小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

夏風邪がはやる陽気です

2013-07-31 10:49:28 | Weblog
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こちらは米国人クライアントより依頼の弥勒菩薩、下絵がほぼ出来上がりました。
構図、プロポーションとも、ほぼ前作と一緒ですが、表情やら手の所作などはまったく違うものになりました。

これをまな板に転写して描くわけですが、墨ではなく日本画の岩絵具を使いますので、表情などはこの通りにはなりませんが、さらに良いお顔を描かないとね。

クライアントさんからは肘と足の位置を修正してほしいとのリクエスト。
ああ、そういえば変な位置にありますな。

顔と指に神経を注いだ一方、そちらの方がおろそかになったのかも。すぐに修正しないとね。



それにしても7月はじめの猛暑から一転。

夜はエアコンがいらないくらいの陽気が続きますが、それでもじっと寝てると汗ばんでくるので、最近は扇風機をベビー用の弱風にして寝ていますが、体の表面だけ冷えてきて、何だか妙な感じです。

どんより曇りの日が多く、夏のスカーッとした空が見られませんねー。

わたしは入道雲に夏の空というのが大好きなのですが、ちょっとさびしいこの陽気。
天気予報は暑くなる、 暑くなると言いながら、何とも中途半端な陽気が続きます。

わたしは昼間はよほどでないとエアコンをつけない主義なので(会社員時代の反動だと思います)、この陽気は仕事には丁度良いのですが、なんか消化不良な毎日かな。

そう言いつつ、あんまり暑いと仕事にならず、それはそれで困るんだけどね。

ちょっとこんな空を見たいこのごろです。
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気合いがすごい、女性の誕生日プレゼント!

2013-07-30 10:52:40 | Weblog
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昨日はマリナ・リナルディのディレクター、ラケーレさんの誕生パーティーを、いつもの山ね家さんで行いました。

誕生日だから変えられないけど、月曜からやるというのもすごいですが、それでも小さな店に12人集まり、その多くが職場の女性だったので、まあ賑やかなこと、華やかなこと。

山ね家さんの料理は人数が多かろうと少なかろうと、いつでも安定した同じ味、ブレのない味なのはさすが。

前の日にイタリア人どうしで行った刺身を出す店が、ややご不満だったようで、ここの安定した味にいたくご満悦でした。

それにしても、その店・・・わたしもよく知っていて外人向けにカスタマイズしたとこなのですが、和食をよく知る外国人はごまかせません。




マリナ・リナルディはマックス・マーラ系のブランドで、女性のみを対象にしているため、職場の人たちはみな女性。男性はわたしを入れて3人のみでした。

宴もたけなわになった頃、はじまったのが誕生日プレゼントですが、そのチョイスに気合いが入ってること!

和模様のがま口やら(パースではなくがま口)、富士山の形をした茶碗やら、いったい何処で買ってきたのかと思うようなものばかり。
みんなお店が終わってからか、休みの日に買いに行くのでしょうが、けっこうな労力です。

わたしなんぞは前々日にセブン区議から「プレゼント持って行きます」というメールをもらい(区議えらい)、プレゼントのことを思い出した次第。
まあ、プレゼントは前に彼女の母上が来日した時にしたことがあり、 急いでへんなもの渡すくらいなら、何もせんほうがマシかと何も持っていきませんでした。

いや、世の中男ばかりだったら、経済まわらへんな(ふろむニセ関西人)

↓ こちらはその富士山茶碗。
残念ながら写真を忘れてしまったのですが、あんまり面白かったので、イラストを起こしてみました。この茶碗なら私も欲しいなあ。

マリナの人に「すごいですね」というと、やっぱり毎回頭使うんだって。
それにしても、示し合わせいるわけでもないのにプレゼントがかぶらないのもすごいです。

宴は電車がなくなるギリギリまで続き、急いでお会計。

12人まとめて会計とはいかず、数人はカードでのリクエスト。
いやがらず、対応してくれる山ね家さん。ほんとに良い店です。

ともかくもラケーレさん。
誕生日おめでとうございます!

Buon Compleanno, Rachele!
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ヴィーナスフォートは日本人の若者でいっぱい

2013-07-29 10:15:32 | Weblog
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昨日、またビーナスフォートのニトリに行ってきました。

ここは先日行ってきたばかりですが、平日のその時は外国人でいっぱいだったのに、日曜は日本人の若いカップルや夫婦でいっぱいでした。

若い子は、こういう空間好きなのね。
おぢさんにはやや、やかましく感じる空間ですが、ニトリに限って言えば赤羽店より品揃えは少ないものの、モノによっては選ぶには十分。

以前、赤羽店で買ったテーブルセットも置いてあります。



赤羽店もビーナスフォート店も家から近くはないけど、暑い中に王子からバスに乗るよりは、ゆりかもめで海を見ながら行った方が楽しいので、こちらを選んだというわけで・・・。

買い物をすると、お食事20%OFF クーポンがついてきたので、昼はここでとることにしましたが、ブティックと飲食店が混在していて、店選びしにくいのが難点かな。

どピンクでふりふり、足じゃなくて腕だろうというほど細いジーパンなど、おぢさんたちには無縁の店が立ち並んでいますが、飲食店は奥の方にかたまっているようです。

で、目についた「焼肉トラジ」に入店。

焼肉トラジは都内のどこでも、六本木や赤坂にもありますが、入るのは初めて。

まったく期待してませんでしたが、注文したカルビ定食を食べてみると2割引きということもあってか意外にコスパが良くて十分。
目新しさはまったくないけど、チェーン店ってコスパが鍵ですね。

