今日から9月。残暑はきびしいけれど、蝉の
鳴き声も心なし元気がないように聞こえる。
もうちょっと突っ込めば、あの蝉は子孫を
残すのに成功したのだろうか、と思わぬでも
ない。余計なことかァ。
写真は甲州の桃畑、ゆいいつ私のデジカメで
きれいに撮れた写真である。
(他のは同行した知人の撮ってくれたもの)
しかし、一面の桃畑は見事でしたァ。
形といい色といい、可愛いらしくて何度みても
飽きません。
その愛らしさ、魅力は、どうしても24歳という
若さで亡くなった一葉と重なってしまいます。
また、甘草屋敷にいらした遠縁のH氏からいただ
いた桃が甘くて瑞々しくておいしかったことも
あり、その思いが一段と深まりました。
桃とブドウは少し高度が違うらしく、ちょっと
外れると、こんどは一面、ブドウ畑。
実りの秋もいいけれど、花の季節にはもう桃源郷
そのものでしょう。