あまり大きな声ではいいたくないが、足を
くじいてしまった。
家の駐車場にいたる3段ばかりの階段で
ひょっとした調子に右足がくず折れたよ
うになったのだ。(転んだというのでも
踏みはずしたのでもない)
不注意というかせっかちというか、とき
どき階段でアブナイことがあるので
日頃から気をつけてはいたのだが。
こんなこと人にいうと、歳だから~、とか
自分の年齢を考えろ!といわれるのがオチ
なので、ホントは人にはいいたくないの
だが。
その日は車で用事をすませ(運転はさしつか
えなかった)、家に帰るとズキズキ痛み出し
時計を見ればもう病院は閉まった時間。
急患でいくほどもなし、と保冷剤で冷やして
一晩様子をみることに。
翌朝いちばんに病院へ。
実は引っ越してきてから病院通いは初めてな
ので、全く情報がない。
仕方なく最寄りの総合病院にいったのだが、
連休前のせいか混んでいました。
先ず総合受け付けで待ち、次に向かった整形
外科で待つこと待つこと。
こういうときって、受け付けが未完だったの
ではないかと心配になる。
私も(整形外科)の窓口で「あのう、まだ
待ちますか?」と聞いてしまったが、私だけ
でなく他の人も何人も聞いていました。
その都度、窓口のお嬢さんが「大丈夫ですよ、
もうすぐですからね」とやさしくいうのだが、
そのもうすぐがなかなか来ない。
たかが足をくじいたくらいでこんなにイライラ
するのだから、もし重篤な病気を告知されたり
したらどうするのだろう。
病気の重みにつぶされる上に、待ち時間の苦
痛……先ずは忍耐力をつけなければならない、
と思ってしまった。
※ ここで読書という手があるといわれるかも
しれないが、私はなぜか病院で本が読めない。
いつ呼ばれるか気が気でないことと、待ち合い
室にたいがいかかっているTVなんかが気に
なって集中できず、何倍も疲れてしまうのだ。
ようやく呼び出されて、医師のもとへ。
わずか30秒くらいの問診でレントゲン室へ
回される。
そこだけはすぐに終わったのだが、再び整形
外科へ。
レントゲンの結果が出てこないのか、またま
た待たされて、ようやく医師の診断へ。
幸い骨は折れていなかった。温めるのは悪い
のでお風呂は足を入れないように、とのこと。
(どうやってお風呂に入るの?逆立ちしろと
いうのかい?!)
毒づきながらやっと会計窓口へ。
ここでも待つのですねえ。
病院を出たときはとうにお昼を廻っていました。
それから処方箋をもって薬局にいかなければな
りません。
5~6人待って、差し出されたのは痛み止めの
飲み薬と、山ほどの湿布(5枚入りのが5袋)。
そういえば引っ越し前にレジ袋一杯の湿布薬が
出てきて(腰痛で診断うけたときのもの)捨て
てきたのでした。
でもたしか、1袋くらい残していたはず……
そう思って昨夜探したのだが見つからなかった。
それを思い出して、
「そんなに要りません。半分にして下さい」
むっとした顔でいうと、
「処方箋に書いてある通りです。もし半分にす
るなら、もう一度先生のところに行って書き
なおしてもらって下さい」
とのこと。
またあの病院に引き返せって?
疲れていたしお腹もすいていたので、こちら
いい返す元気もなし。完敗!
というわけで連休中はそこらをウロウロするだ
けでした。
※ 写真は水鉢のホテイアオイ。薄紫のが2つ
咲きました。
その下にはメダカ、子メダカ、孫メダカ
曾孫(ひまご)メダカまで4世代が同居
している。
木漏れ日がまぶしい。樹の上では法師ゼミが
♪オーシーツクツク
オーシーツクツク♪