よく、チェーン店は「美味し過ぎたらダメ」と言います。
それは、美味しすぎたら客が来なくなる・・・というわけではなく、店側の都合として、旨過ぎたらクオリティを維持できないという意味ですね。

その点、焼き肉は材料を用意して、客に焼かせるのですから、店側の都合としては悪くありません。

個人的には焼き肉もお好み焼きも、店のプロに焼いてほしい方ですが、ビーナスフォートに入ってるチェーン店にそれを求めることはできませんね。

自分で焼いても焼き肉は旨いですがね(笑)。



ビーナスフォートの店と対照的なのは、わが町赤坂で頑張ってる個人商店です。

ああいうアウトレット系の施設、便利だし嫌いじゃないけど(好きとまでは言いたくないけど)、個人商店をもっと応援できるシステムってないもんでしょうかね。

ちょっとそんなことを思いました。
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赤坂をどり盆踊り

2013-07-27 10:09:57 | Weblog
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昨日のお昼に実家に立ち寄ったところ、毎年恒例の盆踊りのようすです。
昼は行くけど、もう何年も行ってないなあ。今年も夜はけっきょく行かずに、ジムで水遊びをしてました。

毎年7月下旬に開催される盆踊り大会、町のみなさんは楽しみにしてるようですが、お寺の境内に住む住人にとってはうるさいものです。

わたしが小学生の頃にはじまって何10年ですが、そりゃうるさかった覚えしかないな~。
昨日は最終日だったそうですが、昼間に実家に立ち寄りはしましたが、盆踊りの時間はジムで水遊びしてました♪

いや、だからと言って盆踊りがきらいだったワケではありません。

まあ、縁日は勉強しないでも怒られなかったので、天才バカボンや巨人の星を読んだりして・・・別の意味で楽しかったかな。

オヤジが祭りと名のつくものは、ことごとく嫌いな変わり者だったので、その時間は町を家族で散歩したりとか、盆踊りにタッチしないようにしていたのですが、それはそれで楽しかった記憶があります。

それに、わたしは踊るのが大の苦手。

勝手に踊っていいベリーダンスは積極的に踊りますが、型のある踊りが覚えられません。ベリーダンスを踊ると「盆踊り」と言われますが、本物の盆踊りをやると、みんなが左足を出す時に、右足を出します。
以前、ジムでエアロビクスをやっていた時も、必ず人にぶつかるのでやめました(笑)。

一度、ここの盆踊りの踊りに借り出された時、みんなに笑われてイヤな思いをしたこともあるでしょうね。

ダジャレに誰も笑ってくれない今だったら、そら嬉しいでしょうけど、子どもでしたから踊りで笑われるのはちょっとねえ~(それだけ目立ったそうですが)。



さて大学生時代、学園祭(芸術祭と呼んだ)の時に、わたしは体育会系の部活にいたので、警備という役を賜りました(下手の横好き、運動オンチの運動好き)。

当時、多摩美にはオールナイトのロックフェスティバルがあり、その時にはRCサクセションやシーナ&ロケッツ、憂歌団など大物ミュージシャンが来るために、それは大勢の観客が押し寄せるのです。

そこで近所の住民の方をまわり、今年もお願いしますとアタマを下げるのですが、けっこう近所の人はおかんむりで、この時とばかり文句を言われました。

民家の前で駐車違反はする。
大酒を飲んで大騒ぎする。
家の前で大小便をする(特に『大』というところに 怒)
駐車違反してるくせに、車に傷をつけられたと、停めていた家の人に恫喝する。

赤坂の盆踊りにそこまでマナーのわるい人はいないようですが、お寺の境内は住宅地です。

盆踊りなので静かにしろとは申しませんが、何卒限度を超えないよう。

て、今年は終わってしまいましたがね~。
来年は見に行こうかな。


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美山かやぶき屋根と伊勢神宮のひみつ

2013-07-26 10:39:33 | Weblog
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本日の記事は写真がないと、わからなところがあるので、どうぞこちらにお越しくださいませ。

美山かやぶき屋根と伊勢神宮のひみつ


京都美山の下絵が上がりました。
というか週明けにはUPしていて、すでにクライアントに送付ずみです。

美山で打ち合わせした時は、A3サイズに100アイテム近くを入れてくれと言われて、ちょっとびっくりしましたが、いざ描いてみると空白が出るほどだったので、色々ほかのアイテムも入れてみました。

ひとつの画面に「これでもか」と詰め込むのは得意中の得意なのですが、実際に色を塗ると、もっとスッキリすると思います。自分でも楽しみなところかな。



裏面のかやぶき屋根の骨組み図とその解説も、ほぼ出来上がりました。
白い部分には写真が入ります。

クライアントはネットにほとんど触れない人たちで、FAXで送った下絵の校正も、赤ペンを入れて郵送で返すという、今時珍しいやり取りです。

アナログの書き文字という最近では珍しい仕事ですが、入稿は自分でスキャニングしたものを、Photoshopで加工する予定。手間はかかるけど、面白い仕事かな。

クライアントからはお任せ状態ですが、強いリクエストとしては「北山型」という屋根の形の説明を入れてほしいとのことでした。

北山型かやぶき屋根とは何か?

