1月半ば、
機会があって若宮正子さんの講演を聞いた。
現在、84歳。
世界最高齢のプログラマーである。
若宮さんは定年まで銀行につとめ、
60歳でパソコンをはじめた。
母親の介護で家を出られなくなり、
それがきっかけだったとか。
現在、各地の講演をこなし、
安部内閣の「人生100年時代構想会議」のメンバーでもある。
もちろん、そこでも最年長有識者として活躍。
皇室の園遊会に招かれたり、
「徹子の部屋」などのTV出演もあり、超多忙な日常。
でも、
若宮さんはどこに行っても自然体。
外国でもすべて一人でチケットをとって、
重い荷物も背負っていく。
アクティブだが、決して肩に力が入っていない。
最も印象的だったのは、
依存することなく、自立していること。
そして、それを楽しむこと。
若宮さんはいう。
「シルバーこそ、IT生活を」
そして、
将来やってくる介護も「AI」利用と、
ロボットこそ使わないが、
日常生活に「AI」を取り入れている。
日頃からIT弱者と決めつけて、
誰かに頼ろうとばかりしている私は、
多いに反省した。
若宮さんに刺激を受けて、
苦手意識を取り払い、
今年はちょっとでも挑戦していこうと思った。