好評発売中の「神様のレッスン」、昨日に引き続き、元教師で現在塾講師をされている、ひろあさんからの素晴らしい記事を書いて頂きましたので、ご紹介させていただきます。
長い記事なので一部、割愛&編集していますが、本文はこちらです。
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こんにちは、ひろあ、です。今日は久しぶりに書籍のレビューです。
今回の本はこちら。
『神様のレッスン』著者は小暮満寿雄さん。
花風社さんの本が好きな方なら、何度も目にしているあのイラストを描かれている方です。小暮さんのイラストを楽しみにされている方も多いと思います。実は買うつもりでいて買っていなくて(苦笑)、いつかは買うからと思っていたら、もう4月でした。
偶然にも、小暮さんからDMをいただき、アマゾンに行ったら、キンドルアンリミテッドで読めたので読んで、改めて書籍も注文しました。小暮さんから紹介いただいのが、この記事です。
『神様のレッスン』真相激白・・・・!?
素敵な記事ですね。
この本を読む少し前に、私が塾で見ているお子さんの成績が返ってきました。あの手この手で、全額特待生を取らせたお子さんですが、1学期の順位は最下位でした(笑)
普通の親御さんなら塾に学校に、そして私に怒るでしょう。
でも、この子の親御さんは、にこにこしながら「どんな結果になってもこの子の結果ですから」と、いつもそれだけをおっしゃいます。
独立して仕事をされている親御さんで、やっぱり、フリーで働く方は独特のオーラと考え方があるなぁと思います。塾を変える、講師を変えるといった場面ですが、何にも言わず、今年度も私に預けていただきました。
その結果、小学生の時に公立中学のオール3は無理だったお子さんでしたが、中学2年生で高校の数学を普通に解いているようになりました。不思議な気持ちでした。
『神様のレッスン』を読んだとき、私の頭に浮かんだのがこのお子さんの親御さんでした。
『神様のレッスン』では、8つの奇跡のストーリーが描かれています。その3つ目。
自分の蒔いた種は良し悪しにかかわらず、必ず自分に返ってくる。というものがあります。子育てが最終的にうまくいく親御さんって、これを感覚で知っているように思うんです。このお子さんの親御さんは、ひろあに任せるっていう選択をしてくれました。
任されたからにはやらないと!!ってやっているうちに、いつの間にか普通にやれば、真ん中くらいは取れるようになっていました。
つまり、私を変えない、塾を変えないっていうのは、過去のその子の時間を否定しないっていうことにつながります。それが良い結果につながったのかなぁと今は思っています。
私の話が長くなりましたが、『神様のレッスン』を読めば、おそらく誰しもの心に、色々なものが浮かぶのではないでしょうか。
ここに書かせていただいたのはプラスのことですが、正直、読む中で、あ~、こういう部分で自分はダメだったなぁって思うほうが多かったです。自分の過去の後悔がたくさん浮かぶ中、それでも最後まで読めるのは、アチャールくんが何度倒れても立ち上がってくれるからです。
私よりずっと子どものアチャールくん。けれど、私よりずっとたくましいなと感じます。そのたくましさのおかげで、つらい場面、苦しい場面も最後までページをめくることができました。
私はビジネス書が好きなのでよく読みますが、いくところまでいった人がおっしゃるのが、私たちの世の中は結局、神様が自分たちと遊んでいて、心の修行の場が「今」なんだっていうことです。
そして、『神様のレッスン』を読んで、それは本当なんだろうなと改めて思いました。
私たちは今も『神様のレッスン』を受けている最中で、この本を読めば、正しいレッスンの受け方というか、自分の人生、考え方、これからを考えるきっかけになると思えました。
キンドル版はスマホで読んで、改めて書籍版を読んで驚いたのですが、この話はアチャールくんの話であり、クリシュナの話であり、フジヤマというホテルのオーナーの話であり、ハルオの話であり、サルの話でもあるということです。
なぜこの登場人物は亡くなり、なぜこの登場人物は生きることができたのか。そのことを考えるのも、私には生きるヒントになりました。
個人的な解釈はありますが、また、時期がきたら書いてみたいなと思います。
アチャールくんの奇跡を読む旅は、本当に不思議な体験でした。インドなんて行ったこともないのに、自分の人生に比べれば、アチャールくんがたどった旅はどれほど過酷で大変なものだったか。なのに、この本を開き、読めば、アチャールくんとともに生きている気持ちになりました。
どれだけの悲劇がアチャールくんに起きても、不思議と勇気と呼べばいいのか、そういう感情が心に生まれるんです。不思議な読書体験でした。
偉そうなことをいうようですが、子育てをされている親御さんこそ、読んでほしい本だなと思います。お子さんもそうですが、私たち親こそ、絶賛、「神様のレッスン」を受けている。そう思うことで、世界やお子さんの見え方が変わるかもしれませんし、それが変わることで開ける道があるんじゃないかなぁ。
すでに読まれている方も多いと思いますが、まだの方はぜひ、『神様のレッスン』を読み、アチャールくんと一緒に旅に出てほしいと思います。
ひろあ
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