説明するよりお見せした方が早いでしょう。

↓ これです。

千木(ちぎ)と呼ばれる板が5本クロスされた屋根。
これが北山型なのですね。

白川郷や下郷などのかやぶきと大きく違う点です。そして美山北村のかやぶきは、それらに次ぎ、全国三番目に多く残っているかやぶき集落なのです。

38棟あるかやぶき屋根のうち、36棟すべてに5本の千木(あるいは雪わたり、カラスどまりとも言う)がかざされていて、うち2棟は7本の千木となっています。

↓ それがこちら。昔は庄屋のおうちだったそうです。


さて、実は2週間前に美山での取材を終えた時に、名古屋で途中下車をして大相撲を見に行ったことは申し上げましたが、本場所の吊り天井を見てびっくり!



見ての通りそっくりではありませんか!

大相撲の吊り天井は伊勢神宮の神明造りから来てるものだそうで、棒の数は5本と決まってるわけではなく、7本だったりもっと多かったりもするようです。

マネージャー役で同行してくれたアニメ会社の社長が三重の人なので、近日伊勢神宮に行って写真を撮ってきてくれるそうで、後日そちらもUPしたいと思います。

美山で見た時から、神道系の作りだと思っていましたが、実際に美山には伊勢神宮系の神社があるそうで、何らかの関係、影響があったと考える方が自然でしょう。



上の写真はビユーポイントに登る道と、マネージャー役の社長です。間伐材がころがって、歩きにくい。社長は山登りする予定でなくって革靴でした。

登りはじめが4時半くらいで、山中は暗く、社長は革靴。胸騒ぎがしたので、社長を説得して引き返すことに。
そしたら1分後 、社長がリュックから落ちていたわたしのカメラを発見

「これ、誰かカメラ落としたのかな_」

「わ、わたしのです!」

どうやら半開きになってるとこから落ちたようです。この日、タップリ歩いてデジカメには写真がいっぱい。カメラよりも写ったものがなくなっていたら・・。

『引き返す」と言わなかったらカメラも画像もなかったでしょう。
撤退する勇気・・・。

ま、それよりリュック半開きにするなって話ですけど。
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お笑い100万票、山本太郎67万票

2013-07-25 09:55:57 | Weblog
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横山ノック元大坂府知事が当選した時には、「お笑い100万票」と言われたものですが、山本太郎氏に入った票は67万票。

100万票には至らぬものの、比較的近い数字で驚きです。

政治記者・宇田川敬介氏からのソースによって、わたしは山本太郎氏に入った票は67万票を組織票と考えましたが、面白いことにソースを提供した宇田川氏自身は「お笑い100万票」に近い見方をしたようです。

「悪名は無名に勝る」と彼のブログに記しています。

ご参考くださいませ。

素人のわたしの見方が、専門家より正しいとも思えませんが、ここでは自分の意見として書いた「67万票は組織票」と考えて記事を書いてみたいと思います(おそらくは両方でしょうが)。



好き嫌いは別にして、反原発も左翼も意見や考え方のひとつなので、それ自体を否定することはできません。

ただ、山本太郎氏の問題点は事実でないことを言うことなのですが、役者だけあって、人の心情に訴えることに長けていることがいけません。

彼の主張してることが事実に基づくかどうかは、ちょっと調べればすぐわかることなんだけど、「子供を守る母親の心」とか「お金より命」といったスローガンの方が強いのでしょう。

子どもを持つ母親が反原発になるのは、心情的に当たり前の話ですが、ウソとわかっていて自分の意見に合うことなら受け入れてしまうのであれば、それは問題です。

おそらくはそんな票が組織票となって67万票集まったのでしょう。



一方で、先日のコメント欄には、山本太郎氏の独善が明らかになって、都市部の脱原発運動自体が自壊してゆくという、ジャーナリスト武田徹氏の「終わりの始まり」という記事がありました。

山本氏の明らかなウソはばれるので(もう白日のモトですが)、現実的には彼の反原発運動は叫べば叫ぶほど意味がなくなるかなとも思いますが、左翼の呼び戻しという現象が今後出てくるかなと思います。

左翼も考え方のひとつではありますが、自由経済に相性の良い考え方ではありません。

平等を優先するあまり、もともと凸凹のある人間どうしを同列に押し込め、能力や経済の発展を阻害するというのが左翼・・・正しくは共産主義最大の欠点ですが、安倍政権になってから逆にそちらに傾いていく人も増えたのでないかと思います。

以前、拙ブログでは投票率が下がると共産党に有利になると申しましたが、今回の選挙はそれだけでなく、潜在的に左傾を望む人がそちらに票を投じたこともあったでしょう。

NHKの選挙報道でも、年老いた母を気遣う共産党の志井委員長。ツイッターの愛称は「C」などと報道してました。

偏向報道とまでは言いませんが、共産党ぎらいの私でも「お、C。意外と良いヤツじゃん」と思わず感じてしまうのですから、けっこう好感度高かったんじゃないかな(実際に会ったら、悪い人じゃないとも思いますけどね)。

