蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

アメリカン ギャングスター

2008年11月08日 | 映画の感想
アメリカン ギャングスター

イタリア系とかアイルランド系じゃない、純?アメリカ人がひきいたギャング組織の実話に基づく話。

ベトナム戦争時代、主人公は、中越国境あたりの麻薬原産地のボスとアメリカ軍人にあたりをつけ、ベトナムからアメリカへ向かう軍用便を利用して高純度の麻薬の密輸に成功し、斯界の一大勢力にのしあがる。

一方、腐敗した警察の革新を図る刑事があらわれ、主人公の麻薬流通ルートを執拗に捜査する。やがて密輸ルートを把握し、主人公とそのファミリーは捕縛される。

ギャング役がデンゼル・ワシントンで、刑事役がラッセル・クロウなので、役どころと役者のイメージが正反対という感じ。
なので、ギャングが妙にいい人に見えるし、刑事は、組織を刷新するといっても、結局警察内部の勢力争いに利用されているだけなのでは?、みたいに思えてしまった。
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