Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

ミラノ ポルディ・ペッツオーリ美術館華麗なる貴族コレクション

2014-05-18 22:49:12 | Weblog
Bunkamura ザ・ミュージアム 2014年4月4日~5月25日
この後大阪会場へ巡回

そんなに大きくないプライベート美術館だと思っていたけど展覧会として成立していた。日本ではなかなか見られない時期のものなので貴重ではあるし、見ればそれなりにいいものだが、有名な作家の名品がたくさんあるわけではないので、興行としては「ミラノ」をうたうんだろうが、これでミラノを代表するわけにもいかないだろう。「レオナルドを慕う」作品とか(ミラノにはレオナルド派の作品が結構あるものだ)とかロレンツォ・ロットとかよかった。チラシには「約80点すべてが日本初公開」とあるけれど、少なくともグァルディは大阪と千葉のミラノ展(2005)に来てたはずだ。
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ねこ・猫・ネコ(後期)

2014-05-18 22:42:25 | Weblog
渋谷区立松濤美術館 2014年4月5日~5月18日

 ネコ割(猫の写真を持っていくと入場料が割引される)のネコ写真があふれかえっていて猫だらけで可愛かった。お客さんも結構いてめでたいが、ネコがかわいいに終わらず美術としてみてもらうには何か必要だったかもしれない。企画としてはネコの美術をちゃんとやってあったのでよかった。
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燕子花図と藤花図 光琳、応挙、美を競う

2014-05-18 22:31:08 | Weblog
根津美術館 2014年4月19日~5月18日

 燕子花図の季節には燕子花図屏風、こうやってますます琳派のイコンとなっていく。松浦屏風と似ているとは思わないが群像表現として見ることはできるかもしれない。藤花図を見て付け立てとたらし込みの共通点と相違点を考える。其一「夏秋草渓流図」も出ていて豪華だったが、そのほか円山派四条派が結構あってよかった。芦雪は赤壁図屏風のほかにかわいいワンコが二点(早い時期のと遅そうなのと)もあってさすが根津美術館だな。素絢・景文の花鳥図襖ももっと何かわかるといいな。
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