イスラムに700年間征服されていたスペインは、開放後に熱狂的なカソリックに転じました。

人間の考え方にはそんな呼び戻し現象があります。

わたしも含め、戦後教育で育ってきた人間には、どこかで共産党系の主張する耳障りの良い平等が染み付いています。善し悪しについてはいずれ記事にしますが、今後そんな綱引きが続くのではないでしょうか。

憲法改正もいきなり行かないと思いますし、むしろ急がない方が良いかもしれません(それでも改憲論者)。

それもそうだけど、何ちゅうても景気が良くなってほしいよな。戦時中、オヤジの母(私の父方の祖母)がよく言ってたそうです。

「天皇陛下、天皇陛下って言うけど、おまんま食わせてくれるワケじゃないからねえ」

何ちゅうても、人間食い扶持がないとあきまへん(ふろむニセ関西人)。
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柔道にも既得権益が?

2013-07-24 10:59:12 | Weblog
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今朝方、柔道仲間のMLからこんな画像がまわってきました。
うーん。ここまで至ったら仕方がないでしょうね。

柔道もおすもうも日本を代表するいわば国技に当たると思いますが、不祥事を起こした後の相撲界はずいぶん変わったと思います。

千秋楽の稀勢の里にしても、話を盛り上げるのであれば、琴奨菊は負けてないといけないはずですが、それはなかったしね。

当たり前ですが、八百長はなかったてこと。

また、外人力士ばかりが上位にと言いますが、彼らがいないと大相撲は成立しません。
関取になったエジプト出身の大砂嵐にしても、イスラム教の教えに従い、ラマダン、豚の禁忌などを、大相撲が多神教の神道を基にする寛容さのあらわれだと思います。

それにひきかえ、柔道の世界は如何なものでしょうか。

「絶対的権力は絶対腐敗する」という言葉、人間の業というか例外がないのですが、どうやら柔道も例外ではないようです。
柔道界の内紛がからんでいるという話の今回の一連の騒動(ウミを出そうという話だそうですが)、内向きになっていたら、そりゃオリンピックでは勝てません。

柔道にも既得権益というのがあって、その大きなものがいわゆる柔整・・・つまり柔道による整体です。

いや、いきなり既得権益と言ってはいけません。

そのままでは食べていけない柔道家のために、嘉納治五郎先生が創設時に生活の道筋を作ったのが柔整です。

ところがその資格というのが初段(黒帯)以上。嘉納先生の時代に黒帯は取るのが大変でしたが、今ではそうでもありません。

それが近年、整体師が乱立する理由になったというわけだそうです。
パイは限られているから、新たに整体ができるのは歓迎しない。

近くの道場どうし、柔道の先生どうしが仲良くない。生徒がほかで稽古するのを喜ばない、あるいは禁止するというのもそんな理由です。



「精力善用自他共栄」


事情はわからんでもないけど、これは 嘉納治五郎先生の「精力善用自他共栄」という教えに従っているとはいえません。

もう開業している整体やほねつぎは別にして、今後は柔道整体師の資格を3段以上にするとか、そこからの改革が必要かもしれません。

反対に道場の看板を背負ってる人の中には、ものすごく強い人も大勢いらっしゃるのですが、そういう人がコップの中で争っているというのは実に残念な話。
まあ、食えなくなるって、そういうことなんですが、色々考えていかないといけないですね。

学校で武道が必修になりましたが、柔道による事故は数多く出てきてます。

こういうことにこそ、ちゃんとした柔道の先生を雇って(掛け持ち可)、生活の足しにさせていければ良いと思う次第です。

それは別にして、柔道というもの自体は実に素晴らしいものです。その頂点を極めた人がそれというのも・・・残念ですね。
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山本太郎氏の64万票をどう読むか

2013-07-23 09:02:39 | Weblog
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東京都民が山本太郎氏に64万票を投票。
東京都民の民度を問われると、ツイッターなどでは喧しい様相です。

以前、田嶋陽子さんが神奈川県知事に立候補し、落選した時には「神奈川県民もそんなバカじゃなかった」という声が聞かれましたけど、東京都民はバカだってことかな~?

ただ、64万人って大変な数字です。
そこまで東京都民がムードや知名度で山本太郎氏に投票するかなと思い、政治記者の宇田川敬介氏に聞いたみたところ、ツイッター上でこんな返事が帰ってきました。

64万票は、有名人票・反原発票・ネットで言われている原水禁や左翼集団の組織票の混合票とみられています。反原発と左翼は重なっているので割合は不明です。有名なだけならばほかの候補もいたでしょう。猪木+山本ならばミーハーなだけですが。



うーん。

なるほど、聞けば腑に落ちるところですが、組織票だったのね。
64万人という数字は大変な数字で、ためしに「60万人 人口」で検索してみたところ、鳥取県の人口より多く、船橋市の人口とほぼ同じということがわかりました。

先日出かけた京都南丹市は35000人、美山町に至ってはわずか5000人。

本なら64万部も売れたら大ベストセラーじゃないですか!

