Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

古唐津ー大いなるやきものの時代

2017-03-10 23:22:44 | Weblog
出光美術館 2017年2月11日~3月26日

 朝鮮半島から人と技術がやってきて焼かれるようになった古唐津。民芸で愛される感じ。大航海時代らしく世界のいろんなところに出現しうるような焼き物にも見える。さらにルーツをさかのぼるとこれも中国になるのかな?屏風が一双出てるだけであとは全部焼き物の展示で大コレクションであることを実感。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸山コレクション 西アジア遊牧民の染織―塩袋と旅するじゅうたん―

2017-03-10 00:03:55 | Weblog
たばこと塩の博物館 2017年1月21日~4月9日

 草食動物の家畜は塩につられて人間に飼われてて、で、塩を口の大きい袋に入れておくと家畜が舐めちゃうので口を狭めた袋に入れるんだけど、その袋が絨毯みたいな織物でできている。塩袋でたばこと塩の博物館の展示につながって、そのほか遊牧民の作った染織品として面白い絨毯、キリムを展示していた。絨毯ほしくなるね~(即売会ではありません)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すみだ北斎美術館を支えるコレクター ピーター・モースと楢崎宗重 二大コレクション(後期)

2017-03-09 23:59:13 | Weblog
すみだ北斎美術館 2017年2月4日~4月2日

 基本的に入れ替わったので後期見に行った。どっちのコレクションも研究者らしく必ずしも名品ではない。楢崎先生のコレクション浮世絵以外もなかなか面白い。森寛斎「耶馬渓図巻」巻末に「耶馬渓真景」とあるも、作品名としてはとらず。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫まみれ展 

2017-03-07 23:55:32 | Weblog
川越市立美術館 2017年1月14日~3月12日

 各地でやってる招き猫亭コレクション展。猫が団体旅行しているという設定、楽しい。様式でなく題材で求められる美術品もあるということだ、というかそのほうが普遍的かも。この人がこんな猫を?というのもあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎版画と異国の面影

2017-03-07 23:41:34 | Weblog
板橋区立美術館 2017年2月25日~3月26日

 江戸時代に中国、オランダとの通商の窓口だった長崎で作られた長崎版画。題材はオランダ人とか中国人で、当時文化の先進地だった長崎のお土産だったと考えられている。そのルーツの一つと思われる中国の版画から版画の画家たちと重なってくると思われる長崎の洋風画までを展示し、主要なコレクターについても紹介したよく目配りのきいた展覧会。板橋区立美術館で寄託品として展示に活用されているコレクションとつながってくる。江戸と長崎は直結してたので、東京(江戸)で長崎版画を展示することもいいし、東京で見られてありがたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パロディ、二重の声【日本の一九七〇年代前後左右】

2017-03-06 01:50:00 | Weblog
東京ステーションギャラリー 2017年2月18日~4月16日

 パロディに注目した1970年代展。会場内の解説パネルが立て看板になってて70年代風だった。女性アイドルのグラビア誌と思っていたボム!!がもともとはビックリハウスみたいな雑誌だったとは知らなかった。TVビックリハウスが千葉テレビ・千葉パルコ(最近なくなった)でやってたのか。「星の王子さま」のパロディ「ポルの王子さま」も面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高麗仏画―香り立つ装飾美

2017-03-04 01:08:34 | Weblog
泉屋博古館 2016年11月3日~12月4日
根津美術館 2017年3月4日~3月31日

 猫に小判めな展覧会の内覧会に潜入。巡回展だけど貴重なものなこともあり、会期短くしても、泉屋博古館会場だけのものも結構あった。まあでも秋は忙しかったのでしかたない。近い時期の中国の仏画をもう一段濃ゆくした感じ。会場が息苦しくなっちゃう。水月観音像の水の中に花束があるのが気に入りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!

2017-03-04 00:47:05 | Weblog
Bunkamura ザ・ミュージアム 2017年2月23日~4月16日
高知県立美術館 2017年4月22日~6月4日
美術館「えき」KYOTO 2017年6月10日~7月23日
石川県立美術館 2017年7月29日~8月27日

 ゴールドマン・コレクションによる河鍋暁斎展。旧福富コレクションを加えて質量ともに展覧会一本分になっているのか。集めた人もすごいが、暁斎も多作だったというわけだ。春画も出てる。暁斎って浮世絵、明治から研究が進んでるけど、江戸時代の狩野派の流れからやってみるとよさそうと改めて思った。図録は日英バイリンガルで厚いが、作品解説ない作品もあって残念。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DAVID BOWIE is coming to Tokyo

2017-03-04 00:22:24 | Weblog
寺田倉庫G1ビル 2017年1月8日~4月9日

 博覧会ぽかった。料金にヘッドフォンが含まれてていろんなところで音が聞けることによって音楽を展示できた。ボウイからファッション、デザイン、映像の歴史をみることができる。特に大ファンじゃなくてもついてける内容だけど、ファンじゃないと費用対効果悪いかも。私は結構ファンなので堪能しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治21年の佐竹永湖とその周辺 松戸神社神楽殿の絵画と修復展

2017-03-03 00:06:44 | Weblog
松戸市戸定歴史館 2017年1月21日~3月5日

 戸定歴史館でやるけど社会教育課美術館準備室マターの展覧会。明治の画家で今有名なのはその後その系統が残った人たちや新しい展覧会とかに出してた人たちで、江戸時代の続きで個人のお客さんつかんで食べてた人のことは意外とわからない気がする。佐竹永湖は展覧会も出してるけどしっかりお客さんもつかんでたようだな。佐竹永湖と一緒に天井絵描いてた錦谿という人のことは全然わかんないし。天井画、永湖は鳥獣等、錦谿は花卉と手分けしてる感。ここでは永湖とほぼ同格で、でも正体不明ってことは松戸の画家とか、上手だけどプロじゃない地元の人とかなのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする