今日は史談会の例会、家老有吉家の初出文書の勉強が数ヶ月続いている。
そんな中、T氏からN家に残されていたというある方の肖像画の提供を受けた。
拝領物と思われる黒紋付には九曜の紋が付いている。水色の裃をつけ、こちらは六曜紋(星梅鉢?)である。右手に扇子を持ち脇差をさして端座、大刀は後ろの刀架けに置かれている。相当の老齢の方で七十代から八十代の人物である。
さて何方だろうか。N家の方にしては家紋が違う。
帰宅して早速細川家家臣の内から、六曜紋のお宅を調べると、これが結構ある。
・堀内家 堀内一族のうち、堀内三盛の流れの三家
赤穂浪士の接待役を勤めた堀内傳右衛門もその一人である
・吉見家 北野松梅院を祖とする二家
・田中家 田中吉政の弟・氏次を祖とする三家
・山田家 五郎左衛門を祖とする二家
・塩山家
・森崎家
この中からそれらしい人を見つけ出すのは至難の業である。
どうする津々堂・・・・・早々にその旨を報告せねばならない。