逆に言うと、知名度で山本太郎氏に投票した人は少ないかもしれません。
おかしいと思ったら、逆に有名でも入れないもんね。
確信犯的反原発と左翼の票が64万、東京都民におわすということですね。



これが岩手や鳥取のように議席が一つだったら当選しなかったでしょう。
東京はワクが5つあるから、活路も見出されるわけですね。

ブログで応援した小倉さんは誠に残念でしたが・・・もっと強い組織票が山本氏にあったということでしょうね。

東京都民の民度云々というよりも、思ったより山本太郎氏とそのバックに知恵があったわけで、そのことは理解しないといけないかもしれません。

ツイッターでは、山本氏に対する罵詈雑言が喧しく・・・その通りだと思う意見もありますが、選挙の結果は受け入れないといけません。



昨日もコピペで更新してるgooの裏ブログ(内容同じ)の「日曜美術館~アントニオ・ロペス・ガルシア」に、こんな書き込みがありました。

山本太郎はいらない
山本太郎は反原発しか考えられない、未熟・単細胞生物。単細胞人間の支持で当選。

まるで、子どもが木にひっかかって転んだ時、その木を叩いて八つ当たりするような書き込みです。
美術の記事を書いてるのに、最初の一文だけ読んで書き込む、トイレの落書きみたいなコメントで実に失礼千万ですね。

山本太郎氏は支持しませんが、反山本太郎のこういう態度も如何なものかと思います。

反原発と左翼については長くなりそうなので、おいおい書いていくつもりです。

それにしても、国会にエラいヤツ入れちゃうもんです。
あの辻本議員が「日本を壊すために (国会だっけ?)議員になった」というのを思い出しますね。

ちと恐ろしい。
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日曜美術館~アントニオ・ロペス・ガルシア

2013-07-22 10:22:10 | Weblog
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参議院選、拙ブログで小倉さん支持を訴えましたが残念ながら落選。政治記者・宇田川氏の予想通り、恐れていた山本太郎氏の当選も現実になりました。

加えて、昨日の稀勢の里の相撲といい、なんか消化不良ぎみの月曜です。

というわけでもありませんが、話題変わって、本日は昨日放送の日曜美術館アントニオ・ロペス・ガルシアについてUPいたしましょう。

わたしがこの人を最初に知ったのは、画学生だった頃、美術雑誌に「アトーチャ」というタイトルの絵を見かけた時。


見ての通りの作品ですが、きわものでも何でもない真面目なリアリズムなのは、昨日の番組を見て、画家の素顔を見た方は誰もがわかることだと思います。
そのものを描いているのに、まったくエロくないのがこの人ですね。

学生だったわたしは、この絵をオマージュにした絵を描きました。クリムト風の変な装飾を入れた変な絵でしたが、描いてる当人(あ、つまり私ね)は至って真面目でした。

でも、同級生の中には「アイツ、ヤバいぜ」などと言う者もいて(意外に美大生、表現に不寛容でしたな)、少々心外だったかな。
理解してくれる友だちもいましたが、ただ、アントニオ・ロペスからの借り物だとわかった友だちは1人2人くらいでした。

それから長い年月が経ちました。



日本では、「マルメロの陽光」という映画が公開されて、はじめてこの人の名が世間に知られるようになったのですが、わたしにとって、アントニオ・ロペスは「こういう絵を描きたい」と思わせる数少ない画家です。

まあ、おすもうエンジェルを飛ばしてる、リアリズムとは縁もゆかりもなさそうな私が言うのも何なんですが・・



アントニオ・ロペスはひとつの絵を完成させるのに、20年もの年月をかけることがあるといいますが、この人が描いてる映像を見ると、驚くほど筆が早いのです。

もうひとつ驚いたのが、風景画は現場に行って描くということ。
そして、夏の日の朝とか、限られた時間の光を実際に見て描くのですから、時間がかかるわけだ。

地元マドリードの風景に限られるのも納得です。

ちなみに手前味噌でスミマセンが、こちらがわたしの風景画「山形山水図」は、実際にはありえない風景を描いています(庄内、置賜、村山、米沢をひとつの長い画面におさめてる)

アントニオ・ロペスと自分の絵を一緒にならべるなんて、申し訳ない。

でも、だからこそこういう絵を描いてみたいと思うのですが、たぶん一生できないだろうな。

日曜美術館のホスト役のみなさんも老画家に敬意を称したのか、言葉少なでした。

まさしくアントニオ・ロペス・ガルシアさんは私のアイドルです!
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稀勢の里、白鵬を撃破!

2013-07-21 11:18:32 | Weblog
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稀勢の里おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

いやいや、白鵬2度目の43連勝。
44連勝を稀勢の里が ストップさせるとは、薄々思ってはいましたが、昨日は大横綱相手に、どちらが横綱かわからない横綱相撲で完勝でした。

