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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

Yes!プリキュア5 第2話「情熱全開キュアルージュ!」

2007年02月11日 | アニメ・日曜朝 感想その他
夏木さんの中の人・竹内さんの記者会見記事より。

 >女性役で、必殺ワザが言えるなんて思って
 >もいなかったので、この番組に参加できる
 >ことがうれしくて仕方ありません

クロミさん:
 「開け!夢の扉!!」

竹内さんは同業他番組「おねがいマイメロディ」(日 9:30~10:00)にて毎週必殺技を連呼中。
彼女の大人のコメントに胸が熱くなります。
ぜひ「プリキュア5」でも、存分に必殺技を叫んでください。

・Yes!プリキュア5 第2話「情熱全開キュアルージュ!」

お子様の夢と憧れプリキュア様に任じられた夢原さん。
早速、親友にご報告にあがります。
左手には燦然と輝くピンキーキャッチュ!私、プリキュアになったの!

夢原さん:
 「実はね、なんとこれで変身できちゃうんだよ!」
夏木さん:
 「へぇ~変身…」

変身と聞いて、夏木さんが最初に連想したのは昭和仮面ライダーでした。
ここで右手掲げて高らかに叫ぶとか、手を繋いで変身とかを連想しないあたりが手堅いです。
随分と古風な連想をする娘さんだこと。

夢原さん:
 「一緒にプリキュアやろ?」

けれど、夏木さんはちょっと警戒気味。
そんな彼女の勧誘もかねて、謎生物から今回の目的について軽く説明。
ちなみに今回の謎生物は学校の教師として自活するようです。ヒロイン様の負荷、大幅減少。良い時代になったものだ。

謎生物:
 「このドリームコレットがあれば、どんな願いでも叶えることができるんだ」
 「だから僕はドリームコレットの力でパルミエ王国を蘇らせたいんだ」

これを聞き、素直に目を輝かせる夢原さん。対照的に、夏木さんの目はますますじっとり。

夏木さん:
 「…あんた、この話信じてるの?」

だって夢を叶える力あるんでしょ、それ?
それなら、なんでパルミエなんちゃら滅びてるのさ。敵に攻められたとき、それ使えば良かったじゃん。
それとも何か裏があるわけ?例えば、結局役に立たなかったフェアリーキャラフェみたいな。

謎生物:
 「…ココ!…ココ!」
夏木さん:
 「…。……。」

話を聞けば聞くほど、夏木さんは不信感満載。
プリキュアというだけで、みんなが喜んでなりたがる時代は終わったのです。
謎生物の姿も見せて、なんとか存在自体は信じて貰えたものの、彼女の返事は冷淡でした。

夏木さん:
 「悪いけどパス。用事あるから」

嗚呼、プリキュアブランドも地に落ちた。

謎生物:
 「こんな話、信じるほうが無理ココ」

「信じた上で、拒否られた」のが真相ですが、そっとしておいてあげましょう。
やっぱりミポメポやフラチョピのように、押し売りで強制的にプリキュア化させなきゃダメだったんだ…。
夏木さんに逃げられ、哀愁漂う雰囲気の中、ひとまず状況説明は続きます。

謎生物:
 「願いをかなえるのには55のピンキーを集めるんだ」

55!
豪快な数設定です。1話につき2個以上集めないといけません。
ある意味、「1年では願いは叶わない」と先に釘を刺された気分。
4クール(13×4=52)より微妙に多い数設定に、悪意を感じます。
そうか、これが詐欺の手口か。純真な夢原さんが騙されてゆく…。


一方そのころ。
敵役・ナイトメアの本部にて前回の幹部さんが状況報告。
当然、前回の失敗を咎められる羽目に。

お偉いさん:
 「ナイトメアのメンバーは君だけじゃないんだ」
 「行きたがってるものは他にもたくさんいるのだよ」

ずらり。
会議室いっぱいにひしめく敵幹部の山。多すぎです。
プリキュアが5人になったからって、ノルマや敵の数を5倍にしてどうする。


自分の巻き込まれた状況も把握できないまま、ただひたすら夢見がちな夢原さん。
暢気にプリキュアの説明を受け、暢気に戦う決意を新たにしますが…。
そこに、立ち去ったはずの夏木さんが息せき切って戻ってきました。

夏木さん:
 「プリキュアなんてすぐにやめな!」

いきなり何を言い出すか。
夢のプリキュア業を、まるで悪徳勧誘みたいに。
自分がなりたくないのは勝手だけど、やりたいって言ってる娘までやめさせなくても!

