Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

救いのほとけ―観音と地蔵の美術―

2010-10-12 01:51:32 | Weblog
町田市立国際版画美術館 2010年10月9日~11月23日

 観音・地蔵・印仏に特化した仏教美術展。誰でも知ってるような目玉作品もないですし、マスコミのタイアップもありませんが、館蔵品も活用したいい企画。魚籃観音と霊昭女ってほとんど入れ替え可能な美人の絵になりますな。そしてこの籠に花や果物を入れた仙人(藍 采和 男だけど美少年系)もいるわけで、まあ描く方も見る方も読み替えたり描き替えたりしてってよくわかんなくなるのですな。
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円山応挙―空間の創造

2010-10-12 01:45:49 | Weblog
三井記念美術館 2010年10月9日~11月28日

 三井家は応挙のパトロンだったし、応挙の「雪松図屏風」(国宝)はこちらの看板作品なので、応挙展をやるのは必然的流れです。工芸品など展示している最初の展示室は眼鏡絵、そのほか最近出てきた作品を紹介しつつ、「雪松図屏風」を念頭によく練られた展示。しかし応挙の代表作は屏風、襖なため、引きが必要だし、点数も本当に絞って展示。混んできたら結構動線や後ずさりする人など大変そうです。前期と後期結構入れ替わるので11月9日以降再訪予定。
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