蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

暮らしの哲学

2022年08月06日 | 本の感想
暮らしの哲学(池田晶子 毎日新聞社)

週刊誌に連載されたエッセイ。

日経の読書欄の「半歩遅れの読書術」で紹介されていたので読んでみた。
このコラムはプロの物書きが昔読んで印象に残った本を紹介するもので、おおよそ5〜10年以上前に出版されたものが多い。なので、掘り出し物を発見したような面白い本もある半面、全くフィーリングが合わない時もある。
本書はどちらかというと後者かな?

昔「14歳からの哲学」を読んだ時は関心したけれど、本書はテーマがバラけていてあまり共感できなかった。

「哲学」なので、ひねたモノの見方がされているわけだけど、愛犬について書かれた数編は著者の本音がでているようで面白かった。

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