津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■肥後の手永と村(12)阿蘇郡

2020-07-12 15:10:39 | 史料

                                       熊本藩領・手永図

阿蘇郡

 1、内牧手永(手永会所・内牧町)
   ・内牧町(別当、庄屋)・内牧村 ・宮原村 ・宇土村 ・小里村 ・分内牧村 ・西湯浦村 ・黒流村 ・小園村
   ・小池村 ・今村 ・小倉村 ・綾野村 ・小野馬田村 ・山田村 ・小野田村 ・役犬原村 ・小野田新村 ・西町村
   ・今西町村 ・竹原村 ・蔵原村(学頭坊、知行)・黒川村(御客分)・坊中町(別当)・黒川村 ・田代村 ・成川村
   ・乙姫村 ・永草村 ・赤水村 ・車帰村 ・的石村 ・跡ケ瀬村 ・狩尾村


 2、南郷高森手永(手永会所・吉田新町
   ・吉田村 ・下市村 ・上中村 ・下中村 ・下積村 ・二子石村 ・厚尻村 ・竹崎村 ・市下村 ・津留村 ・冬野村
   ・高森町 ・本市村 ・高森町 ・村山村 ・上色見村 ・色見村 ・白川村

 3、南郷野尻手永(手永会所・津留村
   ・永野村(大中野、幸子、大坂畑、所尾畑、下切、小笹)・草ケ部村(社倉、小崎、本郷)・芹口村(原口、馬場)
   ・田下村(水湛、菅山、水迫、下尾野、栖原、岩原)・野尻村(胡桃原、蔵地、向津留)・尾下村 ・矢津田村(吉尾野、小村) 
   ・東野尻村(津留、上津留、重井野、永野)・河原村(味鳥、黒岩、仁田水、市尾野)・上矢津田村(峯宿、中村、祭場)

 3、南郷菅尾手永(手永会所・菅尾村
   ・柳村(西竹原、東竹原、旅草、梶原)・小倉村(早憎、高畑、下山)・樺山村(楢崎、神働)・柏村(神木、八矢、二津留、花寺)
   ・玉目村(目畑、稲生、藏木山、仁瀬本、丸小野、大野原)・塩出迫村(今村、米山、大久保、大迫、大見口、上指尾)
   ・菅尾村(神前、大師、竿渡、馬見原町、長崎)・柳井原村(方ヶ野、斗塩、黒原、次苅、土戸)・名ヶ薗村(上原、馬場野、市原、鎌野)
   ・尾野尻村(大野)・小嶺村(貫原、楮原、松原)・木原谷村(西原、小中竹、高須)・河口村(梅木鶴、栗林、尾ケ分、栗藤)


 4、小国(北里)手永(手永会所・宮原町→北里村)
   ・黒淵村(仁田切、滴水、室原、小屋、奥山、原、小藪、岩下、山角、下津留、杉平、宝来、げそ)・城村(古池、柿木、江布)
   ・片田村(若宮)・杉田村(開田、脇戸、手形野、矢津野、平瀬、鳥越、上井出、下井出、畑中)・土田村 ・町分請(湯原、龍泉寺)
   ・宮原村(上仁瀬村、開田、下仁瀬村、上田、蔵原、殿町、奥保、広瀬)・西村(尾江田、柿迫、童子院)
   ・御境目/西里村(赤水、松野、野里、岳湯、杉屋所、取尾野、打越、中尾、岩爪)・幸野村(小原田、馬場)
   ・萩原村(下明星、湯津留、長田、志屋、柿峯、折立、矢田上、田原、田中、田代、小竹、浅瀬)
   ・江古尾村(鬼白、別所、狩持、高原)・北里村(堀田、山川、湯山、上村、幸津留、高地、川原)
   ・上田村(西原、蔵伝寺、坂下、仁瀬、谷川、塩井川、広田、地福寺、上村、楢ノ木)
   ・万成寺町(星原、和田、堀木、南平、内河野、名原、大津留)・蔵園村(小園)・波居原村(長迫、尾蕨、中村、旗通)
   ・満願寺村(志賀瀬、荒谷、鬼淵、波居原、千光寺、比良、動馬木、中園)・柿迫村(萩津留、垂玉)
   ・赤馬場村(扇、黒原、田中、市原、田野原、星和、黒川、白川、小田)
   ・馬場村(野目、田代、中村、黒原、立山、陳内、森園、鬼山、竹熊、年手、牛房草)
   ・下城村(市井野、坂下、石井、杖立、宇土、蔵本、小園、川平、中園、弓田、北河内)
   ・御境目/桑津留村(湯平、護身寺、池鶴、塚瀬、走込、向鶴、山下)・湯田村(中嶋田、樋口、城尾、阿蔵野)
   ・中原村(陳、米山、和田、樟本、四分一、爪上、松山)・松木村(坂下、大竹原、陳前、轟木、田尻、柳迫、古閑、南林、折立)

 5、久住手永(手永会所・久住村)久住手永は肥後領と豊後領(直入郡)が混在しているが阿蘇郡の扱いとなっている)
   ・桐迫村 ・久住村 ・阿蘇野村 ・白丹村 ・安原村 ・稲葉村 ・産山村 ・田尻村 ・山鹿村 ・大利村
   ・片俣村 ・赤仁田村 ・小園村 ・滝水村 ・中江村 ・波野村 ・小池野村

   

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■食べるものがない・・・

2018-07-20 16:07:10 | 徒然

 昨日病院へ行き、一月皆勤の散歩の成果は如何にと血液検査をお願いした。結果はHbA1cが8.9(4.6~6.2)、血糖200(70~109)である。
Dr曰く「あまり下っていませんな~」「御飯とパンを止めましょう」「来月成果が見えなければ、インスリン治療になりかねませんよ」とのご託宣である。つまりは「糖尿病」を正式に宣言されたことになる。昨日・今日といささか「欝」状態である。
これは覚悟を決めて、運動と食事療法に頑張らなければならない。
投薬も血圧の薬・目まい止めの薬・血糖を下げる薬と沢山で、「竹熊先生の御説」を頭に浮かべながらも、遺憾ともしがたい状況にある。

御飯もパン類も麺類もOUTだそうだから、食べる主食が見当たらない。野菜と豆腐とこんにゃくで過ごそうと奥方に宣言した。

 

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医食同源

2007-09-12 13:37:11 | 熊本
 「胃の薬、頭痛薬、足腰の痛み止めの薬・・・そぎゃんいっぱい薬ば飲むと泡吹くバイ」 ご老人を前にして、公立菊池養生園の名誉医院長竹熊宣熊氏の話である。「バケツにな、ああた達が飲む薬ば一月分入れち、水ばチイート入れて置いとくと、反応してあぶく(泡)の発つて思わんね・・・」ひげ面で熊本弁丸出しで、百姓医者とも呼ばれる竹熊先生のこんな話は、聞く人たちに「ご尤も」と思わせる説得力がある。菊池市外五ケ町による公立病院だったが、現在は診療所として予防医学や漢方治療などにも力を入れている、ユニークな診療所である。そしてフアンも多い。「医は農に、農は自然に学べ」をモットーに「薬は止めち、綺麗か水ば飲んで、お百姓さんの作んなはったうまか野菜ば食うて、うまか空気ば吸うて運動すっと病気は退散する」と力説される。

 いささか疲れ気味の私は、ビタミン剤と数錠の健康薬品を口に含みながら、かって聞いた先生の講演があざやかに頭をよぎった。
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