が、夏木さんの真意は別のところ。
幼いころから一緒の親友を危ない目にあわせたくなかったのでした。
けれど夢原さんは謎生物の夢を守るため、危険を承知で戦う構え。
このままじゃのぞみが!
現れた敵を相手に苦戦する彼女の姿を見て、夏木さんもとうとう決断。

夏木さん:
 「どうやって変身するの!?」
謎生物:
 「…プリキュアになりたいココ?」
夏木さん:
 「本当はなりたくないわよ!!」

全否定。美墨さんですら、ここまではっきりと拒絶しなかったのに。
「プリキュアになりたい」という言葉を期待して、下から見上げる謎生物の瞳が妙に潤んで見えます。
なりたいって言って欲しいココ…。プリキュアは夢のヒロイン様のはずココ…。

夏木さん:
 「プリキュアメタモルフォーゼ!」
紅キュアさん:
 「情熱の赤い炎 キュアルージュ!!」

背に腹はかえられない。やむなく紅キュアさん、出陣。

敵幹部:
 「プリキュアは一人じゃないのか」

『プリキュアはふたりなの!!』、楽屋裏で響く、血を吐くような叫び声。
一人見かけたら、もう一人いると思え。
世間知らずにもほどがある幹部さんたちに向かい、盛大に連続攻撃が炸裂。

紅キュアさん:
 「純情乙女の炎の力!ルージュファイアー!」
夢キュアさん:
 「夢見る乙女の底力!ドリームアタック!!」

何故だろう。
前回はちょっとどうかと思った夢アタックも、
連続して繰り出されると意外とテンポ良くて格好良いです。

…まぁ、せっかくプリキュアが二人居るのに、
一切手を繋いだりしないあたり、滅茶苦茶に仲悪そうに見えてしまうのは仕様ですけど。
おかしい。今回、ちゃんと友情を描いてるのに。

かくして無事に戦闘は終了。そして戦闘よりも重要な販促シーンです。
さあ、お子様が熱い戦闘に興奮してる隙に、いろいろと刷り込もう!
前作の失敗は、戦闘と販促シーンを分断して冒頭に持ってきたことだ!

ココ:
 「ピンキーをキャッチするココ!」

分かった!ピンキーをキャッチするよ!
これで残り54個。
全部そろったときには、きっと夢が叶います。玩具が売れるという夢が。

…なお、その一連の様子は、噂の黄色娘に目撃されてしまいました。
さらには水無月さんたちも異変に感づき始めてます。
今回のうやむや異空間は低スペックだ。こんな調子じゃ、最終的には学園全土にバレてしまいそうです。


(左画像)
【最大ポイント10倍企画2/13まで】バンダイ Yes !  プリキュア5 キュアドール キュアル...

(右画像)
Yes!プリキュア5 ドール BOX【予約】

●“Yes!プリキュア5 OP&EDテーマ(仮)”CD(2007/3/7)

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「プリキュア」といえばED曲を聴いて深読みするのがマイルール。

無印:
 
『だってやってらんないじゃん!!』『戦うより抱き合いたい…』
(人気が無ければ打ち切り。背水の陣の中、やけくそ気味の緊急発進)

MH1:
 
『ムチャクチャ多忙になってるし!!』『理想と現実のギャップがマジありすぎだよね…!』
(1年目は乗り切った。結果も出した。でもなんか全然余裕が出ない。もうマジきついんですけど…)

MH2:
 
『ありがとう&愛してる』『この他愛無い幸せ、ずっと守りたいと ついこぶし握っちゃう』
(激務の果てに、何かを悟る)

SS1:
 
『善戦!全勝!全快!yeah!』『嬉しい予約で行列comeかも!大好き増やそう…!』
(勝利宣言。ちょっと調子に乗ってみたが、視聴率と玩具売上は…)

SS2:
 
 『でもねマジ落ち込んでためいき出ちゃう日もある』『うつむく目線を上げて涙に青空写そう』
 『そしてガンバランスdeダンス…!明日は絶対、いい日になる…!』
 (一体、何が悪かったのか。つらいけど、悲しみこらえて踊ろう。明日は絶対、いい日になる…!)

そして今回。

 

 『ココナッツみたいな ふんわり甘いキス』
 『うっとりしていたら 目覚ましが鳴った』

「プリキュア」なら売れる。そんな不思議な夢を見ていた気がする。

 『カーテンを開いて、夢の続き探さなくちゃ』
 『眩しすぎる胸の日差しに消えないように』

でも、それももう終わり。さあ現実に立ち返ろう。失った夢の続きを取り戻すために。

 『のん気でおめでたい顔してる太陽』
 『なんでそんなに笑っていられるの!?』
 『本当は同じくらいヤバイから』

分かってる。本当は同じくらいヤバイから。
でも、だからこそ大きな声で叫ぶの。

 『カワイイじゃん!サイコーじゃん!プリプリプリキュア・ファイブ!』

夢原さんやスタッフ様の決意がとてもよく伝わってくる名曲です。軽く泣ける。
「カーテンを開いて~」のくだりが大のお気に入り。
コメント (12)
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おとぎ銃士 赤ずきん 第32話「ブレーメンよ永遠に」

