「人口戦略会議」は将来的に「消滅の可能性」があると見なした都市、744市町村を公表した。2020年から2050年までの30年間に子どもを産む中心世代の20~30歳代の女性が半数以下になる事をその根拠としている。その市町村を80%以上抱える県が青森県、秋田県、山形県の3県である。
山形県には35市町村あるが、県都山形市を中心にした仙台に近い7市町以外は全てが将来消滅するとされている。私は消滅の可能性があるとされる人口10万人の酒田市に住んでいる。そこは、酒田市市街地に隣接し数キロ内に13の集落が存在する農村地帯で、かつては、北平田村だったが昭和29年の合併で酒田市となった。酒田市立北平田小学校があり、私の同年生は66人で1学年2クラスだった。しかし、子どもが減り続け平成25年に、同様な3地区が統合して酒田市立平田小学校となった。更に子どもは減り続け今年、北平田地区内で生まれた子供はひとりだったと聞いている。平田小学校すら存在も危なくなってくる。
地区集落の自治機能も著しく低下している。地区内に5寺院あるが、4寺院は空き寺となっていて、集落の鎮守の神社の護持も役員のなりて不足で悲鳴を上げている。空き家、一人暮らしの増加はぞっとするぐらい怖いスピードで進んでいる。結婚しない青年が増え続けるのは何故なのか。日本国の存亡にかかわる課題に目を背けてはならないと思う。
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