昨日はジム観戦をしており、普段の取り組みは声を出さないよう注意はしてるのですが、昨日はさすがに「おおおおおおおお!」と大声をあげて、周りの失笑を買いました。

見ていない方のために、動画をUPしました。
こちらをクリックしてください。



この画像は名古屋場所で撮影した稀勢の里と千代大龍。負けちゃったんだよね~。京都行きは今週の方が良かったな~。

どこが横綱相撲って、白鵬の方が待った、張り差し、張り手、はたきと大横綱とは言えない取り口をしているのに対し、稀勢の里はあくまで正攻法。

ことごとく体勢を取り直して持ちこたえた大関は、最後に投げで逆転をはかろうとする横綱に押し倒しで完勝です。

白鵬はその前に、安美錦、鶴竜と逆転でうっちゃる相撲で勝ちを拾っていますから、稀勢の里はそのことが頭にあったのでしょうか。

前日と前々日、琴欧洲と日馬富士に浴びせ倒しで勝ったのと、同じパターンでの勝ちを横綱大関で行ったのですから立派です。

九重親方、元千代の富士が珍しく「歴史に残る名勝負」と絶賛した、素晴らしい相撲でした。

千代の富士は自らが、貴乃花(当時は貴花田)に破れ、翌日貴闘力に負けて引退を宣言しましたが、新しい世代交代を感じて、その言葉を言ったのかもしれません。

白稀時代・・・

ええやんか。
できれば、これを機会に稀勢の里にも、ここから63連勝してほしいものですが、今日の相手、琴奨菊もそんな簡単な相手ではありません。

ここんとこ勝ってたけど、先場所は見事に押し出されてるしねえ。

とはいえ、今日は負ける気がしないぞ(おまえが取るわけじゃない)

選挙も行ってきたし、今日も夕方からジム観戦の予定です。
今日は声を出さないよう、気をつけないと。


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明日の投票、行きましょう

2013-07-20 11:40:05 | Weblog
写真は毎度お馴染み、赤坂なかむら食堂。この日のヒットはナポリタン。イクラやスモークサーモンがトッピングされている外道中の外道なナポリタンですが、なぜか旨い。アルデンテとはホド遠い、昔のお弁当に入っていたナポリタンです。

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昨日の稀勢の里は横綱はるまに完勝。蹲踞の時から、どちらが横綱かわからない貫禄で、2日連続の浴びせ倒しに、思わずジムのバイクに乗ったまま声を上げてしまいました(最近は覚えられてしまったのか、誰も振り向かない)。

千秋楽と参議院選の投票日が重なる今回の選挙、候補者のみなさんは相撲どころじゃないでしょうけど、世間には相撲にも選挙にも興味ないという人たちが、多々いらっしゃるようです。

おすもうは無理に見ろとは言いませんが、選挙は行かないといけませんね。
そんな意味で、本日はここ数日書いたことの復習です。


よく「誰に入れても同じ」とか「入れる人がいない」という人がいますが、当然ながらそんなことはありません。

「誰に入れても同じ」というのは、野田さんの時に8000円だった株価が、安倍政権に変わって14000円台にまで上がったわけで、色々難癖はつけられますが、市場の動向が変わったことは明らかに数字にも表れています。

誰に入れても同じでないのは言うまでもありません。

「入れる人がいない」というのも、一昨日書いたように、完璧な候補者などいるはずがない。それでも選択しないといけないというのが政治です。
また、選挙に行かない&白票を投じるというのも、 その前に書いたように、確実に特定候補に票を投じる公明党や共産党の投票率を押し上げることになります。

かの政党の善し悪しは別にして、そのことは知っておく必要があるでしょう。公明党、共産党、どちらの政党もそのことをよくわかっていますから、投票率が下がるのを歓迎しているはずです。



自民、圧勝かどうか。

私は基本、安倍政権支持ですし、なるべく腰を据えて長期政権を続けてほしいと思ってますが、昨日漁協の既得権益について書いたように、こういう問題は自民党政権に解決は難しいように思えます。

そんな意味でTPPは良い機会になるのかな。

大阪も名古屋も地下鉄料金が高いのでびっくりですが、これも必要のない人件費やら設備費など、いらんものがいっぱいくっついてるんでしょうな。

誰に入れるかは個人の自由ですが、明日の選挙は行きましょう。
問題は選挙が終わったあとの世の中ですが、ともかく第一の扉は選挙です。
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参院選にのぞむ既得権益列島

2013-07-19 10:58:43 | Weblog
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写真は京都美山の観光大使(自称)として、絵地図のラフをUPです。

一昨日、丸の内で行われて勉強会では、私のクライアントが水産加工と漁協のことで講師をつとめました。

その話の内容が、まさに既得権益の話でして、日本の水産加工の発展を阻害している話なので、ほとんど受け売りになりますが、私なりに咀嚼して記事にしてみます。

通常の工業製品の場合、鉄や石ころを加工して付加価値を高め、車や電気製品に変えていく作業ですが、水産物の場合は水揚げされた時がベストという点が大きく違います。
(わたしの仕事も、ただの布切れや紙に絵を描いて付加価値を高めていく作業)。

つまり、水産物の場合は地産地消という方法が一番ベスト、ということが言えますが、それでは水産産業を発展させるという意味においてはあまりにパイが小さい。

産業全体を考えた時に、地産地消は必ずしも良い考え方ではないということですね。



日本が発明した水産加工技術、養殖技術というのは大変なものだそうですが、エビやサーモンの養殖などはほとんど海外でなされていて、日本国内ではなされていないとのこと。

日本の海岸線の長さは世界第6位。
暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかる絶好の漁場は世界でも類を見ない、水産物の宝庫だそうです。

ところが水揚げされる水産物ですが、たとえば秋鮭を冷凍したものを、中国に安価で売り、中国はサーモンフライにして欧米各国に高値で売るのですね。
日本で水揚げされたサバやサンマも、アフリカの発展途上国に信じられない安価で買いたたかれる、そんな現状があるというのです。




それじゃ、なんで水揚げされた水産物が日本で加工できないのか?