2007年02月10日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその32】
 
 サンドリヨン様:
  「そろそろうちの猫も老いてきたし、ナイトメアリンにしようかねぇ」

 それを聞いた猫は逃亡することを決意。
 目指すは大都市ブレーメン。
 途中で同じ境遇のロバ、犬、鶏と出会うと意気揚々。

 音楽隊:
  「年をとったロバでも、年をとった犬でも、年をとった猫でも、年をとった鶏も、
   ロバの、犬の、猫の、鶏の歌は、歌える~♪」

 でも三銃士と遭遇したことから、彼らの人生は再び辛いものに…。 

・おとぎ銃士 赤ずきん 第32話「ブレーメンよ永遠に」

愛される敵役・ブレーメン。
失敗続きの長靴猫を守るため、彼らはナイトメアリン化を志願。
本来の肉体を捨て去ると、無残な化け物の姿に。

部下の気持ちを受け取って、長靴猫は三銃士を襲撃。
けれどブレーメンの音楽隊は暴走。
変わり果てた部下の姿に、長靴猫はただただ涙するばかり。

草太くん:
 「ねぇ、ブレーメンたちを助けてあげることはできないの?」
白雪姫:
 「そうですわね。たった一つだけ方法がありますわ」

「王子様のキスだ」とか言い出したらどうしようと思いましたが…。

白雪姫:
 「回復魔法メディシーナを、赤ずきんのプリンセスモードの衝撃波で増幅させれば、彼らの魔力を消し去ることが…」

ということは何か。
今までのナイトメアリンは、治す手段があると知りつつ、容赦なくぶっ殺してきたのか。
恐ろしい女だ、白雪姫。

かくして赤ずきんたちの気まぐれにより、ブレーメンは元の姿に戻れました。
が、副作用で記憶は全て喪失。サンドリヨン軍を離脱することに。
堅い友情で結びつき、苦楽を共にしたあの素晴らしき日々よ、さらば。


(左画像)
「おとぎ銃士 赤ずきん」エンディングテーマ~Coming Road

(右画像)
DS おとぎ銃士 赤ずきん

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(長靴猫の回想シーンより)

鶏:
 「兄さん、実は俺、玉子嫌いなんス」

そりゃそうだろと思ってみた。

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ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第45話「恋するエリザベータ♥手作りバレンタイン」

2007年02月10日 | ふしぎ星のふたご姫
公式ページでバレンタイン企画が実施中。

 「あこがれのプリンスに送っちゃおう!
  恋のバレンタインメッセージ!
  プリンスからのメッセージがあるかも♥」

「プリンセスからチョコを貰おう」企画ではないあたりに、「ふたご姫」の本来のターゲット層が伺えてどんより気分。

・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第45話「恋するエリザベータ♥手作りバレンタイン」

ファイン:
 「明日はいよいよバレンタイン!」
 「チョコレートはやっぱり手作りがいいのかな?」

赤の子の異様な発言と共に始まった今回。
意味が分かりません。
ファインお嬢さんが、色恋イベントに興味を示していらっしゃる…!

…ところで、「溶かして型にはめる」だけのチョコレートを手作りと呼称するのはいかがなものか。
それは、おむすびや盛り付けただけの料理を手作りと呼ぶのとさして変わらん気がする。
いえファインさんのお手製チョコなら、欲しくて欲しくてしょうがないのは事実ですが。

で、当日。学内はチョコ配布イベント一色に。
この学園にはカップル&予備軍が多すぎる。
てか、ロイヤルワンダーって事実上の王族出会い機関なんじゃなかろうか。

そんな中、ファインお嬢さんの一挙手一投足を気にするノーチェくん。

ファイン:
 「ノーチェー!」
ノーチェ:
 (チョコ貰えるかな!)
ファイン:
 「歩き方変だよ」

赤の子から食べ物を貰おうなどと、ノーチェくんの思い上がりも甚だしいです。
この娘ならきっと、渡そうと思ってたチョコがあっても、5分後には胃袋の中に収めてしまうに違いない。
ああっ!チョコがなくなってる!?(口の周りをべったり汚しながら)

と、和やかに見守っていたのですが。

ファイン:
 「シェイド!チョコレート受け取ってください!」

ファ、ファインお嬢さんが!?

さりげなくとんでもないことをしやがった。
エリザベータお嬢さんの恋愛発覚より、よっぽどびっくりです。
あの赤の子が!とうとう!あからさまな行動に!
嗚呼ようやく、性欲が食欲に打ち勝ってくれたか…。

チョコを受け取ってもらえたと、嬉々として踊る様子が愛らしいです。
このダンスは今までのダンスの中でもトップクラスに良いダンス。
後ろで貰ったチョコ食べて、一瞬でノックアウトされるエクブラ含めて。


(左画像)
【DVD】ふしぎ星の☆ふたご姫 13<最終巻>

(右画像)
ピアノソロ 初級 やさしくひける最新アニメヒッツ2005

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【追記1】
なぜだか、エリザベータお嬢さんにろくに触れないまま感想が終わってしまった。
別に嫌いというわけでもないのですが、赤の子しか見てなかった…。
とりあえず、シャシャとカーラはとても可愛いと思うのですが、おかげで次回が楽しみ。

【追記2】
各人のバレンタイン模様が流れる中、リオーネ姐さんの渡した相手はティオ兄さん。
兄妹愛が麗しいの良いことですが、「Gyu!」から見始めたお子様に酷い誤解をされるんじゃなかろうか。
そしてそれ以前に、本当にそれでいいのかリオーネさん。ファインにすら遅れをとってるぞ。

【追記3】

ふたご:
 「こんなときは!」「いつものアレだね!」
 「ハッピーベルンで~!!」

もう完全にヤケクソのふたごが愛らしいです。ハッピーベルン、売れたんだろうか…。

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「美少女戦士セーラームーン」シリーズ

2007年02月09日 | アニメ、ゲーム・全般
スプラッシュコミューン用の乾電池を買うのを忘れました。
いえ、買わなければいけないことは覚えていたんです。
ただ単4だったか単3だったか自信がなかったので、買うのを見送ってしまいました。

