眠をとりながら、松江から2時間。
ようやく石見銀山に到着しました。


石見銀山は採掘場から長~い町並みが南北に伸びており、
そこに銀で栄えた豪商の家々や、五百羅漢といったお寺や神社が建ち並んでいます。

河村家、熊谷家といった豪商跡には、造り酒屋も兼ねていた様子が展示されていて、
なかなか趣深い。
また資料館には「灰吹法」という、銀の抽出法の工程が展示されていて、
当時の最先端技術を垣間見ることができました。

空海が高野山を拠点に鉱山採掘を行い、それによって入唐する資金を捻出したという説がありますが、
鉱山もまた、エネルギーや食糧と並ぶ国の財産であることを再認識です。


それらを立ちよりながら、
間歩(まぶ)と呼ばれる鉱道跡まで辿り着くのがモデルコースですが、
なんせ、この日は最高気温が35度に到達する猛暑です。

日差しの最も強い午後2時くらいの時間、全長3kmほどの道のりを歩けば、
首の後ろから、例によってガマの油のような大汗が、たら~りたら~りと流れ落ちます。
やがて鉱道跡の間歩が近づくにつれ、緑が深く涼しくなり良い感じ。

鉱道そのものは採掘場跡ですから、見るだけならどうってことはありませんが、
人力でこのような道を堀り進んでいった労力がすごいですね。

当時の坑夫たちは、粉塵などの鉱毒で30歳まで生きれば長生きと言われた激務だったそうです。
この穴ひとつ掘るのに、どれだけの人たちが礎となったことか・・・。


しかしながら、それよりも驚いたのは、その観光客の少ないことです。

おそらくは猛暑をはずして人が来ない、というのもあるのでしょう。
その証拠に、少し涼しくなる夕方には人出がまばらながら増えてきましたが、
私が歩いた2時くらいは、まるで白日夢のようなゴーストタウンでした。

石見銀山は世界遺産に登録された当初は、雲霞のごとく人が押し寄せたそうです。
その反面、環境がだいぶわるくなり、車などの入山制限をしたところ、
それから人の入りも悪くなったとかで・・・痛し痒しというところでしょうか。


たしかに世界遺産に登録されたとはいえ、松江の人から見ると、
ほとんど東京から山梨県くらいの感覚で、ホテルの人でも行き方を知らないほど。
(明らかに東急インのおねえさん、不勉強ではありますが)。

またリピーターを生み出すには、世界遺産というブランドだけではダメで、
美食の里とか、温泉保養地だとか(それも月並みな発想なんだけど)、
何か観光地として、もう一度行きたいと思わせるプラスアルファがないといけません。

観光地としての環境を保つことは大切ですが、
短絡的に入山制限をして、簡単にお客さんを失うのも如何なものかと思いました。
とにかく飯が食えなくなっては仕方ないのに、
なんか土地の人の間で、色々な軋轢があるのかな。
そんなことまで考えてしましました。

出雲大社周辺を合わせれば、海外からも大勢引き寄せられる一大観光地になるのにね。
日本全国、そんな場所は山のようにあるだろうに勿体ない。


帰りは、松江まで再び2時間の道のり。
あとでガイドブックをよく読んだら、山陰本線で太田市駅~バスで石見銀山まで行った方が、
本数は少ないものの、安く済んで楽だったことが判明しました。

あ~あ。宍道湖ほとりを走る山陰本線にも乗りたかったし、ちょっと失敗したかな。
とはいえ、こういう機会でもないと、なかなか行けない石見銀山です。
有難く堪能させていただきました。


写真は石見銀山の豪商・河村家の炊事場。
大勢の使用人をここでまかなったそうで、その財力がしのばれます。
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なでしこジャパン、優勝おめでとう!

2011-07-18 10:40:42 | Weblog
いや~、やった、やった、やりましたね~! 
なでしこジャパン!

