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とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

転作大豆の一生シリーズ (5)

2011年10月11日 | インポート

005  大豆が芽を出してから4ヶ月になった。葉が落ちてもう2週間、変わり果てた大豆の姿と表現すればいいのだろうか、収穫直前になった。
 収穫適期は、茎をふると莢の中で豆が音を立て、茎が手でポキッと折れるころだと言われている。まだそこまでは至っていないが、やがて乾燥が進み刈取が行われるのもあとすぐだ。収穫は大豆専用コンバインで行われるが、汚損粒防止のために雑草は大敵である。コンバインの中で雑草の汁が収穫した大豆に付着して、品質を落とす結果になるのだ。
 今の茎の長さは一か月前の半分になった。大豆の着粒数は少なく、玉伸びは分からないものの、あまり上作はなさそうである。昭和30年代までは、味噌、醤油、納豆、豆腐の原料大豆は国産で賄っていた。輸入自由化で国産大豆は消えてしまった。守られている米もTPPにさらされている。

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