美翔さん:
 「別にいいけれど…。でも、そんな有様で社会でちゃんと生きていけるか、ちょっと心配ヨネ」

嗚呼、美翔さんが白い目で睨んでいる。

そんなわけで今日は「プリキュア5」ネタ。
巷の感想を拝見するに「『セーラームーン』のようだ」というのをちらほら見かけますが…。
その発言をしてる人のうち、実際に「セーラームーン」を見たことがある人が果たして何人いるのか疑問だったので、軽く紹介してみる。

「セーラームーン」は92年~97年の5年間に渡って放送。
何を血迷ったか絶大な人気を誇り、無駄に高い知名度を獲得しましたが、内容の方は意外と知られていません。
お話の大前提となる部分はこんな感じ。

(あらすじ)
 昔々、遠い昔。地球は月の王国によって支配されていました。
 これに不平を抱いた地球人は反乱を開始。
 この戦いで月の王国・地球共々に滅亡。

 それから数万年後。
 現代日本に転生した月のプリンセス・セレニティことセーラームーン(月野うさぎ)は、
 同じく転生したかつての側近たちと共に、地球の再征服を目指し始めますが…。


他の番組との大きな違いは、「別にセーラームーンは地球の平和とかどうでもいい」点です。
彼女たちの目的はあくまで「自分たちの平和」。割と容赦なく、民間人は切り捨ててます。
つうか、はっきりきっぱり「仲間の命のためなら世界が滅んで構わない」と言いやがる。(参考

また、割とギャグ・ネタ要素が強い話のように思われがちですが、やってることは意外とシリアス。
ばしばし死人は出るし、尋常ならざる戦闘能力も持ってます。
同製作会社による「ドラゴンボール」の登場人物と殴り合っても勝てるくらいの力はあったりする。

その辺を踏まえつつ、各シリーズの紹介。

第1期(無印):
 過去編。上述のとおり、過去に地球と月の間では大戦が起こったのですが、
 そのとき地球側を扇動していたメタリアが転生。
 彼女のお目当ては、セーラームーンの恋人にして地球の王子・エンディミオンへの横恋慕。
 かくして、星全土を巻き込んで、男を巡る争いが再び勃発することに。

 最終決戦では、セーラームーン他主人公サイドは全員死亡。
 おかげで熱心に応援してた幼女が多大なショックを受け、クレームが殺到。
 急遽、復活エンドを迎えることになりました。

 …そのため、「死んでも勝手に生き返る」という割と究極な能力が、セーラー戦士の皆様には付与されることに。

第2期「R」:
 アニメの前半は、宇宙からやってきたエイルとアンとのどたばた騒動。
 後半は未来編。
 1000年後の未来からセーラームーンの娘(子孫ではなく娘)が亡命してきます。
 
 これもあまり知られてない気がしますが、セーラームーンたちは不老長寿。
 殺されない限り死にません。
 おまけに、「セーラームーンの庇護下に入った人間も不老長寿になる」という無体な力を持ってます。

 …そんな酷い能力持ちに人類が抗えるはずもなく。 
 1000年後の地球は、セーラームーンによって完全に征服されてしまいました。
 第2期の敵は、かろうじて残った地球側の抵抗勢力。酷い話だ。

第3期「S」:
 現在編。過去と未来の脅威を消し去った彼女たちの元に、異次元生命体ファラオ90が襲来。
 今度の敵さんの目的は純粋に世界の滅亡。
 戦闘バランスが異常にシビアで、雑魚敵相手にも、二段変身を獲得する中盤まで連戦連敗。
 挙句、最終決戦では完全敗北を喫します。

 …が、そこでセーフティ装置・セーラーサターンが覚醒。

 「セーラームーンが死亡、またはその危機に立たされた場合、
 敵・味方共に地球ごと粉砕して全てをリセットする」という、
 ろくでもない使命を持つサターンの活躍により、ラスボスは倒されました。

 (要は「勝てない」と判断したら、星ごと破壊して強制的に相打ちに持ち込むシステムです。
  セーラームーン自身は転生&再生能力があるので、世界が滅びても全然平気。
  転生能力者の戦闘スタイルとしては非常に正しいが、ヒロイン様としては間違ってる)

 その自爆装置サターンの任を果たしたのは、第3期のゲストヒロインさん。

 「病弱」「全身に傷跡」「主人公サイドから敵と誤認され、命を狙われ続ける」
 「友達いない」「唯一できた友は自分のせいで死亡」「内縁の母からの苛め」
 
 …そんな不幸を絵に描いたような娘さんだったのですが、何の救いもなく究極兵器として覚醒し、ラスボスと相打ち。
 カタルシスのかけらもない展開に、視聴者は涙することしきり。
 何をどうすればそんな台本が通るんだ。。

 なお、参考までにOPムービー
 『ハートは万華鏡』の部分で悲しげにこっちを振り返ってるのが件の娘さん。
 不幸がネギをしょっている。

 ついでに、OPからも「日常とか割とどうでもいいと思ってる」番組世界の雰囲気が伝わるかと。

第4期「Supers」:
 次世代編。月野さんの娘さん・通称ちびうさが事実上の主人公。
 対する敵は、月の王国時代に争ったネヘレニア。

 ちなみに、「セーラームーン」は劇中の人物も現実世界と同じように年をとっていきます。
 開始時点で中学1年生。2期で2年生、3期で3年生と進み、
 4年目のこのシリーズでは、普通に考えれば高校進学だったのですが、
 製作サイドが高校生にすることに抵抗があったのか、
 「学校のシーンを描かない」という荒業でうやむやにしたまま乗り切りました。

