ブンヤ暮らし三十六年(永栄潔 草思社)
朝日新聞記者で、その後系列の月刊誌などで活躍した著者の回想記。
2015年に出版された本で、発売直後に買ったまま読んでいなかった。なので今読むと多少古めかしい感じ(一人称が「不肖」だとか)だし、話題も著者と同年代の人ならともかく、今の若い人が読んでもピンとこないのではないかと思う。
著者は、朝日の中では右の方だったっぽくて、会社の方針に逆らうような行動も多かったようだが、まあ、このへんは気取りなのかもしれない。
著者自身が何度も言っているのだが、新聞記者って本当に誰にでも会ってもらえるようだ。それに、拒絶すると早朝や夜中に自宅に押しかけるのだから、それなら昼間に会社で会った方がいい、と思うのかもしれない。
著者は経済担当だった時には、30代くらいの(あまり業界に詳しくもない)若造に、広報担当者や重役、場合によっては社長がひれ伏すように応対してくれるのだから、よほどの人格者でないと態度が傲慢になっていくのもやむを得ないだろう。
朝日新聞記者で、その後系列の月刊誌などで活躍した著者の回想記。
2015年に出版された本で、発売直後に買ったまま読んでいなかった。なので今読むと多少古めかしい感じ(一人称が「不肖」だとか)だし、話題も著者と同年代の人ならともかく、今の若い人が読んでもピンとこないのではないかと思う。
著者は、朝日の中では右の方だったっぽくて、会社の方針に逆らうような行動も多かったようだが、まあ、このへんは気取りなのかもしれない。
著者自身が何度も言っているのだが、新聞記者って本当に誰にでも会ってもらえるようだ。それに、拒絶すると早朝や夜中に自宅に押しかけるのだから、それなら昼間に会社で会った方がいい、と思うのかもしれない。
著者は経済担当だった時には、30代くらいの(あまり業界に詳しくもない)若造に、広報担当者や重役、場合によっては社長がひれ伏すように応対してくれるのだから、よほどの人格者でないと態度が傲慢になっていくのもやむを得ないだろう。
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