今までブログにアップしなかった、にわかファン、にわか視聴者ながら、
今回の女子サッカーワールドカップは、早起きをしてけっこう見てしまいました。

ツイッター友だちに長年の女子サッカーファンがいて、
昨年会ったときに「なでしこジャパンを応援してください」
と言われた時にはピンと来なかったのですが、いや理由があったのですね。
レベルの高さにはびっくりです。


それにしてもアメリカに2度までも先制されながら、土壇場で2回も追いつく精神力には感服です。
正直言って、スポーツでこんなに勇気づけられることも珍しい。
人間、何事もあきらめてはいけないということでしょう。

安心して見てられたスウェーデン戦と違って、
点を入れられるたびにテレビを消しながら、しばらしてから、またつけて見るという、
小心者な観戦をしてましたが、最後の澤選手のゴールは本当にすごかったなあ。

強烈な意志を感じさせる澤穂希選手の顔、いちど描いてみたいです。


ところで日本女子サッカー代表に冠された「なでしこ」という名称ですが、
「しとやかとか、男性に尽くす女性、なんて意味もあるからイヤだ」
なんて声もあるようです。

何でも「大和撫子」には、戦時中に「大和魂」に対応して使われたという、
軍部の(男性サイドの)都合で使われた経緯があるようですが、
なでしこ自体は万葉集にも出てくる、日本古来からの可憐な花です。

おそらくは、「なでしこ」の名をつけたのは、どこかのおじさんなんでしょうけど、
180cm級の選手がいる海外チームに比べて、小柄な日本代表に使われるのは、
そんなに不適切でもないと思います。

それに、今回の優勝で「なでしこ」=「強い女性」という、
そちらのイメージの方が定着したのではないでしょうか。

個人的には、男子日本代表が負けっ放しでいた時、
「サムライ・ジャパン」と呼ばれていた時の方がよほど違和感がありましたがね~。
いいとこまで行ったから良いようなものの、弱いサムライはサマになりませんもの。


それにしても、なでしこジャパンに限らず、ほかの国の選手もフェアプレーでしたね。
負けた時、さばさばした表情を見せていたアメリカ代表ワンバック選手の顔も素晴らしい。
みんな良い表情で戦っていました。

その点は、試合が終わったあとで頭突きまで起こる、
男子のサッカーは見習うべきかもしれません。
男子サッカーは代理戦争の一面があるので、どうしても血の気が多い戦いになりますが、
そんな面においては、女子サッカーの方が正々堂々と戦っているように思えました。


さー、あとは我らが大相撲です。
高安も隆の山も好調だけど、部屋頭のきせが、ううう。


写真は先日行った石見銀山の町並み。
石見銀山については、明日以降にアップします。
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出雲のパワースポット 韓竃神社にて

2011-07-17 09:31:49 | Weblog
先の松江出張は日程に余裕をもって行ったので、2日目は出雲方面に出かけました。

会社員時代、上司だったSさんが松江に居を構えていたので、その方の案内で出発!
目的地は修復中の出雲大社ではなく(行きましたが)、
最近ひそかにパワースポットとして注目を浴びている韓竃神社(からかまじんじゃ)です。

私はツイッターのフォロワーのブログで、この神社の存在を知ったのですが、
昨年、どこかのテレビ局が取り上げて以来、マニアの間では人気上昇中なんだとか。
とはいえ、友人の神社通も知らなかったマイナーな存在で、
言うまでもなく、車でないと行けないような不便な場所です。

韓竃神社については、Sさんも私から聞いてはじめて知ったそうで、
カーナビのない彼女の車で行くのはけっこう大変でした。

なんせ、名前が知られるようになったのは最近のこと、
「韓竃神社」と描かれた標識を真っすぐ進んでみたものの、
何時まで経っても目的地に到達せず、
突然山の中に現れた集落の一軒に道を聞いてみることにしました。


さて、集落のある一軒のベルを鳴らすと、なぜかお隣の家からおばあちゃんが顔を出し、
自分の家に私たちを招き入れてくれました。

「ああ、嫁の一家は出かけてるけんね。
 暑いけえ。ええから、こっちへ上がりんさい。どちらから、いらしたんじゃ?」
(って、こんな方言だったかは不明)。

「あ・・東京です」

「ああ、東京は遠いけんねえ、よーいらしたもんじゃ。
 ささ、かまわんけん。上がって漬物でも食べんさい。
 田舎料理じゃけえ、どれもここの畑で採れたもんじゃ。体には良いけえ、食べんさい」