 …その後、第5期では何事もなかったかのように高校1年生に進級したので、あんまり意味のない配慮でしたが。

第5期「セーラースターズ」:
 最後の敵はセーラー戦士編。
 外宇宙より別星系のセーラー戦士集団が飛来。
 敵も味方も全員セーラーなんちゃら、というのはなかなかに素敵でした。
 (「プリキュア」さんでいうなら、ウザイナーに相当するのが全員キュア~のようなもの)

 敵の目的は、星の守護者たるセーラー戦士の持つ「スターシード」の回収。
 スターシードは彼女たちの力の結晶にして、コア。
 それを奪い合う戦い、(しかもお互いに転生能力を持つもの同士の戦い)ということで、悲惨な殲滅戦に。
 せっかく二段変身、三段変身で強化してるのに、スターシードを直で破壊され、容赦なくぶっ殺されて行く展開は異常。

 この5年目だけOPが変更されたのですが、個人的にはこっちの方が好きです。
 ラスボス・セーラーギャラクシアの姐さんの登場する、『後悔はしない』の部分が妙に格好いい。
 彼女の目標は、スターシードの力を集めて宇宙に潜む根源悪・セーラーカオスを倒すこと。
 そのためにあえて悪役を買って出て、全てを犠牲にして突き進む姿が熱いです。

 なおどうでもいいですが、ギャラクシアとのラストバトルは全裸です。

  

 アナーキーな時代だ。

 …最終的に、全ての元凶セーラーカオスとの決着は曖昧なまま、このシリーズは終わります。
 一応、遠い未来において、46段変身くらいしたセーラームーンが戦うことになってるみたいですが…。
 比較的投げっぱなし。


そんなわけで。 
あくまで「日常を守るために戦う」プリキュアさんと違い、伝奇的傾向の強い「セーラームーン」。
「ヒロインが変身し、徒党を組んで平和のために戦う」フォーマットの話が「セーラームーン」的と評されるのでしょうけれど、微妙に違和感が残ります。
だってこの娘ら、平和とかどうでもいいし。  
見たことないですが「東京ミュウミュウ」や「ウェディングピーチ」の方が、類似性は高いんじゃないかと思ってみた。
コメント (2)
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「月の力!」 「風の力」 『スプラッシュターン!!』

2007年02月08日 | ふたりはプリキュア SplashStar
仕事の同僚と、イベントの買出しのため雑貨店に行きました。
とりあえず手分けして物品を揃えていったところ、目の前に素敵なものを発見しました。
それは、みんなの憧れ「スプラッシュコミューン」!

 特価:3,000円

70%オフ!あの1万もした高級玩具が、お財布に優しいお値段で!
思わず小躍りです。良い品を安く売るなんて、とてもいいお店。
まぁこのお値段では、美翔さんの人件費がちゃんと払われるのかちょっと心配ではありますが…。

同僚:
 「…○○さん、何か買うのに良い物がありました?」
私:
 「スプラッシュコミューンが良いと思う!」

あやうく口から出かかりましたが、ぐっと我慢。

残念ながら、世間の皆様は「スプラッシュコミューンは正義」という価値観を持っておられないのです。
というか、世間がそういった価値観を持っているなら、美翔さんはこんな窮地に立たされたりしてないのです。
仕方なく、その場は適当に誤魔化して用事を済ませました。


で、仕事帰り。


 

買った。

我が家に、あのスプラッシュコミューンが!
これで私も一級市民の仲間入り!
今まで手が届かない夢の商品だっただけに、感動も大。

普段、美翔さんのことを小馬鹿にしまくってる私ですが、これで許してもらえると思います。
「どうせ買うなら、売上実績に反映される半年前に買ってくれれば…」という言葉を飲み込んで、
疲れきった笑顔で「ありがとう…」と言ってくれるに違いありません。

さあ、早速、箱を開けてみよう!

 

最初に目に付いたのは、「スパークルキャンペーン」の案内でした。

  ふたりはプリキュア SplashStar
  キラキラ☆スパークルキャンペーン

  咲と舞がキャンペーン情報を教えてくれるよ!

  期間:2006年9月3日(日)~11月15日(水)

…3ヶ月遅かった。

美翔さん:
 「ね?だから、買うならもっと早く買った方が良かったんじゃないかなって思うの」

ごもっとも。なんだか物凄く悪いことをしたような気分です。
案内紙には「咲舞が応対してくれる」電話番号も記載されていますが、もう、そこの電話口には美翔さんは座っていないのです。
きっと、電話で姿が見えないとはいえ、ちゃんとプリキュア衣装に着替えて、いそいそとスタンバってたはずなのに。

…売り上げに貢献したのに、猛烈にいたたまれない気分です。このタイミングで買ったら、かえって嫌がらせをしてるみたいじゃないか。

まぁ気分を取り直して、玩具で遊んでみましょう。
なんといっても、あのスプラッシュコミューンを手に入れたことには、何も変わりはないのです。
全国の女児様の夢の結晶がここに!