国内の水産加工技術が海外に流出してしまっていることもあるのですが、その長い海岸線のほとんどは漁協が権利を持っていて、彼らが加工業者を入れさせないというのですね。

まあ、これこそ既得権益の良い例・・・と言いたいところですが、お金がからんでいるならまだしも、漁協のトップの多くが16歳くらいから漁に出て、50年がかりで今の地位を得たからそれを手放したくないというのが実際の理由なんだとか。

「オレが長年かかって築いてきた今の地位をどうしようっていうのか」

早く言えば、お山の大将でいたいわけで、それを侵す水産加工会社は入れるワケにいかないというわけです(噂によると、日本発祥で世界に広がった格闘技。あのオリンピック重要種目のあの世界も、同じお山の大将の世界とか。あくまで噂ですが)。


藍工房。京都市内から移り住んだアーチストのアトリエです

既得権益というのもバカバカしい話ですが、漁協も農協も平均年齢は67歳とか70歳近く(平均ですからね、若い人も入れた平均よ)ですから、あと10年もすれば、お山の大将もそんな元気はなくなるでしょうけど、それを待っているのも得策ではないでしょう。

10年って、過ぎちゃえばすぐだけど、待つには長過ぎる時間だもんね。



で、こちらがあ@花さん編集の橋下氏の演説の文章

こちらが橋下さん演説「映像」のダイジェスト
10分足らずにまとまっていて、なかなか面白いです。

ひとつ違うかなと思うのは、農協に所属してる農家ですが、彼らは既得権益を必ずしも享受してるわけじゃなく、農協以外に売りたいんだと思います。それができないのも既得権益ですね(まあ、時間の関係で、橋下さんですからそのくらいのことはわかって発言しているはずですが)。

筒井康隆の「農協、月に行く」とは、また違う、かわいげのない時代になってきたと思います。
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維新の小倉淳さんを支持します

2013-07-18 11:26:14 | Weblog
こちらは 美山の地卵。美卵(みらん)というお店で出しています。白身の透明度が素晴らしい! すき焼きで4コおかわりしてしまいました


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昨日は丸の内で恒例の勉強会。

ツイッター上のゴミ情報として聞いていただいてけっこうですが、そこで友だちの政治記者さんからおそろしい話を聞いてしまいました。
なんでゴミ情報でいい、なんて言うかというと、その記者の話以外に裏を取ってない話だからですが、もしホントだとしたら看過できない話だからです。

ですから、以下は眉にたっぷりツバをつけてお読みください。本当じゃなければ万々歳、本当だとすると、とんでもない話です。

というのも、参議院選東京都・・・山本太郎氏が5位当選するんじゃないかというのです。都民の民度を試されるとんでもない話ですが、現実問題として、ありえないことではありません。

5位当選は小倉淳、大河原雅子、山本太郎(敬称略)が争っているそうで、彼の話ではこの連休で山本太郎候補が一歩出たとのこと。

うーん。

反原発を主張するのは個人の自由だけど、この人・・・衆議院落選した時「はい、日本は終わりです。みなさん、日本から脱出しましょう」と発言した人ですよね。

語るに落ちたとはそのことですが、そんな簡単に国を捨てる発言する人を国政に送り出して良いものでしょうかね。

福島原発の放射線はチェルノブイリの4倍と発言したり、知名度で政治家になるにしても論外です。

実際のところ、わたしの立ち位置は自民党安倍政権支持ですが、それは選択肢としての意味は大きい。今回の選挙で、どういう形で票を投じるかは思案中ですが、自民2議席は確保できるのでないかと思います。

山本太郎氏のネガティブ票として、小倉氏を支持するわけではありませんが、小倉淳、大河原雅子、山本太郎と並んでいては、小倉さん以外にないでしょうね。



政治も選挙もそうですが、現実問題として完璧に調べて知って投票することはできません。

支持する候補者すべてに満足できるわけではないにせよ、政治も選挙も選択をしないといけません。前政権が非難されるべきは、選択できなかった。決めることができなかったことでしょうね。

ある意味、政治家の仕事とは決定、決断をくだすことなのですから。

そんな意味で票を投じる方も、そのような選択をしないといけない。
それも政治の一部というわけです。

そんな意味で、入れる人がいないから投票に行かないというのは間違っています。政治とは決定しないといけないものなんだから、誰かを選んで票を投じるのが選挙です。
完璧でなくても決定をしないといけない。それが政治なのですから。

自民支持なのに、小倉淳支持と書いてしまった。
(でも自民支持は消去法で支持)。
投票、どうしよう。悩ましい。
再度、ここに橋下氏の演説を貼っておきます。40分の画像も文字だと5分ちょっとで読むことができるのでご一読を。

自民党がなかなか変化できない、既得権益との決別についても言及されてますが、そのことについては、昨日の勉強会でも漁協についての言及がありました。
日本に巣食う悪しきしがらみですが、それについては後日書いてみようと思います。

ともかくも日曜は投票に行きましょう!
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人生はおすもうだ!