「あ、ありがとうございます。
 あの、韓竃神社というのを探しているんですが、どちらでしょう」

「ああ、”かんかまさん”かい。かんかまさんじゃったら、こことは反対方向じゃ。
 来た道戻りゃええが、あんたら、こっちまで来たら、黄泉の洞窟言うのがあるけえ、それも見るとええけえ。
 それからな、かんかまさんからすぐそばに鰐淵寺(がくえんじ)言うお寺もあるけん、
 それも見るとよろしい。
 それよか、これ、旨いじゃろ。シソの葉にカツブシ入れて炒めたもんじゃけえ、
 これがな。孫の大好物でな・・」

「ありがとうございます。では、そろそろおいとまを・・」

「ええけえ、うちで採れたブドウも食べていきんさい。
 ほりゃ、かんかまさんも”がくえんじ”さんもあるけえ、この辺はけっこう見るものが多いんよ。
 あんた、どなたかこの辺りを宣伝してくれる方おらんかねえ。
 みな、不便じゃいうて出ていくんよ。
 おかげでこの一体は年金で暮らしとる人ばかりでな(以下30分、この会話)」

ネットにも、道に迷うと懇切丁寧に教えてくれると書いてましたが、まさかここまでとは思いませんでした。
お時間も豊富にあるのでしょうが、誰か来たら親切に教えるという文化がこの地にあるのでしょう。
近所の紅花ばあさんを思い浮かべながら、頃合いの良い時に切り上げ再出発いたしました。


目的地の韓竃神社ですが、噂に違わずまさにパワースポットという面持ちです。
山の冷気で涼しくなっていることもあって、
ネットで書かれてるほどは、辛い道のりではありませんでしたが、
たしかにあの岩の参道は雨が降っていては登れません。

噂に聞く、幅45cmの岩の裂け目を通り(通れました!)、簡素なお社に礼拝すると、
切り立った下り坂を慎重に下っていかないといけません。

沿革によれば、社名の「韓竃」は朝鮮渡来の「釜」に由来するそうです。

出雲地方は青銅器と鉄器が同時に発掘されたという希有な場所です。
ここから近くの鰐淵寺や出雲大社の沿革をみても半島との関わりが深かった場所なのでしょう。

スサノオノミコトが祭礼をおこなったという岩船もあり、それも興味津々でした。


さて、韓竃神社から黄泉の洞窟、諏訪神社、鰐淵寺などを堪能したあと、
出雲大社の参道にある蕎麦屋さんで、遅い昼食を摂った時のこと。

御不浄に席をはずして戻ってみると、蕎麦屋のおかみさんが目を輝かしながら、
「それは善いことをなされましたね」
とSさんに話かけています。

「何のことですか?」と聞いてみたところ、蕎麦屋のおかみ曰く、
私たちが韓竃神社に行ったことが良いことだというのです。


ををを、さすがは出雲大社のお膝元!
神社に行くこと自体が良いことなのですね。
ましてや人里はなれたお社に行って、手を合わせることは素晴らしく善いことなのでしょう。

この一言で私たちはすっかり気持ち良くなり、
それまで暑い中、アップダウンを繰り返した披露もすっかり吹き飛んでしまいました。

それにしても「神社に行ったこと」が「善いこと」と、自然に出てくるのが素晴らしい。
そうか、私たちが神社に行けたのは善いことだったのですね!

写真は韓竃神社のお社です。
バックに岩の切れ間が見えますが、45cmの細いものはお社の下にあります。
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どんどん松江店の壁画を見に行きました

2011-07-16 10:13:04 | Weblog
水曜から週末は松江方面に呼ばれ、どんどん松江店の壁画を見てきました。

なんせ横60cmほどの原画を、横5m近い大きさまでに引き伸ばすわけですから、
どんな感じで飾られているのか、この目で見るまではちょっと不安でした。

9時出雲縁結び空港到着の便に、どんどんの専務みずからお出迎えしていただき、
まだ開店前の店内に足を踏み入れると、
店のど真ん中にそれはそれは巨大な壁画があるではありませんか。

いや~、実にいい感じで飾られていますね~♪
手前味噌ではありますが、これは嬉しい。

レディ・ガガが身長150cm台だと、言われなければわからないように、
おそらく原画が横60cmほどだとは、誰もわからないでしょう。
(このたとえが正しいかは不明)。


原画は和風の味わいを出したかったので、荒めの水彩紙を使いました。
和紙に似たテクスチュアは十分活かされていましたし、
一方で文字や線が粗くなることもありませんでした。

完璧なセッティング、ありがとうございます!