 『ムープと遊ぼう!』

 

 『スプラッシュターン!』

 

 『フープと遊ぼう!』

 

 『スプラッシュターン!』

 

夢中になってターンを連打することしきり。
凄い、あの夢の二段変身アイテムが私の手に。
スプラッシュターン!スプラッシュターン!

延々とターンを繰り返すこと10回以上。
さすがに満足したので、いよいよ電源をつけてみることに。
ゲームをいっぱいして、ムプフプを育てよう!

…と思ったところで気が付いた。

 『単4乾電池5本使用(別売り)』

!!
パソコン型玩具のくせに、電源アダプタがついてない!
美翔さんが電池業界と癒着してる!!

…。
……。
………。

電池ないし、遊ぶのは明日にしよう。
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第45話「チュウできたらイイナ!」

2007年02月07日 | アニメ・日曜朝 感想その他
片岡さんのブログより。

 >片岡は、歌うことは大好きだけど、決して自分の歌に自信はありません。
(中略)
 >そもそも声優なのに、何で歌うんだろうと思っていた時期がありました(^^;

そりゃ、ぽかんとした顔のお子様の前で、一人で「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」を歌わされ続ければな!

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第45話「チュウできたらイイナ!」

前回、悪夢の根源・柊弟がその任を放棄してくれました。
そんなわけで、歌ちゃんたちは余裕のダレダレモード。
既に勝った気でいます。

が。

所詮、弟は弟。
あっさりとダークパワーに飲み込まれると、あっさりと再び敵に。
どっちかというと、自分の欲のために戦争続行を希望した柊先輩の方が、好感を持てると思ってみた。

あと、ラストシーン。

(自分の代わりに柊弟とキスした小暮くんに対して)

歌ちゃん:
 「告白の返事遅くてごめんなさい。私、私…」

正しいヒロイン様の姿勢としては「口直しにキスして返事の代わりにする」だと思うのですが、
断固としてそんな行動に出ない歌ちゃんがとても素敵です。
多分、彼女自身もその選択肢には気づいてて、それが故に口ごもってたんだと思う。


(左画像)
おねがいマイメロディ ハンドパペット「クロミちゃん」

(右画像)
【食玩】マイメロディ ラムネ菓子付フワフワやわらか ゆびパペット

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他所様の感想記事で知りましたが、前回の歌ちゃんのパペットショー、販促シーンだったのですね。
そうだよな。あの歌ちゃんが、金も絡まないのにやる気を見せるわけないよな。
完全に騙されて、「やればできる娘じゃないか」なんて思っていました。

ちくしょう、こういう心の緩みに、スポンサー様はつけこんでくるというのに…!
こういうシーンを見たら、真っ先に疑わないといけないのに…!
私の販促センサーも大したことないな。猛省。

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セイントオクトーバー 第5話「ロリ再戦!エルロックの超リベンジ!」

2007年02月06日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
超投げやりなまま、気が付けば5話。
うやむやの内に、感想記事が続いてしまってる気がする。
お目当ては未だに片岡さんのボイスですが…。

・セイントオクトーバー 第5話「ロリ再戦!エルロックの超リベンジ!」

とりあえず、ソフィア部長のやる気があるんだかないんだかよく分からないキャラ具合がとても素敵。
単にフードを被ってるだけにしか見えない変身後も格好いいです。
しかし『部長』と呼称すると、BBを連想してしまってどうしようもない。

そんなDWCですが、今回は再雇用制度を採用。
第1話で退職した社員を引っ張り出してきて、主人公様たちにリベンジ。
これで、ラストで退職社員と協力して戦う展開になったら、ますます「レジェンズ」だ。

今日の歌ちゃん語録:
 「ケーキの一つや二つ、三つや四つでそこまで怒らなくてもいいじゃない!」

「ごめん」の一言が言えない娘・葉山さん。
片岡さんの演じるキャラはこんなのばっかか。
そんなダメな娘なので、当然のごとく、戦闘では大苦戦。

が、脈絡なく見知らぬ娘さんが乱入。
通り魔そのものの攻撃で敵を殴り倒してくれた隙に、絶命攻撃を一閃、無事に勝利しました。
つうか、情けも容赦も迷いもなく相手を抹殺した歌ちゃんに、ちょいと恐怖を感じてみた。


(左画像)
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(右画像)
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…てか、この分だと、本当に少年がラスボスになりかねない気がしてきた。

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パープル&イエロー&藍色パールボイス!

2007年02月05日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
うちのブログの最多検索ワードは「ぴちぴちピッチ」。
「ぴっち」は今でも大人気!
タカラトミー様も、そろそろ第三期に着手し始めてくれてるはず!

と、いつものお約束を叫んでから。

■「オーロラの風に乗って」をみんなで歌おう!