2013-07-16 10:01:11 | Weblog
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稀勢の里の綱取りは、興味の焦点が勝ち越しに変わり、白鵬の連勝を誰が止めるかなど、名古屋場所は最初のテンションと関心が変わってきました。
そこで今回の記事で注目したいのが、蒼国来の復帰です。

亡くなったバアさんがよく言ってました。

「相撲だけは取ってみないとわからない」てね。

2年半前に、八百長疑惑で相撲協会から解雇された蒼国来ですが、勝訴の結果、晴れて相撲界に復帰。前代未聞・・・相撲界でも例のない、2年半ぶりの現役復帰で

4月に稽古総見を見に行った時、白鵬にかわいがられていた様子を見て、五月場所は欠場するものの、7月の名古屋場所で前頭十五枚目からの復帰なんで無理じゃないかと思ってました。

サービス精神溢れる横綱は、蒼国来を名指しして場内拍手を呼び、徹底的に”かわいがり”ました。いや、そら大人と子ども。

今場所と違って、蒼国来も体がまったく戻っておらず、最後は横綱に「勘弁してください」というゼスチャーを送る始末。はじまる前は1勝できれば良い方かなと思ってました。

それが今日までの成績が4勝5敗。
黒星がひとつ先行してるとはいえ、これは立派!

5日目は若関を押し出した相撲を生で見せてもらいましたが、いや、これは感動ものでした。

何だか、だんだん相撲を思い出してきてるという感じですね。

相撲界で2年半といえば、もう浦島太郎です。知らない力士が幕に上がってくることもあるでしょうし、大きな力士じゃないのでケガも心配でしょう。


いったい、蒼国来は2年半もの間、どう暮らしていたのでしょう。

ジムでトレーニングは欠かさなかったそうですが、相撲が取れたわけじゃなし。

相撲と勝手の違う、勝てるか勝てないかわからない裁判を勝訴し、今回の復帰。
よほど強いものがないと出来る話ではありません。

蒼国来関、全力で応援しようと思います。

もちろん、このような人が八百長などしたはずはありません。ほかにも徳瀬川など、モンゴルに帰ってしまいましたが、冤罪の力士も大勢いたはずです。
失われた2年半はあまりに大きいので、復帰できた力士は蒼国来だけになるでしょうが、人材がすべての世界であまりに惜しいことでした。



わたしは「勇気をもらう」「力をもらう」という言い方が好きでないので、蒼国来関から力をもらうとは言いませんが、あの臥薪嘗胆の相撲は実に見習うものを感じます。

そういえば興味深かったのが、昨日栃煌山に敗れた旭天鵬の談話。
「若い人に負けると、だんだん落ち込みが大きくなる」

うーん。
ベテランは慣れるんじゃなく、辛くなるのね。

「 今日のような相手に真正面から行って負けるのは、落ち込みが少ない」

あー、なんかわかるわ。

というわけで、人生はおすもうだ!・・・という話でした。

え?
何を言ってるのかわからないって。いや、わからなきゃ、わからんでけっこうです。

そこまでの話ではありませんし(笑)。
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ミトンとティーコーゼ

2013-07-15 09:33:12 | Weblog
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鍋つかみがボロボロになってしまったので、先週、商品券持って銀座松屋に行きました。

「鍋つかみありますか?」
「はあ?」
「だから、鍋つかみ」
「ああ、ミトンですね」
「はあ?」
「ミトンでしたら、こちらになります」

そーか。今は鍋つかみのことをミトンと呼ぶんだ。
実はわたし・・・恥ずかしながら、紅茶ポットの保温をするティーコーゼーのことを「ミトン」だと、おぼろげながら勘違いしていました。

というのも、ミトンという単語・・・サウンド・オブ・ミュージックのあの名曲「マイ・フェバリット・シングス」で知ったからでございまして。

Bright copper kettles and warm woolen mittens
ピカピカの銅のやかん 暖かいウールのミトン

この「暖かいウールのミトン」という歌詞と、紅茶のイメージを勝手に混同していたのですね。

Tea cozyって呼び名は、実はネットで調べて今日知りました。だって、それがミトンだと思っていたんだもん。
「その教養、いつ仕入れたの?」「今日よう」・・・なんて、ウフッ。

で、いざ商品券でも購入するとなると何でも良いわけではなく、この日は気に入ったものが見つからず購入せずじまい。
ミトン を”見とん”な・・・なんて、ウフッ♪
昨日、ミッドタウンにある食材店DEAN&DELUCAで見つけた革のミトンを購入しました。もちろん、商品券で♪


実は上の記事。Facebookのコピペを修正したものですが、朝早くからこんなコメントが入っていました。
鍋つかみ、はそれほどでもないですが日本の昔からある言葉が失われていくのは悲しいですね。ハンガー、などよりも、衣紋掛け、の方が素敵に感じられます。
なるほど、そーだよね。
エモンかけは、よく亡くなったばあさんが言ってました。
トイレ=はばかり、厠。キッチン=台所。トイレットペーパー=落とし紙。挙げれば枚挙にいとまありません。
こちらは米国在住の方からのご意見ですが、まことに御意にござります。

ミトン購入後はお盆(東京の)の墓参り。
細川家は母の旧姓です。
わたしはお墓不要論者なんですが、それとお参りするしないは別。
自分には不要。
墓の中に入るくらいなら、ガンジス川に灰を流してほしいという考えですが、先祖はきちんとお参りしたいって感じかな。
ニューデリーにはガンジーの墓っていうのがありますが、別にガンジーのお骨が眠ってるわけじゃありません。骨なんかなくたって良いんだよね。
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