この書籍の左手は、熊本県立図書館から借りたもの、右はこの内容を確認したうえで購入したものである。
前者は返却時期が迫っているので、返しに出かけなければならない。
「熊本藩からみた日本の近世」は吉川弘文館の発行、値段は11,000円(外税)という高価なものだから、内容を確認できなければ少々躊躇してしまう。
このコロナが留まるところを知らない時期、本屋さん迄出かける気に成らない。
そこでまずは熊本県立図書館で内容を確認し、どうしても手元に置きたいときは中古書を探して購入するのが私の手法である。
現在7,744円(税込み・郵送料無料)というものが一番安いようだが、私は随分安く手に入れることが出来てラッキーだった。
それぞれの論考が興味深いが、高祖父・上田久兵衛も登場する「肥後藩きょうと留守居の役割変遷」は座右しておかないとまずいだろうという思いである。
宮地正人氏(当時・東大史料編纂所教授)編の「幕末京都の政局と朝廷ー肥後藩留守居役の書状・日記から見たー」と並べて本棚に入れた。