(以下、引用)
 リアルタイムリクエスト (JOYSOUND)
 http://joysound.com/ex/utasuki/request/index.htm

 カラオケのJOYSOUNDの公式ページにて、配信曲リクエスト企画をしています。
 1日10票(同じ曲も可)まで1人で投票する事ができ、毎月上位200曲が配信となります。
 会員登録は必要ですが、サービス利用の方は無料です。
 携帯からの投票は1カウント2票で20票まで、カラオケ店に置いてあるJOYの一部のリモコンからは1カウント10票で一日100票投票できます。

 現在かれん様のオーロラの風に乗ってがエントリーされていますので、皆様投票をお願いします。
 他の楽曲もエントリー依頼を出していますので、エントリーされた際には投票よろしくお願いします。
2ちゃんねるのぴっちスレから始まったカラオケリクエスト企画。
ターゲットは、紫人魚のかれん姐さんのソロソング「オーロラの風に乗って」。
(一昔前の「SOUND OF DESTINY」の一件を思い出さないでもない)

歌が売りの「ぴっち」ですが、カラオケに入ってる曲は存外少なく。
OP・ED以外では、数曲しか入っていない悲しい現実に堪りかね、有志が動き出してくれました。
そう、暗いと不平を言っていてもしょうがないのです。
進んで明かりをつけるべく、私も微力ながら宣伝に協力してみる。
さあ、みんなで投票して「オーロラ」を元気に歌おう!

[ リアルタイムリクエスト (JOYSOUND)]
 http://joysound.com/ex/utasuki/request/index.htm

会員登録しないといけないのが微妙に面倒ですが、無料なので頭のおかしい人は一緒にどうぞ。
登録後、「マイルーム」横、「リアルタイムリクエスト」。
検索フォームから「オーロラの風に乗って」で検索、投票できます。

狂った組織票の結果、現在127位。
毎月上位200位までは配信されるそうなので、現状維持すればカラオケで歌えます。なんて素敵。
この調子で、「ぴっち」全曲配信を目指して行きたいものです。

…まぁ、なんでその第1発目が、よりにもよって「オーロラ」なんだとも思いますが。


■今でも現役ココ姐さん

フジテレビで日曜22:00より放送の「スタメン」。
昨日分の放送ではオタク女性が取り上げられたそうですが…。
以下、「ぴっち」スレより抜粋。

710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(日) 23:05:09 ID:8rsERBXj
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ


ココのコスプレきたあああああああああああああああああああああああああ
ぴっちのフィギュアが並んでると思ったら@フジ

711 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(日) 23:05:32 ID:K9NR5zwE
スタメンでヲタージョの特集やってる。
ココのコスプレ…

712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(日) 23:07:22 ID:DSa2B8GP
>>711
フィギュアも飾ってたな。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(日) 23:08:47 ID:uJf+TLaC
部屋にDVDのボックスもあったわ

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/04(日) 23:13:29 ID:tipVj3n5
興奮してsage忘れた。

フィギュアの時点では数あるコレクションの一つかな?
くらいにしか思わなかったけど、手帳にもココの…あれはジャケットイラストなのかな?
を隠し持ってたりコスプレしてたりと、ガチでぴっち厨臭くて感動した!!

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/02/06(火) 00:06:08 ID:VPs7BEO1
>>722
1枚だけ画像を発見した
ttp://cap.silk.to/jlab-pa/s/pa1170601544111.jpg

 


すごいぜ、ココ姐さん!



黄色はいらない子なんかじゃなかった…!

追記)
 先日、mixiで見かけた方でした。同じココ好きということで気にはなっていたのですが、まさか本人とは…。


ひだまりスケッチ

TBSにて木曜深夜1時25分より放送中。
実物を見たことはないのですが、第3話にてこんなシーンがあったとのこと。
(番組自体はアニメですが、件のシーンは実写演出だそうな)

 

 左 下 に 映 っ て る の は な ん だ 。


「ぴっち」は本当にしぶとく生き残ってるなぁ、と嬉しい限りです。
放送終了から早2年以上というのに、未だに愛されまくってます。
OVAでもドラマCDでもいいので、タカラトミー様には真面目に、第三期を検討してもらえないものでしょうか。

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Yes!プリキュア5 第1話「希望のプリキュア誕生!」

2007年02月04日 | アニメ・日曜朝 感想その他
今日も元気に撮影現場に向かう美翔さん。
まだまだ寒いけど、こういうときこそ頑張らないと!
でも、入り口をくぐろうとしたところで、無情にも警備員さんから呼び止められ。

警備員さん:
 「関係者以外、立ち入り禁止」

そんなどうして。昨日まで顔パスだったのに…!
必死に抗議しますが、警備員さんは冷たく首を振るばかり。
そんな彼女の横を、きゃいきゃい笑いながら通り過ぎていく5人の小娘たち。

…そう、今日から新番組の始まりなのです。

・Yes!プリキュア5 第1話「希望のプリキュア誕生!」

メインタイトル「Yes!プリキュア5」。
とりあえず、表記が全角なのか半角なのかはっきりしないのは勘弁してください。
しばらく全角で通してみますが…。

で、第1話のサブタイトルは「希望のプリキュア誕生」。
あんまりです。酷すぎます。
それはあれか。美翔さんには絶望臭がしてたとか、そういう意思表示ですか。

スポンサー様の夢と希望を背負って、新生プリキュアさんが今日から発進。
なんと今回から画面が16:9。
時代の最先端フォーマットです。気合が入ってます。

その気合が評価されたか、同枠でCMを流しまくりのマクドナルド様も、全面的に支援。
嗚呼、今日一日で、何度ハッピーセットのCMを見せられたことか。
そして何度、この印象操作セリフを聞かされことか。

(ハッピーセットCMより)
 「チーム♪ チーム♪ チーム♪」

今回はなんと5人です。当社比2.5倍。
でもその分、一人頭の給料は減ってるんじゃないかと心配です。
人件費には限りがあるんです。
きっと夢原さんのギャラは、従来プリキュアの半分。。
出来高払いの玩具払いとか、そんな酷い扱いに違いない。

過酷な境遇でもめげずに頑張る、今回の主役は夢原のぞみさん。
『謎生物にトキメク』という、かつてない斬新な性癖の持ち主です。
謎生物と殴り合ってた美墨さんや日向さんとはえらい違いだ。

前向きな彼女は、戦闘面に関してもアグレッシブ。
「プリキュア」フォーマット通り、謎生物を守るために勇敢に立ち向かった彼女は華麗に変身。
って、え?

