Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

動物礼賛

2015-01-09 23:24:27 | Weblog
根津美術館 2015年1月10日~2月22日

 内覧会に潜入してきました。**礼賛という展覧会名流行るのかな?(仙台市博物館で去年樹木礼賛というのをやっていた)。根津美術館には中国古代青銅器の双羊尊というのがあって、双羊尊はあともう一つ大英博物館にあるだけで、羊年にひっかけてご対面、と。大英のほうが少し早そうですね。で根津にも青銅器あるんだけど、青銅器と言えば住友の泉屋博古館からも借りてきて古代中国の動物コーナー出来上がり。そのほかの動物も時代のある涅槃図から始まるし格調高いわ~。
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印刷と美術のあいだ キョッソーネとフォンタネージと明治の日本

2015-01-09 22:55:32 | Weblog
印刷博物館 2014年10月18日~2015年1月12日

 キヨッソーネは紙幣の印刷で銅板、フォンタネージ周辺は石版、ざっくりいうと。で、印刷博物館をやってる凸版印刷はキヨッソーネの弟子たちが始めたのか~。石版による図画教科書がたくさん展示されていましたが、木版の絵入本、画譜とも技法以外は近いところもあるはずなので比較検討したら面白いかもと思った。木版がまだあって、銅板・石版が商業的に出てきて、写真もあるわけで横断的な研究が望まれる。しかし凸版の創業者たちと画家との交際は近所とか趣味が同じとか江戸時代みたいだ。日下部鳴鶴の息子が写真家で、その流れから半七印刷ができるというのも面白かった。老舗印刷会社の成り立ちを網羅する展覧会とかも見たいわ。
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