一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

足をくじくの巻

2011-09-19 19:54:19 | Weblog


    あまり大きな声ではいいたくないが、足を
    くじいてしまった。
    家の駐車場にいたる3段ばかりの階段で
    ひょっとした調子に右足がくず折れたよ
    うになったのだ。(転んだというのでも
    踏みはずしたのでもない)
    
    不注意というかせっかちというか、とき
    どき階段でアブナイことがあるので
    日頃から気をつけてはいたのだが。
    こんなこと人にいうと、歳だから~、とか
    自分の年齢を考えろ!といわれるのがオチ
    なので、ホントは人にはいいたくないの
    だが。

    その日は車で用事をすませ(運転はさしつか
    えなかった)、家に帰るとズキズキ痛み出し
    時計を見ればもう病院は閉まった時間。
    急患でいくほどもなし、と保冷剤で冷やして
    一晩様子をみることに。

    翌朝いちばんに病院へ。
    実は引っ越してきてから病院通いは初めてな
    ので、全く情報がない。
    仕方なく最寄りの総合病院にいったのだが、
    連休前のせいか混んでいました。

    先ず総合受け付けで待ち、次に向かった整形
    外科で待つこと待つこと。
    こういうときって、受け付けが未完だったの
    ではないかと心配になる。
    私も(整形外科)の窓口で「あのう、まだ
    待ちますか?」と聞いてしまったが、私だけ
    でなく他の人も何人も聞いていました。

    その都度、窓口のお嬢さんが「大丈夫ですよ、
    もうすぐですからね」とやさしくいうのだが、
    そのもうすぐがなかなか来ない。
    たかが足をくじいたくらいでこんなにイライラ
    するのだから、もし重篤な病気を告知されたり
    したらどうするのだろう。
    病気の重みにつぶされる上に、待ち時間の苦
    痛……先ずは忍耐力をつけなければならない、
    と思ってしまった。

    ※ ここで読書という手があるといわれるかも
     しれないが、私はなぜか病院で本が読めない。
     いつ呼ばれるか気が気でないことと、待ち合い
     室にたいがいかかっているTVなんかが気に
     なって集中できず、何倍も疲れてしまうのだ。

    ようやく呼び出されて、医師のもとへ。
    わずか30秒くらいの問診でレントゲン室へ
    回される。
    そこだけはすぐに終わったのだが、再び整形
    外科へ。
  
    レントゲンの結果が出てこないのか、またま
    た待たされて、ようやく医師の診断へ。
    幸い骨は折れていなかった。温めるのは悪い
    のでお風呂は足を入れないように、とのこと。
    (どうやってお風呂に入るの?逆立ちしろと
     いうのかい?!)
    毒づきながらやっと会計窓口へ。
    ここでも待つのですねえ。

    病院を出たときはとうにお昼を廻っていました。
    それから処方箋をもって薬局にいかなければな
    りません。
    5~6人待って、差し出されたのは痛み止めの
    飲み薬と、山ほどの湿布(5枚入りのが5袋)。

    そういえば引っ越し前にレジ袋一杯の湿布薬が   
    出てきて(腰痛で診断うけたときのもの)捨て
    てきたのでした。
    でもたしか、1袋くらい残していたはず……
    そう思って昨夜探したのだが見つからなかった。    
   
    それを思い出して、    
    「そんなに要りません。半分にして下さい」
    むっとした顔でいうと、 
    「処方箋に書いてある通りです。もし半分にす
     るなら、もう一度先生のところに行って書き
     なおしてもらって下さい」
    とのこと。

    またあの病院に引き返せって?
    疲れていたしお腹もすいていたので、こちら
    いい返す元気もなし。完敗!

    というわけで連休中はそこらをウロウロするだ 
    けでした。

    ※ 写真は水鉢のホテイアオイ。薄紫のが2つ
      咲きました。
      その下にはメダカ、子メダカ、孫メダカ
      曾孫(ひまご)メダカまで4世代が同居
      している。
      木漏れ日がまぶしい。樹の上では法師ゼミが
      ♪オーシーツクツク 
        オーシーツクツク♪