さて、開店直後にいただいたのがのが、肝心のうどんですが、これがまた旨い。
クライアントだからホメるわけありませんが、どんどんのうどんは本当に美味しいのです。
(私はクライアントを選んだことは一度もありません。
 でも、こと食品関連のクライアントでは、
 今までは、美味しくないものを出す顧客がいなかったのが自慢でおます)。

以前、拙ブログでアルデンテばかりが麺じゃなしということを書きましたが、
固いのとコシがある麺を間違えてる人が多いですね。

本当にコシのある麺というのは、やわらかく茹でても弾力が失われないもので、
歯の丈夫な人にも、良くない高齢者にも美味しくいただけるものです。

一方で固いだけの麺というのは、噛むと麺が歯にまとわりつく上、
まだ麺の中のデンプンが粉のままでいるから消化にもよろしくない。
言い方を変えれば、腹持ちがよいことになるので、
ガッツリ系の若い男性はそれを好む人がいるかもね。

もちろん、食べ物の好みは十人十色ですが、そんな麺は毎日食べられませんし、
ましてや年齢が上がってから食べられるものでもありません。

壁画のセッティングもうどんの美味しさがあってはじめて生きてくるもの。
呼んでいただき、ありがとうございます!


写真は開店前に撮影した壁画のようすです。


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教え子からのメッセージ

2011-07-12 06:30:07 | Weblog
今朝方と昨日、教員時代の教え子2人からfacebookを通じて、
「お久しぶりです」メッセージが来ました。
ひとりは、今から15、6年以上前に会ったのが最後。
もうひとりは学校を去ってから会ってませんから、24、5年になりましょうか。

いや、便利な時代になったものですが、あの時私はまだ20代。
メールをくれた教え子も、名前が変わってお子さんがいたりと幸せそうです。
いや~、良かったねい。

あの時の教え子は、すでに30代後半・・・
そろそろ人生、波風を受ける時代に突入するはずですが、
みなさん、元気にやっているでしょうか?
私が教師をやっていた年を、みなさん、とうの昔に追い抜いてしまったわけですが、
何人かは、連絡ある生徒もいて、それぞれ各々の人生を歩んでいるようです。


あの時、まだ私は20代でこわいものしらずでした。
2年で教師を辞め(臨時採用だった)、インドを放浪し(中田のこと言えません)、
帰ってきたらバブル全盛がやってくる直前で、あっさりデザイン会社に再就職。
29歳頃の話でした。

土星が太陽のまわりを公転するのに29年かかるそうですが、
私のまわりを見ても、人生の転機が来るのは29歳という人がけっこう多い。
(ブッダも29歳で出家しています)。

教員時代は根拠のない自信に満ちあふれていて、つまらない大口をたたいていてましたが、
やがてバブルがはじけ、時代とともに私自身も下降線をたどる時代に突入。
横浜は綱島のアパートで、つげ義春のマンガにあるような、悶々とした13年の歳月を過ごしました。

結婚を機にそこを脱出し、
今住んでいる、赤坂のマンションに越してきたのが丁度10年ほど前。
しかしながら、まだ大したことを成しえてません。
でも、これで終わるつもりはありません。
(暮らしていくだけでけっこう大変なんで、大口叩いちゃいけないんですが)。


本当だったら、そろそろ自分を社会に還元していかないといけない年なんですが、
できれば自分の仕事を高め、かつ社会に還元できる、
嘉納治五郎先生の言う「精力善用自他共栄」の精神を実践できればいいな。

教え子のメッセージで、ちょっとそんなことを考えました。
友達リクエスト、ありがとう。
なんだか、とっても嬉しかったです。

写真は高尾山ビアマウントから眺める八王子の山々です。


明日より3日間、松江出張ですのでブログはお休みいたします。
どんどん松江店に飾られている私の壁画も見てきます。
楽しみですが、ドキドキします。
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