Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

特別展示 円山応挙筆七難七福図巻

2010-10-03 01:59:41 | Weblog
相国寺承天閣美術館 2010年9月18日~12月12日

 応挙の七難七福が全画面三巻とも出てます。すごっ。災難の方が面白いとはいわれているのですが、福のほうも応挙の吉祥モチーフの鶴亀など描きこまれていて見れば面白いです。そのほかの応挙作品も展示してあり、三井記念美術館の円山応挙展と合わせてみると勉強になりそうです。
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住友コレクションの中国美術

2010-10-03 01:52:16 | Weblog
泉屋博古館(京都) 2010年9月4日~10月17日

 八大山人「安晩帖」ワタシが見た日は鶉だった。いいものだと思うけどどうして重要文化財?住友コレクション国宝と重文優遇されてない?こちらの沈南蘋は極めて中国絵画である。王楚珍「草花群蝶図」はファンシーグッズのようだった。文房具もなかなか楽しかったです。
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色と墨のいざない 出光美術館コレクション展

2010-10-03 01:14:56 | Weblog
滋賀県立近代美術館 2010年9月11日~10月11日

 出光美術館の出開帳。出光ではやらないタイプの展示で面白い。日本美術史の通史ぽいんだけど残念ながら出光のコレクションはそれほど体系的ではない(好きなものを重点的に集めた展示なので)。超目玉作品があるわけでもない。又兵衛が3点あってお!という感じ。仙人にうるさいワタシとしては41呉春・岸駒 群仙図屏風が気になった。岸駒の右から三番目の人は鉄拐ですかね。布紙をハサミで切り蝶にして飛ばす張九歌らしき人がいる。絵で見るのは初めてだ。刀に乗ってる人はルックス的に呂洞貧でもいいと思うのですが、呉春側の松のところの人もルックス・持ち物的には呂洞貧ともいえる(張果老のヒョウタンはもっと大きいことが多い 刀と笠は呂洞貧)。まあ八仙崩しで人数があってれば仙人は多少入れ替わっててもいいんでしょうね。図録で残念なのは出光提供の解説は個人名がなくて使いにくいことかな~
コメント (1)
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