各地で今年一番の冷え込みとか大雪の被害が
報じられているのに、関東地方はお正月から
ずっとお天気にめぐまれ、おだやかな日が
続いている。
陽気に誘われるかのように、連休初日は
ぶらり七里ガ浜へ。
昨年、東京からきた友人と行って以来、
元日に海で遊び、これで3度目である。
こちらが鎌倉山近くになるので、極端にいえば
山を越えればもう海岸なのである。ぶらぶら
歩いても1時間足らず、急な坂道や階段を
厭わなければ30分でも行けそうな距離。
(その後、近道を見つけた)
サーファーは元日早々出ているし、鎌倉から
流れてきた観光客もちらほら、浜辺に打ち寄
せる波にキャーキャーいってはしゃぐギャル
たちの姿も。
こうなると鎌倉の風情というより湘南といった
方がぴったりである。
七里ガ浜の起こりは隣の稲村ケ崎と小動岬の間
が7里あることに由来するとか。
(鎌倉時代、関東地方では6町を1里とした)
江戸時代になると江の島と鎌倉を結ぶ観光
ルートとなり、観光客相手の茶店などができた。
そのため、七里ガ浜から江の島、富士山をのぞ
む光景は浮世絵などにも多く描かれていると
いうのだ。
(写真は七里ガ浜から江の島をのぞむ光景。
海は空の色によって変わるので、その日
の天気でずいぶんと違ってくる)