一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

春耕

2013-04-07 16:36:58 | 自然


       春耕の田や少年も個の数に  
                   (竜太) 

     「春耕」は俳句の季語にもなっているそうだ。

     暖かくなると田舎者の血が騒ぐわけでもないが、
     ちょっと土いじりでもしたくなる。

     となると庭の樹木のあれこれも気になり、家人が
     ちょくちょく出かけて気にいっている葉山の植木
     屋さんにいった。

     植木屋といっても近頃は「○○造園」は古く、
     ガーデニング&エクステリアといった名前をつけ
     ているところが少なくない。

     今日いったところも「Kia Ora」(キオラ)とい
     う名前のシャレた店である。

     一見して植木職には間違いないのだが、数々の樹
     木から、可憐な草花まで、数限りなく~。
     さらに葉山のナチュラルオーガニック
     (アボカドオイルやプロポリス自然食品など)
     も置いてあるところがユニークなところか。

     またまたいえば、オーナー(40歳前?)と2人
     いた若い庭師もまあ、イケメン揃いで、
     見た目ばかりかと思ったら、人当たりもよく、
     知識も抱負なのだ。

     それで分かった。
     こういう店が流行るのは、いわゆる雑誌感覚という
     か、樹木の配置から庭師まで、カラー頁を埋める
     ような装いのせいであろうと。


     やはり、
     造園というよりはガーデニングORエクステリア、
     植木職人というよりは庭師で、
     泥臭いイメージは駄目なのか。


     今日のところは植木のあれこれ、庭に植える際の
     注意等々を教えてもらった。

     
     近々、その、雑誌から抜け出たような庭師の兄
     ちゃんが、わが家の庭を見にきて、アドバイス
     してくれることになっている。

 
     でも、あんまり手のかかる庭作りはいやだなあ。
     放っておいて、そこそこ楽しめるのがいい。

     (写真は「Kia Ora」の入口付近。奥のしもた屋
      風の小さな家屋が庭園にいくつか置いてあって、
      それが風情に一役買っている)