夢原さん:
 「プリキュアメタモルフォーゼ!!」

デュアルってないのに変身した!?
卑怯です。5人いないと変身できないとかに期待してたのに…!
こんなことされたら「無理やり5人合流させるため必死な脚本」とか、そんなのが見れないじゃないか。

夢キュアさん:
 「大いなる希望の力!キュアドリーム!」

さて、これから1年、苦楽を共にする商品は「ピンキーキャッチュ」。
腕時計タイプ変身アイテムです。
バンダイ様が「腕時計タイプ携帯電話」が普及しなかった理由を、ちゃんと把握した上での企画だと信じたい。

夢キュアさん:
 「凄いぞ!私!」

今度のヒロイン様はとっても前向き。
前向きなので、アクションにも積極的に取り組んでみました。
とりあえず蹴ってみよう。

 めきゃん。

これには倉庫番に励む美翔さんもお口をあんぐり。
ぼ、暴力シーン!? この娘たち、プリキュアのお仕事を分かってない!
そりゃ私達も派手なことやってたけど、アレはあくまで魔法だし!
(注:実際、クリーンヒットは魔法光 or 投げ技で、直接殴る蹴るするのは非プリキュアの霧生さんの担当)
これではイメージアップのために苦労した、美翔さんの努力が水の泡です。

でもスタッフさんは余裕でスルー。勝つためには手段を選んでられないのです。
他にも、敵の名前が「ナイトメア」で、中の人が「檜山修之」というあたりに、
同業他番組への悪意を感じますが、そういう奇麗事を気にしてても生き残れないのです。

夢キュアさん:
 「ドリームアタック!!」 

でもさすがにその技名はどうなんだろう。

かくして、うやむやの内に巻き込まれ、うやむやの内にプリキュア化した夢原さん。

夢原さん:
 「私には夢がない。でも他人の夢を守ることはできる!」

これから1年間、戦場に身を置くことを決心。
次回は「まずは仲間を集めよう」と手近の友人を勧誘するようです。
今度のプリキュアさんはスカウト方式か。伝説の戦士もお安くなったものだ。

…そして、OPEDが五條さんではないことに、寂しく涙を流してみた。


(左画像)
Yes!プリキュア5 キュアドール キュアドリーム【バンダイ】

(右画像)
●“Yes!プリキュア5 OP&EDテーマ(仮)”CD(2007/3/7)

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黄色の性格設定には意表を突かれてみました。
あのキャラ設定なら、絶対、生意気系だと思ったのに、まさか偽九条さんとは。
当面、粘着質に応援してみようと思った。結局、私は黄色派なのか…。

  

巷で一回りして大人気の青い姐さんにもちょっと期待。偽雪城さんなんて言ったら、物凄い目でにらまれそうですし。
コメント (10)
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マクドナルド ハッピーセット 「Yes!プリキュア5」

2007年02月04日 | アニメ・日曜朝 感想その他
暢気に「ふたご姫」を見ていたところ、その後のCMで嫌なものが見えました。

■マクドナルド ハッピーセット 2月分
 「Yes!プリキュア5」セット

なんてこと。
確かにマクドナルド様は「プリキュア」のスポンサー様ですが、まだ新番組も始まってないのに。
記憶が定かではありませんが、「美翔さんのハッピーセット」とかありましたっけ?なにこの贔屓政策。

【今日の妄想:お昼ご飯編】

 美翔さん:
  「あの、ハッピーセットください」
 店員さん:
  「はい、ありがとうございます!お客さんも『プリキュア』好きなんですかー?」
 美翔さん:
  「えと、あの、はい…」
 店員さん:
  「今度の『プリキュア』面白そうですしね~。
   この間の、なんでしたっけ?『MaxHeart』とかいうのも面白かったですけどね~」
 美翔さん:
  「…。……。………。」
 店員さん:
  「で、おまけはどの娘にしますか?」
 美翔さん:
  「あの、キュアイーグレットってありますか…?」
 店員さん:
  「は?誰ですって?」
 美翔さん:
  「…。……。………いえ、なんでも、ないです。。」

そして寒空の下、公園のベンチで一人、ポソポソとハンバーガーを食べる美翔さん。
とてもとても可哀想です。ハッピーさの欠片もありゃしない。

まぁ、一番可哀想なのは、CM見て5秒後にはこんな妄想に浸って楽しんでた私の脳ですが、
スポンサー様および東映アニメーション様は、もう少し従業員さんの気持ちを汲んで欲しいと思った。
コメント (11)
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